2020年01月31日

「へやキャン△」#4

 今回はなんとスタンプ組ではないしまりんたちがメインのエピソード。なかなか予想を外してくるなあ。



 しかししまりんのマイペースっぷりがほの見えてこれはこれでなかなか楽しい。

 そして、なでこたち部活チームも登場しないのに声優は全員しっかり登場するのが笑う。にてないなでこの似顔絵とシミュラクラ現象ネタとか、いかにもあfろらしい蘊蓄で、これはこれでこれまた笑う。

 不意打ちを警戒し続けたしまりんが、最後の最後で変な不意打ちを受けるというオチも、番外編のショートアニメらしくていいなあ。まあそれでも、結構しっかり作画はされてるのですけどね。

 そしてなんか石狩鍋が食べたくなるラスト。いいなあ、それでこそのゆるキャンですわ。
posted by てんちょ at 00:18| 大阪 ☀| Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月30日

「IDO:INVADED」#5

 おお、ちょっと面白くなった。ポイントはふたつ。やっぱ、内世界描写がアニメ的アクションであること、そしてちゃんと推理を重ねてどんどん事態を覆していくカタルシスを感じさせてくれること。



 その点で、内世界は自由落下中の一軒家という荒唐無稽な設定で、死体の下に何かを隠すとか、なかなか斬新なことしてくれます。家の裏側の地面の下で謎の殺人鬼と天地逆になって肉弾戦とかいうのもすごいし。いや、この話見てない人には「何言ってんだお前」でしょうけど。

 今回面白かったのは、なんのために出てきているのかわからなかった新米女刑事・本土町が、びっくりするような明晰な推理を見せて、ずはずは真理に迫っているというところ。もちろん舞城ワールドなのでかなり荒唐無稽なのですけど、それはそれでここまで行くと論理が一本通っているので認めないわけにはいかないでしょう。

 犯人の動機・行方がつかめない理由が一気に畳みかけるように解き明かされていく展開は「おお」というもので、やっぱ新本格はこうでないとと思いましたよ。ほぼアンチすれすれのルール違反系ミステリだとしても。

 ちょっとこの作品も希望が見えてきました。あきらめずに追いかけてみますか。
posted by てんちょ at 00:19| 大阪 ☀| Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月29日

「映像研には手を出すな!」#4

 1話を見始めた時は、まさかここまで盛り上がるとは思いませんでしたよ。湯浅監督って確かに尖ってて玄人をうならせるんだけど、尖りすぎて素人にはまったく届かず、興行的には大コケの連続でしたから。キャラクターデザインも「わかる奴だけついて来い!」という感じのキツ目上等の展開ですし。「マインドゲーム」は劇場見に行きましたけど、作品そのものよりも、劇場のガラガラっぷりにビックリしましたもん



 だから1話のキツい絵柄見た時に「あ、いつもの湯浅路線だ」とうなづいてしまったのだけど、その後の「あれあれあれ」と驚くほどの青春が炸裂するカタルシスには唖然とするほかなかったです。だからといって湯浅監督が手加減したわけじゃない。たぶん学園もの、宮崎アニメといった、われわれでもわかる足がかりがあり、アクは強いが魅力的なキャラ造形に助けられたというべきでしょう。

 今回は苦心して短編アニメを作り、生徒会の前でプレゼンして予算をぶんどるという、世知辛くも入り込みやすいストーリーそしてここで重要な役割を果たしていたのはやっぱり金森氏。つまり金森氏という天性のプロデューサーを置くことにより、理想と現実の間でどう妥協するかという映像づくりのノウハウが、非常にわかりやすい形で示されたわけです。

 いや、そりゃ金森氏の人気出るわね。天才肌のボンクラたちを煽ってすかして、生徒会をグウの音も出ないようなインパクトある作品をぶつけてみせたんだから。むろん浅草氏や水崎氏は不満も反省もいっぱいで、こんなもんじゃ終われないという思いでいっぱい。でもこれが金森氏のおかげで形になったからこそ次のステージへの目標が見えた。

 実際のところ、われわれはどうしたって監督や作画中心に作品を見てしまいがち。でも、実際にはクリエイターに妥協を迫り揺さぶってねじ伏せるプロデューサーがいるからこそ形ある作品ができる。ただの裏方か下手をすれば「敵」とみなされがちなプロデューサーですけど、実は映画づくりの要でもある。プロデューサーの大切さと魅力にスポットを当てたこの作品は、その意味でも大いに評価されるべき。

 この作品がきっかけになって、プロデューサーを目指す若者が増えたらいいなあと思ったり。むろん、この作品はまだまだ序盤。ボンクラ三人組の冒険を今後とも注視しないわけにはいきません。なんともはや。驚くべき傑作ができました。すごいシーズンでありますね。
posted by てんちょ at 00:46| 大阪 ☔| Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月28日

「あすかりんのこぜにかせぎS」#34

 はや34回かあ。もはや安定感すらあるアナーキーさ。



 正編時代の作りこんだ笑いを乗り越える形で、このスタイルが築かれてきたことに改めて感慨を感じます。なにしろ、ほぼ定番コーナーはなく、毎回一回きりの新規コーナーが繰り返されている。作家も大変だし演者も大変。でもだからこそ、そこから一回こっきりの全力を出しきろうとするあすかりんの本気に毎回アテられてしまう。

 今回の「あすかりんぱち先生」なんて、二人とも金八先生のモノマネ自体は非常にうまく、それだけで十分に笑える。ただ、生徒たちのヒドすぎる悩みに「漢字一文字で答える」という、なかなか難しい本家オマージュ的な展開をどう生かすか。これはなかなかに難しいところです。

 少し凝りすぎのお題という気もしますし、一回めは二人とも金八者モノマネで終わってしまった気がする。ただ、それで打ち止めとせず、時間ギリギリまで二周目に挑ませたダテコー監督はやっぱりえらい。そしてその結果として、もう異次元というしかないようなシュールな空間が築かれているわけですから。可鈴ちゃんの「し」、あっちゃんの「(´・ω・`)」、と字のセレクトも秀逸だし、そこからの転がし方も見事。視聴者の「パイじゃなくてオメガです」という冷めたツッコミもさすが。

 実際のところ、かなりわけがわからなくなっているはずなのに、なんだか異様な形で着地してしまう力業っぷりがなかなかにすごい。

 本当、月に一度のゴージャスなお楽しみです。しかしこれ、「てさ部」特番を見てることが前提なのか。しまったなあ。こちらの方が視聴期限が後なので、あとまわしにしてしまった。「にししのらじじ」でも散々にネタとして披露されるし。ぬかった。なるべく早くこっちも見よう。
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2020年01月27日

「恋する小惑星」#4

 久々に紹介。まあ、いかにも萌え四コマなきらら系なのですけど、青春ものとして結構よくできていると感心した次第。



 今回は夏合宿、ということで、けいおん的バカ騒ぎが展開されるかと思いきや、意外にもちゃんとそれぞれの希望するジャンルの施設を熱心に見学する話であったという。そこで、それぞれの夢への距離を確かめるという、なかなか青春ものの王道的な展開があったのでした。

 真冬に夏休みネタはどうなんだというのはさておき。なるほど筑波農家の祖父母を持つと、地学見学には不自由しないというのはいい着眼点。いきなり種子島とか行くのは大変すぎますからね。女子高生が行くには旅費も大変。小惑星発見ツアーというのも実際にあるんですねえ。まあそんなことで見つかったら苦労はしないわけで、どうやって説得力を持たせる段取りをつけてくるか、そこも期待したいところ。

 どうみても天文班よりも地学班コンビの方が夢に近そうだなあ。

 しかし自分のような歳になると、むしろ遠藤先生に共感してしまうなあ。自分はいまいち夢に近づけなかったとしても、教え子たちに夢を託すっていうのも、結構大事な仕事だと思う。いい加減な遊び人なようでいて、ちゃんと生徒に気づきを与える環境づくりに余念がないあたり、なかなかいい先生だと思う。

 というわけで、今期ではどちらかというと脇ですが、なかなか悪くないとは思う。こういう手堅い作品もシーズンに一本はほしいし。この先も期待。しかし四コマには珍しく、年度替わりで先輩が卒業してしまう描写とかちゃんとあるのね。そのあたりまでかな。アニメ版は。
posted by てんちょ at 01:23| 大阪 ☁| Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月26日

「マギアレコード 魔法少女まどかマギカ外伝」#4

 あ、マミさん出ないんだーまあ、そう簡単じゃないか。とはいえ今回もなんか盛沢山。



 もう犬カレー空間満載な美術の美しさに「ふわー」と思っているうちに終わってしまいましたよ。30分が短い短い。久々に魔女結界が出たのも良かったし、タイムセールのチラシで埋め尽くされた結界の描き方も面白い。しかしタイムセールの魔女って……これやちよの魔女じゃないの?(^^;

 元気いっぱいのパワー系・鶴乃はなかなかいい感じ。やちよに一方的に好意を寄せつつ袖にされてる悲しさも含めて、いろいろ考えてしまうなあ。大盛り攻勢で押しまくるけど味は濃すぎてあまりにも普通とかなんかうなづく関東の中華という感じですね。

 今までのおさらいをしますと、絶交階段は魔女ではなく、別の何かが介在している。それとは別に口寄せのうわさなんてものもあり、どちらも大量の行方不明者を出している。誰がなんのためにそんなことをしているのか、魔女との関係は? ちびキュウべえは何なのか? 正篇とどのようにかかわってくるのか?

 いやはや謎のばらまきかたのうまさにため息をつくばかり。これを見てしまうと、他のオリジナル作品の不器用さにガックリきてしまいますよねえ。「まどか」以降のオリジナル作品は皆、「まどか」になろうとして見事にコケてますもんね。何が欠けているのか。つくづく思い知らせてくれます。オリジナルである、というのはこういうことなんですよ。
posted by てんちょ at 02:18| 大阪 | Comment(3) | 魔法少女まどか☆マギカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月25日

「虚構推理」#2

 相変わらず作画は丁寧で演出は手堅い。ただ、「なんだこの世界」感は若干漂うので、今後の展開次第かなあ。ある意味「イド」と近しい地雷感というか。



 今のところ妖怪をミステリより優先させてしまっている感がありなので、若干不満かも。京極堂シリーズみたいに、論理でがっちり縛ってなおかつ妖怪にこだわるからこそ面白いわけでしてね。今のところ、京極堂のヌルい模倣感が否めない。それなりに独自の知恵で妖怪と論理を同居させられるか否か。そのあたりは、今後次第ですねまさに。

 まあキャラづくりは大変うまくて、おしかけ彼女・岩永琴子が実に憎めない達者なキャラに描かれております。彼女が一方的に求愛する桜川九郎は、腹に一物ある怪しげな男で妖怪たちは怖れまくっているのですが、宮野守が声を当てていることで分かるとおり壮絶なまでのイケメンで、つれない態度をとりつつも琴子のことを気にかけるおかん体質がこれまた憎めない。

 そういう意味では、普通のアニメとしては及第点で、わざわざ見る価値があるかどうかはあくまでミステリとしての側面次第ということになりますね。はてさてどうなりますか。まあ、悪い出来ではないので、しばし様子見というところです。
posted by てんちょ at 01:30| 大阪 ☀| Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月24日

「ソマリと森の神様」#2

 今回も素敵な世界でした。いやーまさに「ハクメイとミコチ」ですね。



 今回は森の中で薬を作ってる小鬼のシズノとヤバシラのコンビと出会うエピソード。色使いとか背景の美しさとかに今回も圧倒されます。ソマリが窓を拭いているうちに、木漏れ日の美しさに心奪われるシーンなんて、絶品でありましたよ。おお、この美しさを出せるのは尋常ないです。ソマリの元気の良さと明るさ、そしてゴーレムの沈着冷静さはいいコンビだし、出会う人々はどうも基本的にいい人っぽい。

 ちゃらんぽらんだけど気立てはいいシズノ。なんかセリフは棒なのだけど、調べてみると宝塚の男役の人らしい。妙なキャストを連れてきたなあ。なんかあまりうまくない新人女性声優レベルで、なんか特異な効果は上がっていないと思うけど。でもヤバシラが鈴木達央さんなのでバランスはとれている感じでしょうか。

 今回のエピソードで、ゴーレムの死まであと1年と3か月弱しかないことが明かされました。それまでにソマリは両親と会えるのか、というか人間と再会できるのか。人間はもう残っていないか、それともいたとしてもろくでもない連中だと明かされるような気もしますが……

 そもそも今回のアニメ版でどこまで描かれることになるのかも気になるところですよね。あたたかく、でもどこかシリアスな一面も秘めつつ。二人の旅はまだまだ続きます。

 
posted by てんちょ at 00:14| 大阪 ☁| Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月23日

「映像研には手を出すな!」#3

 やべえ、すごい面白い。本当、このドライブ感、半端じゃない。今期はどうやらこれと「マギアレコード」かな。



 今回も金森氏の有能さにまず感心させられてしまう。動画バカ二人を適当にうまく使いつつ、それを実現するための方法を沈着冷静に考える。いや本当、ユーザー側からは見えにくいけど、プロデューサーって大変だ。それを定番の部活ものにうまく落とし込んで、わかりやすく見せるこアニメはなかなかにすごい。

 なんだか金森氏がカッコよく見えてきてしまったよ…… 背高いし姿勢いいし。前回は教師を論破してアニメづくりをもぎ取った金森氏でしたけど「詭弁でごまかしただけ」って、そういうこともちゃんと見えてるんだ。そして自分がやったことが時間稼ぎにすぎなくて、真に認められるためには、実績を作るしかないこともわかってる。

 んで、実際の制作サイド二人はただのオタクバカで、ごっこ遊びに夢中。そのアホっぷりにカリカリしつつも、愛想をつかさないのは、自分にできないでっかいことをできる可能性を彼らが秘めていることもちゃんと理解しているから。だからこそアニメに微塵も興味がないのに、浅草氏と腐れ縁を続けているんでしょうなあ。ガミガミ言うばかりでなく「クリエイターのモチベーションを下げないように」ということもちゃんと計算に入れるあたりがまた心憎い。

 アニメーターたちは絵で自分のこだわりを見せたい。でもプロデューサーとしては、それを一般にちゃんと届くようなものにしなきゃいけない。そうしたブリーフィング的なやり取りを妄想劇場とうまく絡めて見せることでわかりやすく映像化し、しかも娯楽としてきちんと楽しめるものになりえている。いやーこれはとんでもないブルーオーシャンかもしれん。こんなことがアニメでてきるなんて。しかもそれがこんなにも面白いなんて。これ、ひょっとすると、湯浅さんとしては異例のとんでもない大ヒットになるんじゃないだろうか。なんか先がますます楽しみ。
posted by てんちょ at 00:25| 大阪 ☔| Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月22日

「ID:INVADED」#4

 うーん。大注目の野心作から悪趣味なスカへ真っ逆さまに転がり落ちつつある珍作という印象ですね。もはや。なんだこの世界。



 ミステリとしても完全に破綻してて、謎説きの面白さはほぼ機能しておらず、なんか主人公が深層意識世界で思いついたことを口走るとそれが正解というなんとも乱暴な展開。いくら舞城王太郎でも、これをミステリと呼ぶのははばかられるのでは。

 なんか視聴者を説得しようという気がほぼゼロで、ただひたすらに悪趣味な大量殺人鬼がダラダラとたれ流され続けるという展開にはいささかゲンナリします。本当、この先の展開次第では切るかも……

 第1〜2話のジグソーのようなアニメならではの動きのカタルシスもないしねえ。あれはまだ深層世界の推理と言い張れましたけど、今回の燃えるビルからの脱出ってミステリ色はゼロ。スーパーマリオかという印象しかないですよ。

 なんかもうちょっとなんとかならないものかしら。設定自体のアイデアは抜群にすばらしかったのに。悪趣味と雑なアンチミステリ展開、人を怒らせるだけの気がする。
posted by てんちょ at 00:03| 大阪 ☀| Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月21日

「へやキャン△」#3

 へやキャンと言いつつ、2話目以降はもっぱらアウトドアな一行。どうやら「梨っ子スタンプラリー」を中心にしたエピソードとして結構しっかり組み立てられていきそうですね。



 もう、なでしこたち部活三人娘しか出ないのかと思いきや、ようやっとしまりんも参入。とはいえ、こたつ入って我が道行ってるあたりも「らしい」んですけど。

 しかしこれ、この先どういう形で展開していくことになるのやら。小ネタを拾いつつも、割とちゃんと番外編的エピソードとしてまとまったものになりつつあるのがなかなかうれしい。作画もしっかりしてるし。

 あ、そういや最新刊出たんだっけ。そろそろ買わないと。
posted by てんちょ at 00:14| 大阪 ☁| Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月20日

今期のラインナップ

 今期は本当に充実したものになりました。毎回がとても楽しみな作品ばかりです。

月 ソマリと森の神様
  へやキャン△(7分)

火 虚構推理
  ブラッククローバー(西明日香チェックのみ)

水 なし

木 なし

金 恋する小惑星
  理系が恋に落ちたので証明してみた

土 マギアレコード

日 イド・インヴェイテッド
  映像研には手を出すな!

 というわけで、短編・チェックのみを外すと、30分ものとしては週に7本。毎日一本ペースだともっとよかったんですけどねーそこはややバランス悪し。週の後半にやや立て込んでおりますね。「まあとりあえず押さえておくか」的な作品がほぼなくて、結構毎週楽しみに見られそう。本当、こんな充実シーズンが迎えられるとは。願わくは、最後までこのテンションが保たれますように。 
posted by てんちょ at 00:33| 大阪 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月19日

「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」#3

 マミさん降臨!!



 いやあ、3話で何が起きるか、誰が死ぬかと不謹慎な期待が飛び交っておりましたが、絶交怪談エピソードはあっけなく解決。ただ、その華麗なるバトルシーンは、ほんにため息をつくような美しさでした。こういう「思いつかなかった」という感じの「観たこともない」世界づくりにかけては、まどマギの右に出るものはない。そりゃあヒットするわなと納得するばかりです。

 しかしその凝りに凝った世界を蹴飛ばして視聴者の注目を一身に集めたのは、エンドタイトル後に唐突に表れたマミさんなのでした。しかもバレないようにということなのか、後から確認しても、キャスティング表に水橋かおりの名はないという。

 いやあ、この作品、相変わらずとことん驚かせてくれる。そうであってこそのまどマギですよね。ただ滅滅と暗かったり悪趣味だったりするだけの模倣魔法少女ものが氾濫している中にあって、本家の風格を見せてくれたことに喝采するほかありません。そう、別に陰険なストーリーが見たいわけじゃない。

 もはやネット上は巴マミ祭り。いやーオリジナルシリーズ3話の騒然たる雰囲気を思い出しますなあ。前回は退場、今回は登場で話題をかっさらう巴マミのキャラ力の強さよ。みんないろいろに料理して遊んでますが、それで耐えうるぐらいキャラとして力があるってことですよね。これはこの先も実に楽しみになってきました。いや、目が離せないとはこのことです。これぐらい1話ずつの牽引力が強い作品って最近ないですよね。まったく、こうでなくては。
posted by てんちょ at 01:12| 大阪 ☀| Comment(2) | 魔法少女まどか☆マギカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月18日

「映像研には手を出すな!」#2

 なんというか、金森氏すげえ! というのが2話の感想。他の二人は、浮世離れしたアーチストですが、その才能を生かすためには、やっぱり金を工面する才能が必要で、そういう意味でプロデューサーの必要性に注目したのはなかなかすごい。



 いや実際、カネがなければ、なんも始まらないのですよね。風車の回転という、動画の基本から話をはじめつつ、それを見せるための場所づくりに奔走する金森氏のがんばりもちゃんと見せる。ただの守銭奴ではなくて、資金を運用するノウハウ、カネを引っ張ってくる腕力を備えている有能さ、そういう点で、カナモリ氏はさすがの才能です。

 アニメ研がただのファン団体と化していることもちゃんと把握し、クリエイターとしての権利をしっかりつかむあたりは、本当に有能。お金を扱う人は、どうしても悪役になりがちなのだけど、お金がなければそもそも作品はできない。そのあたり、しっかりわきまえているからこそのこの作品なのですよね。そこはすごくいいところだと思います。

 それにしても、旧アニ研は、プロはだしの撮影台まで持ってたなんて、どういう団体だったんだろう。そのあたり、今後出てくるんだろうか。そこも含めて、今後気になりますね。
posted by てんちょ at 00:27| 大阪 ☁| Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月17日

「虚構推理」#1

 設定だけ聞くといかにもあざとい感じで、あまり食指が動かず、放置していたんですが、これだけ当たり続きだと見ないわけにもいかないか、というわけで視聴。



 まあ「絶園のテンペスト」はそれなりに良かったですからね。とはいえ妖怪+推理というのは、いかにもあざとい。流行りものふたつくっつけたという安易さが感じられますからね。しかし、各キャラがいかにも腹に一物という感じなのはいい感じ。

 第一話を見る感じでは、あまりミステリ色はなくて、むしろメインキャラ同士の腹の探り合いが強い。ただホラー色は薄く、夏目友人帳に近いのかな。ただ、ミステリ色が出てくるとちょっと雰囲気が変わってくるかも。男キャラの方は一見チャラいヤサ男風ですが、最後に手札を見せてくる。こいつもたいがい碌なキャラじゃないですね(^^; 

 おそらく、妖怪より人間が怖い、というオチになりそうな予感。まあ、それはそれでいいのですけど。ただ、これだけ作画も演出もしっかりしているとなると、まずは観ないわけにはいかないでしょうなあ。今期はほんに豊作です。まあそれでもラノベ系はバサバサ切れるので、一話もそんなに観ずに済みましたけど。ひょっとしてそれも面白かったのかな。いやいやそれはもういいわ。「八男」はあっちゃんの応援の意味で観ると思いますが。
posted by てんちょ at 01:13| 大阪 ☁| Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月16日

「ソマリと森の神様」#1

 おおー面白い! なんか「ハクメイとミコチ」を思い出してしまった。一見ほのぼのとしたファンタジー世界だけど、裏に隠れているテーマは結構重い。



 内容的にも、かなり濃密な世界設計はバンド・デシネの影響を感じさせますね。と思ったら美術監督・美術設計がどうも二人ともフランス人っぽい。特に美術設定のロイック・ロキャテリさんはバンド・デシネのアーチストみたい。道理で。しかしその濃厚な個性がしっかりとインパクトあるものとして効果を発揮してますね。

 ストーリーとしては、人類がほぼ滅亡した世界で生き残りの少女を仲間の元に返そうとするゴーレムの話、といたってシンプル。よくある話の裏返しなんですが、人類が嫌われているどころか、ほぼ絶滅してしまっているので、差別の対象とすらならないという。その一方で一歩間違えば大ごとになるのは必至で、観ていてハラハラする場面の連続。なにしろ、ソマリは自分の置かれた状況がまったくわかっていない小さい女の子なので、あっちへフラフラこっちへフラフラと、危なっかしくてしょうがない。

 しかしそれでいて、どうやら奴隷だったらしい辛い過去を持つはずなのにひたすら朗らかで明るく、ゴーレムのことも「お父さん」と全力でなついてくる健気さは、観ていて気持ちがおだやかになりますね。ゴーレムはひたすら動じず最強の力を発揮し常にソマリを守るので、そういう点でも見ていて安心感がある。

 そして、毎回バラエティ豊かな異形たちが登場するらしいのですが、これがなかなか豪華で…… 今回の「ネコモドキ」を演じたのは福島潤さん! いやあ相変わらず達者ですねえ。しかし気づいてみれば、いつの間にか常にどこかに出ている名脇役声優となり、その一方で「このすば」のカズマという超ハマり役を得るなど、主役クラスもコンスタントに獲得している。「琴浦さん」でその才能に瞠目させられた時はなんとか応援しなきゃと思ったものですけど、もはやその必要もない感じ。ていうか、これだけの才能、どうしてラジオをさせないんだろう。

 まあそれはそれとして、これも視聴決定。というか今期は、ブログで書きたい作品が目白押しで、それも実にうれしい。あまりに当たり作品が多いので当初見るつもりのなかった「虚構推理」も見てみたらこれが面白く、これまた視聴決定。感想は改めて書きます。いやいや、どうなってんの。これだけ面白い作品が目白押しになったのっていつぶりだろうか。こんな日はもう来ないと思ってましたよ。日本アニメはとうとう没落期に入ったんだなって遠い目をしていたのに。あなどりがたし。

 楽しみなシーズンとなりました。いや、すごいな……
posted by てんちょ at 00:47| 大阪 ☔| Comment(2) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月15日

「へやキャン△」#2

 2話目にして、早くも部室から飛び出してる(^^;



 ごくごくシンプルなストーリーで、でも作品中の一エピソードを抜粋してきたといっても通じるレベル。この短さでここまで満足度が高いというのは本当にすばらしい。しかもこれ、スタンプラリーの話は続いているのね。

 原作では、いろんなご当地富士の写真を見るだけの話を、カレーを崩して食べながら富士山談義する話に作り替える巧妙さに感嘆します。いやその手があったかーと。ただこれ、しまりんが出てこないのが寂しいですね。まだ出ないのかしら。

 いつも見えるように思いがちな富士山ですが、実は夏場はなかなか見えない。富士宮まで焼きそば喰いに行った時もほとんど見えんかったなあ。全体として、なんか編集途上でカットされたエピソード集を見ている感じ。それはそれでもうけた感があってうれしい。

 原作の方が豆知識番外編感が強いのですけど。こんな感じでゆったりのんびりと楽しませてくれたらいいなあ。
posted by てんちょ at 01:50| 大阪 ☔| Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月14日

「ID:INVADED」#2〜3

なんというか…… 1話目で感じたインパクトを一気に失いましたね。3話で。



 2話目の後編までは、まあまあそれなりに納得できる内容ではありましたが、バタバタとあわただしく解決しすぎで、あまりミステリらしい面白さはかんじられなかった気がします。荒唐無稽なアイデア自体はまあ、別にかまわないと思うんですが、それがとっぴな世界観とあまりうまく合致していない気がする。なんか天下り的に「謎解き」が読み上げられているだけですよね。

 それでも、パズル的にバラバラになったイド世界は視覚的にまだ面白いのだけど、3話目のスナイパーにバタバタと殺されていくイド世界はただ悪趣味なだけ。連続殺人鬼の内世界を提示するのであれば、そこは何か別のものに読み替えられる形を取らなければ意味がない。殺人鬼の内世界でもいっぱい人が殺されていくビジョンがある、ってなんのひねりもないですがな。

 うーん。今のところ、SF設定を小出しに説明するだけで精一杯という感じで、ミステリ的な魅力はあんまり見えてこない。そもそも名探偵もなにも「どうしてこれに気づかなかったんだ!」とうなってしまうような伏線もなくただ「真実はこうだ」と言われましてもねえ。はあそうですか、としか言いようがない。実に残念。

 まあオリジナルなので、もうちょい様子は見ますが、なんか落胆がひどい。
posted by てんちょ at 23:26| 大阪 ☔| Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月13日

「理系が恋に落ちたので証明してみた。」#1

 こちらはドラマ版などが先行する形でのアニメ版。そういやドラマ版では可鈴ちゃん出てたんでしたっけ。



 まあ、ドラマ版作りやすそうですよね、この作品。理系のあるあるネタとか、書きやすいだろうし、実際にちょっとしたリケジョブームが到来しました。実にシンプルで無内容な分、実は転がしていくのは簡単なのかもしれない。逆にアニメ版がここまで遅れたのが不思議なぐらい。

 演出・作画は実に丁寧。内田雄馬と雨宮天という組み合わせは、男子・女子両方とも文句がないという点で絶妙な組み合わせかもしれない。どちらもカッコつけたバカキャラやらせたら絶品ですからねえ。雨宮天なんて、アイドル声優そのものという顔をしつつも、実は誰よりもバカキャラが天性のうまさを秘めているという点で最高のキャスティング。なにより本人が楽しそうに演じてるのが分かる。クールで無感情のようなフリをして、壮絶にボケをかますというのは、演じ手としても、なかなか魅力が大きいですよね。抑制的に演じつつも、印象的な表現を含ませていくことができるわけですから。

 ちなみに、主人公の雪村・氷室コンビが言ってることは、一見バカげた世迷い事に聞こえますが、実は科学的な事実認定の手段としてはとても正しい。問題は、被験者であるはずの自分たち自身で観測していることで、それじゃあデータがブレまくるだろとそこが猛烈におかしい(^^;
 要するに動揺しているから、いろいろと判断を誤っているわけで、そこを含めてわざとロジカルな目線で鑑賞していくと、かえっておかしみが浮かび上がってくるのがなかなか深いです。奏が言ってるような「恋がデータにできるはずがない」という思い込みは、実はそれ自体では誤りなのですね。ただし、主人公コンビの検査方法はもっとあさっての方向に飛んでしまっているので、論駁が台無しになるという(笑)いやー深い……のか?

 というわけでこれも視聴決定。今期は充実してるなあ。誠にうれしい。あと一本、週明けの「ソマリと森の神様」で今期は終了。ラノベとアイドルはあらかじめふるい落としてあるので、チェックする作品も少なくて済んだ上に、これぞと厳選した作品がいずれも当たりだったのはうれしい限りでありました。いやめでたい。
posted by てんちょ at 00:14| 大阪 ☁| Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月12日

「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」#2

 完璧な第一話に続く完璧な第二話。ツカミからうまく話を転がして神浜市の三人組魔法少女と遭遇させ、「鎖の魔女」なる、学校の怪談めいた存在を引っ張り出してみせる。このフックを次々繰り出してくる巧みさには感嘆するほかない。



 もちろん今回もイヌカレー空間全開で、魔女率がえらく高い。そして魔法少女同士が諍いだらけで結束に乏しいのは相も変わらずで、そこを見事にキュウべえに搾取されてるっぽいのもまた同様。適度にグリーフシード濁らせて、魔女への道まっしぐらというやつですね。しかし、じゃあこの世界でまど神さまはどうしているの? それともこれ、まど神様誕生前の世界? そのあたりのつじつま合わせも気になるところ。

 脚本も良し、美術も良し、演出も良し、音楽も良しととにかく完璧。声優だけはやや硬い感じもしますが、そのあたりは今後の展開で見えてくるかな。今回は、キュウべえの演技がえらく大仰だったのが気になりましたが。あれ、演出だったり伏線だったりするのかしら。

 まあ、えみりんが、当たり役を久々にやるのではりきりすぎてるだけかもしれませんけどね。ともかくもこの先も目が離せない。今回のヒキの決め方も完璧でした。
posted by てんちょ at 01:46| 大阪 ☀| Comment(0) | 魔法少女まどか☆マギカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする