2016年05月31日

「三者三葉」#8

 基本的に今回は三人娘のうち葉山妹メインの回。一人だけメインエピソードがなく埋没気味でした毒舌委員長でしたが、ナデシコ西山さんとの動物バトルはなかなか見応えありました。まあ、なんか西山さんの方がかわいげがあってつい応援したくなってしまうんですけどね。大丈夫か、主人公その3。



 なんか動物作画が無駄にすごくて、そこも笑ってしまいましたけどね。西山さんの自意識をむきだしにしていく勝気っぷり、どこか人間臭くていい。なんだかんだいって親友を罪の意識なくバッサリやってしまう近藤さんもいい感じだわ。こっちはちょっと自分を見てるみたいで心が痛いけど(^^; 近藤さん、悪気はないんや!

 まあそうはいいつつも今回の最大の山場は葉山姉=あっちゃんの地獄ソング「三瀬川」で、まさに絶品。原作組が驚愕してましたからね。こんなすさまじい演出を施した監督もすごいし堂々と歌いきったあっちゃんもすごすぎる。ふつうに笑える音痴とかではなくて、精密に半オクターブずつずれているみたいな、非常に精神を削る、でも「実はいい歌なんじゃないか」と思いつつも不吉すぎて錯乱する、そんな歌。それを一瞬だけじゃなくてフルコーラスで歌い切った展開はすごすぎる。マンガだと「なんか微妙に変だ」と書けば済むけど、それがいったいどんなものなのか、考え抜いて90秒のトリップシーンを作り出してしまったんですから。

 そしてこれはオチへの伏線になっていて、締めは西山さんの「エルをたたえる歌」。本当に作ったんか!これ、キャラソンCD出ますかね。出してくれたら買うから、ぜひ(^^;
posted by てんちょ at 00:29| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 西明日香 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月30日

「迷家」#8

 うーん、最近ネットの反応がイマイチですねー



 みなさんこらえ性なさすぎ。そんなに殺し合いが見たいかね。そうしたさもしい心象を見透かされてるのは間違いないのに。まあ、ちっとも論理的な方向性を指示さず、ひたすら迷走し続けているのは確かなので、なんとも形容しかねる状況ではありますが。

 もうちょっと推理したらそれなりに見通しが立つような内容であった方がよかったかなあ。いつまでもルールが見えないまま霧の中でひたすらボールを追わされているようなところがあったのは確かです。今回は真咲の証言が始まり、さすがに何か見えてくるだろうと思いきや、証言はひたすらあいまいで疑わしく、しかし黒幕なのかというとそれもほど遠く、なんともどう扱っていいやらわからない。

 もうちょっと方向性というのは必要なのかもしれませんねえ。しかも突然運転手がバスに乗って拉致りに来るし。さすがに迷走させ続けるのは大胆すぎるかもしれない。デコイ的な別の方向性は見せておくのがよかったかもしれない。〇〇と見せかけて実は、というのはアリでしょうけど、〇〇がなんなのかわからないまま、というのはよくないのかもしれない。まあここまで来たらどういう形で着地するか見守るしかありませんが。

 なんか推理に少々徒労感を感じてる昨今。これ、本当にどこかへ着地するんだろうか。
posted by てんちょ at 00:15| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月29日

「少年メイド」#7

 ホームドラマの定番、授業参観。うーむ、われわれが小学生のころとはずいぶん違いますねえ。「仕事が忙しくて行けない」と言う親が多く、寂しく思う子供の話がずいぶん描かれたものでしたが。今の親は万難を排して絶対出席するのね(^^;



 当然円も参加するわけですが、千尋が悶々とした挙げ句ようやく授業参観を打ち明けるあたりはなんともハラハラしましたねえ。そこから少しずつ2人が「夢」をつむいでいくあたりがなんとも興味深かった。千尋くんの「お金持ちになりたい」という幼稚園の時の夢も、お母さんにもっとそばにいてほしい、という切実な願いから来ていたわけですものね。

 それが「ホテル王になろう」という壮大なんだかよくわからない夢に結実してしまうあたりがなんとも不思議なのではありますが。しかしよくよく考えてみれば結構向いているかもしれない。

 今回は授業参観ということもあって、担任の坂本先生ほぼ出ずっぱり。今まであまり出てなかったので気付かなかったのですが、あけこ姐さんだったのか! いやーぴったりですね。円と千尋くんの微妙な関係に戸惑いつつも温かく見守る感じ、いいですよね。今後もよく出てくれるといいなあ。
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2016年05月28日

「おじょじょじょ」#3

 クール教信者のもうひとつの代表作。やっぱこの人、ラブストーリーを描かせると絶大にうまい。

おじょじょじょ(3) (バンブーコミックス 4コマセレクション) -
おじょじょじょ(3) (バンブーコミックス 4コマセレクション) -

 ただのラブストーリーにはならないんですね。「旦那」にせよこれにせよ、恋をすることで人が変化し成長していくさまが描かれていく。特にこれはお嬢様と庶民の恋というベタな展開なんですが、あんまり障害は起きない。財閥の長である父親にせよすっかりひねくれてしまったハルをなんとかしたいと思っており、川柳君には次第に信頼を寄せていく。

 原則この話に悪人は出てきません。登場人物はみんなひねくれているんですが、ハルと川柳というカップルと出会うことで、自分を取り戻していく。それもご都合主義としてではなく、川柳が「ハルの恋人」としての自分を自覚し、進むべき道を次第に見つけていくことによってもつれた関係が丁寧に解きほぐされていくことになるのです。

 人に恋することは「あがり」じゃない。それからどうするべきなのか、その次にどうしたいのか、常に問われていくことになる。彼女とイチャイチャすることでもツンデレに腹の探り合いをすることでもなく、恋人同士になることで周囲との人間関係もまったく変わってしまう。

 恋人同士になったあと、周囲とどう付き合っていくのか、その部分にドラマを見付けていったのはこの作品の大いなる独自性というべきでしょう。多くのラブストーリーが周囲を遮断する形で幕を閉じるのとはまったく逆の方向性。本当すごい。もちろんここまで来てしまうと、そう長くは続けられないわけで、次回最終巻だとか。もったいないけど… まあ楽しみに待ちますか。
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2016年05月27日

「キズナイーバー」#4〜7

 実のところ悪くはないです。ただ、思ったより地味な内容だなあと(^^; 大丈夫か、売れるか円盤。



 今のところ自己啓発系ですね。悪くはないし、青春アニメとしていい線行ってると思う。ただ、これオリジナルなわけだから、もっと尖ったことやってもよかったんじゃないかと。アニメをやる人はマテリアルへの興味が嵩じていきますから、どうしてもこういう方向へ行きがちですが、それは娯楽としてどうなんだろう。

 まあ、個人的には嫌いじゃないですが。

 これだと「迷家」の方がまだ何がどうなるかわからんドキドキ感がありますよね。ここからひっくり返してくるのならそれはそれでアリですけど、もう折り返し点だよ?

 オリジナルが1クール13話中心になって作りやすくなったとはいえますが、しかしあまりにもバタバタして失敗した時取り返しがつかないとかいろいろありますよね。はいふりとか。

 消えた天才コンビマンガ家の過去を探る、というのはミステリとしてもちろんアリだしそれなりに面白いんだけど、そんなことやってて大丈夫? と心配になってしまう。絆システムってただの自己啓発装置なのかと。もっとなんかエグい陰謀とか絡んでそうだし、それだけ強引なこと行政がやっててこれですかという気がしないでもない。

 そのあたりは今後に期待かなあ。あ、いかにも中学生が描いたっぽい微妙にうまくない少女マンガはいい感じだったと思います。
posted by てんちょ at 01:22| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月26日

「迷家」#7

 うーん、もう明日には次回エピソード放映なんですが、まあいいか。



 一見これでオカルトオチが確定したようにも見えますが… 今の所超自然的な確定物はなにひとつなく、すべて登場人物の主観に基づくイドの怪物。そして確定した死者は一人もいない。だとしたら?

 まあこの村には何らかのトラウマを誘発するシステムがあるのは確かで、それが化学的なものかそれとも心理的なものかは不明。ただ、今回のエピソードで、主人公にはテンションの高い双子の兄弟がいたことが判明。これはまたお約束な設定持って来たなあ(^^;

 時宗が死んでしまったことを嘆き悲しむ母をなぐさめるために光宗は時宗のふりをしてその後の生活を送る羽目になった…というんだけど。そんなバカなことが本当にあるものだろうか。いくら家庭の平和のためとはいえ。ひょっとしたら事故死したのは実は光宗で、時宗は良心の呵責のあまり自分は光宗だと思い込んでしまって現在に至っているのではないかと。

 ただまあ、それだけだと「ああなるほど」で終わってしまうので、なぜ彼が特に主人公であらねばならないかが次回エピソードで語られる真咲のエピソードで判明していくことになるはず。そのあたり、要注目でありますね。おそらくキーとなる次回のエピソードで、この作品の評価も固まりそう。みんなはぐらかされたと怒ってるみたいですが、そういう下種な期待を逆手に取った展開は結構悪くないと思いますよ。まあどう出るか、ひとまず次回待ちかな。
posted by てんちょ at 00:21| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月25日

「田中くんはいつもけだるげ」#7

 ずいぶんじりじりと気を持たせて満を持しての田中くん妹登場。重度のツンデレブラコン妹…ってラノベかいな。もちろんラノベでは掃いて捨てるほどいるのですが、この作品中ではちょっと珍しいキャラ。



 いや何がって、本質的な意味でマジメに田中君に恋してるのは白石さんだけ。そして田中君はそのことをもちろん知らない。忍ぶ恋だから。切ないなあ。きゅんきゅんするけど。

 田中くん妹のラブは逆に意識的に隠されてるので、もちろん兄上はそのことをご存知ない(笑)そして妹はもっぱら太田くんをライバル視してメラメラと敵意を燃やす。まあそれはそれで間違ってないけど、妹ちゃん、それだけだと不十分よ。

 今回は季節外れのバレンタインネタで、混乱を極めた田中くん周辺の女子事情を一度整理しておきましょうというお話。田中くんのカバンの中に超本命っぽいチョコが入ってたけど… という状況に憂鬱をかみしめる田中くんが実におもしろかなしい(^^; まあ誰だかわかんない本命チョコって確かにモヤモヤして相手の恋の重さに困惑するかも。贈り物には差出人名を忘れずに。

 そんなわけで今まで登場した女性陣の様子をひととおり見て回る田中・太田コンビでしたが、どこでもなんか敬して遠ざけられてる感が笑いました。特に宮野さんは越前さんにでっかい本命チョコを送って田中師匠のことは忘れていたという。うんうん、君らは君らでしっぽりしてた方がよいよ(^^;

 一方われらがヒロイン白石さんはぼっち生活が長すぎてバレンタインを忘れていたという。…泣ける。

 そんなわけで陰からブラコンの田中妹・莉乃がこっそりチョコを忍ばせていたことが明らかに。しかも情念的な重いメッセージは田中くんにはまったく届いておりませんでした(^^; というオチ。しかしあまりにベタなのでこの話、白石さんみたいに続きがありそう。まだ未登場の太田君妹とくっついちゃったりして。まあOPから見るとそれも否定できないんですが(^^;

 しかしこのおかっぱ莉乃は、ビックリするほどリアル悠木碧にそっくりやな。
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2016年05月24日

「三者三葉」#7

 どうやらレギュラー陣は毎回出すのが決まりになっているらしい。あっちゃんの登場に関しては若干無理やり感もありますが、出てくればパッと場が華やぐので、そこはやはり断トツの大人気声優のカリスマというものですよね。未確認でも藤田咲さんが出るとなんか華やいだものでした。



 今回は双葉をライバル視する変な姉妹のメイン回。これにて本シリーズのメインキャラはほぼ出そろったことになります。原作では双葉が主役らしいのですが、なんか不思議ですよね。アニメ版では葉子がドラマチックな朝ドラ的(笑)ヒロインとしてあまりにもしっくりはまっているので、原作とどう違うのか気になるところ。

 まあ、一応今回は双葉がメイン回でもあるのですが、変な少年に一方的にライバル視されても特に悩まずのほほんと、ただただ大食するという裏表のなさ、それでいて結構ボディ的にはイケてる。ただ、あまりに陰影がないので、葉子さまのような色気は発生していないと。前回の日焼け七変化とか、キャラ次第では相当にエロい展開なんですが、率直な感想は「カレーが食べたくなった」ですからね。まあ、かなまいさんの愉快なキャラづくりは、もっとも印象的ではあるんですが。ポジション的にはゆーきちだよなあ。

 大食い少年の妹・一芽が結構かわいらしく、葉子さまとほんのり温かい友情を結ぶに至る展開はなんかいい感じ。薗部さんのカラッとした茶化しのおかげで、変に暗くならずに済んでいるとも言えます。

 まあそういう意味では、主要サブキャラ五人、一応意味のある配置はされているのですよね。出演料を発生させるために無理やり出しました、ではなくて。
posted by てんちょ at 00:18| 大阪 | Comment(0) | TrackBack(0) | 西明日香 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月23日

「コンクリート・レボルティオ」#20

 ついに虚渕さん登場。ともかくも何がやりたいかはすごくはっきりしてるし、自身の哲学も思想もクリアに見せる。このあたりが會川氏のモヤモヤっぷりとの違いかなあ。



ベトナム帰還兵を守ろうとする話。こういうシンプルを貫く一方で、絶対的価値への疑念や権力およびモラルへの不信感をくっきりと見せるのがブッチーさん流だと思う。そういう意味では、ブッチーさんがメインライターやった方が絶対生きましたよねこの話。

 実際今回、古き神話の神々をアメリカが「旧支配者」として排除しようとする展開にはニヤリとした方も多いでしょう。あーここでクトゥルー出すんだと。これは筋金入りの電波レイシストであったラブクラフトに対する痛烈な批評ともなっていますしね。

 実際、今回の話はすごくシンプルなんですよ。複雑に各チームが動いているように見せて、ベトナム帰還兵をどう扱うかを巡って敵味方でイメージの取り合いをしているのだと理解すると大変わかりやすい。こういうスッキリとした、でもそれでいてしっかりとした批評性を残した展開こそが本シリーズが取るべきだった道なんじゃないでしょうか。

 ただ、どうやら本当にクライマックスは沖縄返還になりそうですね。現実の沖縄も冗談じゃなくひどいありさまになっている現在、どう決着させるかはかなり難しいけど、これだけは期待したいところ。本当頼みますよ!(−−;
posted by てんちょ at 02:18| 大阪 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月22日

「少年メイド」#6

 とうとう登場しました有頂天BOYS。本当、これ女性向けだな徹底して(^^;



 それでも男でも結構楽しんで見られるところがこの作品の優れたところ。美少年がウジャウジャ出ればいい、ではなくて、ちゃんとしっかりしたドラマとキャラづくりがされていれば、男でも楽しく観られるってことですよね。有頂天BOYSって、実にベタに女性向けの美少年アイドルグループですが、この作品に登場してもそれほど違和感がない。

 普段はぐだぐだの円もデザイナーとしてはプロらしさをピシっと発揮するあたりもいい感じでしたし。こういう記号的でないキャラの掘り下げは、見続ける楽しさを増してくれます。それに有頂天BOYSの影に隠れるような形でちょっと気付きにくかったですが、千尋と祖母の出会いを描いた回でもありましたね。千尋は気付いていませんでしたが。祖母のそっと見守る温かい目線がいい感じでした。さて祖母の存在に気付くのはいつのことになるか。

 この作品、基本悪人がいなくて、千尋が周囲に振り回されて悪戦苦闘しながらも着実に成長していく姿がとても微笑ましい。円もメチャクチャなようでいてそれなりに筋は通していて、バランスが悪くても自分らしさを守ろうとする態度が「今どきの大人」って感じでしょうか。子供のころは大人ってみんな完璧なはずだと思いたくて、でもみんなそんな立派な人はいなくて、どうしても大人に失望してしまう。でも、そこから大人の不完全さを認めることで、人と人としての対等な付き合いへと向かっていくんだと思う。そういうところがちゃんと描かれているこの作品、なかなか侮れない。
posted by てんちょ at 00:00| 大阪 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月21日

「GARM WARS The Last Druid」

 押井守の新作、なんと初日に行ってきました。ファンの鑑やな、オレ(^^;



 最近の押井作品の吹き替えが極めて微妙だったので、とりあえずあえて字幕版で。もしよほど吹き替えの評判が良ければそちらも行きますが。少なくとも字幕版は棒ゼリフではないので、事故物件とは化していません。ただ… 問題は内容なんです。つまり、ストーリーと呼べるものがない。

 まあもともとの18年前の予告映像見てると、期待が膨らんでしまうのも無理はない。今回の予告映像もなんかすごいし。確かにものすごい画面を作ることにかけては相変わらず健在ですよね。心がざわざわする。ただ、この作品はやっぱり頓挫しただけのことはあって、企画にどっか欠陥があったんだと思う。完成した作品はどこかうつろで、出し遅れの証文と化していました。

 システムだけ残してシンプルなストーリーに変更しマイナーチェンジした「アヴァロン」として完成させた当時の製作陣の判断は間違っていないと思う。確かに「アヴァロン」は衝撃的だったし、デジタル時代の見事な露払いとなりました。

 ただ、問題は押井守自体がここからこれ以上のものを作れなくなってしまったことで。アニメも「イノセンス」がひとつの頂点となって、これ以降は、ほぼマトモな作品がなくなってしまう。

 今回も、18年前にこの映像ができていれば「すごい」となったでしょうが、今やこれぐらいは「ちょっと上等」ぐらいの画面でしかない。そして、やたらナレーションが多くてストーリーがさっぱり頭に入ってこないあたりも押井監督らしくない。非常にアイロニカルなラストは「ちょっといいな」と思ったら、まったく意味の分からないエピローグが付いて「完」。いや、わかんない(^^;

 わかんない押井守はウエルカムのつもりだったんですけど、魅力的に謎を提示するスマートさがすっかり失われたなあとちょっと残念に思いますよ。初日からガラッガラの劇場がなんとも痛い。そして観客に中高年が多いこと。うん、みんな歳取ったよね監督も含めて。それでもこれからも付き合うのだろうけど。
posted by てんちょ at 01:31| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月20日

第33回上野の森美術館大賞展

 ちょっと合間が出来たので、GW中に東京に行った際に観た展覧会の話でも。午後から不忍でイベントがあったため、中途半端に空いた時間を潰すために、上野の美術館を巡ることに。「若冲展」はアホほど混んでるみたいですが、もともと関西では既に見たものばかり。関東のみなさんはご愁傷様。

 そこで、ちょっと毛色を変えて「黄金のアフガン展」とこれを巡ることにしました。どっちもまあまあすいてて、それなりにいい時間潰しになりました。「アフガン」は世界史的にも意義あるイベントですしね。本当、これだけすごい財宝を抱えてる国があんなありさまなのはなんとも哀しい。これでもう少し感心が深まればいいんですが。

 まあそちらは今更私がどうこう言うたぐいのものでもないので、500円でぶらりと見たこちらを。関西でもボチボチセレクト展が始まりますし。

uenoart.jpg

 なんというかその、第一印象というか率直な印象としては「美術の道を選ばなくてよかった」なと。確かにみんなうまい。ものすごい量の作品が天井から床までびっしりと架けられていて、目が回る。しかし、どれもこれもどこかで観たような作風ばかり。具体風の抽象画や細密なデッサン画、ポップ調・パロディ調のデザイン画。みんな既出感がありあり。それは吉野家牛丼盆栽の大賞も変わらない。ていうか、個人的には、これと他の作品の違いがわからない。

 え、なんか違う? そもそもこれ山本太郎のニッポン画の後追いでしかないんでは?

 結局のところ、画学校的な技術論で機械的に評点を付けていった結果でしかないんだろうなあ。玄人目で見ればその差は歴然なのかもしれないけど、ここまで来たら、もう後はほとんど関係ないんでは? という素人気分がぬぐえませんでした。

 これだけいろいろ「なんでもあり」な状況で毎年大量のアーティスト予備軍が芸術系大学を卒業する状況にあっては、たとえ兼業でよしとするとしても飛び抜けた話題を掴むのは本当に難しい。いろいろ文句を言われつつも村上隆・奈良美智がどれだけがんばってオリジナリティを獲得したのかということを実感してしまいました。まあ村上隆はもうダメだなあとは思うけど。時代的果たした功績まで否定するのも違うとは思う。

 こんなコンペやっても多分次世代を担う芸術家は出てこない。ということを実感できたという点では、500円の価値はあったかなと思います。具体美術協会が関西にあってあれだけの個性派集団になり得たのは、まったく理不尽なボス・吉原治郎の支配があればこそで「あいつを出し抜いてやる」というメンバーの反撥がものすごい作品を生み出していったのだと思う。

 まあ、今の若手作家は壁がなさすぎて逆に苦労するとは思います。少なくともこんなところに出してたらダメだろ、それよりは犯罪にならずに社会面を飾る工夫を考えた方がいいと思う。まあアートに難しい時代だとは思いますけどね。みなさん本当におつかれさまでした。たぶん受賞者は明日の美術界を担わないとは思うが。

 
posted by てんちょ at 01:25| 大阪 | Comment(0) | TrackBack(0) | アート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月19日

「あすかりんちゃんねる開設記念特番」

 すべてわかってるもの同士の阿吽の呼吸でサクサク進んでいく絶妙の芸空間。さすがですねえ。あっちゃん、可鈴ちゃん、そしてダテコー監督。



 今回あっけにとられたのは、何をやるかまったく決まっていないのに有料配信とDVD発売とイベント開催だけが先に決まっているというおそるべき展開。普通は逆で、これこれこういうことをやるからよろしくと関係各所にお金を出してもらうようお願いするわけですが。自ら内堀を埋めて外に撃って出る感すらある「生き急ぎ」ぶりに唖然とさせられました。

 でもこれが通るあたりのブランド感には感心させられましたよ。ダテコーなら、あっちゃんなら絶対間違いはないだろう、という信頼があるからこそ通る展開ですよね。もちろんあの計算高いダテコー監督ですから、本当に何も考えていないわけはない。あらかじめ「小銭稼ぎ」というコンセプトを立てることで、方向性を定めているわけです。

 どうやって商品価値のあるソフトを「即興で」作っていくかがポイントになるんだろうと思います。だからこそ、「保険」としてhajimeさんが参加しているわけですよね。即興音楽があれば、事故物件化しても最低限のラインは保てるだろうと。

 実際のところ、可鈴ちゃんにはちょっと心配だったのですよね。確かに才能はあるけど、あっちゃんのように計算して笑いは作れない直観タイプで、時にすべてをぶっ壊すことがあるから。ただ頭は良い子なので、今回の役割はちゃんとわかってて、どうやらあっちゃんとかなり入念に打ち合わせをした形跡がある。それでも気が向いたら突っ走るのは彼女らしいですけどね。あっちゃん・ダテコーVS可鈴という構図でしょうか。

 そして今回の入会金324円という微妙な金額、さてどうしよう(^^;ちょっと悩みどころではありますね。月末までちょっと考えてみるか。
posted by てんちょ at 01:00| 大阪 | Comment(4) | TrackBack(0) | 西明日香 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月18日

「田中くんはいつもけだるげ」#6

 なんか驚かされっぱなしだわこの作品(^^;



 今回は前半白石さんのきゅんきゅん相合傘エピソード。いいなあ。白石さん。恋する乙女はいじらしい。まあ問題は、たぶん田中くんには何も伝わってないだろうな、ということなんだけど。でも不思議と白石さんには悲壮感や徒労感がなくて、がんばってることだけで十分楽しそうだというところがいいですよね。まあでもちょっとはふりむいてやりなよ田中君。

 そして後半は「田中と太田のどっちかと結婚しろと迫られた」と勘違いするわれらが越前さん。えーあなたユリの人じゃなかったでしたっけ。こういううっちゃり加減もお約束を破壊する怖いもの知らずだなあ。私も今回ばかりは「え゛ー」と思いましたけど、動揺のあまり越前のキャラデザインが変わってしまうという演出には思わず吹き出してしまいましたよ。誰や!お前。いやーズルいわ。まあたぶん越前さんは宮野さんとらぶらぶなのですが、男に言い寄られたらそれはそれで浮き足立つと、なんかわれらがあっちゃん&ぺっちゃんみたいですね。日々ガチレズな日常を送りつつも「男ほしい」と言い募る変な逆営業っぷりを見せる人気声優二人組。

 いや本当すごいなこの作品。どこまでディスクが売れるかは未知数ですが。ちょっとあまり記憶にない領域に踏み込んでいってる気はするのですが。まあファイト! ととりあえず(^^;
posted by てんちょ at 00:04| 大阪 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月17日

「三者三葉」#6

 なんかレギュラー陣は毎回必ず出す縛りらしい。まあ、西明日香ガチ勢としてはうれしい限りですが。



 一般的には双葉の日焼け水着サービスバリエーション回と言えなくもないですが。いろいろとエロい。日焼け跡をいろいろに見せるのは別のエロさなんだなと感慨深かったです。

 まああっちゃん信者としては、思い切り聖女のパターンで「めっ」だよおと、鬼畜の所業をキメてくれるあたりがいかにもあっちゃんだなあと思いましたが。

 ♣活動はちょっと出てないのが寂しいですが。基本的には、西明日香一門の心意気が感じられる展開でうれしい限りです。薗部さんはやっぱり面白い。お嬢様にバイトしてもらうためには創作ダンスでも体を張ってやるあたりがいかにも天性の芸人。そのあたり西明日香一門に入る資格十分にアリです。

 いろいろやりつつも海の家で事業拡大するあたり四コマの心意気ですよ。薗部さん燃えてます。やはり薗部さんあればこその「三者三葉」ですよね。ちょっとなんとなくバーベキュー食べたくなってしまった。

 さて海の家はカレーや焼きそばを売るべきかそれともオシャレなジェラートを売るべきか。個人的には氷でいいんじゃないかと。ただ、焼きそばは時々食べたいかな。
posted by てんちょ at 00:57| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 西明日香 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月16日

「コンクリート・レボルティオ」#19

 なんか相変わらずモヤッとするなあ(^^; 今回は高松塚発掘の話から戦国時代の話を引っ張り出してきましたか… でも高松塚古墳時代よ?



 そういやこのころでしたかね。時代劇特撮が流行り始めるのは。「赤影」とか「ライオン丸」とか。もちろんその源流は戦前の極東キネマとかまでさかのぼるし、さらにさかのぼれば怪傑ゾロから翻案したマキノ映画の「怪傑鷹」とかがある。今回の「鉄仮面剣士」がそうした文脈を意識しているのは確かですよね。時代劇の特撮ヒーローは仮面の剣士なのです。その初期から。

 ただ、そこに吉田茂を思わせる悪のワンマン政治家を絡ませてしまうと、なんだかモヤモヤする。まあ、モヤモヤさせることが目的なのは結構はっきりしてて、だからこそ胡摩は過去に戻ることを断念し、世界へと旅立つことを決意するのだけど。

 會川昇の脚本て、いろいろ盛り込んで凝ってはいるんだけど、バランスを考えないから、詰め込みすぎて沈没する。「安吾捕物帳」とかまさしくそうですよね。本当、詰めればいいってもんじゃあない。もう少し要素を引いて整理していくことを考えたほうがいいと思いますよ。アイデアは面白いだけに本当にもったいない。
posted by てんちょ at 00:19| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月15日

「迷家」#6

 見えているのは個々のトラウマと判明。問題は、それが幻影なのか超自然現象なのかということですね。



 そういう意味では、相変わらず状況はまったく分からないままと言えます。いやはやここまでほとんど手の内をさらさず死者も出さないまま折り返し点まで来るとは思いませんでしたよ。

 いろいろ文句も言われてますが、なかなか面白い。まあ売れるかどうかはまさしくクライマックスの出来如何とは思いますが。今回は各キャラの過去と幻影が交互に描かれたため、幻影の怖さが少々失われました。難しいですよねこういう匙加減は。

 他サイトでも言われてますが、妙に用意がよく証拠を提示していくらぶぽんがかなり怪しいという意見には私も同意です。たぶん、もともとトラウマによる幻影を発症しやすい環境がこの地にはあるのでしょうが、それを促すような行為を積極的に進めているのはどこかうさんくさい。

 おそらく真咲はなんか秘密は持っているのだろうけど、それはらぶぽんの提示しているものとは違う。むしろ真咲こそが探偵役であり、らぶぽんの方が霊という逆構図があるのではないかと思ったり。しかし、この妙な空気感は最後までうまく保って行ってほしいものです。
posted by てんちょ at 03:26| 大阪 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月14日

「アニゲーイレブン!」西明日香ゲスト回

 シカコさんはファンではあるんですが、こんだけ人気が出てくるとオレがわざわざ応援しなくても大丈夫かなあとか思ってしまう。「琴浦さん」での出会いは本当にすばらしかったし、福島潤さんとのニコ動は今も伝説。ただ、「このすば」観てると、あああれは潤さんが面白かったのかと納得してしまいましたが。むしろ潤さんとあっちゃんが絡んだらどうなるか見てみたい。



 というわけで、どうなるかとドキドキした西明日香回。やっぱり伝説になってました(^^; しかしこの二人初顔合わせかと思いきや、結構出会うことが多いらしい。あーそういえば「ダンまち」とか!

 最初のデザートはお約束のモンブラン、やっぱりな(^^; トピックスイレブンは語られなかった話題もどういう内容かわかってしまう自分がいるし、立派なガチ勢ですね。そして「勝負の一丁」やはりフンドシから始めるか(笑) だいたいは今まで聞いてきた話が多いのですが、ライブ中にずり落ちないようにストッキングを重ね履きしているという話は初めて聞きました(^^;

 さらには「洲崎西」に乗っかって「名づけましょう」実演。自ら「三、二、一、えーとえーと」とワンマンオンリーでやってまうあっちゃん。いやそこまでやらんでも。こういうときに相手から引き出すのがうまいなあと思うのがあっちゃんのいいところで、「股の前掛け」とやや微妙な回答だったシカコさんに

「…やってる? とかいうやつね」

 と飲み屋の暖簾の形態模写を被せてくるセンスの良さには感心。こういう相手から引き出す力があっちゃんの独特の話術なのですよね。個性の塊なのに私が私がではなくて、相手を立てるのがすごくうまい。どっちがMCかわからんぞ(笑)

 しかし西明日香誕生秘話って、「酒の上で」というあの定番の話じゃなくて専門学校の時の話ね。草津の立命イベントで聞いたやつ。「西さんはアニメの世界で羽ばたいて行こうか」ってあれ松井菜桜子さんの助言だったのか。しかしOL役(はたらく魔王さま)難しかったのか。なるほどなんか納得します。自分に振られる役がアホの子役というのもうなづきますよね。チョイ役でもオチ担当ですから。それはそれで財産だと思う。

 そして緊急記者会見、机の下から湧いてくるシーンもバッチリ出てましたよ。「いつものふざけた私ではなく」って、さっそくふざけてるやん(^^; そして「私らしい面白い曲を歌いたい、演歌、とか」ってそれ十分ふざけてるよ! 聞きたいけど。オレもギャグソング大好きだし。もうダテコー監督に川柳カード借りて歌詞作るといいよ。

 そして夢はディナーショー… なにそれすごい見たい(笑)
posted by てんちょ at 00:41| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 西明日香 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月13日

「田中くんはいつもけだるげ」#3〜5

 えーい、決めた! これは最後まで観ます。こんなに面白くなるとは思わなかったもの。代わりに「カバネリ」切ろう。みんな盛り上がってるようだけど、なんか類型的なゾンビものを出てない。何が面白いのかわからんし、ちょうど第一部完だし(笑)



 それに対して「田中くん」の意表の突き方はまったく予想外で、我々がおよびでない女性向けアニメかと思いきや、出て来る女性キャラがみんないまどきびっくりするほどかわいい。いやかわいい女子キャラなんてふつうだろと言われそうですが、ああいう類型的な「かわいい記号」じゃなくて、ちゃんとつくりこまれたキャラクターとしてのかわいさを持ってるんですよ。第二話の宮野さんはツカミとして実によかったですが、第三話のコンバット越前さんが今時ヤンキーに憧れてるけど実はけっこう乙女という味わい深い性格。そしてクライマックスでは宮野さんが越前さんに宇宙規模の告白をするという衝撃の結末(笑)いや、これアニメ史に残るわ。何がって、近年のアニメ・コミックでは、少年は少年同士、少女は少女同士で恋をする場合、お互いのテリトリーを守ってユリとホモが同居することはありませんでした。異性は限りなく背景に遠ざけられているものでして。

 というのも、ファンタジーが壊れてしまうから。両方同居させるのは難しいんですよ。生生しくなって。原作者、ずいぶん思い切ったことをしたと思う。アニメ版もだいぶん難しかったんじゃないかと思いますが、よくここまできれいにまとめたと思う。

 そしてさらに驚くのが清楚なクラス委員長白石さんの登場。「実は秘密が」と散々煽るから「どんな黒い性格抱えてるんだろう」と思ったら、なんのことはない見栄張な元ボッチさんで、がんばってオシャレしてクラスの人気者になったという努力家さん。ただ背伸びは結構疲れて…という話。

 なーんだここまでかな…とちょっと失望したのが第五話だったのですが、第六話がまたすごかった。田中君に内面を見抜かれたことから、ちょっとだけ自然体に回帰できた白石さんが、田中君に恋し始めるという衝撃の展開。どこまでホモコミックのお約束を破るんだろうこの人は。まさに怖いもの知らず。でもこれがまた実によかった。最近のチャラいラノベのように主人公に自動的にホレるんじゃなくて「自分が自分でいられるようになったのは田中君のおかげ」とだんだん気になってきて、でもとても元ボッチの自分には声なんかかけられない、としょげているところを、友達や仲間から背中を押されて、とりあえずメアド交換までこぎつける。「ためにする」ではなく「恋する自分に酔ってる」型でもなく、ここまで自然に恋する乙女を描いてみせたのは見事でした。ホモマンガなのにな、これ(^^; 単なるホモマンガのお邪魔虫的な三角関係少女ではなく、それなりに存在感あるキャラになりそう。さて、田中×太田の老夫婦にどこまで割って入れるか。なんか応援したくなってきてしまった。いいなあ、きゅんきゅんする。ガンバレ、白井さん。
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2016年05月12日

「コンクリート・レボルティオ」#18

 いよいよ公害とセイタカアワダチソウ、1970年代に話が進んできました。これはやっぱりクライマックスは沖縄返還かな。



 絶対的な正義が力を失った後に、家族の喜ぶ顔を見たいからヒーローになる、という「人間マン」が登場するのがなんとも「らしい」なあ。ただ、ラストにとってつけたように第二話で登場した昆虫人が出てくるのもよくわからないし、セイタカアワダチソウの花粉を連れて行くというのもよくわからない。會川さんの脚本がどうも肌に合わないと思うのはこういうところでして、なんか最終的に理屈がちゃんと立ってない気がするのですよね。

 そもそもよく考えたらセイタカアワダチソウが繁殖するのは外来種の増殖ではあるけど、公害ではなかろう。無理やり公害を入れたかったけど、今時工場排水が土管からドボドボ出て来て、とかでは若い子たちが「は?」だろうからこうしたんだと思うけど、それはもっと違うと思う。こういう所のセンスがなんかズレてるなあと思うんですよね。この會川さんの珍妙なセンスが、最終的に「コンレボ」から普遍性を奪っているような気がする。

 むしろこういう場合は、セイタカアワダチソウは消えたけど、パパは花粉入りのカプセルを飲んで変身するようになりました…いまもヒーローを続けています、というオチの方が、その後のアレルギーや花粉症の時代にまで話がつながって批評性のあるオチになったと思う。本当にもったいない…
posted by てんちょ at 00:10| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする