2017年03月11日

「昭和元禄 落語心中〜助六再び篇」#10

 いろいろと見せてくれますねえ。今回はラジオの中継を聞いている人たちとか風景を交えて見せるという工夫。そう、落語は音だけで聞かせる場合もあるわけですよね。



 とうとう最後の寄席が燃えてしまって、窮地に陥る落語界。これが敗戦直後の上方落語で起きていた状況なわけですが。若手四天王がいた当時の上方落語界と違って、この世界のエースは与太だけ。これは大変だ。この世界ではテレビで落語も流してくれんのか。夕方と深夜ぐらいはやろうよ。本当(^^;

 そして八雲はというと、顔にひどいやけどを負って、さらに復帰は困難に。しかもこの人はほとんど録音・録画を許してこなかったわけで…… それを考えると、後世に残す、という意味で圓生・米朝が成し遂げたことの偉大さには頭が下がる思いです。本当、これだけの記録があれば、途絶えた噺も復活させられるわけで。それでもようやく小夏と和解して、弟子入りを認めた次第。長かったなあ。本当、彼女にとっては八雲こそがおっかさんのようなものだったわけで。

 今回一番大きく動いたのは、小夏関係のエピソードかもしれない。しかし小夏、2人目生まれるのか……与太とは仮面夫婦だと思っていたので、結構驚いたわ(^^; そして次回でみかこしの信之助も落語家に? このボンボンぶりは、志ん朝あたりの若旦那キャラになってくれるのではと期待。
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2017年03月10日

「小林さんちのメイドラゴン」#9

 衆目の一致するベストエピソードだったようで。しかもこれオールオリジナルエピソードという。すごいなあ。



 まさかここまでハートフルなエピソードに仕上げてくるとも思わなかったし、カンナのかわいさと才川の煩悩ぶりが天丼状態でどんどん盛り上がっていく展開も大変に良いものでした。そして今までクールに一歩引いてドラゴンたちを見つめていた小林が、カンナの運動会に行くためにデスマーチを超えて奮闘する展開はなかなか泣けるものでした。こういうの見てると親子っていいもんだなあと思ってしまうんだけど。もう遅いけどね。

 基本的に、京アニが空回りしないのは、こういう風にきちんとした作りこみが意味を持った時でしょうね。一番それがうまくいっていたのは「氷菓」かな。でも今回もよかった。いつもは「まだおわんないのかな」と思ってしまうほど演出を詰め込みすぎて重量オーバーに陥っているんだけど、今回はたくさんのキャラをうまくさばいて、小ネタの連続で全体として運動会に収斂させているのが実にうまい。

 それと、全体に各声優陣の演技が実にうまいですよね。キャラであると同時に自分自身でもある、という感じの微妙な演技のさじ加減が絶妙、という話は最初のころにもしたと思いますが、今回の小林の男前っぷりは、やっぱり田村睦心さんだからハマるんですよね。そういうキャスティングの絶妙さにも実に唸ったエピソードでした。

 カンナがこれだけ前に出てきたのは原作ではあり得ないことで長縄まりあ嬢のうまさが光ってます。才川の加藤えみりんもうまくキャラを作りこんで前に出てきた感じ。原作ではほとんど印象にも残ってないキャラですよ。

 それだけに、主人公であるはずのトールがただ平板な高い声で、下手ではないけど個性も作れていないのがちょっと残念ですね。桑原由気は、「なりあガールズ」では一番実力を感じたのに。確かにこの豪華極まる面々に対峙していくのは大変だろうけど、最終回までにどうか存在感を出せるようになってほしいなという感じです。彼女にとってこの作品はうまくいけばステップアップになるのだろうし。
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2017年03月09日

「この素晴らしい世界に祝福を!2」#9

 わあ、もう来週最終回ですよ。なんて早いんだ。



 それなのに今週もアクシズ教ネタと温泉回というかなり呑気な展開。クライマックスどうなるの?

 まあ、ギャグとしては非常に快調で、今回も大いに笑えたわけですが。デュラハンさんがもはやネタ扱い。いやアンタこそこっち戻れや(^^; しかしなんか重要そうなキャラがチラ見せ的に登場しておりまして、これはおそらく魔王軍の幹部かな? ウィズに気付いて隠れていたし。まあこういう伏線があるということは3期もありそう、という気がしますが。

 実際ディスクセールスは今期も余裕で1万枚を突破しそうで、十分に3期合格点でしょう。このままチームを解散せずに、毎年冬シーズンに作り続けていけばいいんじゃないかな。一番の懸念だった2期で期待値が高まりすぎることもなく、肩の力を抜いた展開で気楽に楽しませてくれたわけですし。

 しかしまさかクライマックスでベタな宗教ネタで笑わせにくるとは思いませんでしたわ。精神攻撃で削ってくる難敵ですねアクシズ教徒というのは。しかし次回、笑っても泣いても2期最終話。はたしてどう締めるのやら、期待して待つしかなさそうですね。
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2017年03月07日

「リトルウィッチ・アカデミア」#8〜9

 こちらもなかなか振れ幅の大きな2エピソード。まあともかくも狂気に満ちたギャグ満載の8話大好きでしたよ。



 今まで脇だったスーシィがはじめてメインを張った回でしたが、ここまでカオスなギャグ回になるとはなあ。スーシィのインナースペースを旅する展開なのだけど、ありとあらゆるスーシィが出てきてしかもそれがみんなアナーキー思考の持ち主というあたり筋が通っているのかいないのか。スーシィというキャラの魅力を一本まるごとでじっくり語ってしまうストーリーでしたが、個人的には、ドライブインシアターのエピソードが一番面白かったかな。わざわざ無声映画のパロディやってくれるし。スーシィにはアッコが杉浦茂キャラみたいに見えてんのね(^^;



 こちらは校長先生エピソードで、アッコの世話焼き志向が話を転がしていくスタイル。墓から甦った骸骨男が仇を求めて街を駆け廻るんだけど…… 着地点は結構イイ話っぽかったですね。前半のドタバタと後半のしんみり感がいいアクセントになってました。そして、いつの間にかアッコは少しずつ魔法が使えるようになっているという。後半への伏線もいろいろとあって楽しみですね。

 本当、これは2クールでも短いと思う。
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2017年03月06日

「昭和元禄落語心中〜助六再び篇」#8〜9 

 待ちかねてまとめて視聴しましたよ。なんかもう鬼気迫るものがあるなあ。



 萬月師匠の上方落語もちゃんと聞きたかった。私は、見台をああいう風に楽器みたいに使う講談みたいな語り方はほとんど見たことがないんですが。最近の上方落語では、小拍子で話の変わり目に見台をパンと叩くぐらいで。ただまあ、今回の萬月師匠のやり方がウソだとは言わない。現在の公演スタイルは、米朝ら四天王の手によって戦後に整理されたスタイルですから、本来はああだったかもしれませんよね。なにしろこの作品の世界では、上方落語は壊滅しているわけですから。うーんSFやなあ(^^;

 8話の見どころは与太による山ちゃん芝浜の再演。あの山ちゃんのスタイルだ、と視聴者にも分かるようにコピーしてうまく演じなければならないわけで、すごく難しかったと思う。いやおつかれさまでした。

 今期は与太が大きく前に出てますけど、基本的にこの作品の主人公はあくまで八雲なんだなというのが感じられた8〜9話でした。9話で刑務所慰問に「たちぎれ線香」を掛ける八雲はいやはや人が悪い。みんな泣いてますがな。しかし演じつつ過去の自分を重ねてしまうのが、この人の業の深さ。そういうことなんだなあ。

 しかし老いが忍び寄る恐怖すらくっきりと描いてみせる石田さんの演技力にはほとほと感服しますよ。どんだけすごいんだこの人。そしてクライマックスの無人の寄席でのたった一人での「死神」独演。なんか圓生師のCDスタジオ録音盤の凄みを感じてしまいました。客の反応がまったくない静まり返った空間で死を背中に感じつつ演じる八雲。いやー絶品でした。しかしここまでバッチリの花道を自らしつらえても、やっぱり死ねないんですね人というものの情はおそろしいというか。

 あと3話、どういう形で着地することになるのやら。見逃せません。
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2017年03月05日

「この素晴らしい世界に祝福を!2」#8

 ただいまー帰ってきました。旅先のイタリアでは、夜のヒマつぶしにひたすら子供向けアニメを見てましたよ。日付の代わる前後の時刻に、誰がそんなもの見てるのか疑問ですが。あ、オレか(^^;

 そして帰宅後真っ先に見たのが「このすば」という。



 ああなんてことだ。もうあと2話で終わりですよ。なんか温泉回でまったり終わりそうだなあ。この様子だと、3期は既に決まっていて、結構ヒキの効いたラストになりそう。

 だから結構余裕かまして、小ネタを連発してましたね。今回は旅の途中から温泉街の散策まで、ただひたすら、ネタを連発してて、ストーリーらしいストーリーはほとんどなし。まあそれでもいいのかな、これで打ち止めでないのであれば。前半がダクネスメインのマゾ系ドタバタ、後半が温泉街でのダクネスへの精神攻撃ネタ。どちらもそれでダクネスが大喜びしているのがまた笑うしかないという。

 「なあ、カズマ、みんなでここで暮らさないか?」

 全力で拒否するカズマにまた笑いました。今まで暗示されるだけであった「変わり者のアクシズ教団」が、どういう連中なのか、明かされる展開が途切れない小ネタの連発という感じで。

 あ、そうそう。ひさしぶりにデュラハンさんが再登場したのもうれしかったなあ。どうせならあの世から戻ってくればいいのに。
posted by てんちょ at 01:28| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする