2017年07月22日

「ゲーマーズ!」#2

 先日も言いました通り、完全に暇つぶし、木曜日は何も見るものがないから選んだのですよね。しかしちょっとこの展開は大いに予想外でした。



 いくらもったいぶっても、主人公、ゲーム部に入るんだろうと思ってましたよ。え、まさか。あのエキセントリックで強烈なゲーム部の先輩たちも、記憶喪失に悩むコイン落としの美少年ももう出てこないの? なんともったいない。

 実際、OPが今回から導入されたのですが、メインキャラクターは富永利行演じるイケメンと、るみるみさん演じるアホっぽい彼女の方らしい。るみるみさん、妙にアホキャラ多いなあ。ゲーム部では、金髪マドンナだけがメインになると。

 なんか特に展開もないまま唐突にマドンナが一方的に冴えない主人公に恋心を募らせて壊れていく展開に困惑している人が多かったです。まあそれもわからないではないんですが、おそらく自分の容姿に絶対の自信があるタイプの人間にとって、大したことないと嵩をくくっていた相手からあっさりフラれると「ひょっとしたらすごい子なんじゃないか」と急に評価が高くなって、なんとか自分のものにしたいという欲望が高まると。そういう意味ではとてもうまい。

 しかし、これでこの作品がいったいどこを目指しているのやらさっぱりわからなくなりました。テンプレート全盛のラノベ界でも時々こういう作品は出るんですねえ。木曜日、ちょっと楽しみです。
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2017年07月21日

「NEW GAME!!」#2

 なかなかシビアなエピソード。新人とあこがれの先輩の蜜月も長くは続かなくて、気が付けばライバル同士という厳しい世界。実際にこういう話はあるあるなので、心をえぐられた人も多かったようで。



 確かにねえ。第二シーズンになってちょっと能天気な日常お仕事アニメで済まない方向にシフトしてきたようで、実はちょっとこの2話になってこのシリーズのことを見直した。第一シーズンはそこそこヒットしたみたいですが、「未確認」ほどの奇跡は起きていなくて、この監督さんに求めたものはもっと大きいとちょっとがっかりしていた次第。

 そこから考えると、こういうシビアさを世界観を壊さない範囲で巧妙に仕立ててくる職人的な演出のうまさは、さすが藤原監督という感じではあります。それにラストの着地点がなかなかうまくて、結構さわやかに観終えることができているし。

 それよりもなによりも、ゲームのキャラクターデザインというのがどのようにしてできるのか、ストーリーがほとんどない、ぼんやりとした世界観だけで、どのようにしてキャラクターを作りこんでいくのか、という展開を一目でわからせた功績は見事でした。ああ、そういうことか。と誰もが膝を打ったはずです。

 素人だと八神の最初のキャラクターデザインでも何も問題がないと思えたはずで、社長は何を求めていたのかが、まったく見えなかったはず。つまり視聴者にも正解が分からない状態で二度目のプレゼンを迎えたわけで、しかしほんの簡単なデッサン絵数枚で「ああ、そういうことか」と瞬時に理解させたセンスの良さは讃えられてしかるべきもの。これぞアニメ演出というものですよね。あまり期待してなかったんですが、この作品、むしろ今期の方が期待度が高まってきたかも。
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2017年07月20日

「18if」#2

 毎回監督を変えるというのはこういう意味だったのか…… なるほど。主人公と夢というコンセプトだけが共通していて、ストーリーのタッチはもちろん、主人公の性格すらかなり違うという。



1話はかなりのんびりしたファンタジー調コメディだったのですが、こちらはかなりガチのスプラッタホラー。そりゃあ最初に字幕で「残酷なシーンがあります」と出るわね。というか、ほとんど全編「残酷なシーン」しかなかった(笑)

 主人公は積極的に復讐に加担するとか、結構1話と別人ぽい。それでも、全体としては1話とつながった話になっているのは、「夢から出られない」というコンセプトがあればこそですよね。

 ただ、このターゲットになって惨殺される連中が「密室殺人を仕掛けた」というんだけど、その密室の作り方がぜんぜん出てこないのって脚本としてダメと違いますかね。ミステリの後ろめたさを突いてくる「虚無への供物」的な方向を狙った方がずっと面白かったと思うが。

 まあ、こういうスタイルである以上、エピソードごとの出来不出来はかなり変動しそうなので、まあ様子見かな。月曜日見るものはこれしかないし。しかし、これ売れないよなあ、きっと。こちらが心配することじゃないが。
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2017年07月19日

今期のラインナップ

 というわけで、今期のラインナップはこんな感じにまとまりました。割ときれいに分散できたかな。

月 18if
火 プリパラ(継続)
  徒然チルドレン
  NEW GAME!!
水 サクラクエスト(継続)
木 ゲーマーズ!
金 メイド・イン・アビス
土 Re;Creaters(継続)
  アクションヒロイン・チアフルーツ
日 プリンセス・プリンシパル

 NHKの「リフレクション」がまだ残ってますが、たぶん1話斬りと思う。あの設定ではなあ… 「グレンラガン」の再放送はちょっと惹かれたんですが、実際に見てみて不快すぎて切ることに。滑稽味を強調することでマッチョ信仰の毒気を和らげてますが、それでもマッチョ賛歌は賛歌で、いろいろ生臭い。女子の性的イメージが強調されているのもどこか不穏だし、あんまり愉快じゃありません。やはりこれ以降「キルラキル」とか「リトルウィッチ」で、女子に根性張らせた方が意外ではるかに面白いですね。

 あと、「チアフルーツ」まだ取り上げてませんでしたね。こちらは実は切るつもりだったんですが、土曜日が意外にバサバサと脱落して空いたので視聴することに。まあなんだかんだいってもオリジナルですし。ちょっと注目。たぶん今週末あたりに取り上げてみますね。
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2017年07月18日

「プリンセス・プリンシパル」#2

 正直、1話より面白かったです。小道具の使い方がすごくうまい。やっぱスパイものは小道具が命ですよね。



 プリンセスがスパイ、というだけで大ネタのアイデアと思うので、まさかチーム結成の経緯を丁寧に追ってくれるとは思いませんでしたよ。それでその経緯が予想以上に凝ってる。なんか海外では既に検証班が動いてて、さらに驚愕の事実が明らかになってた。チェンジリング作戦ってそういうことか!

 今回が結構すごいのは、アクション場面がまったくないのに、大変な緊迫感を持って見られるということですよね。どこまでが本当なのか、何がウソで何が演技なのか、というあたり、この作品のキモというべきラインでギリギリを攻めてくる演出姿勢に痺れるわけで。

 前回みたいな「NOIR」の亜流っぽいガンアクションよりは、こういう駆け引きと騙し合いこそがスパイものの醍醐味と思うので、ぜひこの路線を貫いてほしいところ。こうなると、チーム未参加のちせのエピソードが次回、ということになるのかな?

 あと、基本デスクワークでしか登場しない大人の内務チームの駆け引きがかいま見えたのも面白い。共和国チームといえど一枚岩ではなくて、一歩間違うと大戦、という緊張感は実際に冷戦時にもあったものなのですよね。そのあたりの世界観もこの先どこまで見せてくれるか楽しみ。国内ではどこまで売れるか未知数ですが、海外ではものすごくヒットしそうなので、この作品成功したかもですね。
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2017年07月17日

「ようこそ実力至上主義の教室へ」#1

 今期最後の新番組がこちら。なんか今期のハズレっぷりを象徴するような作品でしたなあ。担任教師がドヤ顔で「ようこそ実力至上主義の教室へ」と宣言してエンドタイトル、という演出のイタさに頭を抱えましたよ。



 へーえ。ふーんそうですか。授業態度が悪いと生活費が削られると。作者は若者搾取の社会への風刺のつもりなんだろうけど、そもそも高校に入ろうとするとき、そこの運営方針とか先に調べない? とことん秘密主義で隠してるんだとしたら、そんな学校警戒して誰も入らない。刑務所じゃあるまいし。入学後のホームルームで学校の運営方針のパンフが配られ、生徒がみんな「ほぉー」という顔をして聞いていたのにはびっくりしましたよ。いや、じゃあ君らなんのつもりでこの学校選んだのよ。

 生活費として月に10万円振り込まれます、全寮制で外に出てはいけません、でも成績が悪かったり生活態度が悪かったりしたら、その月の振り込みはゼロになります。餓死してください、ちなみにその設定は最初の一か月内緒です、ってたとえ寓話としても、そんな雑な設定信じられるはずがない。

 要するにこれ、殺せんせーの出てこない「暗殺教室」ですね。あっちは似た設定でも非常によく考え抜かれてたということが痛感させられます。こんなもの誰が見るんだろう。ちょっと呆れる。もちろんみません。というわけで、今期の視聴作品は10本ほどになりそう。けっきょくそういうあたりで着地するのかな、またラインナップは改めてご紹介ということで。
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2017年07月16日

「ゲーマーズ!」#1

 あまり期待してなかったんですが、関西毎週木曜日もなんもなしの日々なので。でも意外な展開が待ってました。ちょっと意表突かれたかも。

 

 まあ、この手のオタク部活ものにはかなりウンザリしてたんで、まあダメもとのつもりでエアチェックしてみました。確かに作画はかなり雑。ああ、あまり期待できないなーと思いつつ見始めたわけですが。何の撮り得もないコミュ障の僕に学校のマドンナがお誘いをかけてきて夢のハーレム生活に! という展開になるかと思いきや。なんと主人公は「僕の趣味とは違います」とあっさり断ってしまう。

 あり得ないですよね普通。でも、ゲームをスポーツとしてとらえスポ根的な記録達成に執念を燃やすメンバーの姿を見て「あ、なんか違う」と主人公は引いてしまい、輪に入ることを拒絶してしまう。まあ、それはそれでわからないではない。オタクだからその方面には天才的なセンスがあり……というのともまた違う。あくまで我が道を行くタイプなのですね。

 しかし思いがけず袖にされたヒロインは納得いかず、クラス全員の見ている前で「告白か」と誤解させるような熱烈な勧誘の末にまたしても振られてしまう……って、なんか違うアニメになっとる(笑)泣きながら去っていくヒロインを平然と見送る主人公に、クラス全員の冷たい視線が……

 って、このアニメどうなってしまうんだか。まあひとまず次回も視聴は決定。これで作画がもうちょっと良ければねえ。でも、「このすば」みたいな低予算の味を狙っている可能性もあるので、そこは今後に期待。
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2017年07月15日

「RWBY」#1

 なんか向こうの人たちが、日本アニメの美少女バトルを徹底的に研究して作った、という触れ込みで割と評判がよかった作品。劇場で何回かやってましたね。テレビ放映ということで「じゃあ見てみるか」とチェックしたわけですが。



 実際に見た印象としては「ゲームのムービー画面を延々見ている印象」でしたよ。ちょっと単調だし、キャラクター造形はやっぱりチャラいアメコミ風。そこはまあ仕方ないわけで、文化が混ざり合って新しい何かが生まれていればいいわけですけどね。

 結論から言うと、そこまでのものはないです。ちょっと見ていてつらかった。結局どっちつかずだし、われわれが魅力を感じているのもキャラクターデザインよりはストーリー部分が実は大きいことを痛感しました。

 アクションシーンはそれなりによく研究されてて面白いけど、それだけではダメということですね。ちょっと期待していたので残念。
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2017年07月14日

「NEW GAME!!」#2

 いやー2期は見ないつもりだったんですけどねー今期はあまりにも死屍累々なので見ることになりそう。



 なんだかんだいって丁寧によくできてるし。キャラの作りこみもいい。まあ、そこにプラスアルファが特にないのが問題と言えば問題ではあるんですが。

 2期目はもうキャラが固まってしまっているので、さらにどう展開するかというのが見るポイントではあります。ちょっと厄介といえば厄介ですね。そのあたりは、まあ今後、注目ポイントではありますが。

 火曜日は結構いろいろあるから観れないだろうなと思ってたんですけどもねえ。この作品みたいに写実をちゃんとやるということだけでも結構きちんとしてないとできないんですね。しみじみと実感。なんか本当、プラスアルファがあるといいんだけど。
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2017年07月12日

「18if」#1

 スマホのパズルゲームが原作だそうですが、観たところ、ほとんど限りなくオリジナルに近いですね。あの90年代には伝説だったアニメ監督森本晃司の久々の監督作品。いや総監修なる妙な立ち位置。どうやらコンセプトだけ作って、各話演出に投げる形式らしい。でも結果として、かなり森本カラーの強い作品になってますね。



 なんかねえ。スタジオ4℃設立時には、なんかすごいことが始まる感があったなあ、となつかしく思い出してみたり。でもこの人、今回wikiで見返してみたら、時折思い出したように短編かPVを作るだけで、まとまった代表作といえるものがないんですわ。それなのに、作る作品がなぜかいつも海外で賞取って大ウケするので、忘れられることなく今日まで来てしまった感じみたい。

 ある意味、今回の作品でも、超省エネなタッチしかしてないようなのに、しっかり存在感だけは見せていってる。ズルいや。そういう人なんですねつまり。まあ、それでも無個性化した他の深夜アニメに比べればめちゃくちゃアクが強くて個性的で、これぞ深夜という感じ、しかも5分とか10分とかじゃなくてしっかり30分。ある意味パズル原作という設定をうまく利用している感じですね。

 いっぱい何かを語ろうとしすぎて沈没する作品が多い中にあって、ここまで何も語らない作品もある意味珍しいといえば珍しい。もちろん視聴決定です。ディスクはさほど売れないんだろうけど、また海外でバカ売れして賞なんか取って、箔がつくんだろうねえ。

 それも仕方ない、そういう人なんだってことで。ストーリーも画面デザインも演出も、実にスタイリッシュで個性的。あれ、各話演出に投げてるはずなのに……そこが森本晃司ならではか。
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2017年07月11日

「プリンセス・プリンシパル」#1

 なんと久々に真下テイスト、ガンアクションの系譜を受け継ぐ作品の登場です。キャラクターデザインがあまりにも軽かったんで、さほど期待はしていなかったんですが、なかなか本格派のスパイ活劇で、少なくとも第1話は合格点と言っていいんじゃないでしょうか。



 ロンドンが東西に分割されたパラレルワールドで、王党派と民主派が争う、という構図はなかなかいいですね。そしてスチームパンクなガジェットが満載で、反重力装置が開発されているというアンバランスな世界が面白い。

 大人たちは普通にシリアスなキャラクターデザインなのに、主役の少女たちはいかにも幼女ないでたちというのは少々違和感が強い。おそらくは悲壮感を出すためなんでしょうが、やや冒険しすぎな気がしないでもない。

 ただ、お気楽な正義の味方ではなくて、嘘に固められた非情なスパイの世界を、ハードボイルドタッチで描くという心意気は大いに支持します。これでキャラクターデザインがもっとシリアスだったら言うことなかったんだけどなあ。ただ、このいたいけな少女たちが「嘘よ、嘘よ」と言いながら平然と保護対象者を射殺してしまう展開のシリアスさは大変に良かった。たいていそういうところで甘さが出てしまうものなので、あくまで非情を貫く思い切りの良さは大変すばらしい。

 SFとミステリ・アクションの配分比率もすばらしいし、保険という思いがけない粋なオチも見事でした。とりあえず今期のディスク保存はこれになるかな。ひとまず失速しないことを祈りつつ。なんといってもこれオリジナルなんですから。
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2017年07月10日

「サクラクエスト」#14

 新番組ラッシュが続いていますが、その一方で今期は2クール作品もそれなりにありまして。まあ、だから次々コケても大丈夫といえば大丈夫ではあるんですが。



 というわけでOPも一新。新クールに入ったんだなあと改めて実感します。そして新クールはなんと国王たちの夏休み風景から。いきなりそれかい、という気もしますが、実家で別の田舎を見ることで、地域起こしへの思いを新たに、というところですかね。しかし国王の実家、これどこだろう。茨城?

 そして妹が聞き覚えのある声だなあと思ってたら、あやっぺだった(笑)あいかわらず中学生ぐらいの声は余裕で行けますね。

 そして間野山の方では今はやりの民泊プランを検討する動きが……って、その「安産」軍団なに? という衝撃のエンディング。ずいぶん妙なところでバッサリ行きましたね(^^;
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2017年07月09日

「メイドインアビス」#1

 原作はゲームだとばかり思ってましたけど、なんとアニメとは。なんかなかむらたかし風の個性ゴリゴリのキャラクターデザインはどうかな。まあ慣れたらいいんですが、今後次第かな。



 古くて新しい、底なしの穴に吸い寄せられた冒険者たちという設定は確かに王道でいい。ちょっとゲーム臭いですが、冒険者そのものではなく、その子供世代というあたりがミソですかね。なんとなく宮崎駿っぽいものも感じましたが、これだけ違うキャラクターデザインだと別物として感じられるのはうまいかもしれない。

 いや、実際よーくみるとナウシカとラピュタを足して二で割ったっぽい。ロボットの少年はたぶんラピュタのロボットの役回りですが、ちゃんとしゃべれてでも記憶をなくしているというあたりがオリジナル。王道展開と新味をどう交えていくか、それはこの先次第なので、まあ様子見でしょうか。今期は本当に見るものがなくて困っていまして、金曜日はこれ以外何も残らなそうなので、とりあえず視聴決定。見続けられるといいですねえ。

 よく考えると宮崎駿の垂直世界論理をこの作品も継承しているのですよね。案外マネできそうで難しいのが宮崎イズムなのですがさて。健闘を祈ります。
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2017年07月07日

「ニジ★ステーション!!」Vol.7【ゲスト:堀江瞬・永塚拓馬】

 ニコ動は消えてしまいましたが、Youtubeだとまだ見られることを今更発見。



 なんかこれはこれでひとつの様式美を確立しつつあるなあ。あっちゃんの出る番組は、みんな話題作になるというのはなんかうれしい限り。「ドスケベ富豪オバさん」というのももはや流行語として定着した感すらありますし。

 お笑い好きの西明日香ガチ勢には、佐藤有世がロックオンされた模様で、今回は「もっと有世を売り出そう」という2人の意思を感じでなんかうれしかったですね。あっちゃんは本当に「これぞ」と思った自分以外の声優を積極的に売り出そうとするところがあって、実際それは効果を発揮してる。田丸氏とかゆーきちとか。

 実際、本当は佐藤さんは二人よりも先輩のはずなんだけど、いまいちはじけなかった感があって、ここで存在感を高めるのはいい作戦かもしれない。実際、メインを取る作品のひとつやふたつあってもいいし。ていうか、ダテコー監督は深川芹亜よりもこちらにキャスティングを振るべきだった。今からでも遅くないから、なんか検討してもいいと思う。

 ただ、度胸の良さが魅力だったはずの佐藤さんですけど、ここまでいきなり無茶振りされるとまだまだ慌ててしまうようで、そこは経験を積んでいってほしいところ。ただ、いろんな引き出しはあるようなので、結構面白い展開をしてくれそうと、実は期待してます。あっちゃんも最初からあそこまで突き抜けていたわけではなくて、そこは場数なのですよね。

 あっちゃんの「佐藤有世をニジスタのマスコットキャラにしよう」作戦は、なかなかうまいと思ったし、実際さすがに絵のセンスは見事。しいたけ目とか、ツボを心得た笑いのセンスもすばらしいです。本当に、とことん共演者を立てるのですよねこの人は。その結果、ここ数回わざわざ火傷役を買って出ているという。そこまでしなくても、と思うけれども、それをあえてするのがあっちゃんのいいところ。

 これを機会に佐藤さんの単独番組とかできるといいなあ。

 あ、後輩たちは完全台本でしたね。まあ仕方ないけど「こうやって台本を外していくんだよ」というのを身を持って教えてたあっちゃんは、本当に先輩の鑑だと思う。トークだけで食べていける技術をこうして伝授していけるならば、シグマセブンの宝となるはずだから。
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2017年07月06日

「アホガール」「徒然チルドレン」#1

 ひとつの枠を2作品で等分する。割と今後のありかたとしていい線かもしれません。分割不可まとめ売りの「MANPA」や「ウルトラスーパーアニメタイム」はエアチェック時に不便なので、こういう風に「お好きな方だけどうぞ」とやってもらえると、とてもありがたい。

 案の定、評価は正反対に別れました。まあどちらも15分で助かったという感じですが。
「アホガール」


 こっちは「まだ終わんないのか」と見ながらイライラしてしまった。15分が死ぬほど長く感じましたよ。いやだって、主人公がヒロインをひたすら殴り続けている番組だから、見ていてとてもイヤな気分になるし。確かにまあ図々しい子だなとは思うけど、ここまで本気でブン殴られるようなことはしていない。殴るシーンの作画が本気すぎて、ほとんどDVアニメになってしまってますよ。イラッとするから殴る、ってそれ、DV男の論理。殴られてもヒロインがケロっとしてるんなら、まだギャグアニメとして成立すると思うんだけど、深刻にダメージ受けてるよ! さすがにこれは引く。視聴しません。

「徒然チルドレン」


 「恋愛わんこそばアニメ」と評しているネットの書き込みに爆笑してしまった。まさにその通り。いろんなバリエーション、いろんな組み合わせのカップルコントを延々見せる展開なのですが、割とテンプレートを巧妙に外してくるので笑ってしまう。

 衝撃を受けたのが冒頭の高瀬×神田コンビで、校舎の隅に好きな子に呼び出されて「さあ告白だ」という展開。これだけ男の「うれしい」コメントが積み重なった後だと「あー別に好きな男がいて相談されたんだなー」と察していたら、さにあらず。雪の中、かれこれ10分結論を引きのばして待たされ、凍死しそうになるわ、挙げ句「好きな子いる?」と聞かれ「お前だ」と答えたら相手の告白を横取りする展開になるんじゃないかと悩むという、君らどうにも真面目すぎ。しかしこの展開は新しい。それで「好きな子がいるのかいないのか誰なのか」と延々もめた挙句、翌日に引き延ばして

「明日はちゃんと好きって言うから!」

 とサワヤカな別れのひとこと。これはさすがに吹きました。いや新しい、新しすぎる。というわけで視聴決定第一号はこの作品に。新しいな。あと、鬼畜生徒会長とヤンキー少女のシュールなキスコントも絶品。声優の演技と会話の応酬をうまく生かしているし、低予算でも楽しめる、なかなかの秀作となりそう。期待してます。あっちゃん出ないかなあ。
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2017年07月05日

「正解するカド」#12(終)

 とりあえず、野崎まどには、SFファンの期待値を吊り上げた責任をとって謝ってほしい。



 最終回まで見ての結論は2点ですね。100点満点で。あんだけ期待値を吊り上げておいて、最後の最後は痴情のもつれの果ての三角関係オチって、どんな安い三文パルプ小説でも今時ないぞそんなの。しかも主人公の最後の切り札が、自分と沙羅華の間に出来た子供って…… そりゃあびっくりしたけど、それは「今時そんな安易な手段で締めるとは思いもよらんかった」からであって(^^;

 最初のカド出現時の異質さと埼玉までゴロゴロ転がしていく壮大さは、この作品のクライマックスでしたけど、本当にそこまででしたね。侵略SFだって今時「相手をやっつけておわり」なんてオチはないぞ。ましてやこれはファーストコンタクトSFなんだから「なかったこと」オチなんてありえないでしょう。あと、これだけの騒ぎを地球規模で引き越して何も残らなかったら、首相は責任取って辞めるべきだろう。なんか「うまいこと言ったつもりか」的なこと言ってますが。

 いや本当まったくまったくもって残念ですよ。ここまで費やした時間返して! 
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2017年07月04日

「ナイツ&マジック」#1

 というわけで、今期はこの作品からスタート。いや関西スタートはこれじゃないんですが、とにかく今期は外れが多く、いまのところ一本も視聴が決まっていません。こんなことは初めて。いや、ヒドいな。



 この作品は、いくらかマシといえばマシですが、制作側が気合入れて告知しまくるほどの出来とは思えません。特にロボットアニメって絶対失速するし。そもそもラノベ名物転生ものって、この部分必要? という感じ。最初にその設定が伏せられて「なんだこの記憶?」というフラッシュバックをたびたび経験する中で明かされていくというのなら別ですが、一種の願望充足でしかないですよねラノベの転生というやつは。

 しかもこの作品は、名家の美少年に転生すると。よかったねえ(棒)そしてやっぱり設定はSFとファンタジーのキメラで、いろいろ都合がよすぎて妄想臭がかなり濃厚に漂っている。

 それよりもなによりも、大量のナレーションと説明セリフで強引に繋いで駆け足に進む下手くそな演出が見ていられない。80年代のアニメでもここまでヒドいものは少なかったと思いますよ。昔は予算も少なく制約は多かったから、こういう強引な演出が渋々取られたものですけど、今それをやるのはただの下手でしょう。

 こんなものをまっさきに見せられたらゲンナリするに決まっているわけで。キャラクターも非常に投げやりな形でボコボコと出てきて、主人公の陣営に加わっていくという、これまたあまりうまくないやり方。

 そろそろ粗製乱造のツケがまわってきてるんでしょうか。今期はそもそも視聴検討のために見ることにしている作品だけで10本を切るありさま。まあ、前期から継続が3本もあるので、だからといって見るものがなくなるわけではないんですけどね。ちょっと心配といえば心配です。
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2017年07月03日

「月がきれい」#12(終)

 はい、というわけで「ネタがきれい」なオチでしたね。EDのLINE、なにか仕掛けがあるだろうと思っていたら、そういう意味か!



 まさか初恋で波乱もなくそのままゴールインて、あるかいそんなこと。それより「なんで告白されたの言ってくれなかったの」と無理な詰りで詰め寄ってくるヒロインがリアルに怖い。こういう女子らしい理不尽さの方が、なんかいろいろと感じてしまったぞ。

 あと、最終回で重要な役割を果たす主人公の小説ですが…… なんか微妙に「純文学に耽溺している少年のビギナー小説」っぽくてイタい。そう、こういうのありますよね。なんか妙にナルシズム入った一人語りが延々と続いて、「詩か!」と思うほどにやたら改行しまくって下半分が真っ白。えらく凝っているように一見見えるのだけど、実は割とありがちで独自性はあんまりないという。これ、一次通過は無理やろうなあ。まあ、彼氏が書いてくれた自分たちの話だったとしたら、それはもう盛り上がるだろうけど。

 というわけで、小太郎くんは小説家にはなれなかったようで。そうやろうなあ。文体とか会話とかは割と器用な人なら作れるんだけど、演出と伏線をマスターするのは結構大変。どうすれば収得できるのか、まあ繰り返して気付きを得るしかない。

 とはいえ、これだけかわいい彼女がいれば問題ないわね。あまりにも山も谷もなく順調に家庭を築いてしまうと、小説的にはしんどいでしょうけど。

 あえて三角関係も心のすれちがいもなく、まっすぐにゴールインしてしまう話、たまにはそういうのもいいかね。まあともかくもおつかれさまでした。今期はオリジナル作品に当たりが多かったのはめでたい限りです。
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2017年07月02日

「アイドルタイムプリパラ」#13

 ちょっと久々、割と第2シリーズは予想のつかない出だしとなりましたが、その1クール目の締めは、さらにわけのわからないことに。



 一応アイドルタイムグランプリを成立させた(参加者2名!)ゆいとらぁらは、なつかしのパラ宿プリパラに里帰り。しかしガルマゲドン三人組が起動させたメガ姉のおかげでパラ宿が破壊され、ガルマゲドン御一行はパパラ宿に追放に…… ってどんな展開やねん。さすが森脇監督自由すぎる。

 さて、これがテコ入れなのか、本来の計画なのかはどうもよくわからない。普通なら、もうゆいはチームを組んでいるはずなんですが、出てくる予定でOP・EDに顔だけ出てくる少女たちはいまだに現れず、パパラ宿は閑古鳥の鳴いたまま。確かに第1シーズンの繰り返しをやったら、既視感はまぬがれないし、そう遠くない時期でつまづくのは目に見えています。

 実際、当然といえば当然なんですが、久々に集合したパラ宿の面々を見ていると、キャラの濃度と完成度でまったく勝負にもならない。むろんそれはスタッフもわかってて、だからこそ第一期メンバーを小出しに送り込んでテコ入れしていく作戦に出たのでしょうね。

 とはいえまさかガルマゲドンが次回からレギュラー化とは! あれだけ人気あったのに、ちっとも出ないなあとは不審に思っていたのですが、なるほどこういう作戦か。ちびっこ喜ぶことでしょう。私もガルマゲドンが一番の贔屓筋なので、この展開は実にうれしい。ちょっと次回からは姿勢を正してみようと思います。
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2017年07月01日

「サクラクエスト」#13

 見事なまでに客寄せパンダに地域起こしを喰われたという。萌えの顔してやることはシビアだなこのアニメ。地域起こしがいかに大変かということを徹底的にやる気らしい。



 まあそれを節目の13話にやることには、異論もあることでしょうが。これをPAがやるということにやはり意味がある気がします。だとしたら、2シーズンかけてどこまで話をもっていくのか。流山ガールズみたいな、ゆるい癒しとしての路線はすでにやられてしまっているから、あえてシビアな方向性を攻めたというのは極めて正しい。

 問題は、いかにして人々の記憶に残る存在になるかということなのですよね。最初はイベントで釣ってもいいんだけど、それをどこまで地域と共有できるか。だから地域と信頼関係ができていない現在はうまくいかないのも当然なわけで、そのあたりが後半で描かれていくことになるんでしょう。いや本当、PAもここまで来るには大変だったんだろうなあ。今や地域と二人三脚でご当地アニメとか作っているわけですが。

 ディスクセールスはちょい厳しいかもだけど、本来PAに作ってほしいのはこういう路線なので、後半もがんばって推していこうと思います。
posted by てんちょ at 01:57| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする