2016年05月05日

「宇宙パトロールルル子」#1〜5

 なんか今頃になって、なんですが、いつのまにか5話まで来てた。



 「ウルトラスーパーアニメタイム」も全部見るのはほとんどなくて、今回もこの一本だけ。まあ、でもいろいろとSFファンとしては思うところがあって、「なんでハヤカワSFコンテストにスベオペの応募はないのだ」とがなってる審査員とかいますが、まあ無理だよなあと。これを見ていて思う次第。

 最近アニメでスベオペ的題材といえば「ミニスカ海賊」と「スペースダンディ」、そしてこれ。ひねりすぎてもはやなんだかよくわからなくなってしまっている、というのが現状ですよね。そもそもスベオペにワクワク感を感じる以前にリアリティを感じることが難しくなってしまっているわけで、「そういう世界の話だから片目つむってね」と拝み倒すとしても、それなりの整合性はないと誰も観てはくれません。

 だから、わざとフラッシュ調の安い画面にして、ポップなポスター調の画面でリアリズムを和らげ、舞台もごく限られたものにする。そのうえで7分でやり逃げという「蛙男商会路線」なるほど、これならやれるかも、と思ったりするわけです。実際、ストーリーはごく簡単で、「普通」にこだわる女子高生ルル子が無理やり宇宙パトロールにされて普通じゃない日々を駆け巡るハメになるという展開。ただ、途中から参加した宇宙人のノヴァ君にルル子が恋してしまったことから、話がややこしくなる。

 でもノヴァ君は一見イケメンだけどAIとしゃべっているようなすれ違い感が常につきまとう。そのあたりはあくまで現代のSFなんですね。その物悲しさこそが現代にスベオペをやる意味になってて、ちょっとこの先の展開が楽しみなところ。なにしろ5話で登場したお母さんは宇宙海賊で、ルル子たちは自分たちの住む街ごと盗まれてしまう…というすごい展開。いや、「盗まれた街」ってSFの古典あるけど、そういう意味じゃないよ!(^^;
posted by てんちょ at 00:07| 大阪 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする