2016年12月21日

「魔法少女育成計画」#12

あっちゃん出えへんやないかい!



 あっちゃん演じたタマが本当にいいキャラだっただけに、勝ち残れなかったのが残念で仕方ない。リップルがまさかまさかの生還を果たしただけにね。

 しかも、誰一人気付かなかったけど、タマの能力って、対人戦闘では最強だということが、前回のあの瞬間までわからなかったというのはある意味で驚異。言われてみれば! なんですよね。そういう意味では、非常にうまいし、あそこでタマが退場させられるのも分かるのですよね。生き残ったらタマが強すぎる。

 本当はね、どうしてもタマを殺さなきゃいけないんだったら、最後の最後にスイムスイムに良心を取り戻させて自分が犠牲になるとかね、あってもよかったと思うんですけど。実際はあとからよくよく考えてみると、この作品、美しい死や自己犠牲的なキレイな死はひとつも出てこなくて、ひたすらむごたらしく少女(あ、オバサンもいたけど)たちが死んでいく話だったなと。まあ死を変に美化しないのは、立派といえば立派なんですけど、残念ながらストーリーが悪趣味すぎるし、パクリ元の「まどマギ」に比べたら雑すぎる。

 ファヴ太郎が少女たちを殺し合わせるのには、なにかのっぴきならない理由があるのかと思いきや、ただ自分が楽しむためだった…という下種な理由。こういうお手軽なサイコ野郎が黒幕って作品、最近多いですねえ。わかりやすい悪役で、こうやって打倒されるとスカッとするかもだけど、物語づくりとしてはあまりにも雑。こう考えると、「まどマギ」のキュウべえってよくできていたなあ、と改めて感心してしまいますよ。

 んで、闇を抱えたスノーホワイトが武闘派正義の味方に転向するところで幕。なんだかなあ。それでいいのか。設定は良かっただけに大変もったいない気がする。殺し合いにせずに、魔法少女をやめるだけにして、やめて一般人に戻った後もバトルに参加できるようにできたら、それはそれで面白かったのに。たぶんこの作品、セールス的には惨敗でしょうから、続編は作られないと思います。まあ、あっちゃんが出ない以上、別に作られたところでもう観ませんけどね。
posted by てんちょ at 00:49| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 西明日香 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする