2016年06月10日

「なりあガールズ」

 なんと来月から放映されるダテコー監督の新作アニメが発表されました。

なりあガールズ.jpg

 「みならいディーバ」に続く生放送アニメになるらしい。「ディーバ」はある意味伝説になったけど、一般にはほとんど浸透しないまま終わってしまったのが残念でした。ディスクは売り出されたけど、あとから録画分を見ても「なにこのダラダラしたMMDアニメ」と思うだけなので、うまく伝わらなかったのがとてももどかしい。

 今回よりローコストで可動できるKiLAなるソフトが開発されたので、そのお披露目も含めての企画らしい。確かにディーバは大事になってしまってたからなあ。もう少し気軽に使えるソフトがあればそれにこしたことはない。

 今回はちゃんと地上波でもやるらしいので、もう少し伝わるかな… スタッフはいつものメンツなので鉄板と思うんですが、なんとキャストはまだオーディション中! えっあっちゃんとあけこ姉さんじゃないの?どうやらこれまで使ってないキャストにしたい模様で…でも誰か一人はベテランを入れないと前に進まない気がするんだけど? 個人的にはあっちゃんで生アニメ見たいし。

 まあ生ですからねーギリギリまで何も出てこないことになるでしょうし、ジリジリしながら待つことになるのでしょうが、ここは期待せざるを得ない。ダテコーさんは常に新しいことをやってくれますからね。しかし今回は三体動かすのか… どうせならゲストも入れて四体うごかそう(ムチャ)といいつつ、ダテコーさんならやりかねんというあたりが怖い(^^;
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2016年06月08日

「コンクリート・レボルティオ」#22

 ぼちぼち風呂敷を畳みにかかっているようですね。ただ、既にかなり伏線が消化されてしまっているので、着地点は見えて来ているような気もする。



 わからないといえばわからないのが、いきなり映画の形で新宿騒乱までの経緯がプロパガンダ化されて映画で流されてる、そしてそれをメインキャラたちが見てる、という今回のエピソード。あれ、前回の展開だと、ヒーローなんかいない世界=われわれの世界をフィクションとして提示することで、フィクションと現実をひっくり返す「高い城の男」的なスタイルになると思ったんだけど…

 なんか久々に断片モザイク演出で、モヤモヤしました。うーん。結局爾朗のヒーローへのあこがれが、ウイルスのような形でクロードのヘルメット内に残留し、不特定多数にばらまかれたってこと? なんとなくわからないでもないけど、すっきりしないなあ。このモヤモヤ感は會川脚本の大きな特徴かもしれません。

 しかしいくらパラレルワールドとはいえ、パソコンもインターネットも存在しない1970年代に、これはちょっとハイテクすぎやしませんかね。むろん、こっちの世界では実現しなかった巨大ロボットを動かすテクノロジーはあるわけですが… そのあたりの技術レベルもかなりあいまいなまま。もちろん、あえて触れない方法もあるのだけど、ここまでいろいろ書き込んできてしまうと逃げられない気もする。一回ぐらい技術史ものやっといた方が、かえって混乱しなくてよかったんじゃなかろうか。
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2016年06月07日

「三者三葉」#9

 今回は鉄板ネタの文化祭。やっぱりこういうのはいいですなあ。そういえば「坂本ですが」も文化祭ネタだったなあ。そしてまさかのほぼオールキャラ総出演。



 今回は意外にもあっちゃん欠席か? と思いきや思いがけないところで出てましたね。登場してみれば「ああ、やっぱり」という感じではあるんですが。あの最強キャラの薗部さんが青ざめるって、どんだけ無敵キャラやねん。葉子さまをからかっては「土下座なさい!」と怒られてる薗部さんですが、葉子さまには意外とこたえてない模様。なんだかんだ言って扱い慣れてるんでしょうね。それに対して光ちゃんはあまりにも予想外の行動ばかり取るので、どう反応していいかわからないということかもしれない。

 しかし「青汁四つ持っていって」というのは結構鬼畜なお願いかもしれない。それを笑顔で言ってのけるあたり、登場シーンちょっとでも絶大なインパクトを発揮してます。

 さりながら今回は学園祭。見どころはそれだけではありません。三人娘がそれぞれの見せ場を持っているという点では、ここまで来てようやく珍しい展開かもしれません。やっぱり照が一番影が薄いんですけどね…
 カレー食べまくりの双葉はなんかよかった。というかこちらもカレーを食べたくなってしまった。最近自家製カレーやってないなあ。夏はカレーのシーズンだし、気合入れて久々に作るかー

 とはいえ今回も一番インパクト絶大でかっさらっていったのは葉子さまで、ちょっとプロはだしのゾンビメイクとものすごい超絶作画で「がっこうぐらし」だっけ? と困惑する無駄な情熱作画。この作品、メリハリのつけ方がなんかおかしい(^^;

 作画的にヤバかった四話を除けば、演出的にはかなりいい感じ。それでも若干埋没してるかなあ。「みでし」ほどは売れないか。もうちょっと声優の売り出し方については、気を配っていただきたかった。あっちゃんの話では、和久井優も相当面白い素質はあるらしいのに、ニコ生ではただキャーキャー言ってるだけですからね。一番の失敗はツッコミ役を決めておかなかったことだと思う。
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2016年06月06日

「迷家」#9

 出演者陣の証言ではキーエピソードらしい、ということになっていたのですが。



 いや、ほとんど何もわかんなかったですよ。むしろ次回がそういうエピソードっぽい。最後の最後で病院の天井のようなカットが出てくるので、これって、トラウマで入院している人たちの治療プログラムとかそういうのか?とか思ってしまう。まあそれなら次回最終回になってしまうし、今時それほどの驚きもないのでわざわざオリジナルで作らなければいけないものとは思えない。

 むしろ、手がかり的にいろいろとこねくりまわす楽しさがありそうかなと思える回でしたね。真咲が一見誠実そうなのだけど、露骨に不審な行動を取り続け、とうとう主人公たちのそばから姿を消してしまうとか、何を言いたいのかよくわからない従妹からのメッセージとか。「この先に行くなら」ではなく「この先に行くな」だったのを何者かが「ら」を書き足したのではないか、と分析している人がいましたが、結構鋭い指摘かも。

 「キズナイーバー」といいこれといい、主人公が誠実とは言いかねる人柄なので共感できなさが受容の低さつながっているんじゃないかと思うんですが、結末への伏線になっているのならそれでもいい。ただ「こういうやつが主人公だと新鮮じゃないか」というレベルだったらちょっとなあ、という感じでしょうか。

 両者が結構似ているのは「ルール説明がないままここまで来てしまった」ということですね。何を目指す作品なのかはちゃんと明示したほうがいい。「まどか」が成功したのは、一応ルール説明はあったからでしょう。それはかなり不誠実な説明だったのですが、ひとまず視聴者をひとつの方向に誘導するのは必須ということですね。そうでないと、何に注目して見て行けばいいのかもわからず混乱が広がってしまう。

 このことから分かるのは、いくら基礎的な作劇術に熟知していても、ノンジャンル作品に視聴者の関心をつなぎ留め続けるのはかなり難しいということ。これはミステリだね、ホラーだね、ラブコメだね、といったん思わせておいて実は、というのはアリでも、「どこに行くかわかりませんよ」というままなのは非常に落ち着かない。たまたま今期二作品がそういうものになってしまい、なるほどいろいろ勉強になりましたよ。うーんなるほどなあ。まあ、ある程度いろいろ作って自信が出てくると、こういう得体の知れないものを当てたくなるという気持ちはよくわかるんですけどね。無謀かもしれない(^^;
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2016年06月05日

「少年メイド」#8

 なんとこれから梅雨という季節に年越しネタ… 半年ずれてる。



 まあ、「割といい話」だから外せなかったんだろうなあ。コテージで毛布にくるまって初日の出待ちとかしてみたい。普通は寒くて耐えられないのだけど、ベランダから朝日が見られたらいいなあ。まあ千尋君のアパートは窓が東向きということは、午前中しか日が差さないということですね。ああ、それ辛いかも。

 掃除に若干のウザさを感じている普通の大人の一員としては、目を輝かせて掃除にはげむ千尋君がなんかまぶしい。サイクロン掃除機、楽しそうだし吸引力すごいらしいけど、フィルター掃除が大変なんだぞ(^^;

 それまでなんとなくお互いに遠慮があった千尋と円が、お互いを家族として認め合ったエピソードということになるのかな。家事の話ではなく、遊びと思い出づくりの話だから、なのかもしれない。ここまではなんだかんだで家事絡みの話ばかりでしたからね。

 円はちょっと姉さん=千尋ママに恋してたところがあるのかもしれない。そのあたりが、ちょっとほっこりとした千尋への愛情と、少し複雑な気持ちのまじりあいなのかも。そういったことも含めて、どう折り合いをつけていくか。ちょっとこの先も注視したいところですね。あと三分の一だけど。
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2016年06月04日

「プリパラ」#98

 いよいよ森脇作品のひとつの天井である100話に到達しそうですね。ただ、今回はどうやらうまく乗り切れそう。

 

 まさかここでとんでもないサプライズを仕掛けてくるとは思いませんでしたよ。いや、かのんの正体、声優耳の持ち主の方なら見当がついていたかもしれませんが、私はまったく油断していたので、完全にしてやられました。ああ、そういえば丁寧に伏線が張られてましたよ。しかもその方面のエピソードはすっかりお留守になってジュルルの話が最近はすっかり中心になってましたから。

 こういう風に注意をそらすテクニックにかけては、森脇監督はまさに職人芸ですよね。小学生がにわかママ修行するハメになるって、この手の女の子向けアニメでは超定番なので、今になってずいぶんベタなネタを入れてきたなあ、と若干あきれ気味で様子を窺っていたのですが、なるほど、そういう役割があったわけですね。

 最近のアニメでは、ネットも発達していますし、何かで驚かすことはすごく難しくなっていますね。ただ「さあこの謎を解いてみろ」と言われたらみんな一斉に分析をはじめますが「ここに謎なんかないよ」とそしらぬ顔をしていたら、まだまだ視聴者をびっくりさせることはできそうだということがわかりました。まあそれでも、巧妙なカモフラージュは必須で、そういう意味でジュルルはいい小道具だったということになります。

 しかしかのんの「打倒」スローガンは、思い切り「負けるフラグ」立てまくりぽいんですが、さてどうなるか。今後が注目となりそうです。
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2016年06月03日

「西明日香のデリケートゾーン」#35

 相変わらず安定して面白いのですが、今回はなかなか出色だったのでひとつ。



 すごく関心しているのが「デリケートにキスして」のコーナーなのですが、実はこのコーナー、ものすごい量の投稿が来ているにもかかわらず、一週おきにしかないのですね。視聴者のお悩みにあっちゃんがフリでエアキスをしてしまおうという企画なのですから、当然視聴者はセクハラ的な投稿を送りつけてくるわけで、そのままやってしまってはただのエロラジオになってしまう。そこを微妙にかいくぐりつつ、どういう奇想天外な「キス」を編み出すかがポイントなわけで、まあこれは確かに投稿を厳選した上で考え抜いたネタを作りださなければならない。もちろん作家のふかわ氏も知恵は出しているだろうけど、最終的にはあっちゃんの機転で決まる世界ですよね。だって動画の「モーション」で笑えるかどうかが決まってしまうわけだから。

 「そういう情けないことをしている君の気の毒なお母さんにキスをする」⇒「寝こみを襲って脳みそをすすっているようにしか見えない」

 「そんなバカな注文をされてしまったかわいそうな西さん自身にキスをする」⇒「激しく左右に回転して自分自身にキスしてるように見せる(本当にそう見える!!)」

 とか、今までも「そう来るか!」とうなってしまうようなバリエーション豊かな「新しいキス」の開発に余念がない姿勢、大したものでした。もちろんリスナーもそういう西ちゃんの戦略はわかってきて

 「ケツをかこうとして背中がつったので背中の筋肉をなぐさめてください」

 とかひとひねりしてくる。そこに西ちゃんはさらにちょっと怪しいマッサージ屋さんコントみたいな寸劇をぶつけて「お客さんこういうコースもアルヨ」とかけっこうきわどいネタを入れてくる。なんで知ってるんだ!(^^; しかしこれだけやってもけっこうカラリと笑えるものに仕上げてくる名人芸が本当に大したものなのですよね。

 「三者三葉」でも葉子さま=和久井優のマネージャーさんから「ゲストに出させてもらえませんか」という打診があるほどだというからすごすぎる。いいのか本当に(^^; まあ三者三葉は何人か才能ありそうな子もいるので、ゆーきちに続いて門下に抱えるといいんじゃないでしょうか。個人的には桃河りかイチオシでしょうか(^^;
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2016年06月02日

「神様メール」

 久々に映画の日に休みがもらえましたので、なんか面白そうな映画はないかなーと行ってきました。



 タイトルだけ聞くとものすごくダメなチャラい日本映画みたいなんですが、なんとこれがベルギーの映画! ベルギーの映画なんてそもそも見たこともないですよ。アニメならラウル・セルヴェが有名ですが。

「夜の蝶」ラウル・セルヴェ作品集 [DVD] -
「夜の蝶」ラウル・セルヴェ作品集 [DVD] -

 今回の作品は、なんと神様が現代のブリュッセルに住んでるけど、ものすごいダメ親父で娘が反乱を起こすという奇想天外なストーリー。いいのかキリスト教圏で。マジメな人が見たら怒りそうなストーリーですが、むしろ現代文学とかナンセンス好きの人にはぜひ勧めたい作品。実に軽妙で、ケラケラ笑っているうちにスカッと終わってしまう。

 とことんダメな暴力親父に女たちが反乱するというストーリーが現代風です。これが一家庭のお話ならただの教条的フェミニズムなのですが、ことが神様の話なので、全編奇跡の連続。神様はパソコンオタでシムシティみたいな感覚で天地創造をして気晴らしに天変地異や災厄をまき散らす。

 それに対して娘(10歳)は、下界に降りて使徒を6人見つけ、彼らに「新・新約聖書」を書かせて神の権限を上書きしてしまおうという大胆な作戦に出ます。そして娘が一人使徒を見つけるたびに、ダビンチの「最後の晩餐」に一人ずつ描き足されていくという展開がまたおかしい。しかも新しい使徒たちは殺し屋とか性倒錯者とか変な人ばかりで…… まあともかく見てほしい。おかしなものが好きな人なら絶対に退屈はしないはず。往年の仏大女優カトリーヌ・ドヌーブが爆笑の珍妙な役どころで出るのも注目。

 オチもなかなかイカしてるのですが、ただまあ、とりあえずウズベキスタンに謝れと(^^;
posted by てんちょ at 00:05| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月01日

「コンクリート・レボルティオ」#21

 今回一番イタかったセリフ。

「爾朗あなたもう三十になるんでしょう?」

 ああ、そうなのか。確かに「ナッツ騒動」は明らかに「ロッキード事件」をモチーフにしたものだから、既に70年代も後半に入ってしまっています。終戦直前生まれの爾朗は既にアラサーですか(^^; まあ、実際政治運動に入れ込んだ青年たちも三十路を機に脱落していったわけですが…



 その割に沖縄返還が出てこないけど… でもセリフでは「沖縄の博覧会」と登場しているから、たぶん沖縄がクライマックスに来ることは間違いなさそう。設定では神化49年=1974年ですから、史実と若干発生事件の前後関係が異なってますね。なるほど爾朗は29か(^^;

 ただ、あまりに前後関係もいじりすぎると、メタファーとしての意味をなくしてしまうので、要注意。

 しかしながらここで「ノストラダムスの大予言」を出してきて、それをオカルト的な形で援用するのではなく、P・K・ディックの「高い城の男」同様、作品世界を虚構化するためのメタフィクション的仕掛けとして使う仕掛けはなかなか面白そう。つまりこの物語全体をフィクションに押し込める陰謀がクライマックスとなるわけですか。これはちょっと予想していなかったので、面白くなりそう。
posted by てんちょ at 00:11| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする