今期夏アニメ最後の一本。ずいぶん遅くなりましたが、これにてチェックは完了。ずいぶんもったいぶって遅い出だしだった割には、ほんとに鵜なんともぱっとしない作画とストーリーで、これなら別に無理して見なくていいやーと余裕で1話斬り。
時代劇の割には、江戸情緒などまったくなくて、時代劇らしさはほぼゼロ。なんせ主人公マゲすら結ってないしねえ。作画もかなり雑だし、美術もただの背景。ストーリーもかなり軽くて、ラノベというよりもなんか子供向けっぽいなあと思ってたら、本当に原作は子供向け小説であるらしい。なるほどこのゆるさも納得ですよ。
ただこれNHKにしてはかなり遅い時間帯の深夜アニメなんですけど。ジュブナイルを原作に深夜アニメ作って誰に見せる気だったんだろう。どうせなら、子供向けに夕方にやればいいのに。結果として、誰に向けて作っているのかわからない、えらくモヤモヤしたものになってしまいました。
なんかNHKでアニメ作っても、金かけて豪勢に仕上げたものばかりとはいかなくなってますね。「三月のライオン」がむしろ例外で、なんのために作ったのかさっぱりというものも結構ある。これ、珍しくあけさんがレギュラーで出てるんでちょっと期待してたんですが…… やっぱ来期の「ひもてはうす」を待つ方が吉かな。