2016年06月22日

「コンクリート・レボルティオ」#24

 終わりました。いろいろ文句は言ったけど、すごく落ち着くべきところに落ち着いて、モヤモヤさせずにピシっと決まった最終回をぶつけてきたのは立派。かなり感心しました。



 物語の世界がフィクションに押し込められて、我々の世界と同一になるという、「高い城の男」オチを予想していたんですが違いましたね。確かに一部の超人は別次元に去るのだけど、残る超人もいる、というのがミソ。このあたり、超人というのは、安保世代革命家のメタファーだったんだなあと思う。

 だからこそ一度は忘れ去られても、真の危機には再び現れると。これは燃える!!

 爾朗と帝国の対決シーンは見事なクライマックスだったし、身をひそめていた超人たちが次々と復活するラストシーンは魂の震える展開でしたよ。そうそう、こういうのが見たかったんだよ、と。

 だからこそ、ここまでのモヤモヤした展開がどうにももったいなかったと思います。別に戦後史を下敷きにしたのが悪かったとは思わない。特撮ヒーローものの王道を進む展開ならそれでも視聴者はついてきたと思う。問題はやっぱり妙なシャッフルだったんでしょうなあ。あれはやっぱりまずかった。こういうのに免疫がある私でも戸惑いましたもん。シャッフルをやるなら、画面の色をはっきり変えるとか、直観的に分からせる工夫が必要だったと思いますよ。何のためのポップ美術だったのかとね。

 ただ、野心的なオリジナル作品という点では大いに評価していいと思います。何年か後にも根強く評価され続ける、そんな作品になればいいと思う。ともかくもおつかれさまでした!!
posted by てんちょ at 00:31| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする