2020年02月03日

「映像研には手を出すな!」#5

 今回は珍しく、金森氏ではなく、クリエイター二人が前に出た展開。前回のプロモ映像が評判を呼んだこともあり、さっそくロボ研から映像作成依頼が。個人的にはロボットって特に思い入れはないんですが、こういう形で語りたがる人のことはなんかわかる。



 もちろん金森氏の名言は今回も健在で。「金をもらう以上我々には仕事の出来を保証する義務が生じます」って、女子高生のセリフじゃないよなあ。それに「うえー」という顔をする浅草氏もなんかわかるのですが。「金をもらって責任とるのと金をもらわず責任取らないのとどっちが健全か言ってみろ」と畳みかけるんだもんなあ、金森氏。その信念には脱帽するしかない。金を足がかりに自分の立ち位置を決めていこうというのは、守銭奴じゃなくて、見上げた心意気だと思う。

 そのクールなリアリストと引っ込み思案で夢見がちな空想家がコンビを組むあたりが面白いんですよね。特に今回は「ロボ」という尖った素材が取り上げられていることもあって、ある意味でその屈折がわかりやすく面白い。いや実際浅草氏が指摘している通り、リアル志向で行く以上はもう巨大ロボが成立しづらい時代になっているわけで。でも「見たいんだあ」と支離滅裂に自分の感情を泣きながら吐露することしかできないダメクリエイターたちが突如涙の和解を見せる展開には笑いました。そして金森氏は

「問題が感情で解決する人間が一番嫌いだ!」

 とつぶやく羽目になるという。でもそれはそれで非常にわかるし、なんだかんだブツブツ言いつつ付き合う面倒見の良さも金森氏のいいところなのですよね。自分にしかできないこと・相手にしかできないことを完璧に把握し最適解を導き出そうとする。本当、いいキャラです。

 こうやって、別にロボが好きではない人間でも楽しませてしまう、やっぱりよくできてるこのアニメ。
posted by てんちょ at 01:12| 大阪 ☁| Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする