2016年03月31日

「DimensionW」#12

 さて最終回! 予想外によかったですよ。



 まあこれだけ超駆け足の割にはきれいにまとめた感じですかね。もう完全に忘れられてるんじゃないかと思った第一話の博士もちゃんと回収してるし。なかなか健闘したといっていいんじゃないでしょうか。ここまで散々引っ張ったキョーマの記憶もそれなりに意味のあるものになっていて、思い出すことで、ミラとともに未来へ向けて歩いていく決意を固めたという点ではよい伏線だったと思います。

 ただまあ、きれいにきまりすぎといえばそうなのでして、特に何のひっかかりもないまま終わってしまったので、ハードディスクに残してあった過去分は全部キレイに決してもいいかなあという感じ。たぶん繰り返し観て分析していくタイプの作品じゃないなという感じなので。

 この作品に求めていたのは、もっとわけがわからなくて、なんかモヤモヤする部分の手がかりがあちこちにばらまかれているタイプの作品だったんじゃないかと思います。でも、そういうのよりは、全部観てみると意外に明朗アクションな結末でした。途中はもっとよくわからない混沌を感じたこともあったんですけどね。そのあたり、やや物足りないといえば物足りないかもしれない。

 よくぞこれだけ混沌として錯綜したストーリーをここまで明快に一刀両断したとは思いますが、ミステリである「僕だけがいない街」と違って、SFなので、もうちょい不親切でもよかったかなというのが正直な感想。1クールって本当、むずかしいですね。そして原作はほぼ使い切ってしまったようなので、これにてスパッと終了。二期はなさそう。まあこれだけ思い切りのいい展開も珍しいといえば珍しいので、讃えられてもいいかもしれない。ともかくも、おつかれさまでした!
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2016年03月30日

「魔法少女なんてもういいですから」#12

 は? なにこのラスト。唖然としてしまいましたよ。



 というか最後の最後にあっちゃんが出ないってどういうことよ? 絶対勉強会エピソードで締めだと思っていたので、その前振りエピソードのこんな軽い話で終わりにするとは思いもよらなかったですよ。ネット上でも「あっちゃんを出せ」とガチ勢の怒りの声が殺到しております。それはそうでしょう。みんなあっちゃん見たさに辛抱して見てたんだから、こんな詐欺のようなことをされたら怒らずになんとしましょう。

 結局ポチが出たエピソードはたった二話。しかも仕切り直しの対面回は描かれずじまい。じゃあそもそもなんでOPにあんなに手厚く出した! それにオリジナルで「謎の少女」と散々煽るように登場させた「だいや」はなんのために登場したのかさっぱりわからないまま。なんとなく彼女も魔法少女の素質があるようなことはにおわされていますが、だからといってどうにもならず、漫然と終わりました。

 まして「じゃあぼくが親友になるよ」と変にイイ感じの結末にもってこられても唐突感が否めません。そこで「他人です」と冷たく突き放すのがこのシリーズでしょうに。本来なら、ここで勉強会エピソードになってポチ大活躍なのに。シガレットチョコをハードボイルドにかじるポチ、観たかったよ…

 でもこれ二期はないだろうなあ。こんな中途半端な切り方されて誰が円盤買うだろう。「ミカグラ学園」といい、これといい、「西明日香出る出る詐欺」はたくさんの人を傷つけるだけなので、本当にやめてほしい。なんか悲しい…まあ「三者三葉」はいくらなんでもそんなことはないと信じてるけど。信じてるよ!
posted by てんちょ at 00:23| 大阪 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 西明日香 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月29日

「ブレイブビーツ」#22

 あー終わってしまった。個人的には結構好きだったんですが、なんか打ち切りっぽい終わり方になったのが実に残念。



 ダンスをテーマに子供向けアニメを作ろうというのは発想としては悪くなかった。CGのダンスシーンも結構よくできていたと思う。でも、肝心のダンスシーンが「バトル」としてうまく成立していなかったこと、悪役がイマイチキャラが弱かったことが敗因かもしれませんね。

 個人的には、ゆーきちのアドリーヌが最高のハマり役だったので、ここで終わってしまうのは最高にもったいなく感じるんですが。ゆーきちはぜひともプリキュアかジュエルペットで定番キャラをつかまえてほしいところ。本人も楽しそうだったし、なによりもノリノリで。

 主役サイドのキャラはよくできてました。響はいまどき珍しい明朗な少年主人公でしたし、ヒロインの琴音と最初から恋仲だったというのは、子供向けアニメとしてはなかなか斬新な設定だったと思う。

 これに対して、コレオは最後の最後で見せたキャラが最初からちゃんと描かれていればなあとちょっともったいない感じ。大人コレオはなんか何しに出てきてたのかいつもよくわからないキャラでしたし、ミンクとタンクは何がしたいのかさっぱりわからない。

 最終回で出てきたブンガバンガは初めて悪役らしい悪役で、こいつが黒幕としてもっと早い段階から出ていればもっと展開も違ったろうになあという感じでした。

 とはいえ、個人的にはたいへん楽しめました。みなさんおつかれさま。子供がいたらこんなアニメ見せたいよなという感じ。ゆーきちには今後も子供むけキャラ、がんばってゲットしてほしい。
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2016年03月28日

「ルパン三世」#24

 なんかもう終わって一週間たつんですが、実は最終回観たのはついこないだ。「うん、まあそうか」という感じかな(−−;



 前半は本当にすばらしかったんだけど、2クール目に入るあたりから急失速しましたね。「現実創造」で最終回でよかったんじゃないだろうか。最後前後篇で対決する相手がダヴィンチって、ぜんぜん大したことなかったし。イタリアらしい大物と対決させたいということだったんだろうけど、ダヴィンチが何をしたいのか、最後までよくわからなかった。もちろん天才だから理解できない、という形にしてもいいんだけど、そういう風になってるわけでもない。

 たぶん、もともと準備してあったのが13話までで、発注元であるイタリア側の評判が良くて、もう1クール、ということになったんでしょうけど、そんなに急に高レベルの脚本は用意できませんよね。そうでなければ、ここまで急激なトーンダウンは説明がつかない。特にMI6なんて、なんのために出てきたのかよくわからなくなってますし。

 レベッカ・ウエストは、これまで延々繰り返されてきたクラリス型ヒロインとは一線を引いた行動派で、大変好感が持てました。お嬢様の火遊び、とか言われつつも、昔の恋人の思い出を自分なりに消化した結果としての泥棒稼業という設定はなかなかよかったです。今時のヒロインですよね。不二子ともまた違って、駆け引きに徹しきれないけど、とはいえ恋に溺れるダメ女というわけでもない。自分の節度は守りつつ、自分らしさを求めてルパンと対峙しつづける、自立した女ぶりがよかったです。こういうタイプの女性キャラはありそうでなかったので、このシリーズの功績といえます。

 あと、ルパンが最後まで「カッコつけの2枚目半」を保ち続けたのもいい感じ。まあ、最後はかなり3枚目方向へ来てしまっていてきわどかったですけどね。問題は、2クール目の脚本がかなりひどくて、ルパンの謎解きが「小栗虫太郎か!」と言いたくなるような無茶苦茶強引な超展開の連続だったことですね。あれじゃあ泥棒どころか超能力者かなんかみたいです。

 やっぱり次は「次元大介の墓標」の続編をやってほしいですよね。マモーのリメイクになるのかな。単発スペシャルか13話1クールで収めるのがよいかなと。まあ、ルパンメインで今更テレビシリーズできるのかとか言われててここまでやったのはお見事と思いますが。ともかくもおつかれさまでした。
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2016年03月27日

「落語心中」#12

 最初からわかっている無残な結末。ただし予想していたよりも、誰も悪くないのに最悪の結末が訪れてしまうやるせない人間関係が胸にこたえました。



 なんといっても、一番かわいそうなのが、今回のエピソードで目を輝かせ、尊敬する父親の最高の晴れ舞台を目の当たりにした直後に、突然の死別を経験しなければならなかった小夏。助六の「芝浜」が、まさに一世一代の名舞台で、それを納得させる山ちゃんの名演ぶりにはうなるほかないのだけど、心から笑い・泣く小夏の表情がそれだけに刺さりますね。いや、本当にかわいい実に愛らしい子であるからこそ、あまりにもかわいそう。

 とはいえ、まあどう考えてもみよ吉・助六・小夏・菊比古がひとつ屋根の下に暮らす、なんてことはうまくいくはずがないわけで。遅かれ早かれこの破局は訪れたんだろうなあとは思います。

 ちなみにもちろん史実にこんな場面はありませんが、圓生の「磨き上げられた孤独の芸」というのは、菊比古が一度完成させ助六に「それは違う。客あっての落語」だと否定されるものとよく似ていますね。でも菊比古は、助六の死によって、結局そこに回帰してしまい、与太郎と出会うまで、「孤独」にしがみつき続けたんでしょう。

 圓生は晩年、ライブ音声の記録すら否定し、観客の笑い声がない無音の録音室の中で、ひたすら完璧な芸を磨き上げていくレコード版「圓生落語全集」の完成に心血を注ぎ続けました。このすさまじい孤独な作業に打ち込んだ圓生の意地というのはおそらく、志ん生に先立たれた無念があったのだろうと思います。

 さて次回は最終回。ようやく物語は現代に戻り、与太郎のひたすら明るい芸が、小夏と八雲に救済をもたらすことになるのでしょうか。与太郎編は…ないのかなあ。
posted by てんちょ at 00:14| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月26日

「僕だけがいない街」#12

 賛否両論。でも面白かったです!



 原作ファンはみんなモヤモヤしているようですが、これだけの話を12話でスパっと終わらせたのは見事と思います。しかも、特にバタバタしているのではなく、割とアニメ版はアニメ版のスピードできちんと決着をつけたのは立派でしょう。それにしても、原作組とアニメ組でバッサリ意見が割れたのは面白いといえば面白い。

 まあ屋上での対決シーンはやや力技ですが、細かい描写を分析していくと、実はけっこうよくできている。原作では犯人は大量殺人しているようですが、アニメ版では一切手を汚していない。だから、時効である主人公の殺人未遂は罪に問えないし、殺人未遂でとりあえず身柄を押さえるしかない。そういう点では、捨て身で犯人を追いこんだ主人公の戦略はある意味で正解。一瞬「ンなアホな」と思いましたけど、実は、自分から身を投げに行ってますよね。だから、こっちの方向に犯人を誘導しているわけで、ああ、これはうまいなあと感心してしまった。

 そしてタイトルの「僕がいない街」の意味も、しっかり最後で回収しているのは見事。ちゃんと主人公の成長にもつながっているし。まあ、ヒロインは誰なんだ、という点からいうと、これはとってつけたような結末といえなくもないけど、最後の締めのエピソードとしては、投げっぱなしかと思っていた伏線を最後に回収したという意味ではアリじゃないでしょうか。

 主人公が雛月に恋愛感情がない、というのはあり得ないと思いますが。原作ファンの中にそう言い張っている人もいますが、それはただの気休め。あれだけきゅんきゅんさせておいてそれはないと思う。まあ最後にこの展開になるのであれば、悲恋に終わるのも納得はできるけど、小学生時代に二人が結ばれる番外編とかあってもいいんじゃないでしょうか。二人のきゅんきゅんする場面はもっと観たい。

 たぶん、報われなさを乗り越えて人間として成長する話ですよねこれは。それはそれで理解できるけど。でも、雛月の「バカなの?」にアテられてしまった立場としては、いろいろとモヤモヤするなあ。でもサスペンスとしては近年まれに観るよくできた作品だったと思います。関係者のみなさん、おつかれさまでした。

 次回作は、また本来のノイタミナにありがちな、野心だけは高いけどいろいろ空回りしているタイプに思えるなあ。まあ一応観るけど。どうみても屍者の帝国なんだけど。
posted by てんちょ at 00:46| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月25日

「ハルチカ ハルタとチカは青春する」#12

 一応、最後まで観ましたが、どうにもどっちつかずだったなあというのが感想。



 確かに小説ならば、吹奏楽部ものは背景にとどめておいて日常ミステリをやるというのもアリとは思うんですが、アニメは映像ですから、どっちもやらなければならない。しかもどっちも京アニがリアル方向に最大限に振った後では、よほどがんばらないとどっちつかずになるのは必定。

 そして肝心の謎解きはまったくの絵空事でしたし、吹奏楽はまったくのついで。主人公二人の三角関係の描写もおざなりで、結局何がしたかったんだろうというモヤモヤばかりが残ります。いろいろやりたいことが積みあがると結果として何もできなくなってしまうという典型かもしれませんね。

 これで謎解きがそれなりの出来になっていればまだマシだったんでしょうけどね。日常ミステリって本当に難しい。「氷菓」がいかに細部まで丁寧に描きこまれていたかを実感しましたよ。そしてあそこまでやらないと、日常ミステリって成立しないんですね。日常の細部を偏執的なまでに描きこんでいるからこそ、謎解きのカタルシスが生まれたんだと思う。

 ある意味、日常ミステリ、吹奏楽部活ものを取り上げることがいかに大変かを視聴者に実感させたという意味では、意味ある作品だったと思いますけどね。確かに各キャラは大変立っていて魅力的なのに、いざドラマの中に置いた時に場違いな印象しか与えないというのは、つまりそういうことなんだろうなあ。
posted by てんちょ at 00:19| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月23日

「牡蠣工場」

 なんかこう、珍しくも新作映画なんかを。



 想田和弘監督作品の「観察」シリーズもこれで6本目。ん?思ったより進んでるな、と思ったら、「演劇」の1と2は別にカウントするのね(^^;

 フレデリック・ワイズマンを敬愛し、ノーBGM、ノーインタビューを貫いてきた想田監督ですが、今回はかなり雰囲気が違います。とにかく、撮られる側がカメラを意識しまくってる。想田監督も積極的にカメラ超しに話しかけ、事実上のインタビューとなってます。まあ、だからこそ「東日本大震災でこっちに来た」とか「中国人は二人まで雇うことにした」とかいう話が聞けるわけですけど。

 今回なぜそうしたのかなと思ったんですが、今回は「撮られる」ことを意識することにある程度意味があるわけです。呉の牡蠣工場で中国人研修生が殺人事件を起こしてしまった直後だから。

 実際取材は大変だったようで、とにかく「おっかなびっくり」な様子で取材を受けている様子そのものが重要な時代の記録でもあるという。しかし、普通の人は牡蠣剥きができるようになるのに半年かかるところを、中国人たちはわずか数日で覚えてしまうというのはなんかすごいと思いましたよ。パートのおばちゃんたちも認めてましたけど

「家族を食べさせなあかんと思うと、人間必死になるんやね」

となるほど。見れば見るほど過酷な環境で、こんなところで産業としての牡蠣は支えられているんだなあとしみじみ思ってしまいましたよ。なんだかんだいって、こうした人々なくしては、牡蠣は食べることがかなわない。改めて労働に敬意を。
posted by てんちょ at 23:42| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月22日

「魔法少女なんてもういいですから」#11

 「西明日香がレギュラーだというから観てたのにちっとも出んじゃないか!」



 ポチが出たエピソードはわずかに2回。これでレギュラーって…なあ。まあ「ミカグラ学園組曲」みたいに1話冒頭で出てそれでおしまい、とか詐欺みたいな展開よりはよっぽどマシですけどね。あっちゃんガチ勢を釣るための「出る出る詐欺」キャストがあるような気がして仕方ない。「三者三葉」はもうちょっと出てくれるんじゃないかとは思いますが。

 いや本当。無理に斎藤千和なんて大物出さなくてもよかったのに。このエピソード、わざわざ出す意味ほとんどないし。これ、ただの帳尻合わせですよね。ならばちゃんと勉強会エピソードを2回やればいいだけだったのでは。

 いや、そもそもだいやはなんのために出て来たのよ? 次回最終回だけど、どうやって終わるのやらまったくの謎ですね。みんなも言ってますが、あっちゃんが出るのでなければ、こんなアニメ観るほどのこともないんですってば。 
posted by てんちょ at 23:27| 大阪 | Comment(0) | TrackBack(0) | 西明日香 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「Dimension W」#11

 あ、次回で終わりですね。なんかいざ畳みにかかると「あーこんなもんか」という感じで少々物足りない感じになってしまうのがどうにも残念。



 やっぱり話をはしょりすぎてスケールが小さくなってしまったのが響いたかなあ。これだけはしょった割には結構ストーリーがわかりやすいなと評価してはいるのですが。

 ナンバーズが結局「ごっついエネルギー」以上のなんかに見えないのがそもそもの問題。これっていわば原子力のメタファーで、ものすごい不安定で暴走しやすいエネルギーでただ湯を沸かしているという(^^;

 もちろん湯を沸かすだけでもすごいエネルギーが引き出せるけど、代償もちょうでかい。果たしてそんなものを使う価値があるのか、でも使ってしまうんだろうな人間というやつは、という諦観がこの物語を組み立てているといえます。しかし、最終的にはキョーマの内面の話になりそうで、さてどうなるやら、まあほどほどのところに着地しそうですけど、最初に期待したほど永久保存版だったり繰り返し見たいものだったりはしないかもしれない。
posted by てんちょ at 01:20| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月21日

西明日香トークイベントin立命館「明日香、西に凱旋」

 とうとうあっちゃん単独イベントに初めて参加。おっさん一人の参加は浮くんじゃないかと思いましたけど、そんなこともなかったです。あ、それ以上に意外に女性参加者が多かったのがうれしかったですね。私のお隣も女性のお友達二人でした。ただ、オーバーブッキングがあったようでお気の毒。この段階では「ああ、やっぱり素人イベントやなあ」と思ってました。

西明日香トーク.jpg

 ところが、実際に開会してみると手際の良さに驚かされる連続。なにより司会の俊ぴ(命名・あっちゃん)が、最初こそガチガチに緊張していたものの、あっちゃんの上手な転がしもあって徐々にリラックスし、実に的確なツッコミでテンポよく進行していたのが非常に好感が持てました。

 会場は700人ほど入る中ホールで左右端の島を潰して550人ぐらいのキャパがほぼ満杯。前から6列目という好位置で、あっちゃんの熱演を目いっぱい楽しめました。登場したあっちゃんは最初からトバしてて、黒づくめスーツで固めたのSPチームみたいだった立命館VAの面々をさっそくいじってました。移動は護衛のメンバーにぐるり取り囲まれて、という厳戒ぶりだったのですが、護衛の面々は移動中まったく無言。退屈したあっちゃんは

 「前に立ってる二人の護衛の人の両尻をむんずとつかんでみたけど、無言だったー」

 いや、なにやってんですかアナタ(^^; しかし訓練されてんなあVAメンバー。美人声優に尻を掴まれても無反応でやりすごすって。予想以上に有能なグループですわみなさん。

 なんかツイート上では既に「神イベント」という絶賛が乱舞してますが、本当、そんな感じ。むしろ東京のイベンターのみなさんにも見習ってほしいレベル。俊ぴからしてあっちゃんガチ勢だそうで、そういう愛情がなせる業なんだろうなあ、これは。ただ「適当にしゃべってください」で収めることもできたんだろうけど、あっちゃんの魅力を最大限に引き出そうと、工夫が随所にみられるのがすばらしい。

 最初の「西警察24時」こそは、参加者に「後ろ暗い過去」を懺悔してもらい、あっちゃんに「有罪」「釈放」を判定してもらうというもので、ラジオの影響が感じられないでもなかったけど、投稿の玄人っぷりが半端なかったです。「友人の乳首に噛みついて歯型を残した」という投稿が爆笑を集めてましたけど、実は企画終了後にオマケで公開された没作品。どんだけみんなレベルが高いんだか。そしてあっちゃんの最高点を獲得したのは「西明日香さんより種〇さんの方が好きです」という「何しに来たんだお前」という投稿をした人。それに「西ガチ勢になってほしいから」とあえてサイン入り色紙を渡すってすごいなあ。ファンと声優の真剣勝負だわ。

 続く「西暦(にしごよみ)」は、あっちゃんに生い立ちから現在までを手描きの年表にしてもらい、それを見ながら半生を振り返るというありそうでなかった企画。これはあっちゃん本人にも好評でしたね。アナウンサー志望だったのにどこで声優に転換したのかも初めて判明しましたし。
 声質を見て「声優目指してみようか」と講師の先輩声優さんからほぼ半強制的に(笑)勧められたらしい。まあ見る目があったんだねえと今にして思いますが、MCの才能も大いに感じるので難しいところ。

 「直球表題」「きんモザ」「てさぐれ」「洲崎西」と続いた2013年が大いなる転機になったというのは衆目の一致するところですが、その前年に伝説の東大イベントがあって、この時初めて親を呼ぶことができたことで、声優としてやっていくことができる自信が得られたというのは、結構重要ですね。こうして今でも大学イベントを重視しているのはそういう経緯があるんですね。最後の数年は飽きたらしく「2014楽しいです」「2015楽しい」「2016ぼのぼのにハマる」って(^^; そして最後にデカくぼのぼのが描かれてる。どんな経歴や。

 この日は、実は声優仲間も来てる、という俊きゅんの発言に「ぺっちゃん来た!」と会場は騒然となりましたが、安元さんとマネージャーさんでした(笑)お二人へのアンケートも披露され、知らされてなかったあっちゃんは突っ伏してましたね(笑)今回はこのように要所要所でサプライズが盛り込まれていて、大いに会場を盛り上げてくれました。あっちゃんの事実上の師匠である安元さん「西は勇敢になった」という発言は、言葉以上に重みを感じましたね。さすが師匠だなあ。なるほど「勇敢」かあ。あっちゃんにもゆーきちという弟子ができたことですし、大師匠・弟子・孫弟子で「シグマセブン芸人声優一門会」やってほしい。ぜひ。

 そういや、この日はあっちゃんの高校時代の親友・さいちゃんが来てたらしい。しかも彼氏と二人で。

 そしてこれに続く企画は「あっちゃんすごろく」。えーなんか安易だなあゲームか。と思っていたらさにあらず。なんと会場内をサイコロを振って移動し、止まったマス目で参加者からのリクエストの芸をやってもらおうという、会場内「旅芸人の記録」みたいな巡業イベント。これはお見事というほかないアイデアです。よくぞ思いついてくれました。そう、イベントは楽しいけど、間近に見られるのは前列のごく一部のみ。だから、会場をすごろくにみたててまわってしまおう、というのは誰もが幸福になれる素敵な企画。もちろん、芸達者で瞬発力のあるあっちゃんだからこそ生きるのですけどね。あっちゃんの持ち芸であるヘゴまね、野々村議員まね、即興替え歌などが次々と披露されました。それもほんの数メートル先にあっちゃんがいる、という至近距離で。これはうれしい。なによりすごいのは、あっちゃん各マスで散々無駄話していたはずなのに、制限時間15分のところ半分ちょっとの時間で余裕でクリアしてしまったこと。本当、プロってすごい。

 続くこの日最後の企画「演じろ!部活もの」は、吹奏楽部の青春ストーリーをあっちゃんが演じるアフレコ企画。画像は美少女ゲームなみの簡素なものですが、いたってマジメなシリアス台本。そしてセリフはすべて関西弁! これは超レア。しかもギャグに逃げない。これを見ることができた人はみんなもうけた気分になったはず。さらには、演奏場面で、あっちゃんが本当にフルートを演奏する大サプライズ。これはもう会場騒然でした。かくもいろいろ仕掛けてくれるVAの面々、本当に有能だしすごいです。

 これでトータル100分強。君らマジでプロのイベンターなれるで… 1000円でこれだけ見せてくれるというのは本当にすごい。絶句。草津は遠かったけど、それだけの価値は十分にありました。いやあらためて実感。

「あっちゃんはすごい」
posted by てんちょ at 00:00| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 西明日香 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月20日

「落語心中」#11

 いやーちび小夏かわいかったですねえ。どっちかというと重い話が多かった中で、今回は妙にほのぼのとしたあたたかい話でしたよ。永久保存版。



 これは圓生の史実には、えー、ないねこんな話(^^;

 まあ、あえて言うなら小夏のモデルは、優秀な志ん生のマネージャーであった長女・美津子かもしれません。晩年、「二階ぞめき」をやっていたはずがいつのまにか「王子の狐」に化けてしまったことを美津子に指摘され、以後高座に上がらなかったそうです。

 あと、寄席の衰退と入れ替わるように各地で盛んになったホール落語を圓生を重んじたというエピソードは、ここにちょっとヒントになっているかも。特に寄席が長く存在しなかった上方では寺や旅館、ちょっとした店での小規模な落語会がとても重んじられました。この回のエピソードの中での、菊比古が蕎麦屋や旅館でせっせと落語をしたエピソードは、こうした戦後の風潮のはしりとはいえると思います。

 まあそんなことはさておき、落語が好きで好きでたまらない小夏は、まっすぐな少女で、女性落語家がけっこう増えた現代なら、かなり人気の落語家になれただろうにとちょっともったいなくなりますよ。せめてちび小夏版の長尺落語もぜひ収録してほしい。

 なによりも絶品なのが助六・菊比古の絶妙のセッションによる二人羽織「野ざらし」。よくぞこんな場面を思いついたものだと思うし、それを完璧な形で映像化したアニメスタッフと声優陣にはまさに脱帽。

 さてそんな喧噪から一人離れていたみよ吉のもとにも二人の噂が…

「菊さん、やっと来てくれた…」

 なんか視聴者の間ではドン引きしてる人が多いみたいですが、やっぱりまだ好きなのね、と私はなんか切なくなってしまいましたよ。しかし、たぶん再会は破局しか呼ばないわけで。次回、波乱の予感…
posted by てんちょ at 01:13| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月19日

「僕だけがいない街」#11

 まあ、もう一度リバイバルするんだよなあ… あ、でも何も解決してなくない?



 と思ったら全然違いました。まさかこういう形で現代に帰って来るとは超予想外ですよ! 主人公が消え失せているOP、ママンが代わりに働いている冒頭場面。「僕だけがいない街」だぁーと頭を抱えていたので「エエ」となりましたとも。いや原作読んでなくてよかったわ。

 今回の展開はアニメ組絶賛、原作組ブーイングという感じらしい。原作はより丁寧に描きこんでいるようですが、アニメの刈り込み方、整理の仕方はなかなかうまくて原作組の話を聞くほどに感心してしまいますよ。まあ、より膨らませている話をまとめられてしまうと、それはそれで切なくなるのもわかりますけど。

 特に後半部分はほぼオリジナル展開のようで、賛否両論のようでしたね。うーん。でもこれってたぶん、脚本を書く段階では、まだ原作はここまでたどり着いていなかったんじゃないでしょうか。制作が進むにつれて若干の微調整はできたでしょうが、たぶん今話後半部分のあたりは、原作者から聞いたアウトラインをもとに話を構成していくしかなかったはず。そこで、話の膨らませる方向に大きな差が出たということではないでしょうか。

 どうやら、本気であと1話でキレイに終わってしまいそうですね。むろんあそこでああいう風に言ったということは、八代を罠にかけるつもりでわざと話に乗ったということであるはず。さて、どう締めるか。これは楽しみになってきました。

 ただ、今回雛月が赤ん坊抱いてやってきたのには「いやぁぁぁっ!!」という感じでしたが(^^;

 ええ、わかりますよ。殺された二人が結ばれて子供までなして、悟の頑張りが報われた瞬間ですよね。でもでも、あれだけ「ふたりだけの世界」にきゅんきゅんさせられた立場からすると納得いかない(笑)こういう感情は理屈じゃないので…ねえ(^^;
posted by てんちょ at 00:31| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月18日

「この素晴らしい世界に祝福を!」#10

 終わりました。でもこれで最後じゃない。なんと急きょ2期が決定したらしい。しかももともとの分割二期じゃなくてあまりに評判がいいので急きょ決まったようで。いやめでたい。



 この作品、よくある安易なラノベのようなフリをしつつ、自閉せずちゃんと外側に向けて世界を開いているのが本当にえらい。しかも「グリムガル」のようなシリアスではなく、コメディとして、笑いながら何がしかが得られるようになっているのはとてもいいことだと思います。

 ラストで主人公のカズマが言っている通り、自分にとって有利なはずのゲームっぽい世界に送り込まれたとしても、決してそこはご都合主義的な世界ではなく、「なにごともちっとも思い通りに運ばない」世界。ただ、そうであるからこそ、そこで何がしかをなし遂げた時の達成感はヌルい自閉世界の比ではありません。スタッフも前話、前々話でズルズルだった作画から一転してこれでもかというすさまじい超絶作画。ここにすべてをぶちこんできたなあ。資金の重点投下という、演出家のお手本のようなメリハリの効かせ方。大いに評価に値します。アクアの封印破壊からめぐみんの爆裂魔法、そしてそこにOPが流れて…という展開は燃えました。

 今回は最後だけあって、そういうカタルシスが存分に味わえます。たとえカズマの動機が「せっかく手に入れた家を壊されてたまるか」という利己的なものだったとしても、それはそれでいいんです。とにかく不測の事態、予想外の連続、それでも必死で次から次へと策をひねり出してなんとかすべてを乗り切ったカズマは見事に主人公として成長できたと思います。いや、こういうのこそ「成長物語」でしょう。

 しかもアクションがすごくても、最終的にはギャグとして収斂させる思い切りがまたいい。それらが全部キレイに弾けたのも、福島潤さんをはじめとする主役キャスト陣のがんばりのたまものでしょう。高橋李衣さんはもともとカメレオン声優として注目していましたが、これで色物の方にも通じることに。茅野愛衣・雨宮天にとっては、ほとんど初めてといってもいいギャグキャラで、それぞれとてもいい味を出していました。特に雨宮天があそこまでハマるとは、たぶん本人も予想していなかったんじゃないでしょうか。なんせおバカキャラを演じるのは苦手だと言っていたぐらいですから。福島さんとの倦怠期の夫婦漫才のようなやりとりは、ライブでもそのまま演じてみてほしいぐらい。いやー人の才能ってわからないですよね。

 そんなわけでまさかまさかの主人公が逮捕されて終わるというヒドい結末でしたが、これは二期に向けての布石のようですね。この時期に発表したということは、スタッフを解散させずにそのまま第二期制作に入るのかな。これは楽しみです。近いうちにこの連中と再会できることを心待ちにしつつ。あ、次回はあえて予算は七掛けがいいんじゃないかと(^^; この監督は低予算とか逆境に強そうだ。
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2016年03月17日

「プリパラ」#87

 いやー意外。「語尾の果て」なんて素っ頓狂なサブタイトルなのに、ストーリーは結構正統派少女ものになってるなあ。



 まさかこんな展開になるとは思いませんでしたよ。まさに正統派「みんな友達」のらぁらのポリシーをプリパラに取戻し皆の記憶を呼び覚ます。そしてそのための力になるのはやっぱり歌。とはいえ、まあ三人四脚の掛け声「ぷりぷりかしこまぷしゅー」が走馬灯のようによみがえり、語尾を取り戻す、というのはいかにも森脇監督「らしい」なあ。イイハナシっぽいんだけど、でもなんかシュールな絵面だ。

 これで大半のユーザーは救われるのですが、ひびきはシステムの異物として消去される危機に…思わずふわりが助けに飛び込んだものの二人は帰ってこられるのか。なぜかそこに飛び込んでしまったあじみ先生の運命や如何に?

 うん、まあなんというか、王道で感動すべきポイントは押さえてるんだけど、微妙に変な方向にハズしてくるのがこの作品らしいわ。たぶん次回で今シーズンは終了。いや楽しみです。
posted by てんちょ at 00:19| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月16日

「魔法少女なんてもういいですから」#10

 ありゃあ。こんなどうでもいいような話もアニメ化するのか。ということは、ミトンの夢のエビソードはナシで、18話までですね。まあそうだろうとは思ったけど。



  今回は基本、ゆずかとミトンしか出ないのに、なんでこんなにキャストが多いんだろうと混乱しましたよ。しかもわれらがあっちゃんもキャスティングされてる。

 最後まで見ても「えっ、どこに出てたん?」とわからず思わず混乱。もう一回見返して気付きましたよ。ああ、ミトンの「今までの魔法少女といえば」との回想シーンで背景に出てた「お泊まり会」場面の女子の一人ですか。こういうのをわざわざあっちゃんで撮ったということは、一日で全部仕上げてしもたんかな。

 しかしラストでお母さん登場。斎藤千和登場、無駄に豪華ですね。

 えっ、じゃあ次回は勉強会エピソードじゃないの?
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2016年03月15日

「DimensionW」#10

 なんか本気で最後まで全部やるらしい。かなりはしょってるようですね(^^;



 さすがに少々話の展開がバタバタして追っかけるのが大変ですが、まあ、なんとかついていけるかな。しかし、転送システムによる宇宙旅行計画とはまた大胆なことを… ありそうでなかった展開。これをどこまで最後に大風呂敷広げられるかが見所ですね。

 「いばらの王」とかは、なかなか最後の風呂敷の広げ方がすごかったので結構好きだったりします。そういや、劇場アニメ版はこれまた「はしょりすぎ」だと批判されたんでしたねえ。なんかそういうめぐりあわせなのかしら。まあ、やたら凝った構成なのだけど、はしょろうと思えばはしょれるのかもしれないですねこの人の原作は。

 ロボ子さんが好評で結構ヒットしそうではありますが、なんの因果か原作はほぼ使い切って終わりそうな気配。まあこういうのも潔くていいといえぱよいのですが。
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2016年03月14日

「洲崎西DJCD Vol.8」

 とにかくもりだくさんだったもので、ようやく全部見ましたよ。最近のあまりやる気のなかった動画から一転して、これ60分もあるので(^^;

洲崎西 DJCD vol.7 〜沖縄でうちなんちゅとチュッチュッチュ〜 DVD付き3枚組 - 洲崎西
洲崎西 DJCD vol.7 〜沖縄でうちなんちゅとチュッチュッチュ〜 DVD付き3枚組 - 洲崎西 

 画像がまだ上がってないので、Vol.7で代用。

 ただ、今回は断然動画よりも音声の方が面白かったかな。動画はソーセージ体験のところをダラダラ撮りすぎ。別にわれわれはソーセージが作りたいんじゃなくて、洲崎西の面白トークが聞きたいんですから。あくまで。60分にも膨れ上がるものだ。そして「洲崎西と遊んでいるような雰囲気が味わえる」というふれこみだったのですが、二人で遊ぶことに夢中で、カメラのことはまったく意識していなかったという。うん、それはたぶんそうなるよなと理解はしてた(笑)

 これに対してオーディオCD編はなかなかもりだくさんで、草津温泉のある群馬にちなみ、各地の温泉を巡る全編これ温泉の盛りだくさんな構成。ミッションをこなしてポイントを稼ぎ、タイムアタック方式で温泉に入るというせわしない構成なので、エロい雰囲気になどなるはずもありません。いやー若い美空の人気女性声優二人が録音機器を持ち込んで何度も温泉に入る企画で、笑いしか生まないって、ある意味すごいわ。

 こちらは歴代ベスト級じゃないでしょうか。しかしこの二人、エロくする気はないくせに、温泉に来るとやたらハシャいで笑いだけはひたすらとりに来るって、芸人魂感じますわ。あ、声優でしたね(^^;
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2016年03月13日

「落語心中」#10

 今回は、圓生の「親父」であった五代目との交流を思わせるエピソード。全体にしっとりといい雰囲気で、落語もたっぷり聞かせてくれましたし、指折りのベストエピソードだったんじゃないでしょうか。

 

 圓生の本来の師匠は橘屋圓蔵だったのですが、母親が五代目圓生と結婚したため、生涯五代目を「オヤジ」と呼んで慕ったそうです。圓蔵ではなく圓生を継ぐことになったのもそのせいなのですね。このあたりのややこしい話をうまくアレンジしつつ、よりドラマチックに仕立てたのが今回のエピソード。七代目八雲との実の親子のような交歓が、死の間際にようやくかなった、という形。

 今回初めてじっくりと七代目の「子別れ」が演じられましたが、さすがというべき風格を感じさせたのは見事なものでした。あの二人の師匠ならこのぐらいはできて当然、という芸を楽々とやってのけるわけですから、声優というのは大したものです。まったく。

 ちなみに師匠が高座を下がった直後に倒れたというエピソードは、桂文楽のものを借り入れているのかもしれません。史実では文楽は最後まで演じきれず「勉強しなおしてまいります」とつぶやいて楽屋に下がってしまったのですが。

 しかし、助六と七代目との因果はちょっと予想外でしたね。でも落語界は狭いから、そういうこともあるかもしれない。このエピソードのモデルはちょっと思い浮かびませんが、これはオリジナルかもしれない。

 そして師匠と死別し、とうとう一人になってしまった菊比古が、さらなる高みに登り、ついに後の十八番となる「死神」を完成させるという。師匠の死の翌日に「死神」をかけるという設定もすごいですが、そのぶん実に鬼気迫る迫力あるものとなっており、まさに圓生の芸の完成をみるよう。久々に圓生の「死神」が観たくなりました。



 そんな風にピーンと張りつめた展開が続いてちょっと疲れたところで、最後に登場するのは、なんと意外なことに少女時代のちび小夏が登場! 予想していなかったのでこれは驚いた。第一話の大人の声も意識しつつ、子供のあどけない声で、しかも助六の芸を受け継いだ形で語らなければならない。すごいな、小林ゆう!

 次回もますます楽しみ…ってあと二回かー(^^;
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2016年03月12日

「僕だけがいない街」#10

 いや、来週最終回なんじゃないかと思ったんですが(^^;



 実際にはあと2話あるはず。いやひょっとして全13話? そろそろオリジナル展開にすっ飛んでいくかと思いきや、まだまだはしょりつつも原作に寄り添っているらしい。

 まあ今回は一番のネタバレ回なので、ストーリーにはあまり触れずに進みましょうか。未読組からすればなかなかうまい、絶妙の展開だったと思います。でも原作既読組が少々ブーブー言ってますんで、アニメ完結後に原作も手にとってみようかなあ。

 犯人の意外性はほとんどありませんでした。まあ、そうだろうなと。みんな同じこと言ってるよ。むしろ、こっちは悟が犯人に罠を仕掛けるとばかり思っていたので、犯人に罠を仕掛けられて、その方がびっくりだよ。だって犯人の顔見てるんだろうが、アンタ(^^; 犯人に父親の幻影をみてしまって判断力が曇っていたというけど、この結末じゃあ完全にやられっぱなしだわ。

 ただ、この後半の展開はすさまじくコワいので、なかなか見どころ。演出的にはよくできていたと思います。うーんこの結末、どうなんだ? これが「僕だけがいない街」の意味? でもそれだとここで終わってしまうことになるわけだし… いやはや気になります。
posted by てんちょ at 00:12| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする