2017年07月23日

「THE REFLECTION」#1

 ま〜た長濱監督が周囲をダマくらかして、変なアニメを作ってしまいましたよ。しかも今回は日米合作でNHKも巻き込まれてる。ご愁傷様。まあ、これだけ大がかりなのにまったく話題になっていない時点でご愁傷様でありますが。



 フルカラーのアメコミ空間をそのままアニメ化したら、きっとオシャレでサイケデリックで、話題騒然な見たこともない作品になるに違いないよ!

 なーんて長濱監督、また吹いたんでしょうなあ。あなた「蟲師」しか成功作ないんだから、変なことやるのはそろそろ止めたほうがいいよいい年して。地道にリアルな質感を積み上げていく堅実さがあったからこそ、「蟲師」は売れたわけであって。「惡の華」がどれほど盛大な大失敗に終わったか、まさか忘れたわけじゃあるまいに。

 アメコミをそのまま動かしてもアニメにはならんということを、いやはやまったくすばらしい説得力をもって示してくれてしまいましたよね。これ、静止画のコマ絵だったら、なかなか緊迫感のあるものになりそうなんだけど、CGのしょぼくてペラい動画になると、本当にもうがっかりするほど安っぽくてダサくなる。思いつきで何かをやることの限界を身を持って示す勇気には、まあ感心しないでもないのですが、それにしても相変わらず冒険しすぎ。

 「惡の華」といいこれといい、テストフィルム作った時点で「撤収〜」となってしかるべきものでした。いったいどういち力が働いて、テレビシリーズにこぎつけてしまったのやら。

 なんかアクション場面もガチャガチャして、やたら空疎だし、なんだなんだ何が起きてるんだ? という風にはまったく観客を引きつけられてない。いきなりコミックブックのヒーローが飛び出して現実のニューヨークを飛び回ってる! すげえぜ! ではなく。なんかやすっぽい書割のミニチュアの中を蠅が飛び回ってるのを延々映してる感じ。しかも潰そうとしてもうまくいかず、蠅がゆうゆうと逃げ回っている感じのイライラ感が満点。本当、誰が得するんだろう、これみて。

 なんか「18if」や「セントール」よりも豪快に大コケしそうな大失敗作が現れてくれたのはありがたいですけど、「18if」のファンとしては。もちろんみません。やっぱりなあ。しかしこれ誰が見るんだろうか。よほどなアメコミファンでも逆に怒り出して観ないと思うぞ。
posted by てんちょ at 02:14| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする