2018年03月31日

「ハクメイとミコチ」#12(完)

 ハクメイがこの街に来る直接のきっかけとなった緑尾老との再会のエピソード。本当、結構旅してますね、この夫婦は。



 しかしもともと流れ者だったハクメイがミコチと所帯を持つことになった直接のきっかけは語られないまま。でもまあ、それがいいんですよね。2人の会話の行間から読むべきことなのであって。

 ミコチも、ハクメイがまたどっか行っちゃうかも、という不安は少し感じていて、でも自分に止めることはできないこともわかっていて、こうやってそれとなく聞くんだけど、でもハクメイは断定はしないのですね。「どこへも行かないよ」と言うことはできるけど、安請け合いにしかならないことを知っているからでしょう。「でも、帰ってくるのはここだ」と返すのは、精一杯の誠実さを感じました。それに「…うん」とだけ返すミコチも、わかってるなあという感じ。深い絆で結ばれた夫婦というのはこういうことなんだろうな、という重みを感じます。

 ハクメイとミコチが面白いのはまさにここで、いわゆる「百合カップル」的な乙女チックさはまったくなく、世間一般のそのへんによくある「良い夫婦」そのものであること。でも同性カップルなんです。そこがまさに面白く、この作品のキモであるという。ハクメイのおっさんテイストが生まれたのはミコチと出会った後なんだろうなというのは、今回初めてわかりました。キャラバンにいたころのミコチは、結構女っぽい部分があったのですね。まあ、あんな家事万能少女と暮らしていたら、どんな乙女だって怠惰なオッサン化するでしょうけど(^^;

 緑尾老の圧倒的なカリスマ、やはり榊原さんでしたか。こういうカリスマオバさんキャラやらせたら、榊原さんに勝てる人いないよなあ。最後の遠吠えのシーンとか、まさにかっこいいの極みでしたよ。ハクメイがあこがれていたのも無理はない。

 ただ、ハクメイも家庭を持ち自分の居場所を見つけたことで、キャラバンとは別の世界に生きるようになったわけで、そういう多様な生き方を尊重し合えるこういう世界、大切にしたいものですよね。マイノリティが当たり前の普通を享受できる世界こそがすばらしいって、結構大事なメッセージだと思う。

 というわけで、まったく予想外でしたけど、今期のトップクラス、本当にすばらしい完成度でした。今期の収穫は、南極、ゆるキャン、ポプテピ、そしてこれという感じですかね。「少女終末旅行」からうまい感じでバトンタッチされた感じ。来期もこういうほんわかいい作品、あるといいなあ。ともかくもおつかれさまでした。

 
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2018年03月30日

「アイドルタイムプリパラ」#51(完)

 きっと「終わるなあぁっ」と一番叫んでいるのは、ちびっこではなく、ぶくぶ氏に違いない(笑)



まあ、ざっと3年9か月、マイメロ様を抜いて、森脇監督最大のヒット作になりましたね。ここで終わるのは惜しいですが、マイメロ様が最後ボロボロになってたことを考えると、このあたりで新シリーズにバトンを渡すのが得策でしょうか。

 最後は、各メンバーのフィナーレを飾る華やかな歌で幕。まあ、マイメロ様が毎回力技で閉めてたこと思えば、きれいな終わり方かもしれない。そして、らぁらたちは次の任地へ……って、大手チェーンのドサ廻り支店長みたいだぞ(^^;

 子供受けも取りつつ、結構マッドなギャグを仕掛けまくっていたあたり、「ポプテピピック」と「プリパラ」というか、ぶくぶ氏と森脇監督は結構似たセンスの持ち主なのかもしれない。「誰がそんなんわかんねん」というような古くてマニアックなパロディネタとか、よくわからないけど勢いで押し通すキメ台詞とか。

 もういっそ、人気キャラの独立エピソードを、深夜にやってはどうでしょうね。ガァルマゲドンとか、絶対単独でもやってけるだろうし、OVA企画とかはもうありそう。そもそも、このシーズンもガァルマゲドンがレギュラー化する予定はなかったはずで、やはりちびっこ人気の高さあればなんでしょうなあ。

 個人的にはこのシーズン、華園しゅうかが大ヒットで、もっと活躍してほしかったところ。ある意味強烈なキャラクターで、子供むけっぽくないあたりがまたよかった。

 まあともかくも、森脇監督はほっとけばまた、変な企画を立ち上げてくれるはずなので、期待してます。本当におつかれさまでした。森脇監督外れるし、たぶん新シリーズは見ない(^^;
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2018年03月29日

「宇宙よりも遠い場所」#13(完)

 いやあキレイに終わりましたなあ。しかも「俺たちの冒険はこれからだ」的な途中エンドではなく、きちんと日本まで帰国して、それぞれのその後もちゃんと描いた形でのラスト。しかも笑うことに実にエレガントなオチまでついていたという。



 実質、南極でのエピソードは後半3分の1の4話のみ。そんな駆け足で何が描けるのか、それで冒険ストーリーと言えるのかと疑問でならなかったのですが、終わってみれば駆け足な演出はまったくなく、むしろゆったりとした演出で、ワクワク感を盛り上げてくれました。

 あくまで夏の南極ですから、生命の危機に陥るような大ピンチはなく、むしろ特殊な環境の中での主人公の少女4人の成長が描かれていくという感じ。前回も指摘しましたけど、セリフに頼らず、うまく小道具を使った演出が実に巧み。

 もともとは少女4人の学園ラブストーリーとして始まった企画だそうで、このポンコツカルテットがどんな色恋に陥るのやらという感じですが、もしその路線のままだったら埋没していたでしょうね。2期手前の「月がきれい」あたりが青春ラブストーリーものの突破口を開きましたが、その後には特に何も残していってくれなかったという(^^; 続く作品は軒並み惨敗で、あまり掘り下げる要素もなさそう。もともと狭い畑だったようで。

 これに対して異世界ではなく現実の秘境冒険もの、ただし科学探査という、ありそうでなかった展開がなかなか面白い。とはいえ、真正直にストーリーに起こしても地味になるだけなので、本当に難しかったと思います。SF的展開とかできませんからね。逆に「女子高生宇宙へ」とか言うと既に朝ドラにもあるし、結構過去にも例がある。南極という、絵空事ではないけどかなり行くのが難しい場所にいかにしていくかというのはなかなかの難題で、脚本に相当長い時間をかけて煮詰めた成果が出ましたね。

 まあ普通に考えれば「南極である必要ないんでは」か「BSドキュメンタリーで十分」となるか。そもそも女子高生がわざわざ南極行かなければいけない理由は? そのあたり、相当練りに練って、でも「行方不明になったお母さんを探す」とかいうトンチンカンなものにならなくて本当によかった。当たり前だろと言われそうですが、冷静に考えると、全盛期の名作劇場系アニメは、このレベルの非現実的愁嘆場が結構多かった。まあ、原作とした作品がみんな古くて、19世紀ロマンスの系譜にあるからなんだろうけど。行方不明になったお母さんが、イヌイットに助けられて…… って、それは北極だ(笑)

 本当、よくこの難しい設定を乗り越えてここまでの作品に仕上げたと拍手するほかない。本当、おつかれさまでした。今時珍しく、二期の色気も絶ったキレイな終わり方。まあ、スタッフもここまで高評価になるとは思ってなかったでしょうねえ。ラスト3話で急速に評価を上げたわけだし。そういう点でも、ラストって大事。
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2018年03月28日

「ブラッククローバー」#25

同じ場所で延々闘ってるのって、ジャンプマンガの定石ですかね。ジャンプ嫌いだから知らんけど。



 まあ、でも悪くはなかったですよ。大量のキャラをワンシーンずつ平等に描こうとして何も進まないのよりは、場面を絞る方がよっぽどまし。おかげで久々にあっちゃん不登場回になってしまったのは無念ですが。

 しかし、こんなに延々長いこと瀕死の状態で放置されてたら、フエゴレオン団長、絶対死ぬぞ(^^;

 ところどころはおっと思うところあったんですけどね。アスタが自分の傷に剣を当てて呪いを無効化するところとか、ああそうかと膝を打つうまさ。こういうプロットをうまく生かした展開があってこその長編アクションなんであって、無駄なシーンを削ってもう少しテンポよく進めれば、もっと面白くなると思うんですけどね、これ。もったいないな。

 アスタがただの体育会系バカから、少しずつ考えるキャラに進化しているのならいいんだけど。

 あ、今回はチャーミーのバカ食い+怪我の功名魔法がよかったです。こういうおいしいキャラは、出番が少なくてもやりがいがありそうだなあ。有野希世乃楽しそう。こういうのこそあっちゃんにやらせたかった。まあ、ミモザは予告によると次回見せ場があるようですが。
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2018年03月27日

「3月のライオン」#42

 もうあっちゃん出ないんかなー せめてあと一回ぐらい出てくれんもんか。



 まあ、相変わらずよい出来だとは思います。おそらく、ひなちゃんの進学でひとつの締めとなるのかな。そして零くんとの間で少し距離が縮まると。ただこの二人、惹かれあってはいても、まだ自覚はあまりないようで、今回も周囲の方がやきもきしてた。

 なんか「あまずっぺー」と騒いでた先生の方が少々痛い(^^; 

 しかし、今回のエピソードでは、流しそうめんがみんなうまそうに食べるなあと感心しながら観ていたら、次の瞬間にいきなり正月になっていて驚きましたよ。そうか、受験の話が最後に来るわけですからね。

 次回、ひなちゃんの受験当日のエピソード、そして最終回と一挙放映らしい。どういう形で締めることになるのやら、ちょっと楽しみですね。
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2018年03月26日

「魔法使いの嫁」#24(完)

 うんまあ、そんなところで完だろうなと予想していた結末。やっぱりウェディング姿で指輪交換でしたね。



 われわれ男にはイマイチピンとこない感じでしたけど、こういう感じで女子嗜好に特化したアニメももっとあっていいので、ある意味でこれは評価すべきなんだろうなと。なにしろ男子嗜好に特化したアニメはウンザリするほどあるわけですから。こういう作品が徐々に増えているというのは、女子の趣味への可処分所得が増えていることを意味するわけで、まあ歓迎すべきこと。

 そりゃあ、男から見ればエリアスって、女子の理想が過ぎますけどね。強くて王子様でいつでも危険な場面では守ってくれて、イケボで、それでいて好きなようにさせてくれて、身体も求めてこないという(^^; うん、おらんなそういう男は。でも、男向けの美少女牧場作品の女の子たちはもっとありえないので、お互いさま。ていうか、こういう形でもっとお互いの価値観を知って違和感に衝撃を受けるべき。世の女子って、本当、セックスしたくないんですね。そりゃあ、頭に性欲しかないリアルの男はイヤになるかな……

 あと、いろいろ精神的に病をいくつも抱えて常にイライラしているのって、リアル女子結構あるあるかも。リアルの男は彼女が爆発しないように祈るぐらいしかできないんだけど。そっち方面にも超くわしい男子がいたら、それはもう安心できるでしょうなあ、女子としては。

 というわけで、ヒットしてるのはうなづくんですけど、男が見続けるのには少々重くてしんどい作品でした。いろいろリアルを思い出してしまうからなのだろうけど。裏返しハーレムものよりはずっとマシでまあ、最後まで付き合えました。

 2クールの長丁場、おつかれさまでした。まあ、カレッジ篇がアニメ化されても、見ないとは思うけど。
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2018年03月25日

「ポプテピピック」#12(終)

 さていよいよ最後のポプテピピックとなりました。最終回の内容がこれほど注目される作品というのも早々なかった気がする。



 だいたい30分のアニメというのはこういうもん、という視聴者の思い込みを読んでここまで意表を突く作品というのはなかなか難しかったはずで、いやはや、この三か月間は祭りだったなあと。

 そして、@山寺宏一が一人で全部やるA全部AC部B全部星色ガールズドロップ
 という、視聴者の予想(期待)はすべて外してきて、おそ松一期のようなスカエンドとしなかったのは、ある意味立派かも。ちゃんと完結感のあるラストでした。

 Aパートは小山茉美と三石琴乃、Bパートは速水奨と中田譲治とはね。どっちもなかなかの大物でしたね。それでいて、どっちかが引き立て役に終わることのない、なかなか秀逸な組み合わせだったかもしれない。ある意味、ネタ度は低いんですけどね、どっちも。だからこそいけるのかこれで。ある意味知恵は感じる結末でしたね。

 むろん一回性だからこその作品で、DVDが普通の小ヒット作品ぐらいしか売れなかったのも仕方ないといえば仕方ないんですが、グッズがすごく売れたらしいし、製作委員会方式ではなかったんで、十分にペイしたらしい。それはそれで、新しいアニメの資金回収スタイルを見せたという意味でも、エポックメイキングだったかもしれません。確かに、今後、ディスクは飽和状態だし、それで利益回収するのはビジネスモデルとして難しくなっていきそうだし。初回4000枚とか、わざわざネタとして最終回に入れてくる作品なんてこれが最初で最後でしょう。

 そして星色はまさかの…… まあ、ある意味最後まで筋を通したなあという気はする。星色で本編、やってほしい気はしますけどね。

 まあ、プロデューサーは強く否定してますけど、さらに転がしていろいろ遊べそうな作品なので、また気が向いたらびっくりするような形でやってほしい気がする。劇場版とか(笑)ともかくもおつかれさまでした。
posted by てんちょ at 02:03| 大阪 ☀| Comment(3) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月24日

「ハクメイとミコチ」#11

 揚げ山芋うまそう! 食いたい(^^;



 そして今回は珍しい遠出回。なんと鉄道もあるのかこの世界。しかし、鉄道旅行の旅情とワクワク感をこれほど丁寧に描いている作品て久々に観た気がする。確かに鉄道の旅って何かやたらと食べたくなって、弁当とか張り込んでみたりしますよね。冷静に考えれば弁当はイマイチだし、コーヒーはまずいんだけど、なんかそれでもいいやという気分になるのが不思議。あと、ハクメイたちが途中駅で買った名物の水出し茶、むかしの鉄道では必ず売ってた緑茶のポットに雰囲気が似てる。これだけペットボトル全盛の時代となると、すっかり消えてしまいましたけど、あれは独特の風情があったなあと思い出しますよ。

 そして後半は釣りエピソード。ただし、釣りそのものよりハクメイとミコチの反応の濃淡を見て楽しむエピソードいう感じ。結構お互いの趣味は尊重してる2人ですけど、たまには旦那の趣味にも付き合ってみようと思ったのか、ミコチ。でも、まったく面白いと思えず「へー」とどんどん目がウツロになっていくあたり、家族持ちの人ならいろいろ「アイタタ」と思い出すこともあるでしょう。

 ついに耐えられなくなったミコチから「ごめん、つまんない」と言われた時のハクメイの「ああ…」という感じのガックリ感が世のヲタク亭主族あるあるで他人事じゃありませんでした。ハクメイだってそれなりにミコチを楽しませようとガンバっていたわけで。空廻ってたけど。

 でも、ミコチもできることならば、ハクメイと一緒に楽しみたかったわけで、必ずしも義務感で着いてきたわけでもないのですよね。そのへんのお互いの距離感って、歳月を重ねた夫婦でもやっぱり難しい。このリアルな夫婦話をコロボックルの女性カップルの話に移し替える二重の異化作用が、この作品の勘所なんですが、しかしそれにしても、ヲタク搾取から距離を置いて、我々の無意識の保守性をさりげなく突いてくるあたり、この作品、なかなか油断がならないですよね。

 さて、次回いよいよ最終回。どこで着地点を迎えるのか。楽しみに待ちたいと思います。
posted by てんちょ at 01:33| 大阪 ☀| Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月23日

「ゆるキャン△」#12(終)

 というわけで、とうとう最終回。万感ですねえ。



 いきなり10年後エピソードから始まってビビりましたわ。まあ、そんなこっちゃろうとは思いましたけど。大人化したメンツが妙に等身高くなってて驚きましたもん。

 全員でサンタ姿で洗い物してたのはなんか笑ったわ。本当、展開は完全に原作のままなのに、丁寧に細部をふくらましているのがすばらしい。特に「しまりんだんご」とか。シュラフで夜空を眺めるなでしことしまりんは、すごく丁寧に原作を動画化してましたね。百合百合言われてたこの2人ですが、これはどちらかというと、友情表現だと思うんですけどね。

 りんちゃんの朝ごはんがなんともうまそうでしたねえ。最後までこのあたりは本当にぶれない。まあ納豆味噌汁はノーサンキューですが。

 しかし最後は初詣かと思いきや、原作をすっ飛ばして、まだ原作ではたどり着いていないなでしこのソロキャンとは予想外でしたわ。原作はまだ冬なんですよ(^^; これだけヒットしたら2期やるんだろうけど、そのあたりのつじつまどうするのかしら。

 でもまあ、最初はどうなるかと思ったけど、本当、まさかここまでの大ヒットになってしまうとは、原作ファンとしてはいささか面はゆい気分ですが、この勢いで「ほむらたむら」とかもアニメ化してくれないものか。なににしてもおつかれさまでした!
posted by てんちょ at 01:01| 大阪 ☔| Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月22日

「宇宙よりも遠い場所」#12

これ、あと2話で畳むの無理やろと思ってたんですが、どうもきれいに完結しそう。オリジナルでここまでやられたらあっぱれというほかないですね。



 今期では「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」が作画の美しさは高く評価しつつも、「さあ泣け」と言わんばかりの押し付けがましい演出が疑問でしょうがなかったので、小道具をうまく生かしたこの作品は、さすがと言うほかなかったですね。ずるいわ(^^; このメールの演出がうまいなと思うのは「そこに行っても何もないのに自分はこの先どうすれば」という報瀬の途方に暮れた気持ちを先にじっくり描いているからこそ生きてくるわけで。たぶんこれは脚本と演出がうまく息が合った好例といえそうです。

 あと、報瀬が床にバイトで稼いだ100万円を並べていくシーンも見事で、現金を持ち歩いたら危なくてしょうがないのに、どうしてあえて持ち歩いていたのか、最後の最後でようやく分かるという。ああ、つまり稼いだ金を持ち歩くことで「絶対に行くんだ」という心の支えにしてたということなのか。

 こういう風にセリフじゃなくて映像に語らせるって大事ですよね。さて次回は最終回。どういう形で締めるか気になるところです。萌えでも日常でもSFアクションでもない新しいオリジナルを確立させたという意味で、この作品後世に残りますね。まあ、これに追随するのはちょっと大変ですが。
posted by てんちょ at 00:37| 大阪 ☔| Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月21日

「ブラッククローバー」#24

 えー今回のあっちゃんのセリフは「……あっ」「ふう……」のふたつだけ。いや、息継ぎだけかい!



 あいかわらず作画が雑。これだけ膨大なキャラを描き分けられる状況じゃないでしょうに、でもみんな少しずつセリフを言わせないと、各プロダクションから文句が来るんでしょうか。どんどん話が散漫になるしストーリーは進まなくなるしなんだけど。

 魔法帝の暗殺が刺客たちの目的と思ったけど違ったんですかね。キャサリンっていかにもむごたらしく倒される系の下種キャラだなあと思っていたらやっぱり。そして刺客らの目的が魔法帝ではなくフレゴレオン団長の拘束ってどういうこと? そもそもまだ出てきたばかりで役割もよくわからん人なんだけど、後付けで「実はこういう重要人物」とか言われてもなあ。

 なんか作画以上に脚本がやばくなってる気がする。
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2018年03月20日

「カードキャプターさくら クリアカード篇」#11

 今回はペンギン大王公園の遊具がさかさまになるってことで、やっぱり何かと旧作を意識してしまいましたよ。ストーリーは続編なのに、演出と設定はリメイクっぽいという。うーん、作り手の意図がよくわからん。



 旧作ファンの中高年層に「なつかしい」と思ってほしいんやろか。しかし、これでは既視感出過ぎて新味がまるでない。はっきり言って、かなり見るのが辛くなってきた……

 まあ、今回は久々にひいきキャラの山崎くんが出てくれたし、エリオルと小狼の会話で、少し状況が見えてきたというのがありますが。どうも黒幕は秋穂ではなくその執事の海渡であるらしい。もちろん、それが目くらましである可能性はありますが…… それでも少し何を探るべきか物語の方向性が見えてきたのは大きい。CLAMP原作にありがちな、こけおどし的な意味ありげ設定(どうせ最後にちゃぶ台返し付き)はうんざりなので、なんかもう少し視聴者の関心を引きつけるフックがほしいところですよね。

 そういう意味では、今回ようやく少し何かが見えてきた感じ。
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2018年03月19日

「三月のライオン」#40

 というわけで久々にあっちゃん登場。おお。



 ちなみにあっちゃんのセリフって

「……ひなちゃん」

 のひとことだけ。いや少なすぎやろ(^^; まあ、割と幅広く見られている作品だから、「久々に声の仕事してるの見た」とか言われて、やや複雑。それはつまり、イベンター、タレントとしては露出度が高い割に声の仕事が少ないってことですか。「ブラッククローバー」ではレギュラーなんだけど。

 たぶんこの回では、ちほちゃんのフレンド犬たちも、あっちゃんが声当てているはず。たぶん。

 これでシャフト組に呼ばれる可能性は高くなったと思うので、この先、新房作品で登場してくれるといいなあ。「まどか」の新作とかで出てくれんものか。あ、ゲームでは出てたっけ(^^;

 しかし、いじめ問題は本当に重いし辛い。担任やれと国分先生に振られた若手の先生が「じゃあ高城のこと内申書に洗いざらい書きますよ!」と激白する気持ち、本当わかる。国分先生が「身の丈がわからんから不安なんだろ」とズバッと言って動揺させるのが精いっぱいだとしても。

 ひなちゃんが笑顔を取り戻したのはせめてうれしい。なんか白玉だんご作ってみたくなったわ…… 梅シロップ味うまそう。零くんはほとんど、川本家の婿ですね(^^;
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2018年03月18日

「ポプテピピック」#11

さて、今回はいよいよホラー回なのかな。まあ、だからってマトモなものであるはずもないのでしょうが。



 まずAパートはまさかの能登さんと水樹さん。さすがに私もわかりましたよ。能登さんの声は独特だなあ。昔話エピソードが、もうぴったりすぎて笑う笑う。今度はオイルアニメか。エイサーハラマスコイ踊りでまさかの特殊OPとか、いろいろ仕掛けてくるなあ。

 そしてBパートは、なんと銀河万丈さんと郷田ほづみさん! いや超大物温存してましたな、また。そして稲川淳二のパロディ語りしてるのがBBゴローさんなのか。でもこれだと、大物のしゃべってるシーンがほとんど聞こえないんですけど。 郷田さんの「ここは天国に違いない」とか名アドリブですね。

 さらに「星色」は最終回へまさかの超展開。どうなるんだこれ。ていうかどう収拾つけるの。

 まあ確かに公約通り最後に仕掛けてきたなあ。ABともにえらい大物ぶつけてきたし。しかもその使い方がかなりもったいないという。ホラー回としきりに言ってましたけど、見どころはぜんぜんそこじゃなかったという。気が付けば来週は最終回。最初に豪華なキャストをぶつけすぎて、腰砕けがひどかったという苦情もまあ、わからないではないんですが。どうやら制作陣はAパート女声、Bパート男声という認識しかなかったようで、後半ではAパートの女性声優の方が大物という逆転回も生まれてしまったのが誤算だったかもしれません。

 ただ、アニメの新しい楽しみ方を提案したという点で画期的な作品だったのは確か。声を変えれば作画はそのままでも全然違う作品として楽しめるという。だから、ことこの作品に関しては、作画はこのままにさらに別の声優に差し替えた「再々放送」があってもいい気がする。その場合、もう既に内容は視聴者も了解済みなので、どうやってキャストで裏をかくか、それも含めて新しい驚きが出せるんじゃないでしょうか。いっそ一切声を当てずに違うラジオドラマをやるとか、無関係なトークを展開するとか。

 ともかくも泣いても笑っても次回でおしまい。さてどう最後に驚かせてくれるか。星色をうまく使ってくれるといいんですが。 
posted by てんちょ at 01:37| 大阪 ☀| Comment(2) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月17日

「ハクメイとミコチ」#10

 なんとなんとまさかの温泉回…かと思いきや温泉づくり回という。いやはやしかしハクメイは胸ぺったんこどころではなくて、湯船の中でどう描写されるのかと思いきや、ミコチも含めて一切描写されませんでした。しかし、この二人、入浴場面でもまったりなのね(^^;



 そして後半はまさかのミコチ姉アユネの来訪。お姉さん、絶対、ミコチの彼氏ってどんなんか見に来た風ですよね。でも、そこは茶化さないんやなあ。結構やさしい世界。さらに言うと、姉は結婚指輪はめてるけど、ミコチはしてない。つまり、この世界でも、ハクメイとミコチの間柄は、結婚とはみなされていないのね。まあ、パートナー関係にはいろいろあるので、同性婚ではない形で同居したい人たちだっているだろうし、その辺は個々の事例を尊重してくれる世界ということかもしれませんね。

 なお、ミコチ姉もかなりイケメンですが、あくまで女性らしさはゼロじゃない。ちゃんと胸にサラシ巻いてるシーンありましたしね。これに対して、後半で風呂上りにTシャツ姿で出てくるハクメイ、完全にオッサンですやん(^^; まあ、こういう表現が逆に面白いといえば面白い。ハクメイが普通に男だったら、ただのホームドラマですからね。

 そして、姉の結婚に複雑な心揺れるミコチ。ハクメイはいったんは「飲むの付き合おうか」と言うのですが、「一人で飲みたい気分」と言われたら深追いせず「じゃあおやすみ」とサラリと流す。こういうお互いの信頼感ある夫婦関係っていいですよねえ。同性とか異性とかいうことではなくて、同居する2人がいかにしてお互いを尊重し合えるかって別の話ということなのだろうし。

 そしてEDでは、アユネが書いた劇の筋が紹介されるという。このあたりのオマケエピソードが実に粋で面白い。本当、あと2話で終わりというのがもったいない。今期はまったく「ゆるキャン△」とこれのシーズンでありました。
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2018年03月16日

「ゆるキャン」#11

 やはり最後はクリスマスキャンプ前後篇で締めのようで。いやそれにしても、すき焼きのうまそうだったことといったら。このあたり、原作ではあまり感じなかっただけに、演出の厚みと声優の演技力を感じないわけにはいきませんでしたよ。ズラリと人気声優を並べただけのことはありましたよね。よく考えたら、タマゴのからんだ肉とか野菜を表現するのって、ものすごく難しいと思う。ましてそれを動かすとなれば。



 鳥羽先生の豪快な酒飲みっぶりがさらに拍車がかかっていたし、「サンタの打ち上げ」はさらに笑える演出となっていましたね。しかしよく考えたら、サンタ衣装って、防寒着としては無理があるのでは? まあたぶんインナーをしっかり着込んでいるという設定なのでしょうけど。

 しかし、アニメ版を見たあとに原作をチェックしてみると、すごくさりげない風景コマだと思っていたものが実は伏線だったり、ストーリーに絡んできたりするものになっているというのには驚かされました。オリジナルだと思っていた場面が、実はアニメの何気ない読み飛ばしてしまうような描写をふくらましたものだったり。それぐらいとことん読み込んで生かしているからこそ、ここまで愛される作品になったということなんだろうなあ。

 キャンプ場に向かうなでしこが延々おにぎり食ってる場面は、珍しい完全オリジナルショットですけど、これがすぐ後で到着後に「お昼食べたけどお腹減った」という描写を膨らませてくれることになる。このあたりの巧みさは本当に感心してしまう。

 今回は20〜22話を一気に消化したので、最終回は23話を膨らませた話になるのかな。しかし今回発売された最新第6巻を読んでいてハタと気付いたんですが、物語内の時間軸では、いまだ最初の年の冬が終わっていない! ゆるキャン=冬キャンだという定義はどこにも書かれていないんだけど、アニメがその概念を固めてしまったし、この先春キャンとか夏キャンはあるんだろうか。ひょっとしてあfろ氏が冬キャンパーなのかなあ。

 ともかくも、まずは最終回に期待。ストックがもうないので、2期は望み薄ですが…… OVAとか劇場版はあってもよいのでは。
posted by てんちょ at 11:54| 大阪 ☔| Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月15日

「ブラッククローバー」#23

 本日のあっちゃんのセリフ

「……うう、キモチ悪かったですわ」

 このひとことのみ。まあらしいっちゃあらしいんですが。



 ここんところ作画はもう仕方ないにしても、脚本までおかしくなってるのはどうにかならんもんか。ふつう、こういう展開は一話に押し込めるところをダラダラとただただ闘い続けている。

 ひょっとすると、脚本まで遅れ始めたかしら。まあ、だとしたら、それでも穴をあけずに続けているのは立派といえば立派ですけど、こういう現場は辛いだろうなあ。まあ、あっちゃんたちが声を当てたころはそれどころじゃあなかったでしょうけど。まさかここまでの惨事になっているとは思っていなかったに違いない。

 それにしても、深夜アニメよりも夕方アニメの方が壊れる傾向が強いのが解せないところ。あと、最近はジャンプアニメが崩れる確率、結構高いですよね。まあ、メジャーなぶん、出資者の口もうるさくて、収拾がつかなくなる可能性ってあるのかもですけど。

 まあ次から次へと濃いキャラが出てきてひたすら使い捨てに近い扱いの中で、メインに近いところで頑張れてるあっちゃんはまだマシかも。これでもう少しクオリティが高ければ言うことないんだけどなあ。
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2018年03月14日

「三月のライオン」#40

来週ちほちゃん出るそうですよ! いやあこれは朗報。それを待って毎週見てるようなもんですから。一応今期のキーキャラではあるんだけど、かなり難しい役なんだけど、出るシーン自体はとっても少ないという(^^;



 そうかあ、あと4話で終わりか。じゃあ今回のエピソードは、11巻までかなあ。連載はまだ終わってませんけど、完結する目途も立っていないので、この先は当分おあずけになるかもですねえ。これきりにならないといいんですけど。

 今回のエピソードは、大塚さんのカリスマ的凄みを出し切ったエピソードで、ほとんど零君も蚊帳の外であったという。まあこういう「デタラメな強さ」って、大塚さんが声当てるからこそ説得力出るというものですよね。のらりくらりとかわしているようでいて、実はすごい闇を抱えて闘っているという。

 まあ、結構すごいのに報われない島田さんも気の毒ですけど。本当、アニメなのを忘れてどっちが勝つかと見入ってしまったわ。それだけできればスタッフも本望でしょう。こういうのが勝負モノの華なんだなあ。そして、それがあえて主人公の勝負じゃないというところが。
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2018年03月13日

「Beatless」#8

 ちょうど今月の「SFマガジン」で、今回のサブエピソードヒロインであるエリカ・バロウズを主人公にした番外編ストーリーが掲載されてますね。ちょうど背景がわかりやすくていいかも。実際、眠り姫キャラの登場はかなり唐突ですからねえ。



 まあ、私たちの世界と近未来のAI優位世界をつなぐ意味で、エリカは重要なのですけどね。ある意味、時の人扱い、という設定が面白いといえば面白い。こういう風に、一見ベタだけど巧妙な伏線となっている設定を積み重ねていくのが、長谷さんは本当にうまいと感心してしまう。

 そして実際、アニメ化したものを見てみると、結構アニメによくなじむなあと感心するところ。ラノベ出身でありながら理系でハード方面にもくわしいというのがいい形で作用してますよね。

 人間の執着心てなんだろう、といろいろと考えてしまうところ。人間の変わらないところと簡単に変わっていってしまうところを、実にわかりやすく可視化してくれるのがこのアニメのいいところ。この先も楽しみな展開が続きますね。
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2018年03月12日

ポプテピピック#10

 というわけで第10話。いきなり竹取物語とは物騒すぎる。



えーと。今回ホラーだと言ってた人はなんだったんだろう。開いてみたらベタな火曜サスペンスだった。でも、それはそれで好きな人は喜びそうだなあ。ラストもサスペンス劇場風の特殊FDだし。でも、サスペンスネタで遊びまくってる感じですね。配役もそれに寄せてる感じ。うーんそれはそれでわかるけど、大御所に寄せる手はあったでしょ。

 今回のAパートは三森すずこと徳井青空。なるほどミルキイかあ。まあ、一発目のフリとしてはアリかなあ。まあ、ダイイングメッセージでベタに「おかみ」と書かれているのに誰も気にしてないあたりとか笑いますけどね。そのくせ最後はなぜかすっ飛ばして岸壁とか笑うし。

 BパートはいきなりOPでエフェクトがかっこよくなってた。いや迫力ありすぎ。ですね。そして注目の声は高木渉と小山力也でしたか。コナンかあ。見てないわ。「了解しました!」って完全に地だったし、最後「錦糸町!」って銀座だったんやないんかい。

 まあ、両ネタを知ってる人でないと笑えない世界か。でも、茶風林さんはそれでも笑えましたよ。ていうか、茶風林さんがピピ美だった方がわらえたんでない?

 えーともう10話なんですけど、最終盤にもうひとひねりあるってのはあれはウソですか?
posted by てんちょ at 00:00| 大阪 | Comment(2) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする