2016年05月06日

「くまみこ」#2〜5

 まさかの敗者復活で視聴が決定した作品。本当、こういうことがあるから油断がならない。1話がつまらなかったからと言って即切りで済まないところが悪質といえば悪質ですが。じゃあどこで判断したらええねん、と。



 まあたまたま月曜日が空いていたからよかったようなものですよ。日曜日放映しかなかったら切ってたろうなあ。まあユニクロネタはずるいとしか(^^;

 最初は「のんのんびより」のようなうそくさい田舎ネタものかと思ったんですけどね。田舎居住経験のある人間からすれば「田舎に萌えキャラを乗せた」だけの安易な設定なら観る価値なしと判断せざるを得ない。ところが、この作品の設定はファンタジーとリアルのさじ加減が絶妙でした。

 一番の萌えキャラであるまちちゃんは「巫女」というリアルで評価できないところに祭り上げて、村人たちとまちちゃんの間には「くま」というなんだかよくわからん存在を置く。しかもそのキャラを演じるのは安元さん。これはうまい。ていうか、良夫くんをはじめとする村人たちのリアリティがどんどん怖いぐらいに絶妙になってる。そうそう田舎にこういう人いるよ。窓際で盆栽いじりながら「…したいねえ、むらおこし」とかいう庶務課長とかぜったいいそう。

 その役場から車でちょっと行った神社にペラペラしゃべるクマと妙に世間ずれした巫女の少女が住んでいる、という距離感がなかなか巧妙でいいんですよ。第一話はまちちゃんの側から描こうとしすぎてウソくさくなっていた気がしました。そういう点では実にもったいない。第一話で切ってしまった人は結構いると思うので。ダイエットをしたくて舞を奉納しようとする、とか年頃の女の子だと絶対ありそうだし、ダサ目のしまむらには習熟してるけど、変にこじゃれたユニクロには足を向けられない、とか本当にありそう。あと、ここにハンディマンとかコーナンとかのホームセンターネタが出てくれば完璧ですね。あ、間接的には「ホームセンターみたいなものね」と出てましたが。

 とはいえこれをBOXセットで買う人いるのか? と若干不安に思わないでもないのですが、少なくとも最後まで楽しく観られそう。やっぱりうまいな安元さん。さすがあっちゃんの師匠だけのことはある。
posted by てんちょ at 00:52| 大阪 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする