2017年09月11日

「プリンセス・プリンシパル」#10

 今回は暗い話だ云々言われてましたけど、こういう二重スパイの悲哀みたいな話は定番として当然あるべきものだし、友情と非情の間で揺れ動く気持ちが非常に見事に描かれていたと思います。



 あと、なんかギャグ要員というかマスコット扱いなベアトなんですが、暗くて殺伐としがちなエピソードを明るくする非常に重要な役割を担ってます。しかも、ただのお荷物じゃなくて案外重要な役割は担っているので見事なのですよね。

 この作品「このキャラの過去はどうなっているんだろう」という疑問に非情に絶妙なポイントでうまくエピソードを入れこんでいるのがすばらしい。しかも、まるまる過去話ではなくて、メインストーリーはあくまで現在。それでいて、ちゃんと話は進行しているのが実に有能。

 今回も委員長の過去エピソードなんてほんの一瞬で、描かれずじまいの断片的なショットから同期生三人の関係性について、視聴者に積極的に読み取らせようとする姿勢が実にすばらしいのですよね。

 黒蜥蜴星人と委員長のライバル関係に視聴者の注目を引きつけておいて実は……というズラし方が見事だった。ドロシーさんは人間的な味が非常に豊富で、だからこそ魅力いっぱいであり、それゆえ一番過酷な場面に立ち会う機会が増えてしまっているのでしょうね。不憫です。

 あ、それはそれとして、今回もちせ殿はギャグ要因としていい味出してましたね。獅子脅ししようとして、なぜか寺の鐘みたいなものを作ってしまうという。

 そして次回はついにプリンセスに暗殺指令が? これはオチが読めたともっぱらの評判ですが、このあたりはヒッカケくさいなあ。このエピソードは次回23話で終わってしまって、最終回は案外過去に戻るんじゃないかと予想。空いた部分は視聴者に想像させるというのもあるかもですが、続き物ではなく1話完結パターンだけに、なんかしらの形で続けていってほしいなあ。
posted by てんちょ at 23:58| 大阪 ☁| Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする