2016年07月25日

「この美術部には問題がある!」#1〜3

 いわゆる美術系ネタでは「ひだまりスケッチ」「GA」「スケッチブック」と結構何度も取り上げられておりまして、でもまあ最終的には「ひだまり」を超えられないジレンマがある、という感じでしょうか。



 というわけであまり期待してはいなかったのですが。あまり美術部らしいことをしないことで、かえってちょっと新鮮な印象になってました。まあ、絵を描いていないわけではないのですが、むしろメインになるのは宇佐美さんと内巻くんのラブストーリー。かれらのディスコミュニケーションを表す小道具となるのが2人が描く絵の違いということになるわけです。

 そういう使い方もあるか、とちょっと面白いですね。宇佐美さんが一方的に内牧くんを好きなんだけど、内巻くんはただひたすらオタク絵を追求したいという変人で、宇佐美さんの思いはいつまでも届かないまま、というちょっと変わった片思いのお話。そこに彼らの関係性を面白がる美術部員たちやクラスメートが絡んで、毎回ひと騒動が起こるという仕掛け。

 でもまあ、観ていくとだんだん気が付くんですが、たぶん内巻くん、わかってて宇佐美さんのことからかってますよね。それは二次元が好きだから宇佐美さんなんてどうでもいいというわけではなくて、内巻くんのことを振り向かせたくてひたすら頑張る宇佐美さんがなんとも萌えるから、ひたすら気付かないふりをして愛でたくなっているのだろうなあ。

 だからこの作品の着地点ははっきりしてて「最初から気付いてましたよ」と内巻くんが告白すればそれでおしまいになります。だからそこまでどうやって話を引き伸ばしつつダレさせずに引き付けるストーリーを展開できるかということに尽きますね。

 今時めずらしい三本立てショートストーリー展開なのは結構うまい仕掛けかもしれない。それで以外に軽くはなくて、えっまだもう一本あるの? という感じで観終わった瞬間にかなり長いものを見た感が残るあたりが結構うまいですね。この先もちょっと気になります。
posted by てんちょ at 00:20| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする