2017年09月24日

「メイドインアビス」#12

 来週は1時間スペシャルで締めか。なんかぜんぜんキリのいいところまで行きそうもないのだけど。やっぱりナナチと三人で旅を再開、というところまでかな。



 ただ、今回もタマウガチとの再戦シーンの音声が実に凝ってました。本当、水がはねる音が思いもかけないところから降ってきて思わずよけたくなる(^^;

 しかし未来を読めるケモノって怖すぎますね。アビスのトラップ的なメカニズムとか、なぜ穴なのにどんどん明るくなるのかとか、いろいろと考え抜かれた設定が徐々に明らかになっていくのがすばらしい。

 あと、薄い布を使ったナナチの講義が大変わかりやすくてすっきり。なるほど。こういうところが実にアニメ向き。マンガ版もすごかったんでしょうが、視野と奥行きの拡大という点で、こういうのは実にアニメ向きの題材で、なんで今までこういうのが久しくなかったかと不思議になるほど。世界をシンプルにしつつ、その重点を置いた部分をじっくりと調理する仕掛けがなかなかステキ。

 思えば、今回は地上で誕生日になった子供たちが死にかけるとか、伏線めいたストーリーがいきなり出てくるのに驚きましたよ。いやそんな最終回一歩前に。やはりあるのかなあ、二期。あるといいなあ。
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2017年09月23日

「あすかりんのこぜにかせぎS」#6

 いや、すごいな。今回も前回外した部分を見事に修正してきました。「判決あすかりん」とかまさにそう。あっちゃんの「兵庫と山梨ぐらい遠い」で画面を「?」で埋めさせたのも見事だったけど、可鈴ちゃんの「あすかりんがひとくち食わせてと言った場合はどうなんだ」という強弁にも参りました。そりゃあ視聴者としてもボケないわけにはいかないでしょう。



 冒頭は「出たくない」コントで、それは結構児童演劇とかでおなじみの古典的なものですけど、「悪いのはコー太郎君」という強弁をなんと成立させてしまう方向に進むという。すごいオープニングですなこれ。初期のモンティパイソン的テイストも感じさせつつ、本当にギリギリのところで二人が即興で番組を作っているのがよく分かる。

 今回はなかなか構成もよく考えられていて、あっちゃんたちがどう破壊するかを念頭に置いてあらかじめ台本も作っている感じですよね。新コーナーの「踊れ人形御殿」。今まであすかりん劇場で使った人形でひな壇バラエティをやりながら、ふつおたも紹介してしまおうという、かなり難易度の高い企画。

 なんせ人形が1ダースもあるので、まんべんなく動かすのはかなり困難だし、それで笑いを取るとなると、さらに難しい。というわけで可鈴ちゃん、めずらしく仕込みをしていたらしい。やるなーまあそれがなくてもこれだけの数のキャラに性格を即興でつけて構成を決めていくのはよほどのセンスが必要。このあたり、可鈴ちゃんのひらめきと、あっちゃんの交通整理能力が絶妙に噛み合って、はじめて成立したものになっていましたね。後から考えてみると、本当、キャラづけが絶妙なんですよ。「神とうんこ」コンビが、この番組で全国放送デビューの若手新人漫才コンビだとか。まあインパクトありました。

 可鈴ちゃんのひらめきは天才すぎて誰もついていけない場合も多いのですが、今回はあっちゃんがほぼメール読みに徹することで、うまくテンポを引き出していった感じ。

 逆に「絵描き唄」はあまりはじけなかったんですが(ホワイトボードは使うべきだろう)、それでもいいアクセントになってる。そういう意味で構成は絶妙でした。

 そういえば番組中で紹介されてましたけど、井上さん結婚したのね。おめでとうございます。しかし出席はあっちゃんだけで、可鈴ちゃんはビデオメッセージで「なんで呼んでくれんかった」と延々文句言ってたというのがえらく面白かった(^^; あ、井上さんおめでとうございます。
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2017年09月22日

「サクラクエスト」#25(終)

 うん、PAらしいラストだったと思う。苦いけど希望も感じさせる前向きな結末。



 やはり予想通り町おこしチームは離散するのだけど、それはそれぞれに新しい明日を目指した結果としての光景。こういう形での離散はアリだと思う。特に由乃はどうするんだろうと思っていたら、地域起こし請負人として、次の「地方」へ向かうことになるとは。ラストシーンを観た時に「ああ、こう来るのか」とちょっと驚いた。

 ラストの会長の横断幕とか、こっちが忘れてる話を思いがけないところで再登場させる展開は「うまいなあ」と思ったし、大抵の地域起こしってこういう風に特に何も劇的な解決は起こらないのですよね。そういう意味では、とことんリアリズム。

 ただ、実際のPAは、かなり大きな成果を挙げたわけだし、その経験を実際にドラマ化する方が面白かったかもしれない。萌えをネタに地域起こしをするときは、担当者だけが暴走して、周囲がポカーンとか、いろいろと面白い場面があったはずなので。

 今回アニメ化されたストーリーは、多くの地域起こしがそうであるだろうという、失敗と挫折の連続みたいな話。特にカタルシスとかない。むろん、地域を動かすむずかしさとか、結構映像にしにくい話をよくぞここまでじっくり書いたものだと思うし、見事というほかないのですけど、エンタメとしては、あまりにも鬱屈が強すぎた気も。もう少し、要所にカタルシスはあってもばちは当たらなかった気もします。

 ただ、誠実な展開は、それはそれでよかったです。まあ、売れないことは最初から仕方ないと思ってもらうしか。ただわたしは讃えたいと思います。本当、おつかれさまでした。まさに北陸の雄・PA、これからも期待しています。
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2017年09月21日

「徒然チルドレン」#12(終)

 静岡のSF大会で久々に再会したとき、韓国の朴さんが「割と好き」と言っておられましたね。確かに独特のさわやかなおかしみがあって大変に良かった。15分という尺もぴったりでしたしね。これ30分やったらダレてまうでしょ。



 そして最終回は、「球技大会」と「夏が始まる」という、キャスト総出演に近い長めのストーリーで最終回らしさを盛り上げてくれました。そして、最後まで見てみれば、このアニメ版の主人公は、千秋と香奈という夫婦漫才コンビが主人公だったんだなあとつくづく感じた幕切れでありましたね。結末は「ああ青春だなあ」という感じ。まさに。今までふざけたり茶化したりして肝心の瞬間をごまかしてきた千秋が、最後の最後に腹をくくって決めてくれました。ああ、こういうカタルシスもあるんだ、とちょっと驚き。

 この展開と、もう一組のすれ違いカップル、菅原&高野を同時並行で描くのもなかなかうまかった。それぞれの形で落ち着いたのも大変キレイな締めでしたしね。

 それはそうと、特にラブコメやらない元気少女・パティが最後のエピソードで異様な存在感発揮してたんはどういうことなんだろう。原作では彼女メインのエピソードもあるらしいけど。この子の相方になるのは誰だ。啓介? 2期あるといいなあ。
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2017年09月20日

「喫茶安元〜アナログゲームはじめました」#10(終)

 というわけで最終回。というか、本当にこの日早朝から深夜までかかって一気に撮ったのね。おつかれさまでした。時計の針が一周とか言ってるから、12時間以上かかったんやなあ。そりゃそうだ。プレイに時間のかかるゲームもありましたし。休憩とか入れたら、どんなに速く回しても1本1時間が精いっぱいでしょう。



 しかしこれ、最終回の予告もアップされんかったなあ。なんでこの3本だけアップされたのか謎。版権とかうるさいのかもしれないけど、海外のナンジャモンジャはOKだったわけだし。そして、今回最終回の題材は日本のゲームである「ラブレター」。本当何で? ですよね。

【再生産】ラブレター アークライト [ラブレタ-ゲ-ム]【返品種別B】 - Joshin web 家電とPCの大型専門店
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 タイトルから予想する甘い内容とは大違いで、かなりの頭脳戦が強いられるゲーム。これほどの作品がラストに持ってこられるとはかなり過酷でありますね。

 「騎士」1点「道化」2点「僧侶」3点「魔術師」4点「将軍」5点「大臣」6点「姫」9点のカードを山から引いていくゲーム。「騎士」は誰か特定の人のカードを当てられたら、その人を退場させられる。「道化」は誰か特定の人のカードを見られる。「魔術師」のカードは特定の人の持ち札を捨てさせられるなど、ひとつひとつのカードに性能があり、常に2枚持って1枚を引いてアクションを起こす方式。山からカードがなくなったらその段階で残っている人が札を見せ合い、一番高い点のカードを持っている人の勝ち。

 2012年ボードゲーム大賞にも輝いて、「ラブクラフトレター(笑)」などアナザーバリエーションも多数生まれたヒットゲームらしいんですが、初見で見ていると、かなりややこしく混乱します。アマゾン評を見ていてものめりこむ人といまいち乗れない人がいるようで。ある程度やりこむと楽しいらしくて、そのへんの手管の見事さは、さすが安元さんたちではありましたね。

 もちろん1枚しかない「姫」を引いて最後まで守り通せば勝ちなんですが、今回見たプレイの場合、1ターン目にはなかなか出てこなかったり、2ターン目はいきなり出たりと、結構振れ幅が大きくて難しい。ちょっと上級者向けなのかも。

 しかし創作アナログゲームをほとんどやったことのない人間からすれば、これだけ楽しませてくれれば本当に満足ですよ。あっちゃんのナレーションも最高にクールでしたし。特に「姫」を守れるか、という2ターン目の緊迫感は見事で、お互いのブラフも含めた駆け引きを詳細に解説してくれるあっちゃんには感謝。もちろん台本がいいんでしょうけど、それがスッと頭に入るのは、あっちゃんのナレーションがうまいからで。いやはやプロですなあ。

 たぶん、サンテレビもここまでウケるとは思っていなかったはず。ぜひ2シーズン目も検討してほしいところ。他人がゲームをやるところを見るのがこれほどたのしいとは予想外でしたし。長時間のまとめ撮りに耐えたみなさん、本当におつかれさまでした! しかしあっちゃんはまとめ撮りやったんやろうか(^^;
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2017年09月19日

「Re:CREATORS」#22(終)

 やっぱり最後は後日談でしたね。結局、キャラを増やしすぎて交通整理ができなかった印象。一人いなかったことにされてる人もいるし。それにしてもタイトル回収のひねりのなさがひどすぎる。誰しも考えるオチだろうこれ。



 世評ほど主人公が元凶とは思いませんけど、でもいらないですよね、このキャラ。導入部にちょっと出てきて、あとはフェードアウトしていってもよかったぐらい。最初はまだよかったんですけどね。

 そして全体に、被造物たちよりも、クリエイターのおっさん・姉ちゃんたちの存在感が素晴らしく、そのおかげで最後まで観れた印象ですね。特に松原さんは中年の苦悩出しまくりで大変に良かった。本当、彼が主人公でよかったと思うんですよ。ものかきの大変さについて、いろいろ背負ってる感が一番出てたのは松原殿と駿河のねーちゃんだった気がする。

 逆に人間の側は青少年じゃなくて大人のプロをずらっと揃えた方が、被造物との落差が出て面白かったんじゃないだろうか。それを若い視聴者の共感を呼ぼうとして無理やり少年を主人公に据えたもんだからおかしなことになった。松原さんが言ってる通りまさに「プロはそんな甘いもんじゃない」のですよ。それで視聴者の総スカン食らってりゃあ世話はない。もしどうしても出したいのであれば、セツナと恋仲だったのに裏切ったとか、もっと大きな因果が必要であったでしょう。

 ところどころ面白い部分はあったし、アクションもなかなか良かっただけに、最後は延々説明大会になってしまったのが本当に残念。しかしオリジナル作品って本当にバクチなんですね。
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2017年09月18日

「プリンセス・プリンシパル」#11

 なんと最後の最後で途方もなくこちらの予想を超えてきましたよ。しかしこういうじっくり見返したい回が台風情報だらけでカオスになってるのはなんとかしてほしい。



 とにかく誰と誰が入れ替わっているのか、誰が誰を騙しているのか、視聴者が分かっていると思っていた関係性を一気に突き崩すラスト。これはまさに最終回の責任重大。ただ、プリンセス暗殺指令とか言って「アンジェが代わりに犠牲」という安易なラストをあっさり飛び越えてきましたから、最終回、これは期待できるんじゃないかな。なにしろ王国の植民地兵が革命の狼煙をあげるというとんでもない大クライマックスを保障するヒキ。

 これは次週、離散したチームが再結集して活躍する展開になりそう。それで、たぶんもうひとひねり、誰かが誰かを騙してて、それが全体を締めるオチとなるはず。いやーこれはすごいすごすぎる。

 ただ惜しむらくは、本当に壁が崩壊して物語が終わってしまいそうだということ。まあ、ポスト冷戦の世界で、チームが再活躍する展開も期待したいところではありますが。ともかくも、まずは最終回にむけて期待とともに待機。今の所ストーリー上では完全にこちらの予想を超えてきてるので、大丈夫じゃないでしょうか。最終回はちせ殿の活劇みたいですねえ再び。
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2017年09月17日

「メイド・イン・アビス」#11

 今週は音もすごかったけど、美術がすごい。ナナチのマリモかコケ玉のようなアジトとか裏の花畑とか、なんか「おお」とつぶやいてしまう迫力でした。



 なんか異形の生態系が、ナウシカの腐海を思わせて懐かしくも美しく感じましたよ。最近はありもののファンタジーが盛況だったので、こういう作りこまれた異世界ってちょっと少なくなってましたね。やはり、アニメならではの強みも発揮できるわけだし、もっと作られていい。

 しかしナレハテというのはそういうものでしたか…… 第六層の上昇負荷、精神ではなく物理的な人間性を喪失させるのか。こわすぎる。いつの間にか不定形の邪神みたいな姿になってまうとは。ひょっとして、ナナチの相棒のミーティって、リコのカーチャンの変わり果てた姿とか?

 残るはあと2回(3話)、本当に終わるんやろか。このペースだと、ナナチが仲間に加わるところで終わりかねえ。しかし後が気になって仕方ない。なんとか最後まで作品化してほしいものですが。原作はあとどれぐらい続くのかしら。
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2017年09月16日

「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」で西明日香出演!

 スマホゲームはやるつもりもないんですが、なんと「まどか」のゲーム版にあっちゃんが出演とのことで、これは一大事と報告だけ残しておく予定。



 純美雨(チュン・ユイメイ)なる中国少女だそうで。カンフーとかやってまう上に麻雀とかやるとか。ちなみに相方のあやっぺも出演してクッキング系魔法少女胡桃まなかだって…… クッキング系ってなんだ(^^;



 2人とも「まどか」出演はうれしい限りなんですが、なんか色物キャラですなあ。個人的にはスマホゲーってどうしてもなじめないので、ディスクで出してほしい。

 あと、「てさ部」のゲーム版も出る予定だったと思うんですが、あれ、どうなったんだろう…… まあダテコー監督が逃亡したから、ナシになったんやろうなあ。手打ちは済んだはずだから、出せばいいのに。
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2017年09月15日

「サクラクエスト」#24

 あーとうとう次回最終回か。国王はなんか達観してるので、たぶん残らなそう。



 ただ、なんとか合併を回避して、間野山の名を残す、町の人たちが自分たちで始めようという手ごたえを得る、というあたりで着地点ですかね。ちょっと地味だけど……

 なかなか盛り上がらないのはリアリズムでいいんだけど、物語としての起伏にも欠ける形になってしまったのはどうにも残念。そううまくはいかない、というのはわかるんだけど、それでも起伏はつけられたと思うのですよね。なんかドバッと一時的に客が来るけど潮が引くように人がいなくなる、とかいう事態は、日本中で実際に起こっていることなのだし。

 そういう失敗を繰り返す中で、だんだんコツをつかんでいくということなのだろうし、それがメリハリともなったはず。実際の地域起こしの大変さを肌身に感じすぎているがために、もっとリアルにもっとリアルにと寄せすぎた気はします。

 それでも実際に飽きずに見られたのは、メインの国王と臣下たちがかなり丁寧に作りこまれていたからでしょうね。ただ、作劇的なバランスはあまりよくなくて「?」と思う場面がしばしばありました。今回の祭りのシーンのあっさりぶりなんてまさにそうですよね。え、なんのためにここまで延々引っ張ったのよと。

 じいさんたちがドクのギブスつけて神輿かつぐとか、シュールすぎて、もうちょっと伏線張っておけば笑えたのに、ともったいなく感じましたよねえ。本当もったいない。
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2017年09月14日

「Re:CREATORS」#21

 次回最終回だそうですよ。なんか泣かせにかかってんなあと思いつつ、しらじらとしてしまったのは、延々とキャラ三人の一人語りが続いたから。そういうのは、演出が破綻した状態ということでしょう。



 つまりきちんと「動画」として画面構築ができず、ポエムじみた説明セリフでなんとか雰囲気だけでも盛り上げようという方向に逃げざるを得なかったのは、いろいろなものを積み残して沈没してしまったから。なんか卒業式のエール交換みたいだなあと思いながら観てました。そしてこれ、相当にダレてる、というか退屈ですよ。

 アルタイルの人格が完全に変わってしまってるし、謎の百合エンド、誰が泣くんだろうこの唐突な展開に。

 設定はものすごく面白かったし、いいアイデアだと思ったんですよ。でも、広げすぎた風呂敷をタイムオーバーで畳めなかった印象。やっぱりまみかの唐突な死と葬式イベントの開催あたりから、視聴者と制作陣の意識のズレを感じざるを得ませんでした。いや、そういうものを描く作品だったの? と。

 みんな言ってますけど、おちゃらけた総集編が一番面白かったというのは、はっきり言ってヤバい。というか、この方向性にたぶん解決策があったと思うのに、番外編扱いで振り捨ててしまったのは誠にもったいない限りでした。潤さん演ずる外道クリエイターはなかなかのインパクトでいいテコ入れになり得たと思うのに、結局最後はただ立ってただけでしたね。せっかく潤さん怪演ぷりを見せてくれたのに。

 最終回、どうするんだか。「撤収」ムードがひしひしと感じるクライマックス。これが失敗作のオーラかぁ。本当に残念でならない。 
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2017年09月13日

「喫茶安元〜アナログゲームはじめました」#9

 来週最終回だそうです。つまり全10回、1日で撮り切ったのか! なんでハンパなところでゲストが交代したんだろうかと思ったけど、スケジュール的に2人で分けるしかなかったのね。



 まあ、全10回だろうなとは思ったんですよ。サンテレビのページに載ってるゲームは全部で10本ですからね。しかし昨年に一日で一気に撮り切ったとはどこまで低予算なんだか。しかも製作委員会方式ってみんなどんだけカネないの! ゲームカフェ借りてやってるわけだからスタジオも借りてないし、ほぼお金はかかってないはずなんだけど。

 ただ、ここまで面白いとは本当に予想外だった。今回も安元さんの私物だそうです。「キャンディチェイサー」。こういうのをみると、この企画は安元さんの持ち込みで、乗ったのがサンテレビだけだったんだろうなあと思った次第。とはいえ、尻上がりに評判が高まっているので、第二期も期待できるのでは。

キャンディチェイサー.jpg

 これ、アマゾンでも売ってないし、ネットではほぼ完売状態。そういうものが「面白いぞ」と煽られるとかえって困る(^^;
 これで発売元が増刷とかしてくれるといいんですけどねー ふつう新規のカードゲームってどうしてもルールが複雑なんじゃないかと思ってしまうんですが、実はこのゲームものすごくシンプル。「スパイフォール」といい「ナンジャモンジャ」といい、安元さん好みのゲームってかなりシンプル系が多いですね。
 こうやってブログで説明すると、すごく簡単に説明できるので「おお簡単なんだ」と改めて実感できる。

 要は双六なんですが、自分のコマの色を知られたら負けというゲーム。だから、調子に乗って自分のコマだけ動かしていると察せられて負けてしまう。つまり適当に他人のコマも動かしつつ、気取られないようにしなければならない。サイコロはプラスマイナス1〜3マス。双六の盤は9マスしかないにもかかわらず、みんな言ったり来たりするので、なかなか上がれない。
 そして、ゴールにたどり着いてもまだ勝ちとはならない。そこでゲームはいったん締めとなりますが、皆で「密告タイム」。カードをやり取りして怪しいと思った相手に「あなたは〇色でしょう」と密告カードを突きつける。当たればその人の勝ちとなりますが、負ければその時点で負け確定。そして最終的に逃げ切れば、ゴールした人の勝ち。

 安元さんも言ってましたが、勝負はあくまで密告タイム。自分がゴールするよりもむしろ……という駆け引きが勝負どころとなるわけです。最後三マスの攻防はなかなか見応えがあり、頭脳戦を大いに楽しむことができました。

 このあたり、会話がめっきり減ってしまうので、あっちゃんのナレーションの勝負どころ。最後三マスを

「とってもデリケートゾーンなんです♥」

 とか、あっちゃん、わざと言うてるやろ(^^; 最後の最後まで来て、「好きなこと言わせてもらいます」感が出てきました。いやナレーションがそれでいいのか。

 そして最終回は「ラブレター」。えっそれどんなゲーム??
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2017年09月11日

「プリンセス・プリンシパル」#10

 今回は暗い話だ云々言われてましたけど、こういう二重スパイの悲哀みたいな話は定番として当然あるべきものだし、友情と非情の間で揺れ動く気持ちが非常に見事に描かれていたと思います。



 あと、なんかギャグ要員というかマスコット扱いなベアトなんですが、暗くて殺伐としがちなエピソードを明るくする非常に重要な役割を担ってます。しかも、ただのお荷物じゃなくて案外重要な役割は担っているので見事なのですよね。

 この作品「このキャラの過去はどうなっているんだろう」という疑問に非情に絶妙なポイントでうまくエピソードを入れこんでいるのがすばらしい。しかも、まるまる過去話ではなくて、メインストーリーはあくまで現在。それでいて、ちゃんと話は進行しているのが実に有能。

 今回も委員長の過去エピソードなんてほんの一瞬で、描かれずじまいの断片的なショットから同期生三人の関係性について、視聴者に積極的に読み取らせようとする姿勢が実にすばらしいのですよね。

 黒蜥蜴星人と委員長のライバル関係に視聴者の注目を引きつけておいて実は……というズラし方が見事だった。ドロシーさんは人間的な味が非常に豊富で、だからこそ魅力いっぱいであり、それゆえ一番過酷な場面に立ち会う機会が増えてしまっているのでしょうね。不憫です。

 あ、それはそれとして、今回もちせ殿はギャグ要因としていい味出してましたね。獅子脅ししようとして、なぜか寺の鐘みたいなものを作ってしまうという。

 そして次回はついにプリンセスに暗殺指令が? これはオチが読めたともっぱらの評判ですが、このあたりはヒッカケくさいなあ。このエピソードは次回23話で終わってしまって、最終回は案外過去に戻るんじゃないかと予想。空いた部分は視聴者に想像させるというのもあるかもですが、続き物ではなく1話完結パターンだけに、なんかしらの形で続けていってほしいなあ。
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2017年09月10日

「メイド・イン・アビス」#10

 第四層巨人の杯。ひょっとして温泉回か? とか呑気なこと考えててすみません。直後に反省することになりました。いやはやすさまじくエグい回でした。



 まあそれだけ、シビアに描写された回ではあるのですけどね。このあたりから明朗冒険で済まない、本当に危険で恐ろしい世界なんだと。きっぱりと宣言するようなエピソードでした。リコの片腕がはれ上がり、両目から血がドクドク出るものすごい描写。なるほどこれが上昇負荷かと。実にすさまじい。

 もちろん今回もサウンド面の凝り方は尋常ではなかったのですが、今回は特に水音が見事でしたね。ブーツで水の中をかきわけて行く時のジャッポジャッポという感じの抵抗が大きいサウンドが実に見事だった。それがバトルシーンになるとあちらこちらでパシャッ・ピシャッとまあ見事なまでに丁寧に振り分けたサラウンドに圧倒されましたよ。あと、リコが吐血してむせるシーンとか結構エグいけどリアリティある手触りでした。

 そしてウサギ娘・ナナチ登場。ナレハテ、ということは、探窟家が変異した姿なんですかね。しかしここからどうやらレギュラー化して同行するらしい。でもあと3話しかないよ!どうやって締めるんだろう。
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2017年09月09日

「サクラクエスト」#23

 なんとこの段階で合併話が勃発。有名菓子店の進出にも、ちっともうれしそうな顔をせずなかなか首を縦に振らない商店街の保守性がなんともリアルすぎる。



 ひょっとすると本気で合併で町が消えてみんな離散という、苦い結末かもですねえ。それぐらい地域起こしは徒労感ばかりが先立つ大事であるわけですし。似たような話の「チアフルーツ」が完全に絵空事の方向に行ってしまっているので、こちらはリアル路線できちんと収めてほしいかも。

 今の所、ほんとうに地方在住経験のある人間からすれば「そうそう」とうなづきたくなるようなシンドい話ばかりで、それでも少ない実を目指して奮闘すること自体は案外楽しくて…… とその点では、国王チームの奮闘といまいち爆発しない不完全燃焼感は、まさしく今の地域が置かれた難題そのものであるわけですし。

 ささやかなハッピーエンドでも、苦いバッドエンドでも、ここまでしっかり描けているのならば、それはきちんと受け止められそう。結構よくできていると思うんですが、やはりこれだけ毎期大量のアニメが量産される現状では、この手の話はどうしても埋没しますよね。せめてラストに向けて精一杯応援していきたいものですが。
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2017年09月08日

「NEW GAME!!」#9

 なんか賛否両論になってる最新エピソードですけど、個人的には、なかなか感心させられました。いや、こういう空気があってこその社会人アニメでしょ。



 なんかねねっちに新キャラのツバメが「なんだコネ入社か」とイヤミを言うところだけが切り取って紹介されていたので、どんなギスギスかと身構えていたんですが、その前後関係も見ると「いや、これはねねっちが悪い」となりますわ。死にもの狂いで努力して憧れの業界への切符を掴んだ立場から見れば、ド素人が「プログラミングも面白いかな」とほぼ面白半分で入社を決めているのを見ると、自分の努力をバカにされたようで、そりゃあ腹立ちますよ。ねねっち曰く「んーそういうのもいいかなー」と軽いノリで、それでも自分と同じように扱われているのを見ると「このコネ野郎」と言いたくもなるでしょう。

 問題は、ねねっちにまったく悪意がなかったことで、こういう風に若くて経験不足だからこそやってしまう、空気を悪くする発言とかってありますよね。自分もいろいろ身に覚えがあるだけにツラい。
 とはいえ、職能業界であるゲーム会社がズブの素人をコネだけで取るわけがないのであって、ゼロから独学でゲームを自作してしまったねねっちはなかなか見どころがあるのも確か。ヘラヘラと軽いところを危惧しつつも、あえてうみこが推薦したのはそういうことなのでしょう。

 ツバメ・ほたるコンビは、「こんなとこすぐ駆け上がって独立してヒットメーカーになってやる」というぐらいの気概なのだろうし、それくらい気張って入社してきたからこそ、周囲に「ナメんな」とピリピリした空気を発信してしまっているのでしょうね。若い若い。すぐに鼻柱をヘシ折られることになるのだろうけど、そこからどうやって夢を再構築していくか。これって誰にとっても、すぐに結論は出ない永遠の課題なんだろうなあ。そのへんをどう描いてくれるか、ちょっと注目したいとこですね。
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2017年09月07日

「メイドインアビス」#9

 ブルーレイの調子が悪く、とうとう買い替える羽目になりましたよ。一番煽りを食らったのがこの作品で、ここまで視聴を引っ張ってしまいました。音声環境もまだ整わず、ヘッドホンで視聴。うーん惜しいなあ。オーディオ系が復活したらもう一回見るか。



 それでも大断層の「グオーッ」と常に重低音が吹き荒れているような音づくりはさすがにすごい。無尽槌をレグがクチナワに打ち込むシーンの「ガツッ」という感じの音も非常に良かった。

 今回アニメオリジナルエピソードで賛否両論だったそうだけど、原作者の削ったストーリーだそうで、特に見ていて不自然ではなかったですよ。アホだけど馬力のあるリコらしいエピソードだったんじゃないかと。レグが動かない状態なので背負って歩く中で何度も死ぬような目に遭い最後は幻覚まで見ながらも、最後は「レグに会いたい」という思いから復活を果たし、ここまで守ってくれたレグとの絆が深まる。いい話じゃないですか。私は大満足でしたよ。

 問題はむしろ、あと3話しかないことで。これ、このまま途中で終わったら、すごい消化不良な気がしてならないんですけど!(^^;
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2017年09月06日

「喫茶安元〜アナログゲームはじめました」#8

 今回のゲームはロシアの「ナンジャモンジャ」。おお、なんかシュールだけどシンプルで楽しめそう。



 カードをめくって現れる変な生き物に名前をつける。山の中に何枚も同じ札が混じっているのですが、違う札が出る限りどんどんカードを積み重ねていく。既に名前をつけたキャラの札が現れたら、一番早く名前を言えた人の勝ち。そこまで積まれている札を総取りできます。だから覚えにくい変な名前をつけるも良し、覚えやすい名前で素早く答える勝負を賭けるも良しというごくシンプルなゲーム。でもこれ、結構盛り上がりそうだなあ。

ナンジャモンジャ・ミドリ -
ナンジャモンジャ・ミドリ -

 「つとむ」とか、妙に普通の名前すぎて覚えにくいアーサーさん、「バーサーカーシャウト」とか変に中2な名前をつけてしまう岡本さん。みんな笑わしてくれました。いや、普通にプレイしても笑ってしまって一番楽しいのはこれかもですね。しかしみんな声優で記憶力が高いからバンバン答えてましたけど、一般人だと誰も答えられなくてゲームが止まってしまうこともあるんじゃないか(^^;

 梶田さんの付けた「ロリはんぺん」というのにみんな答えたくなくて口ごもってましたけど、あっちゃんが「なんちゃらはんぺん」とかしれっとごまかしてたのにはさらに笑いましたよ。いや、ロリごときでぼかさなきゃならんのだったら、あっちゃんのラジオ自体放送できんでしょ(^^;

 とまあ、ここまでは楽しく他愛のないゲームなのですが、実はこのゲームの醍醐味は二周目から。つまり一回目と違う名前をつけなければならず、「うまく記憶を上書きできるかが問われます」(CV西明日香)だそうな。なるほど。

 みんなだんだん煮詰まってきて、「CV花澤」「CV安元」なる名前が出始めたのには笑いました。「CV安元」の名前が付いたキャラには、マスターが自ら声を当ててくれるサービスつき。豪華なんだか違うんだか。でもそれっぽいキャラなのが笑えるわけで。これ、名前付けのセンスも問われそう。

 先日のデリラジで、あっちゃんが「あけちゃんとカードゲームをやり倒している」と言ってたから、結構あっちゃんもハマってるようではありますね。マジでデリラジかこぜにかせぎでチャレンジしてみてほしい。いやまあ、こぜにかせぎはもともとカードゲームじみたことたくさんやってますが、もっと普通のゲームでどこまでハジけられるか見てみたいところですよね。
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2017年09月05日

「18if」#9

 シリーズが進むにしたがってどんどん話は壊れていくし作画はひどくなっていく。大丈夫かこれ。3桁売れるかどうかも心配になってきましたよ。



 今回なんて、完全にSMチックなアングラアニメに近い世界観。しかも内容は超キッチュでなぜか下ネタダジャレが氾濫しているという。これ、監督の趣味ですかねー ところで誰? これ。

 まあ、ちょっと引くわなあ。これでは。セールスをアップではなくダウンさせるという点でまさに最強のエピソード。これのせいでセールス3桁転落しても不思議じゃないわ。どんどん売る気がない、好き勝手やらせてもらうという作品が続いていくので視聴者としては困惑するばかり。

 ここまで各作品のクオリティが低いと、森元監督の最終回がいかにハイクオリティでも海外にも売れないでしょう。実験的でもいいし尖っていてもいいけど、作品としてのクオリティは下げられると困ってしまう。いまどきタイトルが「アイドルはトイレに行かない」はないだろうし。

 まあ、今期最大の駄作として愛でるべきなのかなあと、じわじわと思うようになってきました。
posted by てんちょ at 00:59| 大阪 ☁| Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月04日

「プリンセス・プリンシパル」#9

 素晴らしい! もちろん前回の重く悲しいストーリーも大変良かったんだけど、今回はちせメインのギャグ回。いやあ、プリンセスプリンシパルで、これだけ笑えるエピソードがあろうとはなあ。



 今まで学園生活はほとんど出てこなかったのですが、ここでまとめて見せてくれましたね。全寮制の英国スクール風の陰湿な腹の探り合いを、ジャパンのサムライガール・ちせがばったばったとなぎ倒していきます。いや、それスパイなのに目立ちすぎ!(^^;

 しかしアンジェは、学園生活では、わざとらしいズーズー弁で通してたのか。今回初めて知る事実。ドロシーは「どっこいしょ」とオバさんな行動をしてるし、姫様はいつも以上に黒いし、ベアトは… えーと全方位ツッこみで平常運転かな。

 とはいえ、今回の主役はやはりちせ。まずい英国のカサカサなモーニングトーストを口にしてうぇっとなってるところも、堀川公への定時連絡で金つば食ってご満悦なところも実にいい。まさにちせの魅力満載で、個人的ベストの5話に匹敵する満足感。5話は派手なアクションが炸裂するところがよいのだとばかり思っていましたが、ひょっとするとオレ、ちせが気に入ってたのかもですね(^^; 今回は決闘シーンで格好良い部分は見せつけてくれましたが、基本的にはほぼアクションなしでしたからね。

 それでも十分に面白い、というか、べつにアクションがなくても、バラエティ豊かなエピソードで毎回しっかり楽しませてくれる。そこがこの作品の魅力ですね。最後はオチもつけつつチームの結束も見せて、その裏ではしっかり任務も果たしていたぬかりなさも示す。本当、完璧じゃないですか。脚本も演出も。

 次回はまたぐんと最先端へ進んでエピソード22なのですが、とはいえこれ、あと3話で本当に終わるんだろうか。なんか2クールの予感がしてきた。それはそれでとてもうれしいんだけど。
posted by てんちょ at 02:47| 大阪 | Comment(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする