2018年08月30日

「プラネット・ウィズ」#8

 なんかどんどん話が進んでいくのに、観ていてまったく混乱せず、むしろ次はどうなると手に汗握ってしまうのは本当にすごい。見事な出来栄えというべきですね。



 今回なんて温泉回でお色気要素もあったりするのに、それがさもしいウケ狙いという感じになっておらず、ごく自然に作品の中に納まっている。紅華があまりにも堂々としているから、製作サイドに卑屈な印象を抱かずに済むというか。こういう細かい演出のツメが、全体としてちぐはぐさや絵空事的なつまらなさを除去することに成功しているんでしょうね。

 そして、今回もふんだんにアクションはあるけど、主人公は戦わず、紅華と虎居さんという意外な組み合わせでバトルが展開するという。のぞさん委員長が、なかなか好感度をあげる行動をしてくれるし、基本的にこの作品、露骨な悪役はいないのですよね。あえていうなら一番の「善」を標榜している龍とたかしが実際には悪だという。

 それでもお互いの理想と現実の突き詰め方を巡って争いにならざるを得ないところが大いに納得させられるし面白い。実際、最近のロボットアニメが苦戦していたのは、敵役の設定に苦労していたからですよね。隣の某国とかは論外として、宇宙人とか怪獣とか、いずれにしてもウソっぽくなりがちなわけで。

 今回の紅華のエピソードとか見ていると、封印派につくだけの理由は十分にあって、それは人間の弱い部分をみてしまった結果として
イヤでも納得させられる。ただ、それで陰々滅滅となりがちなのが最近の作品傾向だったわけで、これだけさわやかな爽快感ある感触を保ち続けているのは、まさに監督と原作者の手柄。マンガ家にネームを切らせてそれをもとにオリジナル作品を作る、というのは、案外ありそうでなかったアイデア勝ちなのかもしれません。既に発表されている作品だと、そこに従うかどうかでもめる結果になるわけですが、今回の場合は、作家にもチームに入ってもらっていますから、事情に合わせて修正していける強みがある。これ、今後のオリジナルアニメの方法論として、案外使えるかもしれません。

 そして物語は、月の裏側で眠る龍との対決へ…… ますます目が離せません。
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2018年08月29日

「少女☆歌劇レヴュースタァライト」#7

なんか妙な空気が漂っていたバナナ篇。あーそういうことかと納得させる中盤の大きな山場でした。



 まさか本当にこの妙な世界の黒幕だったとはねえ。ただ、それで全部説明できるようになったかといえばそういうこともないので、まだ背後関係はありそう。どういうことになっていくか、ここからがむしろ佳境ですね。そもそもキリンはバナナと関係ないわけだし。

 「まどか」以降、散々さまざまなバリエーションが繰り出されてきて、もうループはいいやというぐらい食傷気味になっていたんですが、まだこんなやり口で驚かせることができるんやなあと感心してしまいましたよ。

 こうなると、主人公がすっかり影が薄くなってしまって、群像劇みたいになってきましたが。ただ、最初の頃の「すごく変」な感覚がすっかり薄らいでしまって、ちょっとイレギュラーなアイドルアニメみたいになってるのはちょっと物足りない感じです。「アタシ再生産」のインパクトがなかなかすごかったので、そのあたりもう一度立て直してほしいものなのですけど。
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2018年08月28日

「天狼 Sirius the Jaeger」#7

どうもごぶさたすみません。ちょっと久々に広島アニメフェス行ってました。まあ、コンペは相変わらずダメだなあと思うけれど、久里洋二とプリート・パルンの回顧展があるとあっては、行かないわけにはいかない。まあ、ルポは別のところで書く予定があるので、ここではたまってるアニメの消化をば。



今回で日本支部のボスが倒されて、チームからユーリが離脱。こちらも第一部完ということになりそうですね。次回から舞台は樺太ということになるのかな。

 それでお嬢様はどうなるか? これで樺太まで追っかけてきたら面白すぎる。ちょっと最近主流のダウナー系主人公とは一線を画したテンションの高さがある意味貴重だし面白い。

 ただ、ある程度構図が明かされてみると、結局はよくある吸血鬼ハンターものになってしまうのかなとちょっと物足りない気分。最初のころはもう少し大きな世界が見えると思ったんだけどなあ。1930年代に舞台が置かれてる意味もあまりはっきりしないし。そういう意味では、アクションはそれなりに走っているけど、ストーリーは空疎だった「CANAN」に近い感じになってしまっているんだろうか。

 もうちょっと、驚くような仕掛けが見られると思っていたんだけど。まあ、まだ中盤なので、様子は見ますけど、少しゆるんだなという感じではあるところです。
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2018年08月23日

「プラネット・ウィズ」#7

これ、普通のアニメだと14話目あたりの話ですよね。いやはや展開が早い早い。でも、だからこそ、食い入るように見てしまうわけだけど。



 今回、ようやく主人公と先生たちの過去が明かされたわけですが。割とハードな正義と悪、理想と現実の乖離の話が、非常にこなれたエンタメとしてうまく描かれてるなあと関心してしまう。それで、現実の国際政治の機械的なあてはめとかになっていないので、観ていてイヤな気分にならないのもいい。ある意味、時間が経っても古びずに見られるんじゃないかな。

 着ぐるみ族とか、龍とか、サイキックとか、アナクロなアイデアとはっちゃけたセンスが非常にうまく絡み合って、見た事もない奇妙なテイストの世界ができていますね。しかも最近のラノベ系のようにミクロのエリアで自閉しがちなのとは違って、かなり壮大な世界とマクロな世界観がきちんと描かれている。

 ああ、だから「穏健派」と「封印派」という妙な対立軸になっているのか、というのは今回観て納得。そういう感じで、観るごとに世界がグワッと広がっていくような演出って、最近少なくなってましたけど、やっぱいいですよね。
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2018年08月21日

「邪神ちゃんドロップキック」#7

例によって、お約束な展開でどう弾けるか、ということがすべて計算に入った展開、案外重要かもしれん。



 この作品が一定の評価を受けるに至ったのは、モラルハザードなことをしでかしたキャラは直後にすさまじい代償を受けるということで。これって意外に大事なことかもしれんなあと思ったり。今回も、薄幸のぺこらを虐げようとしたぽぽろんをギッタギッタにして、輪を喰って堕天ざめとか、けっこう視聴者のストレスをうまく解消してくれてるでないのと思ったり。


 邪神ちゃんはクズなんですが、それ以上にクズなポポロンが出てくると、邪神ちゃんがストレス解消役に昇格するとか、結構考えられてるなと思ったり。というのは、ただ引き伸ばししか考えずにザコが不条理に強大な存在感を示すブラッククローバーがあるからこそなんですが。

 これからの作品は、視聴者のストレスをいかにうまく転がすかというところにあるのかもしれませんねー

 棘めっちゃ刺さってるというところには嗤ってしまった(^^;
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「カウボーイビバップ」#20(再)

 あれから20年かぁーしみじみ。

COWBOY BEBOP Blu-ray BOX (通常版)
COWBOY BEBOP Blu-ray BOX (通常版)

 たまたま番組表をみていたら、一番好きな「道化師の鎮魂歌」の再放送やってる! というわけで見てみましたよ。放映元は、当時初放送でブツ切り放送してたKBSだというのも感慨深い。いまやこの程度の作品でどうこう言うことはありえないわけですからねえ。もっとエグい作品は山ほどあるというか、エグすぎるのはそれはそれでどうかと。

 んで、アナログ期の20年も前の作品、さすがに古びて見えるんじゃないかと思っていたんですが、ぜんぜんそんなことなかったですね。というか、今の作品よりもはるかに尖ってるし、面白い。まあ、当時も散々に叩かれた挙げ句の二度目の放映で大爆発的ヒットとなったわけですけど。

 なかでもこのエピソードは、殺し屋とスパイクの一騎打ちというシンプルなエビソードで、最後は廃墟のテーマパークでの対決という構図が実にすばらしい。東風はまさに最凶のキャラクターで、存在感も圧倒的。とても倒せそうにない相手をいかにして倒すか、というのも、なかなかよく練られていて、しかも今見返してみると、さほど説明しすぎずにキレイに雰囲気を盛り上げてます。

 冷静に考えれば、なんで東風の服は弾を跳ね返すのか、なんで空を飛べるのか、なんでスパイクのメールを突き止めたのか、まったくわからないのだけど、なんとなく雰囲気で納得させてしまう。こういう力技の演出って、今だと「ザル」とか叩く若い子がいるんやろうねえ。でも、なんでも説明すればいいってもんじゃないというのはあらためて感じましたよ。

 これで納得させるのは、まったく得体の知れない東風のキャラクターあればこそで、当時はあまり声優に興味がなかったので気にも留めてなかったんですけど、これ銀河万丈さんだったんですね。道理で凄みがあったわけだ。こうして振り返ってみると、ビバップのゲストキャラのキャストの豪華なことといったら…… また最初から見たくなってしまったなあ。

 やっぱ、すごいものは時間を超えていくんやなと実感。でもこれ、続編を拒否したのはよかったのかどうなのか。ルパンがいまだにこれだけ面白いものができているのを考えると。ちょっともったいなかった気もしますね。そうしたらマングローブの倒産もなかったろうし。
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2018年08月20日

「少女☆歌劇レヴュースタァライト」#6

 なんか話が進むごとにオーディション場面とキリンの影が薄くなっている気が…… キャスト陣、みんな当然のように状況を受け入れすぎやろ。



 はんなり京都コンビの予定調和なさやあてがあってキャスト陣のサブエピソードもほぼ一巡。あ、バナナはんがまだ残ってたか。次回がそのエピソードなんやね。まあ、今回はいかにもお約束な依存関係にある女子コンビの突き合いで、わかりきった話ではありますが、まあ退屈はしない程度に面白かったかな。そういう意味では手堅くできてました。

 それにしてもいけず京女お嬢の香子を演じる伊藤綾沙って、マジで京都出身なんですか。それでこのイントネーションか、という気がしないでもないんですが、まあ、京都弁は、うまくやらないと相当に芝居臭くなってしまうので、ネイティブならなんとかなるという問題でもないのかも。実際、ここまでこてこての京都弁を使う人は、そんなに見かけませんし。

 まあ、キャスト語りである程度の話は作れるけど、それはそれ、これはこれ。本編を忘れてしまったら意味がないわけで。だからこれ、キャラ紹介が一巡したところからが勝負所なんでしょうね。次回、ちょっと期待しつつ注視したいと思います。ちょっといまんところフツー方向に振りすぎで、しかもそれがあまり評価されておらず、視聴者の反響もイマイチという。やっぱ、好き勝手に美学で突っ走った方がよかったんと違うかなあと思う昨今です。
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2018年08月19日

「終物語 まよいヘル」上

 というわけで、なんと終物語の後編が再放送、となり、思わず見てしまっています。SP版のときも見ているはずなんですが、ほとんど印象に残っていない。こちとらあまり熱心な視聴者ではありませんから、各エピソードの前後関係がいまいちよくつかめていませんで。



 「暦物語」のラストで、アララギさんが斬り殺されて八九寺と再会したところで終わったわけですが、今回のエピソードで、非常にしっくりとそのまま話が続いていくので、思わず見てしまいましたよ。ある意味ではうまい展開。これ、初登場時にスマホで見て、そのあと「終物語SP」を見てという熱心なファンだと、だいぶん印象が違うのでしょうけど。

 個人的には、個々のエピソードは一応完結させて、お互いのストーリーはゆるやかに繋ぐという形でまとめてもらわないと、こういう時にいまいちよくわからず、話が頭から抜けてしまう。別にそれほど意味のあることをしゃべっているわけではないことは、よく了解しているつもりなんですが、それでもそれなりに筋立てはあるわけで。変にこれがまた意味ありげだから困る。

 まあ、八九寺のことは割と好きなんで、こういう展開は悪くないなとは思いますけど。おそらく、貝木が殺害されて終わるはずの「恋物語」も、その後ガハラさんと焼肉食べるエピソードがあるから、間になんかあるんだろうなあ。

 それにしても、化物語シリーズのヒロインたちは、異様に何度もヘアスタイルを変えますね。何の趣味だろう。その一方で、八九寺だけでずっとツインテールのまま。まあ、幽霊だから当たり前ですけどね(^^;
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2018年08月18日

「ルパン三世PART5」#17〜18

 第三エピソードも終わり、中休みエピソードが2話続きました。まあ、天才金庫篇ほど冒険しすぎなわけではないので、世評もそれほど荒れてはいないようですが。



 どっちも着想は面白いけど、やや破綻している感じでしょうか。17話は、原典の「バーネット探偵社」ものを三世でやってみよう、という、今までありそうでなかった展開。その志は大いに買うし、古城とかカーテンとか花粉とか、本格推理ものらしい道具立てはバッチリ。雰囲気はあるんですよね。ルパンは腹くくって結構探偵してましたし。

 ただし本格推理ものとしてはこの展開は0点。受け手が知り得ない情報から犯人を導き出してはいけないという大原則に反してますから。バーネット探偵ものをやろうという心意気はよかったので惜しかったなーなんか短編推理モノのトリックからいただく形でもよかったろうに。バーネットものはまた雪辱を期したいところですね。

 18話は、不二子がアジトのトイレに隠した何かを探して、ひたすら狭い室内でドタバタする話。確かにこういう演劇調の一幕ものエピソードというのもありそうでなかった。それぞれのキャラがうまく描かれていて、特に不二子がひたすらカッコ良かったのはGOOD。全裸で五右エ門に壁ドンしても凛々しいというのは、不二子ならではでしょうね。というか、カッコいい不二子というのは、みゆきち姉さんの特許になりつつあるのかも。カッコよくてでもどこかかわいくて。そういう不二子の魅力がよく出ているという点では大変にいい作品。

 ただし、この作品も最後が破綻していて、結局不二子が隠していたものは暗示されるもののはっきり描かれないまま。銭形が出てくるのはやりすぎ。なんというか、本編はいいんだけど、この番外編でみんな肩の力抜きすぎ。もう少しちゃんとまとめてほしいなあ。
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2018年08月17日

「天狼 Sirius the Jaeger」#6

本当、これほどの作品が今期埋没している理由がよくわからん!(−−;



 いやまあ、バンパイア狩りって今更ではあるかもしれませんけど、昭和初期のモダニズムな美術はすばらしいし、その空間をフルに生かして自在にアクションを見せ切るセンスの良さには感嘆するばかり。今回は、とうとうバンパイア陣営がユーリたちの根城に攻め込んでくるという絶体絶命の状況。

 恋のために全力を賭ける涼子お嬢、ちょっと珍しいぐらいの直情型のキャラですが、まっすぐすぎるのがかえって気持ちいい。今回なんか、気合入りすぎるぐらい入ってますからねえ。いまや絶滅した絶対君主型の「お父さま」も、最後の最後で「お前を死なせるわけにはいかん!」と割といいパパぶり見せるのも苦笑いしつつ好感持てましたし。

 当時の和洋折衷邸宅を舞台に、剣道の道場とか、階段の踊り場を使った、工夫を感じるアクションシーンが本当にすばらしい。ある意味で、アクションはアニメのクオリティを測る指標と言ってもいいので。この作品はもっと注目されてもいいと思うのですよ。少なくとも「はたらく細胞」よりはずっと面白いと思うぞ!
posted by てんちょ at 02:00| 大阪 ☁| Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月16日

「プラネット・ウィズ」#6

 燃える大アクションと対立組織の崩壊、首領の壮絶な死。そして大団円。ええと、折り返し点のはずなんだけど(^^;



 なんとも見事な「最終回」でしたなー ラストが肉弾戦と「下駄パンチ」という展開も、この作品らしくてかえって笑ってしまう微笑ましさでしたよ。別にこれで終わってなんの問題もないぐらい。ほぼ謎は解き明かされましたし。これでネビュラの対立も解消するはずで。地球は守られた…… のか? いや、唯一、主人公がどうしても肉が食べられない理由がまだ明かされてませんね。

 しかしこれで折り返し点とは、展開が実に早い。それでいて、観ていてはしょられている感がないのだから見事なもんです。展開はパターン化しないし、次から次へと新しい展開に目をまわしているうちに一件落着とみせかけて実はまだ中腹という。いったいこれから何をやるんだろう。主人公が地球人じゃないというところがポイントになるんでしょうなあ。

 あと、「竜」ってなんだ、というのもあったな。このあたり、来週以降はまったく読めないので、気になりますよ本当。検証派の人々も、これはけっこう骨が折れるんじゃなかろうか。いや気になるわー
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2018年08月15日

「邪神ちゃんドロップキック」#6

 今回は意外にも邪神ちゃんが、下種なことをしてませんでした。それでもゆりねにはボコられるんですが。



 原作の最初の方を読んでみたんですが、だいたいわかりましたよ。最初は邪神ちゃんは別に悪くないのに、ゆりねにヒドい目に遭わされ続ける展開だったんですね。これは、アニメでやると確かにちょっとイヤな気分になってしまうかも。

 今回はマジで邪神ちゃんにがんばれ〜してしまいましたもん。特に薄幸なぺこらを珍しく助ける場面とか。なんか珍しくドロップキックがキママるのも面白かった。まあ、こういう回があるから、全体としてバランスが取れているのかな。

 とはいえ、演出的にはかなり古臭いのも確かで、これがこんなに面白く感じるのはちょっと不思議とすら言えます。まあ、90年代テイストでも、全体のトーンが統一されていれば、それはそれでいいのかもしれない。ある意味ニャル子に近いけど、あれはいつもオチが弱かったですからねえ。オチがキレイに決まるという点では、こちらの方が出来がいいかもしれない。

 ただ、冒頭の延々カレーの回はちょっと謎。毒入れればいいのに。そういうオチかとおもいきや、それはあえて回避する高等テクですかね。カレーに毒薬を入れるとバレにくいんだ、というのはホームズの「銀星号事件」でもおなじみのトリビアなのに。ちょいもったいなかったかも。
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2018年08月14日

「暦物語」#12(終)

 ええ、主人公が死んで終わり? こちらそんな熱心な読者じゃないから、これでこの後の話とどうつながるのか全然わかんないんだけど。



 全体には、まあまあ、サイドストーリーとして面白かったかなという感じですが。なんかファンの書き込みを見てると、「終物語」の「まよいヘル」へ続くと。あ、そんなストーリーあったっけ。完全に忘れてましたよ。いやここをオチにされてもなあ。なんか居心地悪い。八九寺はガハラさんとともに一番好きなキャラですから、まあ悪くはないんですけど。

 なんか「アララギハーレム」なる言葉が今更のように出てくると、これはこれで笑ってしまいますよね。

 ところで、来週からきっと何かつなぎの企画があると思ってたんですけど、なんにもないの?
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2018年08月13日

「少女☆歌劇レヴュースタァライト」#5

 ちょっとここんところ沈滞していたわけですが、主人公の相方のポジションを取られた悲運のキャラ・まひるのエピソードということで、ちょっと何かが動くかも。



 まあ、前半は普通のエピソードでしたが、後半のオーディション場面は、とびだし注意くんやら野球ネタやらが飛び交うコミカルな展開で、なかなかに面白かったですね。そういえばウテナも、時々箸休め的なコミカル展開があってこれが実に面白かった。

 前半も結構ベタな百合描写があって、まひるが主人公の持ち物でフェチに走ろうとするたびに、ひかりが「おっと忘れ物」とその場に居合わせる天丼ネタも、なかなかテンポが良かったです。

 しかし、好きで好きでたまらない相手をホームランボールよろしくかっ飛ばす展開も笑いましたし、野球盤よろしく別ステージに飛ばされた華恋が逃げ回ると、そこで他の仲間もオーディションバトルしてたのもびっくりしました。いや、オーディションは毎回一個やないんかい。

 まあわからないなりにすこし持ち直したかな。ちょっとホッとしました。「アタシ再生産」とバーンと出た時の訳のわからない衝撃はどこへやらなんで、もうちょいがんばってほしい気もしますが。まあ、まだなんとか観続けられそう。
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2018年08月12日

「ひもてはうす ぐいぐいプレゼンラジオ」#6

 あっちゃんの登場は公開収録でとなりそう。これは盛り上がるんじゃなかろうか。



 実際のところ、台本を毎週バラしてるのはどういう意図なのか、いまだに読めないのが気がかりなところ。これで出来が悪ければ特に言うこともないんですが、これがびっくりするほど出来がいい。さすが、チームダテコー渾身の一作だけのことはあります。特に前回の野球回とか、あまり野球のことをよく知らないので、一から野球規則を読みこんだ結果、思いがけない展開が生まれました。こういう意表の突き方は本当にダテコーさんならではですよね。

 ただ、これはやっぱ、動画でいきなり見て笑いたかったなあ。むろん、動画版は「ええこんなになるの?」というぐらい凝ったものなのでしょうけど。

 まあ、今回のゲストの鷲崎さんは、やっぱりよくわかってるなという感じがしますよ。ある意味、ダテコーさんと近い位置にいて、いっそチームに入ってもらった方がいいんじゃないかというぐらい。

 しかし冗談めかして言ってましたけど、鷲崎さんこれでも以前よりはヒマなのか…… 毎日固定枠の帯ラジオ「夜ナイト」を持ってて、バリバリやってる気がしますけど。

 それにしても、この作品で投資型貯蓄をやろうという企画が始まりましたね。誰か出資するのかな。元本割れするかもと言われるとちょっと二の足踏むけど。せめて第一話を見て判断したいなあ。
posted by てんちょ at 00:57| 大阪 ☁| Comment(0) | ダテコー監督 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月11日

「天狼 Sirius the Jaeger」#5

というわけで、今回はこれでもかとアクションを詰め込んでくれましたよ。あれだけ存在感を見せた百虎党があっさり退場したのはちょっと残念でしたが。



 また鉄道アクションかと言ってる人もいましたけど、これだけあらゆるシチュエイションを詰め込んでくれたらそりゃもう満足ですよ。車と蒸気機関車のチェイスなんて、無声映画期にも花盛りだったわけですが。たくさんの登場人物を実にうまく使って、次から次へと場面を切り替えていく手際が実に見事。

 車両の前後での銃撃戦あり、列車の屋根を走るアクションあり、車両の切り離しに飛び移りに……とまあ、まさか飛び移りをやってくれたのが涼子お嬢様とは思いませんでしたけどね。そういう意表を突いたところもこの作品のいいところ。そんで、恋するあまり足の引っ張り役になるかと思いきや、思いがけない場面で大活躍。こういうのは、ダラダラ見せるとウソっぽくなるので、一瞬の居合いで見せたのは見事というほかない演出です。これでまた涼子お嬢の株が上ったなあ。

 そんな中にあって、ユーリと兄の確執場面は、むしろ静かに見せるなど、メリハリの効いた演出ぶりは大いに評価したいところ。安藤監督、こういうのもうまいんだ。本当、大したもんですわ……

 ますます先が楽しみになってきました。「邪神ちゃん」「プラネット・ウィズ」「天狼」が三大注目作という感じになってきましたね。うち二本がオリジナルというのも実にいい。
posted by てんちょ at 00:15| 大阪 ☀| Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月10日

「プラネット・ウィズ」#5

 なんかものすごいスピードで話が進んでいて、大丈夫かという気分になるんですが、いい感じで伏線の謎を明かしつつ視聴者の関心を引っ張る演出が大変に好ましい。なんかエヴァ以降、伏線は意味ありげに流すのが普通になってしまいましたからねえ。まあそれはそれで推理する楽しみがありますが、こちらが考えてもいなかった驚愕の展開が出ると、やっぱりビックリしますしうれしいですよね。



 個人的に今回考えたのは、封印派のケッタイな飛行物体は、実は「友好の証」なんじゃないかということ。つまり、警戒されないように友好っぽい外見を整えたつもりが、彼我の価値観や認識の差で、まったくわけのわからないものになってしまったのではないかと。

 今回は珍しくご飯粒を飛ばして「攻撃」っぽいことをしてましたが、ただ相変わらず当たったらなんかダメージがあるのかはよくわからないのもまた確か。

 主人公が異星人で、地球人とは同系統の祖先なのだという、なかなかなつかしい設定が出てきました。ソラリス以降の「よくわからない宇宙人」が当たり前のなかにあって、今更かいという展開ではあるんですが、実はネビュラの連中がすでにじゅうぶんわけがわからない。このあたり、ちゃんとファーストコンタクトSFらしくなっているんですね。

 そして、相変わらず、かなりしつこく「主人公が肉を食べられない」伏線が繰り返し強調されている。これ、結構こわい秘密が隠されているような気がする。主人公が肉を食べると共食いになってしまうとか。

 その一方で、実力を隠していた老人が最強ぶりを見せつける、とか、なかなか燃える王道をバシバシ見せてくれるのもうれしいところ。本当、アクションもちゃんとしてるのですよね。いやあ、本当にこの先が楽しみだ。
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2018年08月09日

「ブラッククローバー」#44

 「アスタさんもこの月を見ているのかしら?」と妙に乙女チックなミモザが久々に登場。ただし、冒頭だけ。ユノとミモザはほぼセットで出てくるので、ユノが出ればミモザも出てくれるんだけど。基本、ダラダラした戦闘回になるとお呼びがかからなくなる印象。



 基本、この作品の見どころはあっちゃんの演技だけなので…… 冒頭3分で即消しでもよかったですね。なんか自己完結してるお嬢様キャラとか、本当にあっちゃんうまいです。アスタいなくてもミモザは十分幸せそう。アスタが好きというよりは、アスタが好きな自分のロマンに萌えてるというあたりの、お調子っぷりが実に味があっていい。

 なお、本編はまたしても敵のザコキャラとのダラダラした戦闘の繰り返し。ほぼストーリーは無に等しく、体育会的な絶叫とスローガンが繰り返されるのみ。こんなからっぽの話、なにがおもしろいんだか。せめて悪役に華があればねえ。でも、魔眼のなんちゃら団は、総じてショボいザコキャラなのに、異様にしつこくて凹殴りにしても倒れてくれない。ストレスたまるんで、本当、やめてほしい。悪役は、なんか美学持ってて思わず応援したくなってしまうような魅力がほしいですよね。
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2018年08月08日

「邪神ちゃんドロップキック」#5

 今期のラインナップの中では、第一話時からの期待値がプラス方向に大きく振れた珍しい作品。最初は完全に「切るつもり」で様子見でしたからねえ。だって今時説明ナシで途中ストーリーからスタートしているし、あざとい意図があると思うじゃないですか。マジでそんなのなくて、最初からキャラ紹介エピソードを切るつもりだったという。



 まあそれよりもなによりも、キャラ配置が今時のアニメとしては珍しくちゃんと収まるところに収まっていて、破綻がないという。だからパターンを繰り返しても、それほど視聴者に負担がかからない。邪神ちゃんは毎回クズな行動を繰り返すけど、そこはゆりねにおぞましいほどの報復を受けるし、ぺこらは結構辛い目にあってるけど、ゆりねに支援されてるから、それほど見ていて悲しさが募らない。

 ゆりねは、邪神ちゃんには、おそろしいほどに残虐ですけど、全体としてはかなり常識人で、困っている人や苦労している人にはやさしい。しかし小見川千明は、あいかわらずさっぱりうまくならないんだけど、生き残ってますね。まあ、こういう塩辛声は女性声優では珍しいし、なんだかんだメリハリつけたいときに重宝されてるってところでしょうか。

 しかしマンドラゴラが金田朋子とか、妙に大御所の間違った使い方が面白いといえば面白い作品ではありますね。なんかぼちぼち原作を読んでみたい気分になってきたりして。
posted by てんちょ at 00:00| 大阪 ☀| Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月06日

「少女☆歌劇 レヴュースタアライト」#4

 いや、確かにパターン化するのは感心しないとは言ったけど。それはバトルオーディションを入れないとか、そういうハズし方が求められてるということではなくてですね(^^;



 オーディションがないと、事実上、地味な上によくわからないただのアイドルアニメになってしまうんですけど。

 しかも、主人公は躁状態で周囲を掻き回す迷惑な人になってるし。バンドリでもあったな、そういうの。なぜそういうキャラが好まれるのかよくわかりませんが、ただ動かしやすいから、とかだったらやめた方がいい。視聴者ドン引いてますから。

 主人公の相方がイライラしてる理由がよくわからないし、そこにここまでリスキーな行動で突っ走る主人公もよくわからない。結果としてみんな巻き込まれてすさまじい迷惑を蒙ることに。そこまでして追いかけたい意味が、視聴者だけにはなんとなくわかるならまだいいんですけど、それもない。

 バンドリの主人公同様、ただ周囲に迷惑をまき散らす狂人ですよ、これじゃ。なんかイヤな予感がしてきたなあ…… 幾原監督は訳がわからなくても、なんか気迫で見せ切るセンスがあったわけですが、今のところそういうのもない。ただ、中身がなにもないだけ。うーん切ないなあ。
posted by てんちょ at 00:36| 大阪 ☀| Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする