2015年08月31日

米魂参加

 久々にSF大会行ってきました。今年は米子。最初は遠くて無理無理、とか言ってたんですけど、5000円を切るお値段で高速バスが出てるとあれば、行かないわけにはいかない。



 いやー意外と近いのね、鳥取。琴浦さん聖地も行かなくては。

 なかなかアットホームで、楽しめた大会でしたよ。ネギマンがずーっと暴れてたし、パーティでご当地食が食べられて酒も飲めたし。トリピーまで来てたんですよ、実は。

 たぶん、これまででいちばん自治体が深くかかわった大会かもしれない。知事が延々漫談を披露した大会なんてこれが初めてでしょう。地元放送局のアナウンサーが司会を務めてくれたんですが、絶妙のボケ加減がお見事。本人は「危ない危ない」とか言ってましたが、マジで「暗黒星雲賞」の価値十分にアリという感じでした。今回もいろいろと伝説を残した大会でしたが、暗黒星雲賞の加藤さんが「柴野拓美章」を受賞したのにはなんか感動。

 韓国SF入門、大変でしたよね、朴さんおつかれさまでした。とりあえず無事帰宅。寝るか(^^;
posted by てんちょ at 02:30| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | SF・小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月29日

「がっこうぐらし」#8

 実は、今までで一番感心したかもしれない。これはうまい伏線回収でした。



 まあ、「バイオハザード」マニアの人からすれば当然のお約束なのかもしれませんけど、これ学校ですからねえ。アンブレラ社じゃなくて。ここで大事なのは、ご都合主義にしか思えなかった万全のサバイバル設備が、実は必然だったということであり、疑問にちゃんと答える気があると示している点。

 そして一番怖かったのはアバンのめぐねえ。めぐねえ、実はまだ死んでなくて閉じ込められているわけ?

 3話でちらっと出てきた日記を書くめぐねえは実は本人からの視点で、実際にはこういうものしか書けてません、というみみずののたくったような電波文字が示される。これはある意味で一番怖い(^^;

 どうやらこのあたりからまたオリジナル描写が増えてきたようで、原作組もだんだん不安な顔をみせはじめました。どのみちあと三分の一、どう締めるのか、要注目といえそうです。
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2015年08月28日

「洲崎西」#8

 OPが爆発的に売れている模様です。洲崎西コンビ初のシングル、オリコンデイリー19位に登場するほどになりました。まあ、みんな初回特典がほしくて買ってるんだとは思うけどね。各店で特典を変えるって阿漕すぎる。しかも洲崎西コンビのトークCDとあれば、これは買わざるを得ないじゃないか(^^;

 さすがに全部買うほどの豚勇者にはなれないので、近隣に店があるとらのあなにしました。

Smile☆Revolution (初回生産特典盤)(DVD付) - 洲崎西
Smile☆Revolution (初回生産特典盤)(DVD付) - 洲崎西

 ちなみに本編はというと、今回は、原作のあちこちから拾った小ネタ集。と、見せかけて、キモは最後のオチ。なかなか巧妙な脚本やなと思っていたら、これあやっぺのアドリブかい!(^^;



 相変わらず原作のラジオは絶好調なんですが、あやっぺが最新話で「ビジネスレズとか言われるのがイヤで『男が好き』とか言ってみたけど、そろそろ飽きてきたので、一周まわってレズに戻ろうかと」って言ってました。それ、ガチってことやないかい(^^; そして洲崎さんは本気で明日香が自分にベタぼれやと思ってるんですねーいや面白すぎる。…まあ、あっちゃんは「どうやったら一番笑いがとれるか」しか考えない生粋の関西人なので、「それが一番ウケる」と判断したら、あやっぺと暮らし始めるやもしれん。外堀埋められないよう気を付けてね(^^;

 それ以外にも、今回は「彫刻のキャッチフレーズを名づけましょう」をアドリブでやったり、いろいろと工夫の跡もみられる展開でした。最初からこんな風ならねえ…

 ちなみにディスクの仕様が発表になりましたが、絶対本編よりもコメンタリーの方が面白いわね。しかも、実写版付きのスペシャル盤もあるのか…なんと阿漕な(^^:売れるわ。

洲崎西 THE ANIMATION [Blu-ray] -
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posted by てんちょ at 01:49| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 洲崎西 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月27日

「それが声優」#8

 三人組の中では一番苦闘している双葉ですが、中の人は絶好調。それも当然と思わせる見事な演技力でありました。



 今回は前半がイベント、後半がナレーションという構成ですが、ステージで一人だけ人気がなく、ぎこちない雰囲気という演技も、初めてのナレーションで勝手がわからず、素っ頓狂な演技をしてしまう場面も、実際にやるのはさぞ難しかろうなあと思いましたもの。

 そして、きちんと失敗を取り込んで前に進む双葉の成長ぶりも見せてくれるのがすごい。高橋李衣、これからも大期待です。本当、デ・ニーロ型のカメレオン声優ってありそうでなかったよなあ。

 落合副嗣くん、ようやくここで出ましたが、ぜんぜん気づかんかった。要するに違和感のない、普通の脇役声優さんのクオリティを保って無理のない演技ができていたということですよね。個性を出すのとかはこれからでしょうが、親の威光でカサ上げされてるなんてことはなかったということで。

 今回の大物枠は、ナレーション専門声優・真地勇志さん。知りませんでしたわーテレビのバラエティとかほとんど見ないんで。でも大物ぶりは十分にわかった。そのスキルも存分に見せてくれるのも、この作品のよいところですよね。すごいな3フレームとかわかるのか…
posted by てんちょ at 02:29| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月26日

「WORKING!!!」#8

 なんか最近、スヌーピーの作者チャールズ・M・シュルツの晩年の発言を、考えてます。なんで自分の作品はパターンを崩さないのか、どうしてチャーリー・ブラウンのチームは延々と負け続けるのか、パターン化された人間関係はどうして変わらないのか。それは、

「話を進展させたらすべてが台無しになるから。パターンはバターンだからこそすばらしいのだ」

 と。まあ、手元に資料がないので大意ですが。何が言いたいのかわかりますよね?



 なんか、懸案がみんなめでたく解決して終わるって、それはなんか違うんじゃないか。妙な人間関係のズレが面白い作品なのに、ずれがすべて修正されてしまったら、なんかいろいろ台無しになるだけの気がする。

 いや、ハッピーエンドが悪いというんじゃないんですよ。それなりに面白い着地はあったと思うので余計もったいないんですよね…山田母のマニュアルとか、佐藤が四年分の誕生日プレゼントをまとめて持ってきたとか。そういうズレたままズレを肯定する形で決着に持ちこむのが本来なんじゃないかなあ。

 まあ、もうすこしなので、見守ってみましょうか。
posted by てんちょ at 00:59| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月25日

「QTFU」#8

 おおおー今日のゲストは玄田哲章さんだ!ターミネーターの中の人。というか、われわれにとっては「紅い眼鏡」の室戸文明さんですね、なんといっても。



 あまりにも超大物呼んでしまったんで、絵を動かす予算が残らなかったんじゃないかと邪推したくなる展開なんですが、とにかく玄田さんがあまりにもすばらしすぎるので、すべて免責(笑)

 しかし玄田さんを初代司令官ではなく、クッキングパパとして呼ぶひねった展開が実にダテコー監督らしい。そして「クッキングパパとして司令官役をやってみてくれ」という無理難題を押し付けるわけですが、そこに実に堂同たる演技で応じる玄田さんのカリスマ性満点ぶり。まさにホレる!

 そしてあまりにも堂に入った司令官ぶりに、細谷司令官縮こまってるんですけど(^^;

 なるほど、ここまでの大物を呼ぶと、EDすら流せなくなってしまうのか…ってやりすぎや!(^^;
posted by てんちょ at 01:31| 大阪 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | ダテコー監督 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月24日

「Charlotte(シャーロット)」#8

 妹の死でやさぐれていた主人公が復帰、そしたら変なギャグ回に(^^;



 でもまあ、悪くないと思いますよ。麻枝氏は、泣かせは不器用ですが、ギャグは本気で面白いので。ひとつひとつの笑いの精度という点ではダテコー監督にかなうべくもないのですが、シチュエイションコメディ的側面では、似たようなギャグがしつこく繰り返されていくうちに、なんとなくニヤニヤさせられてしまうという。

 今回のみゆきち嬢の変なロック歌手もまさしくそうですよね。なんでこんなに日本語ペラペラなんよとか、疑問点は相変わらず山のようなんですが、ひとまずそれをさて置いて見てると、なんか楽しい。広島焼きとか蕎麦とか大騒ぎしながら食べてるのがなんか楽しい。

 あと、奈緒と主人公の妙にしんみりした「いい雰囲気」も見ていて楽しい。この手の話にしては無理やりくっつけようとしてる感がないんですよね。主人公がわざとらしくいい人アピールして得点稼いだり、意味もなくヒロインがホレて来たりしないのがいい。かといってわざとらしく「表向きはツンツンし合ってる」というわけでもない。

 今回の主人公の「ああ…僕はあいつのせいでやさしくなれたのか」というつぶやきは、本人がいないところで、第三者によって指摘されるからこそ、なんかいい感じなのですよね。別に泣けたりはしませんが。こういう、ゆるい心地良さもまた、麻枝氏の味じゃないかと。

 ますます「少年少女の過酷な運命」という吊り上げられたハードルとかけ離れてますけどね(^^;本当、そんなことしなくていいのに。
posted by てんちょ at 02:06| 大阪 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月23日

「がっこうぐらし」#7

 なんだかんだ言ってみてしまってる。でも保存はしてないです。一度で十分かなあ。そういう意味では若干パターン化しつつあるように見える昨今。



 あとからいろいろと見返したくなる伏線があるのかもしれんけど。この作品のキモは要するに「信頼できない語り手」としてのゆきという主人公を据えたことに尽きます。いわゆる一人称のサスペンス小説では「主人公がうそつき」だったり「心が歪んで」いたりする、「信頼できない語り手」ものというべき作品があります。もちろんその出発点は、超古典作品である例のアレ(ネタバレなので言えない)なのですが。

 「信頼できない語り手」ものでは、主人公のウソによって矛盾だらけになってしまった作品世界を、読者自身が判定して真実を突き止めていかなければならない。まさにこの「がっこうぐらし」の世界ですね。この作品の作者の手柄は、ゾンビものと「信頼できない語り手」をつないだ、というその一点に絞られます。いや、この組み合わせはちょっと思いつかなかったわ(^^;

 だからまあ、出オチのあともそれなりに観ることができているのは、主人公がついているウソが一種類ではなくて、かなり膨大な齟齬がじわじわと現れてきているから。最終的にもう一段大ネタをかまさないと、着地は難しいでしょうけどねえ。まあ最後まで楽しんで見られそうで、そこはありがたい。
posted by てんちょ at 01:24| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月22日

「乱歩奇譚」#8

 なんか数学をナメてないか、この脚本。



 なんかカオス理論とか量子力学とか小難しげなことを言っておけば何かを説明した気分になるって、なんなのその手抜き。ちなみになんか理論を組み立てたとしても、それを広く浸透させる方法がなかったら、模倣犯が生まれる見込みもないのでは。

 ちなみにカオス理論で二十面相が大量発生する、ってそれは何も言っていないに等しいぞ。カオス理論は墾田永年私財法に置き換えてもなんの問題もないレベルだから。要するに因果関係についてまったく触れていないので、これで納得できるのはよほどのお人よしか物知らずのみ。

 もはやミステリですらない、この展開。本当、何が言いたいんだろうこの人たち。

 またまた失望感が強くなってきました。あまりこの先期待はできそうもないなあ。影男が出てくれば別ですが。
posted by てんちょ at 01:55| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月21日

「それが声優」#7

 まあ今回はちょっと小休止、イヤホンズが三者三様にそれぞれの声のお仕事を頑張る回、というわけで、比較的落ち着いていました。



 とはいえ、同じスタジオでそれぞれに頑張る姿を並行して見せて行く演出はなかなかでしたし、挫折に深く傷ついていた双葉が一段成長を見せ、第一話で辛辣な言葉を投げつけてきた先輩声優に認められる、というのはうまい伏線だったと思います。実際、こんな感じで山あり谷ありなんだろうなあ。

 そして今回の大物本人ゲストは小山力也。なるほど外国映画の吹き替えというとこの人なのか…確かにホラー映画のモンスター役というと、苦手でも画面を凝視せねばならず、辛いだろうなあ。まあ、こういうのは「あー声優さんて大変だ(苦笑)」的な声優あるあるで、同人版はこういう軽いエピソードが主体なんですけど、アニメ版はより重いところまで踏み込んで来ているのが名作の風格という感じです。

 いちご・鈴ちゃんもそれぞれにオーディオブック・ゲームならではの苦労があるという話も興味深いところでありました。こんな軽い話でも面白い。同人誌版もこの夏コミで新刊が出たらしいので購入しました。そろそろとどくはず。コミケにいかなくても有名どころの本は買えるようになったのは、ありがたい限りですね。
posted by てんちょ at 00:24| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月20日

「洲崎西」#7

 世の中に声優のいろいろあれど、自分の14歳の時の若気の至りマンガをアニメ化されてしまう声優というのはちょっとないんじゃないでしょうか(^^;

 いやーあやっぺ、そこまでせんでも。



 「ADVANTAGE」アニメ化!しかもしっかりタッチがセル画風だ!あれ、せいぜい15年ほど前のことですよねこの話。なんで90年代風の画像になってるの(笑)スタッフの力の入れ方が半端でなく、要するにこれがアニメ化したいから企画が通ったんじゃないかと思えるほどでしたよ。

 しかもひょっとして、名探偵コナンマンガは、あやっぺの描いた本物を使ってるんでは?あっちゃんでのうても「なんて素朴なマンガだろう」と讃嘆したくなりますわな。これはある意味才能でしょう。しかし今回あっちゃん「素朴」って何回言ったんやら。

 原作のCD版では音声しかないわけで、あっちゃんが死ぬほど笑い転げていたのを聞いてもどかしく思っていたわけですが、今回は全部出てきます。まるごと。いやーいいわ「ADVANTAGE」。まるごとアニメ化して特典につけていただけませんかね(^^;
posted by てんちょ at 01:37| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 洲崎西 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月19日

「QTFU」#7

 今回もメガトロン陣営。こっちはキャストがベテランぞろいで豪華なこともあり、見応え十分。



 「…で、ワシはチッスをしてもらえたりするのか?」

とか言ってるメガトロン様、おもしろすぎる! しかし世代的に重ならなかったこともあって、まったく見なかった「トランスフォーマー」シリーズ、そんな微妙に萌え美少女とリンクしたシリーズもあったんですね。なかなか深いなあ。誰も思い出すこともなかったわけですが。ダテコー監督が掘り起こすまでは。

 それなりに萌え路線でありながら妙にドロドロした設定が漂っていて、全体として誰のために作っているのかさっぱりわからない微妙さ、80年代の半端な作家性を感じますねえ。本当はこういう作品作りたくないんだけど、型枠だけ借りて半端にオリジナルを目指すという感じ。現在ではあまりなくなってしまいましたねえ。

 これ実は全部ウソっぱちでダテコー監督が捏造したシリーズよ、とか言われても信じるレベルでそれっぽいんですが、でも実はマジでこんな感じみたいですねトランスフォーマー。本当誰得なのか、これはかえってちょっと見てみたくなるあたりが罪深い(^^;

posted by てんちょ at 00:42| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ダテコー監督 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月18日

「ガッチャマンクラウズ インサイト」#07

 あーそう来たか。そうやってアクションに引っ張ってくるんだ。なるほど。



 なんせここまで面白いけどどうみても政治的議論に終始しそうな内容が、一気にアクションにシフトしたわけですから。ここで引きとは実に質が悪い(^^;

 あのOPの床屋モンスター、そういう意味だったのか。

 しかし寓意が実に見事で、いろいろ考えさせられてしまう。「あのカッツェさんが裸足で逃げ出した」とかそれだけで恐ろしさが伝わる、ここまでの伏線の張り方がすばらしい。

 ゲルサドラが腹をパンパンにふくらましているのに、全面的に信頼しすぎているつばさちゃんにはまったくそれが見えていないという不条理、本当、ひとごとじゃないですよね。現実の政治の安直な戯画でないぶん、実にいろいろなことを考えさせる仕組みが面白い。

 「心をひとつに」「ゲルサドラにおまかせ」が、非常にありがちな均一社会を思わせるキーワードではあるのだけど、そういう安易なディストピアにはどうもなりそうもない。ならば破局はどうやって訪れるのか。そのあたりのビジョンはかなり明晰で先進的。ここまで続編を引っ張っただけのことはあるなとかなり感心してしまう。さぞや議論を積み重ねたんでしょうねえ。

 ネットの悪意の象徴としてのベルクカッツエの次は、均一すぎる善意の象徴としてのゲルサドラ、そこまでは誰でも思いつくわけですけど、これはなかなか迫力のある第二章になったなと思います。楽しみですねこの先が。
posted by てんちょ at 00:00| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ガッチャマンクラウズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月17日

「野火」

 終戦記念日らしい映画をと観てきました。まあ塚本晋也好きだからなんですが。



 いやー予想以上に面白かったなあ。今時戦争映画でここまで面白くて見入ってしまうというのもすごいし。設定自体はゲンナリしてしまうほどシリアスなんですが、それがここまでぐいぐいと見せられる作品になっているというのは塚本監督だからこそ。

 日本の戦争映画は伝統的に文芸映画のスタイルで描かれていることが多くて、だからこそ見ていてつらいのだけど、これは本当にすごかった。なんか感覚的に戦争のおぞましさと恐怖が感じ取れる。90分を切るシンプルな構成もいい。

 終わったあといろいろ考えていたのですけど、日本の戦争映画の伝統であるリンチとかストレスのたまるシーンが意外に少ない。わけのわからないうちに最果ての見知らぬ島につれてこられて、よくわからないままに追い立てられ、ひたすら逃げ回る羽目になる。しかも敵の姿はまったく見えない。これは怖い。これもまた戦争の一面なのですが、こういう形で戦争を描く例はあまりなかったなあと。実に効果的に恐怖映画の表現をうまく用いた気がする。

 戦争は怖い。ぜったいに行きたくなんかない。そういう傑作がこうして生まれたことは喜ぶべきことです。しかも、ちゃんと映画として見応えのあるものになっている。必見です。
posted by てんちょ at 00:46| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月16日

「乱歩奇譚」#7

 これのどこがパノラマ島奇譚だ〜ってもう慣れた(^^;



 なんせ密室殺人とか言っておきながら巨大なマネキンの大群で圧死って。なんというおおざっぱさ。しかも、パノラマ島の妄想的側面すらまったく登場せず。世界一大雑把な乱歩の映画作品「江戸川乱歩全集恐怖奇形人間」よりも適当だぞこれでは。

 あの映画評価する人多いんですけど、なにがいいんでしょうねえ。興味本位と差別主義。そして大雑把な謎解き。怒る方がふつうだと思う。乱歩のエピソードをテケトーにつなぎあわせて「全集」ってケンカ売ってんのオノレはって思いますやん。乱歩の映画化で個人的に一応成功してるのって美輪版「黒蜥蜴」だけだと思う。

 奥山版「Rampo」は嫌いじゃないけど、あれは乱歩大好きの同人誌テイストですよね。作品の映画化とはちょっと違う。まあ、ノリとしては今回のアニメ版もノリが近いのだけど。

 今回は特に内容なかったなあ。次回にアケチの謎解き、と言っても特に大したものはないような気がする。ここまでアケチの謎解きが一切示されなかった以上、そういうものを示す気はないような気がする。このスタッフには。コバヤシ少年の女装趣味のテンションだけはやたらあがってるんだけど(^^;
posted by てんちょ at 01:55| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月15日

「ガッチャマン クラウズ インサイト」#06

 今頃になってようやく見ましたよ。いや見れば面白いのはわかってるんですが、なかなか重い話になってきたなあという思いもあって。



 実はゲルサドラが宇宙人の価値観でアリみたいな均一社会を作ろうとするのかと思ってたんですが、それほど単純な話ではありませんでした。まあ、ガッチャマンですからね。そこまでわかりやすいのやってしまったらそれは退歩だろうし。

 今のところゲルちゃんはきわめて地球人的価値観に沿って善意を実現しようとがんばってます。割と草の根の意見も聞いて、良心的な政策を目指しているように見えます。疑問を示すのはゆるじいとかはじめちゃんとか、一部の感性の鋭い人だけ。ただ、彼らもその問題点を突けるところまでは至っていない。

 はたして、直接民主制の問題天点とは何か。そしてそれがどうやってガッチャマンになるのか。まあある意味で作品としては、こっちの方が問題ではありますが。しかし実に先鋭的なところを攻めてくるなあこの作品は。実に感心させられてしまう。先が読めないという点ではこれ以上のものはないし、とにかく目が離せない。パイパイ活躍するといいなあ。
posted by てんちょ at 01:53| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月14日

「それが声優」#6

 一見明るくギャグタッチだけど実にシビア。CDドラマで得た思い入れのある役を、ユニットの仲間に取られてしまう、という辛すぎる展開。

 原作でも読んだエピソードですが、よりキツい形に改変されていたのは衝撃でした。そしてフタフタの共演役に登場したのはなんと釘宮理恵!お嬢様!お嬢様じゃありませんか!



 まあ我々も西明日香を「月刊少女野崎君」で差し替えられてしまったトラウマがありますからねえ。この痛みは非常にわかる。原作でも存在したシーンでしたが汐留さんのシーンはさらにワンランク深い演出が施されていたのは実に見事。原作では夜でしたが、アニメ版では昼間に。でも、ここまでグッとくるものにできるんだなあ。見事な演出といえます。

「夢を与えるのがわたしたち。それが声優」

 これぞ見せ場。タイトル回収のお手本のような場面でありましたよ。そして、フタフタは一歩成長し、イヤホンズ結束も深まると。

 特に技も個性もない双葉はほんとに大変だと思うんですが、皮肉なことに、主役の新人声優三人組の中では、双葉役の高橋李衣が圧倒的にキャリアを積み上げていっているのにはびっくりですね。実は私も最近気づいた。「乱歩奇譚」のコバヤシ、「がっこうぐらし」のみーくん、と今期まったく違う三キャラクターを演じ分けてる。三本とも今期トップクラスの話題作で、顔が良くて歌もうまいからとアイドル的に持ち上げられた雨宮天とは違って、それぞれ同一声優だとまったく気づかれないままにキャラクターとして存在感を発揮しているのがすごい。この人、この先トップスターになりそうだなあ。キャラクター声優じゃなくてカメレオン声優で存在感を示すってある意味大したものです。
posted by てんちょ at 00:49| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月13日

「洲崎西 THE ANIMATION」#6

 そして今回は金沢訪問篇!いや、マジでこれ高校設定いらんよね?高校生が旅行して歩いて何してんねんという感じになっとる(^^;



 でも内容的には前回よりもずっとよかった。あちこち空白を空けて二人に自由にアドリブを入れさせようという方針も大変好ましいし。最初からこうすればいいのに。しかし、あっちゃんに石川の観光スローガンを一句ひねらせるコーナーはちょっとスベってたなあ。勢いで最初のテイクを取ったのかもしれないけど。まあ、こういうときにあやっぺが「割とポンコツだね」とかぶせてくるのは、原作ラジオのテイストを感じられて大変良かった。

 とにかくあっちゃんがひたすら「ぞいや」言い続ける本編には笑いました。いったい何回言ったのやら。誰か数えてくれ。あと、あやっぺの服が微妙に原作通りクソダサいものだったのもうれしいところでしたね。

 ぱぱっぺは原作CDでも声を披露しているのですが、ほんまに石川の田舎のおっちゃんという感じですね。さすがにそういうわけにもいかなかったようで、井之上潤さんというアーツの新人声優さんが務めておられますが。どうせならもうちょっとおっちゃん風でもよかった気がする。しかし「親戚のみなさんっぺ」を植木さんがやってるというのは何なんだ(^^;
posted by てんちょ at 01:58| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 洲崎西 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月12日

「お祓え!西神社」DVD壱巻

 いや、最初は買う気はなかったんですが、ニコ動の紹介動画がよくできてて、つい買ってしまいました。



 本編見た印象としては、若干からまわってる感もあるかなーという気はしたんですが。これはたぶん、この先二人が慣れてきたら、いい感じにまわっていくんじゃないかと思います。とにかく、詰め込めるだけ笑いを詰め込もうというあっちゃんのお笑いへの執念がすごい。まじで道間違えたんとちゃうかと思わないでもない。しかしコメディアンを目指したら、美人すぎるお笑い芸人としてあっという間に消費されて半年でポイだろうしなあ。あっちゃんもシグマもそれはわかっているからこそ、慎重にアニメ以外のバラエティは避けてるんでしょうね。

お祓え!西神社Vol.1 [DVD] -
お祓え!西神社Vol.1 [DVD] -

 だからおそらく「西神社」は、あっちゃんがお笑い系声優として自分ならではの道を見出していくための第一歩となるはず。長く続けてほしい。結構売れているようで、それは喜ばしい限り。
 まあ、あっちゃん&ゆーきちという、私が最も好きな声優二人がオリジナルバラエティ番組をやるといえば見ないわけにはいかない。私に限らず、この二人が好きだという人は多いみたい。あたしかさんとか。それだけ有力コンテンツなんですよこれは。

 ただ、ゆーきちが「西先輩」に遠慮して、未確認三人娘の時よりは、若干腰が引けてる感があるのが残念。
ゆーきちがあっちゃんにあこがれるのは無理もないんですが、実は二人の芸風はかなり違う。あっちゃんは関西人らしい、緻密な作りこまれた笑いを得意とするタイプですが、ゆーきちは持って生まれたぶっ飛んだ天然のセンスこそが最大の武器。ゆーきちの前衛的センスで、遠慮なく西先輩を動揺させてほしい。ゆーきちがあっちゃんを慌てさせることができた時こそ、この番組は伝説になる気がする。

 ともかくもこの先も期待!ただ、スタッフ陣はもう少し編集技術磨いた方がいいな。ちょっとテンポ悪い。
posted by てんちょ at 02:07| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 西明日香 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月11日

「QTFU」#6

 ほほー今日は茨城が舞台か…ってえ?茨木?(^^;地元だよ。



 ちなみに茨木イオンはこの春先まで改装工事やってた。たぶんそのころに写真を撮りにきたみたいで、オブティますたちがしゃべってる正面玄関が廃墟みたいになってる(^^;

 しかしなんで今回はイオン店舗を廻りながらだべってるんだろう。あ、そうか!劇場版はイオンシネマ系列で上映されんのね、きっと。これはうれしい。もしそうだったらうれしいなあ。30分1000円均一とかかもしれませんけどね。

 しかしこのへんから、きょそや司令官へのイジリっぷりがかなり過激になってきてますなあ。どうなることやら。よく考えたら折り返し点なのか。今回はどういう着地点を目指すのか、ちょっと気になりますね。
posted by てんちょ at 01:54| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ダテコー監督 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする