2015年08月10日

「 Charlotte(シャーロット)」#6

 なんか最近はやってますよねえ。「●話まで見て!」「●話からすごいんです!」のスタッフメッセージ。たぶんみんな「まどか」の「10話がすごい」メッセージとその大成功に幻惑されてるんだと思う。あれは最初だったからあれだけハマったわけだし、視聴者の意識を別方向にそらす演出が絶妙だったからこそ、あれだけみんな驚いたわけで。ある意味脚本づくりのテンプレートとして「まどか」が意識されるようになった以降では、当然視聴者も予想して身構えるようになるわけで…その裏をかくのはとてつもなく難しい。



 特に麻枝氏はあまり脚本が緻密でなく、いろいろと穴だらけの天然ぶりを愛でて楽しむべき人と理解しておりますので、まあ「衝撃の六話!」とか言われて身構えたりするわけがない(^^;

 感想「はっはっは。ぬかしおる」

 まあそんなところかな(笑)急転直下の悲劇、とするにはいろいろとまあ穴だらけで、盛り上がるはずもない。何よりも妹の学園生活がまったく描かれていなかったのは最大のミス。新キャラが突然凶行に走っても「は?」でしょう。伏線の張り方が下手だなあ。

 ただ不思議と「そういうものだ」と思って観ると腹も立たないんですよ。それがこの人の持ち味なのかもしれない。この天然ぶりをうまくコントロールしていければ、独特の持ち味に仕上がっていくと思うので、がんばっていただきたいところです。アンチはついてまわるでしょう、この作風では。でも私は応援しますよ。何か独特の変な力が宿っている気がするので(笑)

 たぶん調子はずれの悲喜劇みたいな、ペーソスに麻枝氏の活路がある気がする。「人生うまくいかんなあ」と溜息つきながら、苦笑いで日々がんばる、みたいな。ブッチーさんのマネして明るさの陰にある残酷さとかやろうとしても、たぶん空回りするだけかと思います。麻枝さん、あなたはいい人すぎるから。たぶん。
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2015年08月09日

「それが声優!」#5

 珍しくも、我慢できずに原作買ってしまいましたよ。これはこれで面白い。



 たぶん、今期ベストは今のところこれかもしれない。まあ原作は軽い「声優あるある」で同人誌ならこんなものかな、なんですが、アニメ版はさらにそこにいろいろ乗せてきてる。毎回リアル名優のありがたいお言葉がいただけるのもうれしいところで。銀河万丈さんの「同じ死ぬなら見事に死んでみせよう」はまさに名台詞。お見事というほかない。

 今回は原作にも登場する「ゆりえほい」さん回でしたが、声優のむずかしさ、厳しさをきっちり伝える話になっていたのは大したもんです。まあ、これを見ていると、あっちゃん&ぺっちゃんは生き残れるなあ、と思うわけですが。キャストをどれだけ確保できるか、ではなくて、あくまで記憶される声優であり続けるかどうか、なんですよねあくまで。

 そういう意味では、洲崎西コンビの強烈さは唯一無二。そこにあえて影が薄いフタフタを主人公としてかませるのが、ますみんのこだわりなんでしょうなあ。しかし「うどん県の★になる!」と決意するイチゴの覚悟のほどはまさに応援したくなるものですよね。やっばりこういう凄みをどんだけ持てるかなんだろうなあ。

 声優って大変だ。
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2015年08月08日

「乱歩奇譚」#6

 実のところ、今までで一番面白かった。そういう意味では、視聴切らなくてよかったとは思いますが。でもこれ、乱歩じゃないですよね、何をどう見ても。



 元ネタということになっている「地獄風景」は代表作「パノラマ島奇譚」の二番煎じらしく、すこぶる評価の低いもので、私は未読。読んでる人の話では、小道具すらカスってないらしい。むしろ次回の「パノラマ島奇譚」の方が、「地獄風景」にそっくりな内容っぽい。

 一幕ものの舞台劇風キャラクターコメディで、会話の畳み掛けが実に秀逸。みんなの期待通り変態紳士・影男が大活躍で、この面白さの大半は子安影男さんのおかげ。むしろ影男を主人公にしたスピンオフ作った方が売れるんじゃなかろうか。不幸な少女たちを助けるために東奔西走する変態義賊・影男。これは売れる!(^^;

 要するにこれ、典型的な爆弾コントですよね。なにをどう逆さに振っても乱歩ではありませんが。

 そして実にバカバカしいオチの後のCパート、どうやらチョーさんが真の二十面相っぽいのですが…となると、前回の長崎判決の歪曲も実は伏線? しかしコバヤシ少年のような一般人をだますのならともかく、エリート警察官僚に偽りの判例を教える、なんてことはあり得ない。なんかびっくりするようなオチがあると期待してとりあえず観つづけることにしましょうか。ただ単に嘘ついてた、とかだったら怒るよ(−−;
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2015年08月07日

「ガッチャマンクラウズインサイト」#5

 旧シリーズのもうひとりの主人公というべき、気弱な理想主義者・すがやんこと菅山首相。その字面からわかる通り、菅+鳩山で、理想は高かったもののあまり大したことができなかった民主党政権を念頭に置いていたわけで。



 今回のシリーズでは、そのすがやんが小泉のように信任投票に打って出て、麻生のように失言としょぼいスキャンダルで急速に支持を失い、政権から追われるまでを描いている。なんとも妙なねじれ表現なわけですが…ここから読み取るべきは民主がいいとか自民がいいとかそういうことではなくて、極めて移り気な有権者の本質、衆愚政治とも美人コンテストとも評されるメディア時代の民主主義をどう評価すべきかということ。

 もちろん収監中のリズム君(お誕生日ネーム)のように「大衆は猿だからそんな権利を与えるべきではない」というニヒリズムも一方にあって、なぜかネット上でその論理が幅をきかせているわけだけど。

 もちろんこうしてわざわざ作品化するからには、そんなニヒリズムに同調しようというわけではないはず。だとしたら、ガッチャマンは、いやはじめちゃんは何を目指すのか。今回は善意が敵となるだけに、なかなか厄介な事態。ていうかそもそもこれちゃんとしたアクションになんの?(^^;

 でもなるんだろうなあ。そういう点ではなかなか結構楽しみ。アニメにおいて生々しい「政治」はタブー視されがちですが、クラウドコンピューティングを通して普遍的な社会学を語ろうとする本シリーズは実に意欲的で素晴らしい。そしてある意味で人間のどうしようもなさを受け入れた上でその一歩先に進もうとするシビアな理想主義というべき大胆さが見逃せない。

 本当、よく考えられてるなあ。どっかの乱歩とはえらい違いだわ。
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2015年08月06日

「洲崎西 THE ANIMATION」#5

 をいをい、なんか普通にええ話になってるんやけど(^^;そもそもアラサー女子二人が卒業アルバム物色するからおかしいわけで、高校生が中学時代のアルバム見たところで数年前ですやん。意味不明。



 2回に分けて引っ張った意味がないやんか。風呂場でバブ輪投げも出てこないし、まいちんが「好きなパンツ選び」のシーンもないし。本当はあやっぺがスース―するお尻を喜んで見せつけるのが史実(笑)だったりするわけで。実話をソフトに加工してどうするよ!

 今回一番笑ったのはあっちゃんの「また胸縮んだ?」のセリフでしょうね。これは明らかにアドリブっぽい。こういうのがもっとぶちこんでこないと盛り上がらないよなあ。

 むしろ終わった後で出た二人のPVCMの方がはるかにインパクトありましたよ。やっぱり原作のパワーには勝てないなあ。おそらく放映終了後に発売されるDVDには二人のトークCDがついて、みんなそれを聞きたさに買うんやろうなあ。そういう点では、5分アニメだけど既にヒットは約束されてる。

 とはいえこれだけの素材をこんな風に使い散らすのは実にもったいない。むしろ次回はぜひプレスコで撮ってほしいなあ。
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2015年08月05日

「QTFU」#5

 映画の内容を上手に伝える、って絶対みんな期待したですよね?私も期待した。今回の映画と違うんかい!



 まさか未発表に終わった米映画版の話かい!わざとやってるでしょ、わざと!(^^;

 まあ今回の映画版はそのうち紹介されるとして、そういう無茶苦茶なことがあったのねーかつては。そういう無理筋がまかり通ったのは「公式が誤りを犯すはずがない」という子供たちの無垢な信頼のおかげ。私もかつてそうだったってですってば。さすがにオリジナル版トランスフォーマーの時期って、逆に一番アニメ見てなかった時期かもしれませんけど。年齢的に。

 トランスフォーマーって、ガキ向けのアホなアニメという認識しかなくてろくに観てなかったなあ。バカっぽい感じが味わいがあるという評価も聞いてましたけど、そこまでがんばってみようという感じでもなかったなあ。

 そこをマニアックに逆手に取って見せようというダテコー監督はなかなかというか。大半の人がもちろんそんなものを見てなかったという前提なのですよね。いやもちろん間違ってはいないけど。
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2015年08月04日

「六花の勇者」#5

 あーようやく七人そろいましたね。なんでこれを冒頭に持ってこなかった!(^^;

 

 で、結局全員がここまでの行程を説明しているし。ここまでのストーリーをダラダラ先に語った理由がわからん。もう三分の一消化してしまったわけで。なんか原作既読組の話では、非常にさりげなく伏線が提示されているらしいんだけど、まったくわからんかったですわ。

 この構成を取ったということは、神殿に到着するまでに合流した四人の中に犯人がいる、ということですよね。

 まあ普通に考えれば主人公…だけど、違うんやろなあ。つまらん(^^;

 ところで「推理モノというよりは人狼ゲーム程度」と評していた人もいましたが、確かに今回の展開はモロ人狼でしたね。まさかこのままクライマックスまでずーっと神殿の中で人狼ゲームやるんとちゃうやろな?(^^;

 ちょっとイヤな予感がしてしまった。
posted by てんちょ at 01:26| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月03日

「ワカコ酒」#1〜5

 おっとこれを忘れてました。5分アニメの中では、洲崎西を除くと断トツで完成度が高い。これを触れないわけにもいかないでしょう。



 このウニクレソンなんて、自分で作ってみたくなって、録画残してますよ。アニメをレシピ代わりにしようという。しかし、わずか5分のアニメですけど、見ていて本当に腹が減る。これと「幸腹グラフィティ」との違いはなんだろうと考え込んでしまいましたよ。あっちも別に悪いわけではなかったはずなのに。

 食べ物をひたすら写実的に描いてもうまそうになるとは限らないということなんだろうなあ。あそこまで行くとむしろ気持ち悪くなってしまった。食欲をエロチックに描くというのはすごいいいアイデアに思えたと思うんですよ、あの作品のスタッフにしてみれば。しかしそううまくいくとは限らない。個人的には食欲と性欲は相反する感情だと思う。

 ワカコはキャラクターも適当だし、食べ物の写実度もほどほど。でも、それで適度な環境音声とみゆきち嬢の飄々たる名演を被せると、かえって想像力が増して実にうまそうに感じられる。おそらく、適度に情報を抜いて想像力を込める余地を残した方が、食欲を刺激するんでしょうなあ。

 最新五話も実に罪なエピソードで。ああ…焼き鳥が喰いたくてたまらない(^^;
posted by てんちょ at 02:08| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月02日

「WORKING!!!」#1〜4

 今回の視聴ラインナップの中でまだ一度も取り上げていないのはあったっけ? というわけでこれを忘れてました。まさかまさかの。



 最初はあれ、いつもよりキビキビ度が鈍いかなとも思ったんですが、回を重ねるにつれて順調になりつつあります。まあこれで完結篇ですからねえ。若干みんなうまい具合にまとめようとそれぞれの恋が実っていく模様が描かれることになるようですが、今のところなんか若干ご都合主義っぽい(^^;

 まあ、ここまで散々引っ張った結果ですからねえ。仕方ないといえば仕方ないんですが。

 むしろ、カップルが成立した後の人間関係の変化を描く方が面白いんじゃないかという気もしないでもない。まあ、そのあたりはスタッフもわかってて、若干押し気味にバタバタ進めているのかもしれませんけど。

 佐藤君×轟さんは佐藤君がようやくひと押しして話が進んだ感もありますが、かたなし君×伊波さんは唐突に話が動き出した感が。それでも、伊波さんはメインヒロインの風格あって、「…なぐっ、ちゃった…」とかたなし君にソフトパンチしてポロッと涙をこぼすシーンは結構うるっと来てしまいましたよ。

 まあ泣いても笑ってもこれで最後。見届けさせていただきます。気持ちいいラストになるといいなあ。
posted by てんちょ at 02:10| 大阪 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月01日

「乱歩奇譚」#5

 スタート時には、本当に期待していたのです。その答えがこれと? 心底失望しました。なにこれ。



 このエピソードはまったくをもって有害な作品であり、強く批判されるべきです。残虐な場面があっても過剰にエロチックでも有害とはまったく関係ありません。言いたいのはそういうことではない。この作品は不正確な知識をもとに視聴者の偏見を助長し、不必要な対立を煽る。そういう作品こそが「有害」と非難されるべきです。

 心神耗弱・喪失で無罪になる精神病患者は大変少ないし、精神病=無罪ではぜったいにない。そのあたりを故意に誤解させ、精神病患者への偏見を煽る内容は悪意の介在を疑われても仕方ないと思います。

 前回も申し上げましたが、刑法39条は精神異常=無罪とはみなしていません。自分がやっていることが法に触れるかどうか認識できていれば、精神病患者でも十分に罪に問えます。近年では、隣人五人を惨殺した被害妄想患者がいましたよね。でも、きちんと逮捕され、裁判にかけられています。彼は隣人が自分を殺そうとしていると思い込んだのですが、だからといってこちらから先制攻撃で皆殺しにすれば逮捕されることは認識できていました。その場合、心神耗弱とはならないのです。心神耗弱とは、現実をほとんど認識できない状態であり、そもそも取り調べで対話が成り立たないレベル。つまり心神耗弱で無罪・不起訴というのがいかにレアなケースかわかっていただけると思います。この作品中でセリフとして出てくる「半数が不起訴」などということはあり得ません。もしそんなに大量の殺人事件が不起訴になってたら、刑法39条への批判が殺到してとっくの昔に法改正されていたでしょう。

 実はこのエピソードに登場する精神病患者たちは、ワタヌキも含めて全員立派に罪に問えます。「オレは精神病歴があるから無罪だ」と言っている段階でまったく「心神耗弱」ではなく、自分が何をしているか分かっているということですからね。特に取調室で「精神病歴があるから何やっても罪に問われない」としれっと言うワタヌキは、その段階で自供とみなされて即送検でしょう。

 カガミが最初に捕まえた、過剰に酒を摂取しては犯罪を繰り返していた男、実は刑法39条の重大な判例になってます。酒を飲むと意識が飛んでその間のことは覚えていない、でもその間に乱暴を働く。一見心神耗弱の典型例に見えますが、酒を飲めばどういう状態になるか当事者は分かっており、酒を飲まないという選択肢もある。それなのに酒を飲むというのは、自由意志をもって犯罪を引き起こしてもよいと思いながら酒を飲んだのだと判定され、有罪判決を受けました。(1968年長崎地裁)明らかにこの脚本、この判例を知ったうえで意図的に嘘をついていますね。悪意があるとしか思えない。

 まあ、取り調べ中に脱走した男が刑事の家を探し当ててじっくり家族をバラす時間なんて絶対ありませんけどね。脱走したら即緊急配備で、30分以内に身柄確保でしょう。呑気に予告状送られたカガミに携帯で連絡してる場合じゃない。実際の警察だったら、数分以内に所轄署員が大量にカガミの家を取り囲んで、犯人は近づくこともできやしないはず。なんだこのザル脚本。そういう意味でも深く失望しましたよ。

 こんなもん二度と見るかと思いましたけど、まあ次回影男が再登場だと知り(^^;一応見ることに。しかしもうディスク保存はしないかも。期待していただけに、本当に残念です。スタッフは猛省してほしい。
posted by てんちょ at 02:19| 大阪 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする