2020年02月14日

「虚構推理」#5

 実に作画は丁寧なんだけど、脚本が若干雑ですね。おそらくは週刊連載で小ネタエピソードをつらつら並べているだろう展開をそのままそろえていった結果、毎回の30分がブツ切りイメージの強いものになってしまっている。



 キャラクター造形はいいし、声優の演技もいい。それだけに実にもったいない。もうちょっと練ろうよ脚本は。こういう風にまとめるかーと唸ってしまう見事な脚本が結構ゴロゴロあるというのに。

 そもそもおひいさまがどうやって九郎先輩の過去を知ったかはまったく説明されていないので、ダラダラとまくしたててる感がキツい。

 まあ、それでも面白く見られるのは、キャラが立ってるからなんですよねえ。再会のハグを求めるイマカノ=おひいさまをガン無視して、モトカノと旧交をあたためる九郎先輩に爆笑してしまった。いや、お互いに今も好意はあるんですよねえ、この二人。その一方で、心底嫌そうなのにおひいさまを逆にイマカノとして認めてはいるのがなんかシュールですわ。なんのつもりなのか。まあ、今後明かされるんでしょうけど。

 そしてどうやって鋼人七瀬を退治するか、という展開になるわけですが、そういうところではきっちり頭がまわるのは、おひいさまのいいところ。都市伝説のメカニズムをうまい感じで料理しましたな。こういうのは結構好き。そしてネットを利用して退治……というか眷属にする? ちょっと気になる展開で幕。いや面白いんだけど「ここで切るのか」という座学の最中というのは、若干間が抜けてるなあ。そのあたりもこの作品の脚本に首をかしげてしまう点なんだけど。
posted by てんちょ at 02:02| 大阪 ☀| Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする