2018年11月04日

「色づく世界の明日から」#5

 相変わらずなんか変な話ですが、まあボチボチラブストーリー的要素も入ってきたというところでしょうか。でもこれ、画面の色がけっこうきれいなので、主人公の切迫感がいまいち伝わらない感じ。



 今回も、色彩がわからないままバイトを押し付けられた不安とかが描かれるのですが、画面にはカラフルな星砂の瓶が並んで見えるので、なんかもどかしい感じです。

 なんで色が見えない設定にしたかなあと。これがほぼ全編モノクロで、ところどころだけ色彩が浮かび上がるスタイルだと、かなりグッとくると思うし、主人公の荒涼たる内面を共有することができると思うのだけど、これではやたら引っ込み思案の暗い子でしかない。

 いやもちろん、モノクロ画面にしたらとても売り物にならないというのはわかりますよ。じゃあなんでそんな設定付けたということになるわけで。ところどころにあるモノクロ画面が非常に美しいだけに、工夫次第ではもっと凝った面白い映像が作りこめたんじゃないかと惜しい気分になるのですよね。

 マルチ画面にするとか、パートカラーにするとか、いろいろ引き立たせる演出は考えられたはずです。主人公が心を閉ざしているのは、こういう暗い時代だけにありとは思いますが、ダウナーな主人公を引っ張るために周囲を明るくしすぎていろいろ空廻ってるのが気になるところ。どうしてこうなってしまったのか、ある程度そろそろほのめかしをはじめないと、まずい気がするんですけどねえ。
posted by てんちょ at 01:51| 大阪 ☀| Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする