2015年12月31日

「WORKING!!!」#14ロード・オブ・ザ・小鳥遊

 第一期ほど熱心に観ていたわけではないですけど、やはりこうしてきれいに風呂敷が畳まれると万感の思いがありますね。ここまで「ちゃんと」終われる作品がはたして何本あるか。



 しかもメインキャストは全員アニメ界を代表する大物声優に成長していたという。第三期のギャラ、きっと大変なことになっていたんじゃないかと思うんですが、最後までできて本当に良かった。まあ第三期はここまで散々拡散しまくった展開を収拾し絡み合ったキャラクターたちの関係が落ち着くべきところに落ち着く形で終わるというものでした。第三期は少々損な役回りだったと思いますが、よくここまできっちりまとめたと称えたいと思います。モヤモヤした形で尻切れに終わる作品が多いですからねえ。

 この作品の一番のポイントは、一見ヒロインらしからぬ伊波さんがヒロインとして成長していき、王子様を獲得するまでの物語であると。やはり主人公は伊波さんだったなあと思いました。なんせ最後はダンジョン攻略ですからね、マジで(笑)

 ラスボスの小鳥母が言ってる通り、自分の嗜好ドンピシャの種島先輩がいるのに、それを差し置いて伊波さんを選ぶ。そういうのが本当に「好き」ということなんだろうなあ。

 それでも彼らの日常は続き、ワグノリアは今日も元気に開店するのだろうけど、物語はこれ以上ないほど完璧に描き尽くされた。まさにめでたくここで完結。本当におつかれさまでした! ここまで幸運な作品に巡り合えるのは次はいつのことか…
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2015年12月30日

「小森さんは断れない」総括

 あれ、今週は情報コーナー。ということは先週で小森さん終わりか!(−−;



 オレたちの「引き受けた」はこれからだ!という感じで終わるのか。原作四巻の中学卒業エピソードがキリがよかったんで、ここまではやってほしかった気もするけど。

 途中からすごく良くなってきたのでなんとも残念。やはりこの作品は小森さんと大谷君のラブストーリーを書いてナンボだという気がするんですよねー大谷君と恋仲になってから、小森さんホンマにかわいくなりましたからねえ。それまではよくある四コマのギャグキャラでした。

 クール教信者さんのラブストーリーのうまさは本当に絶品。一歩間違うとすごいイタくなるはずなんですが、なんともいい感じにキャラがあったまってくるのです。ようやく大谷君の男前ぶりが見えてきた矢先だけに、実に残念。二期やってほしいなあ無理かなあ。大谷君役の竹下礼奈さんは本当に注目の新人なので、今後の動向を注視していこう。

 さて来季は「大家さんは思春期」か。なんといっても久保ユリカ初主役ですよ!観るか。
posted by てんちょ at 03:00| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月29日

「コンクリート・レボルティオ」#13

 これにて第一期完結。まあ、最初に危惧していたよりは、尻切れ気味にならずに済んだかな。予想通り、爾朗が超人課と決別するところで終わりました。ちょうど第一話につながる形ですね。まあ輝子が「二十歳になりました」からどうなんだ、という話は未解決なままですが。



 それにしても、最後の最後までモヤモヤが晴れない感じでありましたよ。これはこれで個人的にはすごい好きなんですが、まあ売れないよねというか(^^;
 クライマックスを盛り上げるべく登場したケンタウロス型ロボット同士の闘いとか、なかなか力が入っていて、これは盛り上がるはずなんですが、殴りあいながら叫んでいる二人の主張の背景がすっきりとわからないせいか、どうにもモヤモヤする。

 いや本編のこことここで説明してたでしょ、とそれはそうなんだろうけど、生理的・直観的に感じ取れる形に整理されていないと、こういう肝心要の部分で生きてこないと思うのですよ。

 スタッフが自負している通り、これほど野心的な作品はないはずだし、あきれるほど細かい所まで考え抜かれているとは思うのだけど、こと今回に関しては、それがよくなかったんではないかと。謎が多すぎると、どこから手をつけていいかわからず、途方に暮れてしまう。

 だんだん我々リアルタイム世代でも困惑する展開になってきてしまいまして。いやこれは凝りすぎだろう。誰もこんなに覚えてられないって。よほど各キャラがしっかり描きこまれていれば別だけど。公式サイトに年表もアップされていますが、直観的な印象と大きく食い違うのが問題。

http://concreterevolutio.com/special/?page=chronological

 まさか2話が一番新しいエピソードとは思いませんでしたよ。うーん、とりあえず最初からもう一回見てみるか。BS11で一挙放送するらしいし。

■放送スケジュール
12/30(水)24:00〜  第1話「東京の魔女」
1/1(金)23:00〜  第2話「『黒い霧』の中で」
1/1(金)23:30〜  第3話「第3話鉄骨のひと」
1/1(金)24:30〜  第4話「日本『怪獣』史 前篇」
1/3(日)24:00〜  第5話「日本『怪獣』史 後篇」
1/3(日)24:30〜  第6話「やつらはいつでも笑ってる」
1/3(日)25:00〜  第7話「空も星も越えていこう」
1/4(月)24:00〜  第8話「天弓ナイトをだれもしらない」
1/5(火)24:00〜  第9話「果てしなき家族の果て」
1/6(水)24:30〜  第10話「運命の幻影」
1/8(金)23:30〜  第11話「正義/自由/平和」
1/8(金)24:30〜  第12話「八高超人墜落事件」
1/9(土)23:00〜  第13話「新宿擾乱」
posted by てんちょ at 11:55| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月28日

「おそ松さん」#12

 いやー普段から副音声使ってないのバレましたねーさて再生するかと思ってブルーレイのボタン押しまくって

「できない!!」

 あ、そうかデジタル画質でないと主音声しか残らないんだ、と気付いた次第。で、こういうときにニコ動はありがたい、というわけで追っかけ補完させていただきました。ありがたや。



 まあ、ある意味で前代未聞、2クールでボチボチヤバくなるあたりに総集編を置いて、それだけだと芸がないので、テレビなのに副音声をつけるという暴挙。いやーその手があったか。

 まあ、いろいろと収録のこぼれ話を聞けたのはよかったですけど。やっぱり現場でもヅカ出身女優でも、とにかく女子には超大ウケなんですね、おそ松さん。ありがたいことじゃあありませんか。しかし毎日収録時になんか言われるってすごいなあ。

 役的にはツッコミ役の神谷さんが現場では笑いまくってるというのもなんか愛らしくていいですねえ。

 ただ、これ「おそ松さん」だけに、副音声を使ってなんか前代未聞のことをやってくれるんじゃないかとつい期待してしまってました。新年一発目にはすごいビックリさせるというんですが…大丈夫かハードル上げて

 まあ、今回は予告編がなかったのはそういうこと、と期待してとりあえず待ちますかね。よいお年を!

 ってこのブログは明日も続くけど(^−^;
posted by てんちょ at 02:34| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月27日

「明坂聡美のよめいり!」#44

 いつも見ているわけではないんですが、まああっちゃんが乱入するとあらば、観ないわけにはいかない。

https://logirl.favclip.com/article/detail/5733181948952576

 いやー久々にあけこ姐さん動画で観ましたけど、ちょっとお肌がヤバい。本人こぼしてましたけど、それはみんなとっくに30超えてると思うでしょうこれでは。キャリアが超長い人だから年上と思われても仕方ないという部分はあるんですが、これはやっぱり酒のせいやろうなあ。少し控えた方がよろしいのでは。

 まあいつもながらの闇属性全開の展開で、クリスマスのデコレーションをブン投げて荒ぶる冒頭からトバしてます。おちゃらけキャラのあっちゃんと組ませるとあやっぺとはまた別の味が出るので、これはこれで結構好きな組み合わせ。まあ、姐さんがあっちゃんに引きずり回される展開になるので、レギュラーではやりたくないだろうけど、時々は観たいな、これ。

 まあ笑った笑った。あやっぺのおかげでビジネスレズ芸に磨きがかかりつつあるあっちゃんと違い、姐さんはあくまで「男よこせ結婚させろ」と闇属性芸ですからねえ。あっちゃんが一方的にいじりまくる展開になりますが、お互い遠慮なく殴りあう展開は観ていて小気味良い。初期は「洲崎西」も「ノーガードの殴りあい」とか言われたものでしたが、現在は「ノーガードの乳繰り合い」ですから(笑)あっちゃん、笑いが取れればそれでよしとか思ってるかもしれんけど、あやっぺから逃げられなくなっても知らんぞ(^^;

 しかし姐さんの愚痴は湿っぽくならず、どんどんシュールな欲望を展開する方向に向かうのがおかしい。路上で弁護士拾うとかどういう展開よ。あっちゃんの方はなぜか相撲と付き合う展開になるし。いや、あっちゃん男と付き合う気ないやろ(^^;
 ただ、マジな話で、二人ともそろって「同業者はイヤだ」と言ってたのは意外でしたね。田丸氏と付き合う可能性はある、と何割かの人は思ってるようですが、その可能性はないってことか。要するにこんな不安定な職業はないので、二人そろって沈没したら目も当てられないということかなあ。堅実なサラリーマンと一緒になれば、まあ確かに「保険」にはなるけど。

 あっちゃんが聖夜嫌いの姐さんに煽るように「ほらー」とクリスマスデコレーションをかざして
 「お前を粉雪にしてやろうかっ!」
とか返されたりと、この二人の掛け合いはかなり独特。それでも最後にあけちゃんにキスしようと迫ったりとか、あっちゃん、完全にレズ芸が定番になりつつありますよ(^^;

 とにかく死ぬほど笑ったので、ぜひ一度ご覧あれ。
posted by てんちょ at 02:24| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 西明日香 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月26日

「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」#12

 すごいな、最終回何も解決させず回想場面でブン投げて終わった。



 ミステリ作品が充実していたシーズンでしたけど、断トツの失敗作は間違いなくこれでしょう。別に作画は破綻していないので、失敗したのはむしろ演出。作画班が報われない。

 特に登場人物全員が狂人にしか見えなくなってしまった第11話が大問題で、この後にどう繕われても収拾をつけるのは無理。見ていてドン引きしてしまいましたよ。これはやっぱ、演出がまずかったですよね。いや、そういうことじゃないだろう、と。

 しかも、いちいち伏線を引っ張ってきた黒幕の悪役と闘う前に話が閉じられてしまう。なんというアンチクライマックス。いくら気をもたせるような終わり方しても、これじゃあ円盤は売れませんわ。今期はミステリアニメ花盛りでしたけど、最終的にはかなり差がついてしまったなあ。まあ、もちろん圧倒的な原作力の差というのはあるんでしょうが。

すべてがFになる>>(超えられない壁)>終物語>>>>>>>>>>櫻子さん

 かなあ。まあ、毎日一本ずつというペースだからこそ視聴したかな。二本以上ある日だったらぜったい切ってたと思う。
posted by てんちょ at 01:46| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月25日

「終物語」#12

 え、これで終わり? と思ったら、どうも「終物語」の中巻まで消化しただけらしい。



 久々に戦場ケ原さんが登場して珍しく「愛してる」とか言うんですが、なんか空疎に感じてしまった。まあ要するにアララギさんのハーレム状態があまりにも意味不明になってしまったので、もはやなんといってよいやら。

 アララギさんが早々に戦場ケ原さんと恋仲になり、羽川さんや千石ちゃんをはっきりと振る、という展開には結構感心してたんですが。ふつう、この手の作品ではぬるぬると多股を駆使するものですから。主人公は。

 ところがここに及んでも羽川さんはアララギさんから離れようとせず第二愛人を決め込み、今回はアララギさんも「忍こそがわが最愛の人」みたいなことを言いだすからほとんど意味不明。眷属と恋人は別だとか言いたいのかもしれんけど、ならば「昔の彼氏」とか「別れろ」とか生臭い表現お言いでないよ。

 そしてラストはやっぱり頓智めいたやりとりで決着というのもなんだかなあ。何かが終わった感まったくないんだけど。

 まあ、まだまだ続くってことですよね。はてさて「傷」は言ったものかどうか。たった一時間しかないという話ですしねえ。
posted by てんちょ at 01:36| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月24日

「ヤング・ブラック・ジャック」#12

 まあ、合間に少しずつ、終わった作品については処理していこうと思います。なんというかその、同人誌だったなあ、と。



 最後は連合赤軍、という部分も含めてかなりあざとい。そして手塚キャラが次々出てくるという意味でも同人誌でしたね。まあ、御大がやっても似たようなことになったでしょうが。それでもなんか物足りないなあ、と思ったのは、終わってから「ピノコがおらん」と気付いたこと。まあこればっかりはどうしようもないのですが。

 ここまでフラットなナレーションを装ってきた大塚明夫が自身の回想であることを明かすラストもなかなかに粋。全体としてはかなり丁寧な作りだったなと思います。少なくとも、これまで正編のアニメ版に感じたような違和感はありませんでした。その点だけでも評価していい。

 ただ、岡本舞子先輩という存在はこの作品の中でなんだったんだろうと少々疑問に思えてしまう。後に本編に出てくる人の方がよかったような気もしますが。まあ、これは原作からしてそうなので、今更どうにもなりませんが。原作ではなんらかの伏線になってるのかもしれませんし。

 結局のところ「よくできているけど、なんとなく物足りない」というよくある線に落ち着いてしまったのは誠に残念。まあ、原作付き作品で、最後まで見ることができた作品、となると、よほどのことがなければそのあたりが落ち着き先になってしまうのかな。残念といえば残念ですが。ともかくも頑張ってくれたことには感謝。近年のアニメバトルは本当に熾烈になりつつあります。いやはや本当に難しい……
posted by てんちょ at 00:59| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月23日

「ワンパンマン」#12

 終わりました。普段は安易なアクションには冷めた目を向ける方なんですが、これはすばらしい。みんな熱狂しているのもわかるし、大いに評価すべき。変に説教臭くもないし歪んだところもないのがまたいいといえます。



 私がこの手のアクションが嫌いなのは過剰に体育会系的なジャンプ的イデオロギーが満ち満ちているからで、そういうのは勘弁。これに対してこの作品は、とことん「動きの表現」としてのアニメの面白さを追求した、そういうものとしてのアクションになっている。そういうことならば大歓迎ですよ。アニメ的・マンガ的な大ボラ表現を徹底的に突き詰めて、それでいてマテリアル表現的にはとことんリアルにこだわっている。まさしく日本アニメならではの奇妙に先鋭化したリアリズム表現の極北といえるでしょう。

 個人的には冒頭でワンパンチで終わるんじゃないかと思いましたけど、ボロスはけっこう粘る粘る。たぶん、ボロス側から描いていたら、見るに耐えない体育会系アクションになっていたのだろうけど、決して全力を出さない平熱系ヒーロー・サイタマというキャラを考え出した時にこの作品の命運が決まったとも言えます。そして不思議なことにこの冷めた心境が妙に心地いい。マッチョ信仰から自由だからなんでしょうね、たぶん。

 そして、これだけスタッフが頑張ったのも「びっくりするような絵を描いてやる」と各原画マンを奮起させるような絵づくりへ誘導できた監督の功績でしょうね。シンプルなぶん、各原画マンが自分の中のイメージを解き放ちやすく、何をやっても不正解にはならないであろう自由さがいい方向に出たと言える。

 もちろん要所要所は締めて、適当にあちこちでダレ場も作った緩急のつけ方もよかったと思います。それにしても本当に口があんぐりと空いてしまうほどすごい最終回でしたけどね。これだけ作画的に「すごい」と感じたのはちょっと久々かもしれない。

 もちろんラストの一撃がなんといってもすばらしかった。
「趣味と実益を兼ねて…ヒーローをやっている御方だ」
「御方?」
「くそったれぇーっ!!」

 そう、第一話冒頭にキレイに回帰しつつ、サイタマがジェノスという理解者を得て一歩前に出たことも感じられる。それでいて見事な「パンチライン」となっている。いや、「パンチライン」って、本来はこういうものですよね(^^;

 さてさて、続きはいったいいつのことか…なんとなく難しそうですが、きっといつか再会できることを祈りつつ。本当におつかれさまでした!!
posted by てんちょ at 00:54| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月22日

「コンクリートレボルティオ」#12

 次回、第一シーズン最終回。新宿騒乱がラストとあって、それなりにキリのいいところまで行く感じですかね。



 課長の正体が暴かれ、それを機会に超人課はおそらく分裂する。つまり第一話のふたつのエピソードの分岐点にたどり着いたところで終わるというところでしょうか。まあ、それなら待ってる三か月の間にいろいろ分析しながら待っていられる。第二シーズンが始まった時に「どういう話だっけ?」となる最悪の展開は避けられそう。

 個人的にはすごく完成度が高いと思うし、グラフィックのクオリティもすばらしい。昭和史とヒーロー史を重ね合わせるセンスの良さも大いに評価してます。まさに今期ベストだと思うのだけど、一般の受けがいまいち弾けない理由もなんとなくうなづけるところはあるのですよね。わかってしまうのがなんとも辛い。

 つまりヒーローものの「熱さ」がほとんどない。あくまで評論的に外側から観察する形になっているので、うまく作品に入り込めない人が多いだろうなと。もちろん、その「外側から眺める」ところがポイントになっている作品で、それはおそらく後日効いてくることになろうと思うのですけど、それまでどれくらいの人が見てくれるか… 評論的なアプローチはもっとアニメでも取り入れられていいと思う。体験者が多いヒーローテーマを素材にしたのはその点ではうまかった。

 ある意味で、第一期の着地点が勝負どころだと思うので、ちょっと次回は期待。
posted by てんちょ at 02:12| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月19日

「すべてがFになる」#11

 終わりました。全11話は構成とちょっと短めなんですが、なんと、原作の十一章構成を厳密に再現したものだったのですね。驚くべき原作重視。



 でも真賀田博士の内世界描写とかバーチャル表現とか、実にアニメならではの仕掛けを次々と繰り出してくる姿勢は見事でした。

 なるほどこれは今アニメにするに値する作品だなあと。企画倒れで沈没する作品続きだったノイタミナのラインナップの中にあって、まさに「研ぎ澄まされた知性」を描ききったという点で久々に大成功だったんじゃないでしょうか。商業的成功は難しいかもですが、ずっと内容面でもコケ続けてきましたからねえ。ノイタミナは。志が高ければいいものができるとは限らないのだなと溜息つくハメになってましたもの。

 とにかく「いかにして殺したか」を理系的センスを突き詰めて描ききる秀逸さはお見事というほかない。ただ「なぜ殺したか」については、ほぼ説明を放棄してしまっている。まあこれは原作もそうで、徹底したパズラーとして描く行為に徹したのでしょうが、京極堂の「鉄鼠の檻」などを読むと、新本格でも「なぜ殺したのか」について突き詰めることは可能なはずと思うのですよね。

 神戸監督は、そのあたりを映像として見せることで補っていこうとしたのではないか、それが今回のアニメ版の製作意図ではないかと、そのように考えるわけですが、思わせぶりな結末シーンを考えても、必ずしもそれがうまくいったかどうかはよくわからない。どうにもモヤモヤした形が残ります。ただ、そのモヤモヤ感は、ラストまで見たことでつかめないものでもないのではないかと感じました。ここからもう一度見返してみたら何か分かるかもしれない。ひとまず、録画残しておいてよかった(^^;

 着地が見事だと、全体への印象もぐんと上がるのですよね。最後の最後で「ちゃんとミステリとして終わった」ことは大いに評価していいと思います。アニメはミステリ描写が難しいので、ここまでやれたことはちゃんと書いておきませんと。残るミステリ作品「終物語」と「櫻子さん」はちょっとダメっぽいなあ(^^;
posted by てんちょ at 01:35| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月18日

「プリパラ」#75

 ずいぶんとすごい展開になってきたなあ、しかも森脇節のけれん味は抑え目で、あくまで王道を行く感じ。前回のヅカ路線は笑い転げて「さすが森脇監督!」と思いましたけど(^^; いや、この人はあくまで70年代路線を貫くんやなあ。



 それでも今回はふわりの傷心のままの帰国、スカウトに悩むそふぃとシオンという展開は実に王道です。まさに波乱に満ちた展開。細部ではあじみ係長とひびきの過去の因縁を感じさせる伏線が張られたりとなかなか巧妙なのですが、そふぃとシオンの苦悩は茶化さずかなりマジメに扱っているのは立派。仲間が別グループに誘われても笑って送り出してやろうという苦さはなかなか子供には理解しがたいかもですが、精いっぱい見せてくれたように思います。らぁらが久々に主役らしさを見せたなあと思いましたよ。

 おそらくあろまとみかんのどちらかが(案外みかんじゃないかと予測)ひびきチームにスカウトされ、レギュラー陣がバッサリ二陣営に分かれて闘う構図になるのではないかと。これは盛り上がりそう。

 ひびきの「大スター主義」は、やや古めかしいものではありますが、決して間違いではないのですよね。雲の上に巨星を仰ぎ見る時代というのも現実の芸能界では長く存在したわけで。ただ、それらが人工的に作り上げられた栄光でもあり、科学的トレーニングを受けた現代の歌い手たちの方が間違いなく平均点は上。特に肺活量にすぐれた声優はそうですよね。でも、それは平均点は高くなるけどどんぐりの背比べになりがち、というひびきの指摘は結構痛いところ突いているかもしれない。

 そこに主人公たちが「みんなアイドル」というあえて平準路線で闘いを挑むという構図はかなり面白いことになってきたと思いました。ふつうなら才能がある方が勝つのが当たり前。でも現実でもそうとは限らないのが面白いところなのですよね。クマが言うような「努力」だけではなんともならないけど、たぶん平準にしかない輝きというのが何かあるんだと思う。そこを見付けられるかどうか、という勝負かなとなんとなく考えています。今回はなかなか楽しみな展開となりそうです。
posted by てんちょ at 01:49| 大阪 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月16日

「ワンパンマン」#11

 なんかいろいろ文句も出てますが、久々に非常に充実したクールだった気がしますよ。まあひとつにはこれがあったからで。



 ある意味シンプルでありながら巧妙に今風にひねってきているのがこの作品の味だと思う。いわゆる「オレツエー」系の単調な作品ではなくて、あまりにも強すぎる主人公がいたら話が成り立たなくなってしまう、という展開を逆手にとってみせるあたりがこの作品の巧妙さなんだなと思いましたよ。

 サイタマはあくまでオチ、そこまでを他のS級ヒーローがあっためて、最後はサイタマがワンパン繰り出して終わり、という仕組みはなかなかうまい。どうみても出オチでしたからねえ、最初は。他のヒーローたちのすごさが際立つほど、無表情に軽くパンチするだけで相手を倒してしまうサイタマがものすごく見えるわけで。

 さすがに次回・最終回の冒頭でボロスがふっとばされて終わり、だと間延びするので、いろいろ御託を並べながら暴れるボロスをシラーッとした顔で避けながら最後にペチンと潰しておわり、でしょうね。ちょっと途中間延びした回もありましたけど、ここに来て盛り上がってきたのはさすが。最終回、楽しみです。
posted by てんちょ at 02:08| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月15日

「コンクリート・レボルティオ」#11

 四月から二期放映だそうです。そうかー分割二クールだったかーまあうれしいところではありますが、たぶん部ディスクセールス的には散々になると思うのでちょっと怖い(^^;

 

 ただでさえややこしい話が間を置くとさらにわかりにくくなってしまいますからねえ。とりあえず1クール終わったら頭から見返してみるか。ただ、なんか分析を誘わないタイプの作品ではあるので。はたして見返したら「ああじゃないか」「こうじゃないか」と解釈が湧いてきたりするんでしょうかね。

 とりあえず魔女っ子が黒転換して本当の悪魔になってしまう、という「まどマギ系」なエピソード。ただし、本人はそのことは承知の上で魔女っ娘やってたようですが。もちろんこの時期にも「サリーちゃん」「アッコちゃん」という最初期の魔女っ娘たちがいたわけで、どう解釈していくかは興味深いところ。

 そして「怪剣クロード」というダークヒーローは、むしろ平成ウルトラマンとかライダーとかを思わせるポスト世代の批評的存在であるはず。もちろん「ウォッチメン」的なアメコミヒーローという点でも同義ではありますが。当時、こういう批評的ヒーローっていましたっけ? あんまり記憶にない。

 まあルルーシュとかエヴァも想起されるので、今の若い子も少し興味を持ってくれるといいなあ。そういう部分も含めて、さてどうひとまず第一部を閉じるか、少し興味深いところでありますね。
posted by てんちょ at 02:36| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月14日

「てさぐれ!旅もの」予告

 なんかこういう形で復活があるとはうれしい限りでしたよ。ニコ生であっちゃんと可鈴ちゃんが例によってはしゃぎまわってるのは笑ってしまった。まあプロ意識という点ではやっぱりあっちゃんはすごいと思いますが。可鈴ちゃんはやや天然さんなのですよね。天才肌の感性で突っ切ってますが、時に雰囲気を壊すこともあって諸刃の剣です。今回は結構うまくいってたかな。



 先日ブルーレイも完結しまして、まあ最終巻はやや残念な終わり方となってしまったことを改めてかみしめるハメとなりましたが。それでも音声特典で出演陣が少しでも「お得感」を出そうと頑張ってくれていましたから、まあいいかなというところですが。

てさぐれ! 部活もの すぴんおふ プルプルんシャルムと遊ぼう Vol.6 [Blu-ray] -
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 今回、何がうれしかったって、ダテコー監督の復帰。これで多少なりともてさ部4期の目は少し残ったかなという感じです。てさプルんピクニックの評判が散々で、ダテコーに詫びて手打ちする必要を感じたんでしょうね。当初はこのままてさプルん二期をライブ時に発表、という腹だったようですが、たぶんそれはもうない。実際、シャルムの解散が決まってしまいましたしね。

 ただ、てさ部はどうやらこれで終わりではないらしい。あけこ姉が「卒業したいのに」とブチブチ言いながらもツイートしてますからね。そもそも自分の番組に呼ぶ段階である程度の手打ちは終わっていてるというべきでしょう。要するに、それなりに地ならしはここまで来たわけです。番組がいかにダテコー監督でもっていたか分かってしまうと、頭を下げるしかない。「gdgd妖精」がそのまま突っ走って悲惨な結末を迎えたことを考えると、同じ轍は踏みたくないですわな。

 そんなわけで、たぶん次へのたたき台として作られたのであろう「手さぐれ!旅もの」。ところがロケ地は東武動物公園ではなくて、富士急ハイランド。ということは、「てさプル」のロケ映像そのものではなくて、新たに撮りおろしたのか!

てさぐれ! 部活もの 番外編「てさぐれ! 旅もの」 [DVD] -
てさぐれ! 部活もの 番外編「てさぐれ! 旅もの」 [DVD] -

 結構いろいろとネタを仕込んでいたようで、夜まで一日がかりで次々と披露されていきます。たしかにロケものというのは、ダテコー演出を生かすうえで新たな素材となりそうです。そして冒頭十分の映像を観ているだけでも、カメラワークと編集がすごくうまいんですよね。実に自然に笑いを引き出している。

 やっぱりダテコー監督は天才だ。この人は追いかけるしかない。当然このディスクは買い、ですね。
posted by てんちょ at 01:02| 大阪 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | ダテコー監督 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月11日

「終物語」#9

 忍野扇がほとんど出ないんで、つまらないんじゃないかと思っていたんですが、シリーズきっての明朗変態キャラ神原駿河はやっぱ、いい味出してます。そのくせ「花物語」はイマイチだったわけで、不思議なもんです。



 やっぱり神原さんはアララギさんにボケを仕掛けることで初めて生きる気がしますよ。しかし物怖じせずガンガン下ネタを仕掛けていく女子、ってよく考えたら洲崎西コンビじゃないか、これ(^^;

 まあ、よくよく考えてみるとS系のあっちゃんたちに対して神原さんはおしつけ系Mといううれしいのかどうなのかよくわからないシチュエイションが変な味わいを出していますね。前回に散々やった「召し上がれ」ネタが実はBL本のキメ台詞だったとか、微妙にいやがらせっぽい天丼を仕掛けてくるのがいい感じです。

 しかしこれ、いつまで続くんかな全13話? ボチボチ扇が再登場しませんかね。たぶん最後は締めてくるんだろうし。
posted by てんちょ at 02:40| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月10日

「おそ松さん」#9

 まあネットで散々考察されているので今更なんだけど、せっかくなのでもう一回見直してみました。



 実はこの作品「あー今回も笑ったわー」と軽く流して終わることも可能。ただ、おそ松兄さんのレンタル屋での「あれ?」というくだりが回収されないまま終わっているので、観ている人はなんとなくひっかかりを感じる。で、見返してみると、作品の随所にいろいろなヒントが隠されているというわけ。なるほどうまいなというほかない。エアチェック視聴が当たり前になった現在だからこそできる演出ですよね。

 彼女の手首の包帯とか、十四松が最初に手首に巻いているリストバンドを最後に彼女と交換していることが分かるとか、かなり注意して見返さないと気づかない。

 ただ、この世界が死後の世界と生者の世界の境界に位置する煉獄のような場所だという解釈は、正しいかどうかよくわからない。駅での彼女の主線が青から緑色になっているというのは「よく気付いたな」と驚くのだけど、もう一度観てみると実は十四松もこの駅シーンでは主線が緑色になっている。だから、ただ単にキャラクターの感情に合わせて主線が取り替えられているだけなのかもしれない。

 ただし、あの駅が生者の世界と死者の世界の本当の境界線に位置するから、二人とも緑色になった、ただし十四松はその先には行けない、という解釈も可能なわけで、これだけではなんとも言えない。実際、7話の「北へ」でバイク事故のあとキャラクターたちの主線が変わったのは、確かにほかに説明のしようがない。デカパンとダヨーンに何か大きなことが起きたとすれば「死」以外には何もありませんよね。

 ひとつ言えることは、これだけ大きな反響を呼んだ展開を、制作陣がスルーすることはないだろうということ。1クール13話ならばどうしようもないのですが、この作品はいまどき珍しい2クール。ギャグアニメなのに! ならばそれなりのスケールは要求されるし、この伏線が見逃されることはないだろうと思います。2クールの場合、1クールの反応を終盤で織り込むことが可能なのですよね…

 実際には何が用意されていたにせよ、おそ松ワールドについて、何か驚愕の結末が用意されていることと思います。おそらく1・3話封印の話も実は仕込みで何らかの伏線なんだろうと感じている次第。

 ちょっとこの先の展開が楽しみになってきました。腐女子に任せておくのはもったいない作品です。ぜひ注視していきたいところです。
posted by てんちょ at 02:32| 大阪 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月09日

「ブレイブビーツ」#8

 今回は味方サイドに新キャラ登場!なんと年下の小学四年生で会社社長! 荒唐無稽だけどいわゆるお金持ちキャラというよりはキレ者キャラという扱いのようですね。



 若干腐な嗜好のお母さん対策のような気がしないでもないのですが、まあそれはさて置いて(笑)子供向けアニメとしては珍しく、主人公コンビが色恋的にはすでに確定してしまっているので、さてこの子はどういう立ち位置になるのか。なんとなく年下だけど主人公コンビを教え導く師匠的役割を果たしそうな予感。

 しかし声の山中亘ってどこかで聞いたことあるなあと思ったら、「たまこ」のチョイちゃんでしたか。

 そして相方のアウルさん(新聞の用語解説コーナーみたい)の声は、横島亘。こちらは聞いたことないけど安定感あるなあと思ったら、洋画吹き替えを主舞台にしてる方でしたか。

 そして今回登場した重大情報。十分に力を得たオドリーは、人間に変身する能力を持つ!! おお、これは注目せざるを得ない。これはつまり、将来的にゆーきちの人間キャラも見られるということですね!
 期待してる、期待してるから!(血涙)
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2015年12月08日

「コンクリート・レボルティオ」#10

 いやあ、ここまで来てもまだ結構構成要素が残ってるなあ。まだ全体像は見えない感じ。ジャガーさんはタイムパトロールであったのか。



 これは結構正統派のSFパラドックスもので、どちらかというと日本のヒーローものというよりは、アメリカの往年のテレビドラマとか、海外のSF小説を意識したストーリーですね。そういう意味では、SFファンとしてはうれしい。

 過去に戻って自分自身を殺したら自分も消える、というよくある設定ではなくて、ちゃんと「パラドックス」まで視野に入れているあたりがその証拠。だからこそタイムマシンは開発不可能、という科学理論も最近はあるようですが…結果的には多世界解釈と絡んでくる話だったりしますね、実際のところ。

 この作品の場合は「多世界解釈」はしない模様。確かにただでさえややこしい話がさらに理解不能になってしまいますからねえ。それで「歴史の特異点」という概念を持ち出したのはなかなか面白い。これ、明らかに「小説」の方のSF的アイデアを積極的に取り込んだ結果ですね。

 しかし小説としてのSF、中でも海外SFに強い思い入れを見出すのも、ある意味でオッサンの価値観なんですよねえ。今の若者はどうなんだろうか。日本SFに関しては20代の読者がかなり増えましたけど、彼らがタイムパラドックスとか論じるの聞いたことがないなあ。
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2015年12月07日

「すべてがFになる」#9

 ようやく新しいプロジェクターが届きました!
 おおもっと早く買えばよかった。今までモヤモヤしていたのがウソのようにキリッとピントが合うし、明るさも抜群。これがこんなお値段で買えてしまうんですねえ、今では。



 そしてもちろん一番最初に観たのはこれ。やっぱり、なんだかんだ言って気になってんのね(^^;

 そろそろ解決篇に入りつつありますが、さすが新本格の牽引役の一人だけあって、暴投気味のトリックを恐れず使ってきますね。あーこれで来たか…なるほどね。ようやく「理系ミステリ」らしくなった展開といい、アニメならではの演出が増えてきているのがうれしいところ。

 しかしこれ、ドラマ版どうやってやったんだろう。こんな無茶な設定、安い日本のドラマでやったらものすごくショボくなるのは必至ですが。

 なんかこれですべて謎が解けてしまった感じ、真賀田博士が誰なのかということも含めて。でも実はまだあと2話あるんですよ。ということはミスリードがある程度残っているということなのでしょうね。ここからさらにどう覆していくか、注視したいところです。

 アニメがもっとも不得意とするミステリ表現、神戸守監督ならビックリするようなものを見せてくれると信じて。勝負所は絶対解決篇ですから。
posted by てんちょ at 02:48| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする