2017年06月30日

「正解するカド」#11

 うん、まあなんというか…… 要するに「正解」とは外交交渉における妥協点のことかねと思わせる結末でしたね。かなりモシャモシャする。



 話としては、結局よくある形の侵略SFに着地してしまった感じで、そこに抗するヒロインと守られる主人公という感じですね。なんという便利な性差消費構造。ちょっとがっかりです。

 まあ主人公の精神回路はヒロインに護られて良しとする安直なものではなくて、本来あるべき外交交渉の形に則って相手にもある程度の華を持たせようとする。そんな理想主義の外交官はおらんぞ、たぶん。

 とはいえ、最終話に向けてのモチベーションが生まれたのは良かったですかね。これで侵略SFを大きく離れるウルトラCができれば大したものなんだけどなあ。いまのところ40点。とはいえ最終回待ちです。
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2017年06月29日

「有頂天家族2」#12(終)

 実は今期全話保存したのはこの作品のみ。いやーやっぱ大正解だったなあと感慨にふける最終話でありました。



 なんか前期をなぞってるなあとちょっと不満に思ったりした回もあるんですが、最終回でこうして弁天と二代目のガチバトルを見せてくれるんであれば、すべて伏線であったとして飲み込みますよ。まあ天満屋はもう少し活躍してくれそうな気配はあったんですが、そのあたり叔父上ともども三期の伏線としてひとまず地獄に回収というところでしょうか。この叔父が悪役として構えているからこそ廻る有頂天家族でありますし。

 しかし今回は二代目が凹んでるし、弁天のリベンジだろうと思いきや、またしても二代目の勝利。落下した弁天がすぐ急上昇してくるはず、と思い込んでいた我々はバトルアニメの見すぎかね(^^;

 今期は海星といい赤玉先生といい、出番の少ないキャラが最後でいいところ持っていきますね。一期ではあれほど老いぼれていた赤玉先生が、今期はまあ年の功というか、風格を見せつけて
 「悔しいか、悔しかったら強うなれ」
 と、二代目にも諭してた。

 この最終回にあたっては、原作とややエピソードの入れ替えがあった模様。原作ではAパートラストの失意の弁天を慰める矢三郎という結末で、なんかしんみりしつつ第三部に続く、という感じなんですが、このアニメ版ではその後に矢一郎の結婚式、二代目との和解と続き、ラストは海星との復縁で、大変ハッピーな結末となりました。ああ、順番を入れ替えるだけでこうも印象が変わるのかとびっくりするばかりですが、それにしてもすばらしい。ここにOPが流れるEDという。いやあまさしく大団円とはこのことですね。お見事!

 そもそも第三部は原作も書かれていませんからいつのことになるやら不明なのですが、きっといつかこの愉快な連中と再会できることを期待しつつ。京都の聖地でも巡ってみようかな。
posted by てんちょ at 02:17| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月27日

「アリスと蔵六」#12(終)

 まあ、ほのぼのとよい結末だったんじゃないでしょうか。やや後半はアクションに欠けた気もしてやや物足りないのですが……



とはいえ赤の王篇をやっていたらぜんぜん終わらないのでここで切るしかないわけで、まあ、仕方ないかな。たぶん第2シーズンはないだろうけど、原作ファンはみんな満足したんじゃないでしょうか。対案があるわけじゃないので。

 個人的には「こんなにわかりやすくておとなしい話だっけ」という印象なんですよ。原作読んだ時は、もっと意味がわかんなかった気がする。やはり原作のあの唐突感はコマ割りのコミックならではで、動きのあるアニメに翻訳してしまうと、普通のアクションアニメになってしまうんですねえ。まあ蔵六に大御所担ぎ出してるから、その意味では話題作になりましたけどね。原作ファンとしては、やや複雑な気持ち。

 リュウのアニメ化作品て、みんなほどほどですねえ。特に悪くはないけど、驚きもないという感じで。リュウは個性派が結構そろってるんですから、もっと尖った作品選べばいいのに。次は「セントール」か。あの超問題児深川芹亜を主役に選んでしまった段階で、作品が空中分解するのは目に見えてますが。桑原勇気が入ってますから、ある程度なだめてくれるかもだけど、たぶんダメだろうな。まあ、彼女のデビュー作である「グラスリップ」ぐらいに派手に壊れてくれれば、それはそれで伝説になると思うんですけどね。
posted by てんちょ at 23:50| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「リトルウィッチアカデミア」#25(終)

 最後の最後まで「終」表記が出ないんですが、劇場に続くとかではない、まさにこれで堂々の完結篇でしたね。いや最後の劇場版もかくやと思わせる濃く濃く押しまくる展開はさすがトリガーという感じでしたよ。



 なんか最後は積極臭くなるんじゃと不安もあったんですが、とにかく動きの爽快感で押しまくるあたりの超個性がこのスタジオらしいなあと。そして、日曜朝向けとしきりに言われてましたけど、むしろ熱い少年マンガ的なカタルシスを見せてくれたのもよかった点。それをあえて女子にやらせるところがいいんですよね。そのぶん客観化されるから、変なベタつきがなくなる。

 根性の復権という点でも実に見事で、軍国主義や奴隷労働の口実として散々使われてきただけに「根性なんて見るのもイヤ」という風潮が80年代以降続いてきましたが、何か信念を持って頑張ること自体は別に悪いことじゃない。ただ、その目標はあくまで明るく肯定的なものでなければならない、というのがこの作品のいわば総括でしたね。そのクリアな着地点が大変すばらしかった。憎悪とかヘイトを煽る風潮は現実にもいっぱいあって、一時的には力を発揮するように見えるのだけど、すぐに暴走して歯止めが効かなくなる、ということもちゃんと指摘してる。そして説教にならず見事に娯楽として見せることに成功している。これは実にもう見事というほかないでしょう。

 そういう手の付けられない暴走したイメージの具体系としてミサイルをラスボスに仕立てたのはなんともうまい。そうしたネガな黒い力に打ち勝つためには、純粋に誰もが笑える明るい明日を信じる前向きな心しかあり得ないということ。「信じる力が私の魔法」というアッコの決めゼリフをここまで可視的な形で説得力を持たせてくるとは思いもよりませんでしたよ。

 そして、アーシュラ先生はただ改心するのではなく、親友であるシャリオの呪いを解くべく、旅立っていく。そしてアッコは……というと、これで伝説の魔女になるのかというと、そんなことはなくて、相変わらず箒で飛ぶだけでもヒーヒー言ってる。でも、今やアッコのまわりには友人がたくさんいて、常に支えてくれる。だからきっと……

 という感じの結末。これだけ大風呂敷を広げておいて、アッコを救世主にしてしまわず、普通の学生に戻してしまうまっとうな結末を持ち得たことがまた、さらにすばらしい。本当に見事な、これぞオリジナルアニメ、という感じの秀作。萌えに媚びないキャラクターも良かった。これからも語り継がれていくでしょう。本当におつかれさまでした!
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2017年06月26日

「エロマンガ先生」#12(終)

 ああ、要するにこういう無意味モテ男の受難みたいなコメディが見たかったのかもなあと思いながら観てました。まあ、これが最終回として妥当だったかどうかはさておき(笑)



「兄さんのバカ! 女たらし!ラノベ主人公!」
「俺のどこがラノベ主人公なんだよっ!」
「うー全部っ!全部!」

 沙霧正しいな(^^; まさに歩くラノベ主人公ですわ。あと、本屋が持ってきた18禁同人誌を
「見るぅ、見るのぉっ!」
って幼児みたいにダダこねるシーンとか、兄貴から奪ってワクワクしながら読むシーンとか、もう爆笑でしたね。なんか露骨にエロいよりは、こういう風にコメディの方向に振ってくれた方が、観ていて楽しい。

 しかもその勢いで18禁マンガをその場で描いてしまい、同席した3人に感想を求めるという鬼畜ぶり。公式が率先してやんなよ(^^; それでいて、微妙に歪んだ性知識のせいで話がまたまたこじれるという展開が笑えました。みんな強がってるけど微妙に間違っているのがどうにも微笑ましいというか。まあ兄貴にしてみれば、自分をモデルにした18禁描かれたらそれはそれは困惑するしかないだろうなあ。

 むかし、翻訳家の柳下毅一郎先生が、有名人ホモ同人を喜んで読んでたところ自分もネタにされて死ぬほど困惑したという話を思い出した。

 そして一番スゴかったのがロダンのダビデ像を鉛筆ですらすらと描いてしまったムラマサかもですねえ。いや、そんなん空で描けるとしたらすごいわ。小説より絵画の方目指した方がいいんじゃ。

 この作品は、こういうエロエロ言ってみんな強がってるけど、どこかピントが外れてて、笑いになってしまうような話が一番面白いんじゃないかな。

 まあ、この作品は黙ってても2期あるでしょうから、待ちましょうかね。ひとまずおつかれさまでした。
posted by てんちょ at 02:31| 大阪 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月25日

「ツインエンジェルBreak」#12(終)

 うんまあ雑な終わり方でしたね。それでいて続編作る気満々のラストという(笑)。



 しかしこのBOX売れるんかね。パチンコの攻略法でもつけたら売れたりして。まあこれだけ低予算でどれだけのことができるのか、という点ではそれなりにまあがんばったほうかも。次の続編はまた10年後かな。

 とにかく誰が見ているか不明なまま突っ走ったという点は、パチンコ系アニメの王道かもしれませんが。それ修羅の道だし。

 ただ、あっちゃんに結構な厚遇をしてくれたことは感謝してます。毎回言ってますが。なんせこの最終回なんて出なくても全然問題ないのに、きちんと出番を用意してくれてましたからね。この変人クラスメイトSは全然本筋に絡んでこないのでガヤ扱いでも良かったと思うのですが、それなりに毎回楽しめる見せ場を設けてくれたのはよかったです。特にシカコさんとの掛け合いは絶妙で、2人主役のスピンオフとかあってもいいのに。とにかく「人妻感」あふれるクラス委員長という、しかも笑いどころは他のキャラが全部持っていくなかなか難しい立ち位置で、あっちゃん大健闘だったのではないでしょうか。

 次のシーズンもなんかないかなあ。ちょっと期待してます。おつかれさまでした!
posted by てんちょ at 00:40| 大阪 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 西明日香 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月24日

「ひなこのーと」#12(終)

 というわけでこれが最初に終わりましたね。最後は演劇の聖地を見に行って誓いを新たにする結末。しかし君らの学校の方が、よほど大規模演劇やってるやん(^^;



 ルリ子先生は今回は最後の最後でちょっと出るだけ。ちょい残念。まあ、ひととせチームの決意の回だからねえ、指導者は最後に出てくればいいのか。それにしてもゆーきちが出るだけで画面がピシっと締まる気がするのがなんともすごい。

 本当、ゆーきちはこの作品でひとまわり大きくなりましたよね。ものすごく個性的な声質だから、なかなかこれぞという役が得られなくて、あと最初にやった真白があまりにハマり役だったので苦悶している感がありましたけど、西明日香という師匠を得て、すごくいい感じに肩の力が抜けたようですね。

 はっきり言って、チームひととせの5人の演技はかなり単調で、ほめられたもんじゃないです。結構新人声優でもそれなりにクオリティを保っている時代に、これだけメリハリのないキンキン声でオクターブだけ変えて区別させるってどうなんだろう。これはある意味音響監督の怠慢かもしれませんが。

 まあそれだけに、なおさらゆーきちのうまさが目立つというか。同じキンキン声でも深い味わいと奥行きを感じさせる演技、だって子役にして大女優という狂った設定を自分の声だけで説得力を持って見せなければいけないんだから。ゆーきちはどれだけ試行錯誤したことだろうと思うと、感慨深いものがあります。

 それだけに、ひととせ5人娘の演じ分けの単調さとの差異がかえって目立つのですよね。音響監督はこの5人を捨てて、ゆーきちに全精力を費やしたのか。まあ、何にしても、ゆーきちにとってこれは代表作のひとつとなるだろうし、たぶんこの作品が将来的に記憶されるのは、ゆーきちが出てたということだけでだと思う。

 黒柳ルリ子という難役を驚くべきクオリティでクリアしてみせた技量は、今後に大きなプラスとなるはず。次なるキャスティングが楽しみです。ともかくもおつかれさまでした!
posted by てんちょ at 00:29| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月23日

「あすかりんのこぜにかせぎS」#3

 よくもまあ、毎回これだけ感じを変えられるものだと驚きます。とにかく絶対ワンパターンにはしない! というダテコー監督の意地を感じますね。



 というわけでめでたく一周年。いきなりキルフェボンのケーキの中心部を蹂躙してそびえ立った、存在感抜群のロウソクに圧倒されました。とにかくこの二人に予想外の反応をさせるべく、次々と積極的に仕掛けていってるのに驚かされました。いやーこれで324円は安いわ。

 半分は祝賀メッセージなんですが、ファンもよくわかってて、なんとも珍妙なメッセージが次から次へと紹介されました。そして「粗品進呈」とは告知にも書かれてましたけど、まさか本編で使ったカードに2人がハンコを押しだけのものとは。まあ、メールの気分に合ったカードを探すのはある意味で「大喜利」ですから、なかなか考えられてる。しかしサインぐらい書いてあげようよ(^^;

 今回はなかなか可鈴ちゃんが仕掛けてて、成長したなあと思いましたよ。「ウン子な運転手」漫談とか、あっちゃんに一切しゃべらせずに流れるようによどみなく台本を読み上げ続けるとか、かなり演技スキルが必要とされる場面で次々と絶妙の間合いを見せていましたからね。

 しかしみんな変なメッセージ送ってくるなあ。「カラーコーン4つもらったのでいい活用法はないか」とか、どこが祝賀メッセージやねん。それに対する答えが
可「ケツにぶっさせーっ!」
西「尿道にぶっさせーっ!」
ですからね(^^; オイ、アイドルとアイドル声優(笑)みんな「あいたた」になるわそりゃあ。

 というわけで、半分をおたよりで終わってしまったんですが、今回のテーマは「企画ジャイアン」と「人形劇」。ジャイアンの方は、あけさんたちが「よたぱや」でやってたタロット占い。もちろん、あっちゃんたちがタロットにツッこみまくるシュールな展開になりました。無生物にもおそれずツッこむ命知らず、さすがあすかりん。人形劇の方は視聴者投稿の人形から選ぶという二段階選抜が採用されたため、さらにややこしい展開に。「くっさい動物園殺人事件」というわけで、まあ、ストーリーは「だいたいこんなもんかな」というところに落ち着いてしまいましたが、机の上に投げ出された蛇が最後の最後までスルーで終わるという高等芸には絶句しましたよ。

 相変わらずの無茶苦茶ですけど「でも、わたしこの番組大好きだ」というあっちゃんの言葉に実感こもってましたわ。まあそうだろうなあ。なるべく長く続けてほしい。まさに伝説になるはずだから。ある意味、4人組の新アニメがどんなギミックを仕掛けるものになるかは、ここでの実験からなんか出てきそうな気がする。その意味でも、今後も目が離せそうもありません。
posted by てんちょ at 01:05| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 西明日香 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月22日

「有頂天家族2」#11

ますます第一シーズンのリメイクっぽい展開ですね。やっぱり黒幕は早雲でしたか。ただ、いったん早雲は死んでいるはずなので、次回そのあたりが種明かしされるはず。



 ただ、今回は今の所キーパーソンであるはずの弁天と二代目の確執がやや語られないままなので、そのあたりとうまくリンクさせていければいいのですが。ほんとうにこれ来週で終わるのかな?

 あと最近赤玉先生が登場していないのも気になるところ。たぶん、次回は関係者が総出演してドタバタのうちに終わりとなりそうだなあ。それはそれでいい感じ。

 今回は二代目のキャラクターが圧倒的だったので、その意味でも作る意味はあったかな。こればかりは、原作よりもアニメ版の手柄でしょう。ものすごい迫力でありました。だからこそ、次回は矢三郎よりは、二代目と弁天と赤玉先生の確執が決着することで、物語が閉じるのではないかな。

 とにかく泣いても笑ってもあと一回。期待してます!
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2017年06月21日

「アリスと蔵六」#11

 むう、さすがに赤の王が登場する第三部までは行けないか。魔女羽鳥との出会いまでを描いた第二部で終わらせるのは妥当な選択かもですね。



実は原作はかなりモシャモシャする展開なので(笑)このアニメ版で整理しながら観られるのはありがたかったです。「蟲師」に近いところありますね。アニメ版を見てはじめて「ああ、そういうことか」と納得がいったりもしたし。

 特にこの第二部は地味だったんでねえ。かーなり忘れてましたよ(^^; まあこうやって振り返ってみると、なかなか楽しくてほのぼのしていて、アニメから入った組が「こういう日常ものの方があってる」という指摘はある程度得心が行きますね。

 羽鳥と歩は結構それはそれで重い人生を背負ってるんですが、だからこそそこに友情が生まれるんだろうし、紗名の「モシャモシャする」感覚が得心が行くまでが、成長の歩みだということなのでしょうね。

 というわけで次回最終回。たぶん第二シーズンはないので、いい締めを期待したいですね。
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2017年06月20日

「リトルウィッチアカデミア」#24

 わりとこじんまりした最終回だな……と思わせておいて「え、続くの?」と愕然。



 アッコはあくまでシャリオに杖を返したかったんですね。実にアッコらしい。それでアーシュラ先生がシャリオだとわかって「アーシュラ先生でいてください」と申し出て師弟が和解する。ええ話やなあ。

 クロワはラスボスにはなり切れなかった感じですね。結局、人間臭くシャリオに嫉妬して自分が認められたいという強い思いに突き動かされてここまで来てしまいましたが、最後は動揺して混乱して、シャリオを気遣ってしまう。その一方でシャリオを突き動かしていたのもまた、クロワやアッコへの罪悪感であったというのもなんとも切ない限りです。

 さて、言の葉はようやく七つそろいましたが、最後の最後でなにやら物騒なものが打ちあがったりしていて、さあどうなる次回という感じ。しかし全25回なのか26回なのかどっちなんでしょうね。だいたいの伏線は回収しましたが、実は魔法界の復活、二国間紛争、アンドリューに預けっぱなしの帽子というあたりはまだ未解決のまま。さてどうなりますことか。まずは次回に注目。
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2017年06月19日

「エロマンガ先生」#11

 ああ、いい最終回だったなあ(棒)



 まあ「俺妹」は2話までで切ってしまったので「はあそうですか」という感じですが。実際、冷静に考えれば「そんな確率があってたまるか」な話なんだけど、あちこちに伏線はばらまかれてるっぽいので、たぶんさほどご都合主義的な話ではなさそう。まあ今回のアニメでそれが描かれることはなさそうですがね。

 ネットで小学生のころから交流していた二人が、両親の再婚で兄妹になり愛し合うようになる……というとどんな確率やねん、という話になりますが、たぶんこれ話が逆ですね。登校拒否に悩んでいた娘が思わぬことから復活し、その原因を作った少年の小説ブログの存在を知ったマンガ家である母が、業界ルートを通じて調べてみたら新人賞に応募していたことがわかり、そこから父親にたどり着く。娘のことについて相談しているうちにやがて男女の仲となり……とかまあそんなところでは。

 ていねいによくできているとは思います。まあ、この作品のラブコメ路線にはほとんど興味がないのですが、コメディとしてはかなりよくできているので、まあ評価できるかな。そして次回最終回。藤田茜がこれで売れてくれるかな。売れるといいなあ。
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2017年06月18日

「ツインエンジェルBreak」#11

 あー来週最終回か。ふーん。



 旧主人公の大御所コンビ2人が復活し、くぎゅうはりねずみも人間キャラに復活。でも早回しで見てても割と御都合主義っぽい雰囲気は感じられましたね。本当、ストーリーは相変わらず極めてどうでもいいです。

 まあそれよりも、たとえひとことずつでも、無理やりに西明日香以下クラスメート陣レギュラーの出演枠は確保しようという情熱は感じ取れてうれしかったですね。あくまで主演2人じゃなくてクラスメートチームも含めてのツインエンジェルなんだよと。ならばメインの筋にもう少し絡んできてくれてもよかったのに。

 西明日香ガチ勢とすれば、まったくらしくないアダルティなお姉さまキャラを演じ切った新境地なので、ガヤに等しいはずなのに毎回きちんと出番を確保してくれた演出陣には感謝感謝です。メイン回を用意してもらえればなお良かったんですが、まあほぼレギュラーといっていい厚遇は慶賀すべきことでしょう。ウィクロスよりはよほどマシで。

 来期もなんかレギュラーがあるといいなあ。とりあえず最終回でどう活躍するか要注目。 
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2017年06月17日

「ひなこのーと」#11

 初夏に「ゆくとしくるとし」と言われましてもねぇ…… 1クールで強引に1年を畳みこむ路線の無理がこういうところで出てきます。まあ、冬クールで水着回の時も困惑しますけどね。



 今回はあっさり2回目公演。とはいえ1回目よりはかなり力抜いてまして、それでも来る満員御礼の客が謎。しかも女性客ばっか。

 ルリ子先生は今回演劇指導の依頼はなかったようで…… チラシ配ってるところに行きあたってようやく気付いた次第。ルリ子先生は大人の中の大人だから、平然と「ふーんそうなんですの」と反応してましたけど「どうして私に何も連絡がないんですのっ」と腸煮えくり返ってたハズ。いや顧問に連絡ぐらいしろや、君ら。

 それでも前回と違ってルリ子先生も打ち上げに参加してたのは、彼女たちなりの気配りですかねえ。ひなこがいい年をしてサンタを信じてはしゃいでるのを見て「ああ、この子らはまだ子供なんだ」と悟った大人の眼でみまもっていたルリ子先生が逆にイタい。いや、あなた9歳でしょうが(^^; まあ、9歳にして誰よりも大人であるところがルリ子先生のルリ子先生たるゆえんなのですけどね。

 最後は堂々たる大人力を発揮して去っていったルリ子先生。本当に大人だ! それをゆーきちが演じているというところに不思議な思いを感じますよ。本人はどう見ても大人げない人で、そこが愛されるゆえんではあるのですが。しかし今回演じてるルリ子はまさに堂々たる大人。声優ってすごいなあ。みなさん、ゆーきちはこんなに難易度の高い役もできます。ぜひ次のヒロインは彼女に!!
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2017年06月16日

「サクラクエスト」#11

 今回は凜々子の奮起エピソード。実際、こういう形で田舎で引きこもっている子というのは結構いると思うので、少しでも何か背中を押す力になるといいんですが。



よそ者への警戒心とじり貧への焦りの間でゴタつきやすい地方の町の難題を、一人の少女の苦悩と地域伝承の解釈問題で巧妙にまとめあげた構成の勝利ですね。まあ、結果として前回が捨てストーリーみたいになってしまったのはやや残念ですが。2クールある余裕ならではかと。

 脚本脚本言いますが、これはかなり地域に生きてきたPAの実感がこもっている気がしますよ。実際に地元で拾った話も多いんだろうし、そこにリアルが乗っていったのは、地域に生きるスタジオならではの強みですよね。そのあたり、東京が舞台だったSHIROBAKOにはあり得ないこと。だから売れてほしいんですけどねえ、サクラクエスト。いまのところ埋没してるし、ヒットは無理っぽいですが……「花咲くいろは」の頃は物珍しさと時期の良さもありました。これだけ過当競争になってしまうと、1万枚超えてくる作品は1シーズンに数枚程度になってしまいますからねえ。

 ともかくも地方テーマのなかなか硬派の作品として、実に面白くなってきました。この先も応援していきたいと思います。

 しかしサンダルさん、いったい何のために出てるんだろう。伏線?
posted by てんちょ at 00:15| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月15日

「正解するカド」#9

 結局、無駄に壮大な人類家畜ものでしたか。



 まあ、設定はなかなか凝っているし、今までの展開に「ああなるほど」と納得はできるので、まあいいかなとは思いますが。SFとしては、ややわかりやすすぎるかなという気はします。

 要するにザシュニナは地球温暖化とかどうでもよかったわけですね。まあ、温暖化進んだら情報減るからあかんやん、とは思うんですが。そのあたりの飴と鞭が若干雑な気がしないでもない。

 そして人類にお味方する正義存在が現れるというのもちょっと…… まあまだ実は9話なので、さらに展開が進むと考えていいんでしょうが。

 もう少し脳を混乱させてくれ! と贅沢な要望を叫んでみたりして。まあ、そのあたりもうひとやまあるんじゃないかと期待はしてます。
posted by てんちょ at 02:54| 大阪 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月14日

「有頂天家族2」#10

 ここに来て弁天様と二代目の全面対決か! というワクワクものの前回のヒキだったんですが。



 うーん。ちょっと肩透かし。あれ? まあこれは原作がそうなってるんだろうから仕方ないんだけど。見たかったなあ。両者の頂上決戦。二代目のフルオーケストラなやたら大げさなテーマ曲がすばらしいので、実に盛り上がってただけに、いやはやもったいないことといったら。

 この第二シーズンは、ストーリー的にはほぼ第一シーズンを踏襲しており、クライマックスは御家騒動+金曜倶楽部の狸鍋騒動になるようだから、あまり大きな驚きとはならないのですよね。

 ただ、この反復はどうやらわざとやってるっぽいので、繰り返しに見せかけてどう驚かすかがキモなんだと思う。まあそれでも真っ白状態の第一シーズンの興奮にはなかなか迫れないと思いますけどね。ただ今期は二代目という強烈なキャラクターが顕現したことは大きな収穫でした。まさかあの弁天様に勝てるキャラが現れようとは思いもしませんでしたもん。

 そして今期は海星が姿を見せない理由、今更旅に出た弥二郎がとんでもない伏線を引き当てる展開にぶったまげました。うぬぬ、悔しいけどさすが。そしてこれ本来は三部作予定ということは、次もあるのか?

 まあひとまずあと二回。今期全話残しているのは今のところこれだけです。
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2017年06月13日

「リトルウィッチアカデミア」#23

 やっぱりここに来てダイアナが存在感増してきましたね。さりげない伏線もきっちり回収してくるし。



 あと、アッコの世話好きオバさんぶり、人脈の育成がここに来て役立ち始めたというか。そして意外なぐらいロッテがアッコに依存してた状況が明らかになりつつあるという。むしろダイアナがアッコ依存を深めるのかと思いきや、やっぱりこっちは「ライバル」として意識しつづけるのですね。そのあたり、常に前向き上昇志向のダイアナならでは。

 案外ダイアナに一喝されてアッコが目覚めるとかかと思っていたんですが、違いましたね。結構ダイアナは落ち着いて淡々と諭し、仲間たちに囲まれることで、自分のあるべき姿をアッコが思い出すという。この作品が結構すごいなと思うのは、ずっと日本のアニメ表現が遠ざけてきた「根性」というものを新たな形で価値を吹き込んで再生したことでしょうね。最近は主人公もダイアナみたいなクール系が増えてましたが、もう底辺の劣等生が根性を貫き通して存在感を発揮してしまうという展開、本当に久々に観た気がする。そして昔の根性ものと違って粗野な体育会系ではないんですね。能天気バカを貫くことで、活路を見出してしまうアッコのキャラクターは、ある意味、いまの若者たちへのエールになっているのかもしれない。

 というわけで、いよいよクライマックス。まずはクロワとシャリオの対決ですが…… 最後はアッコのど根性がすべてを救う。ガンバレアッコ!
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2017年06月12日

「Re;CREATORS」#10

 うーん。世評のイマイチぶりはさておき、個人的には結構楽しめていたつもりだったんですが、ここに来て脚本の練り込み不足のガタが見えてきた気が。



 「動くな、死ね、甦れ!」って、なんともどマイナーなロシア映画のタイトルを引用しにかかってるあたりもなんだかなあですし。いや、この作品に似合ってないでしょ。そもそもこの映画見てないんと違う? そうでなかったらこの局面で引用する気分がわからない。

 特に今回、弥勒寺のマヌケぶりがさらけ出されてしまった点も問題なんですが(作中では割と理性派扱い)、全体にキャラクターの行動に相当に無理が出てきました。メインストーリーの方向性を崩さないために、個々のキャラの動きが大きく制約されている感じですね。「いや、このキャラこんな風に動かんでしょ」という行動が平気で振られる。

 これはつまり、「アルドノア・ゼロ」同様の中盤での失速、あおきえいの2クールものに典型的な症状ですね。要するに脚本が練り込み不足で、初期作業の不備が今になって祟っている感じです。これがメタフィクション的な伏線だったらそれはそれですごいですが、そこまで計算しているぐらいだったら、いろいろ示唆する伏線があるやろなあ。

 場合によっては、2クール目は視聴やめるかも。なんかまみかの退場あたりからの、ものすごく無理やり・強引なストーリー展開がちょっと残念です。
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2017年06月11日

「エロマンガ先生#9」

 いちおうマサムネ先生メイン回らしい。でも、この人はっきり言って相当にウザい。



このイタいキャラを前に平然としてる主人公は、さすが松岡ボイスだと感服するほかないんですが。私だったらまっぴらごめんです。いや、だって、こういう重い系のキャラは、絶対後で見返りを求めてくるから、「美人だから」とか「俺のこと愛してくれるから」とか一時の気の迷いでなびくととんでもないことになる。

 ただまあ、今回は純然たる「女難コメディ」としてよくできていたので、ただただ笑わせていただきました。まあ、マサムネ君はそういう星の下に生まれてるということですよねご愁傷様。

 それにしても、ひたすらダシにされる国光先生はマジで怒っていい。酒飲んで荒れるぐらいなんですか。未成年たちが人生そんなもんかとナメてるのは耐えられんですよね(笑)
posted by てんちょ at 03:11| 大阪 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする