2020年03月17日

「映像研には手を出すな!」#11

 いよいよクライマックス、なかなか決まらなかった浅草氏のコンテが、街歩きの中から少しずつ出来上がっていく過程はなかなかの感動ものでした。この町ほどおかしな姿ではなくとも、散歩していて「こんなところ知らなかった!」とか「こんな風になっていたのか!」という発見の喜びから、ムクムクと想像力が沸き起こることってあるもんなあ。



 今回何より面白かったのは、浅草氏と金森氏の出会いのエピソード。人見知りすぎる浅草氏だけでなく、頭の回転が速すぎる金森氏もやっぱりクラスから浮いた存在なのでした。しかしこの二人が出会ったことで、運命の歯車ががっちりとかみ合います。いくら天才の金森氏といえど、一介のボンクラ中学生にすぎなかった浅草氏を売り出す方法は思いつきませんでした。つまり、金森氏は、浅草氏と駄弁りながら「どうやってこいつを世に出してやろう」とずっと考えていたわけですね。そこに水崎氏という思わぬコマが転がり込んでくることで、ようやく事態は一気に前へ進む。「これだ!私がやりたかったのはこれなのだ!」と一人で自室で叫んでそうだなあ(^^; でもそういいたくなる気持ちもわかる。いや、言ってないけど。

 今回は、生徒会や学校の横やりをものともせず、ぐいぐいと前へ突き進んでいく映像研。思わぬ風邪に倒れてしまう金森氏でありましたが、そんなことでへこたれるようなタマではありません。町おこし参加で評判を高め、学校に止められないよう着々と外堀を埋める。一見高校生離れしていますが、その原体験は幼少期の辛い挫折にあったことは、前回見た通りです。

 そしてダンスだ海底都市だ、町に隠された武器だと断片的な妄想ばかり積み上げていた浅草氏でしたが、それが一気につながる瞬間がやってきます。そして、なんか殺伐とした話に思われていたエピソードが、一気に平和と共存を訴える一大スペクタクルに転じるカタルシス。まさにこれぞ映像研の醍醐味です。もうワクワクが止まらない。

 さあ、これでいざ完成、と思いきや、音声が合わない! どうする映像研。次回は百目鬼氏の出番となりそうです。
posted by てんちょ at 00:23| 大阪 ☀| Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする