2007年04月30日

おねがいマイメロディすっきり第5話

 おお、今回は傑作!離脱は早計かもですよ、桁石さん。

 確かに前回・前々回はバタバタしすぎていた感じがあるんですが、今回は核となるアイデアがバッチリキマっていたこともあって、10分しかないとは思えないぐらい充実した内容でした。今回は実にびっくりな内容なので、まだ未見の方は、くれぐれもこの先を読まれませんよう。

 さてさて。今回は美紀が主役、ってわけで電波ポエムの大洪水となるのかと思いきや、看板のはずの電波ポエムはほとんどなし。まさかポエムノートをなくした美紀が、どんどん老けていく話であろうとは!やはりマイメロのキモは、常人に及びもつかないとんでもないアイデアにあるということを再認識した一本なのでした。そのアイデアがよければ、たとえ10分でも十分面白さは維持できるってこと。

「ウヒヒッ、人間さんはノートをなくすとおばあちゃんになっちゃうのね」

と相変わらず真っ黒なマイメロ様も絶好調。お前、事態をまったく真剣に考えてないだろう(^^;真菜のノートに黒♪が憑依して、「こてんこてんこ(だっけ?)」みたいな「ポエムの精」になり、道行く人にポエムを強要する、という展開もグッドです。

 真菜がポエムを強要されて悶えているところを見て、目を輝かせるマイメロ様は、本当に根性が腐ってますね(^^;

 「いつもすまないねえ」「それは言わない約束でしょ」と植木等追悼かクレージーネタも飛び出し、本当に盛りだくさん。

 「なんか美紀の老け方があまりにリアルで身につまされたわ」

と女子代表のうちの家族。女の人って大変ですね。まあ、それでも「ポエムがないと死んでしまう」という感覚は結構痛切で、それだけに極端な美紀の反応がおかしかった部分もあると思うのですが、

「芸術は心の糧ってことなのね」

とうちの家族、珍しくいいこと言ってます。まあ、あまりにも前衛芸術すぎる気はするけどね(^^;

 ボチボチ、スタッフも半パートの使い方に慣れてきたようです。次回以降が楽しみになってきました。まあ、玉石混交になるとは思いますが、気楽にネタ出しを見物させていただこうかと思います。

 追記。
 5月6日のオフはやりません。参加者がポールさんと私だけになりそうなので…またの機会ってことで。夏コミのときにでもやろうかな。
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2007年04月29日

デルトラクエスト第17話

 実は宿屋の女将・マダム・ブライトリーこそが最大の悪党ではないか、女王蜂のアップルドリンクには人を凶暴にする副作用があるのではないか…と思い始めた第17話。

 相変わらず軽いタッチの競技大会にはあまり思い入れを感じられませんが、それはそれとして、こちらの予想と完全に裏目に出る競技大会が実に興味深い。主人公たちがあっさりと敗北し、大言壮語であまり重要そうでないグロックが勝ち残ってしまう意外性…ネリダの色仕掛けはかなり黒いところを感じさせますが、わざと負けるふりをしてだまし討ちをする、という二段階の絡め手はちょっと予想外でした。こういう、実際のバトルを見ているかのような思いがけない迫真性を感じさせてくれるのは、アニメ陣の実力でしょう。実際のストーリーがなんとも軽いものだけに、この力のこもった演出具合には感服。主人公チームで唯一勝ち残るジャスミンの試合を一切見せない、というのも心憎いですね。

 ちょっとひっぱりすぎの競技大会ですが、まあ、次回には決着がつくでしょうか。原作はどうあれ、思いがけない結末の予感を期待しつつ、次回を待ちましょうか。

 それにしてもネリダが釘宮理恵、グロックが立木文彦ですか…相変わらずゲストが豪華なことだ(^^;
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2007年04月28日

スパイダーライダーズよみがえる太陽第3話

 第2シーズンに入っても、やっぱり、スパイダーライダーズはお笑い担当ですね(笑)そもそも船すら操れない連中が世界を救うなど片腹痛い。

 今回もたっぷりとボケを堪能させていただきました。グラスホップの離脱でますます苦悩を深めるシリアスなインクターとの乖離は深まる一方。こんなアホと闘っているのかと思うと、バグースが気の毒で仕方ありません(^−^;

 それにしても、コミカルなヒーローたちを描かせると黒田氏の筆は実に踊りますね。それに呼応するように真下演出も楽しそうなことといったら。ここまでコミカル方向にシフトした真下演出といったら、タイラー以来かもしれない。ああ、そうか。そういわれてみればラールゴン帝国はスチャラカなタイラーと対照的に実にシリアスだった。まあ、それでもラブコメ指向なアザリンがその中間にいたこともあって、うまく二者が結ばれていた気がする。コミカルな善役と苦悩多きシリアスな悪役の落差、という点では今回のほうがはるかに深刻。

 ある意味、その二者を結ぶ重要な役割は、グラスホップに託されているのですね。その点では、マジでグラスホップを応援したいところ。今回、スパークルとのコンビ結成は大いに期待したいところだし、人力飛行機を自作してしまう根性は大いに称揚したいところ。なんだか、夏の定番「鳥人間コンテスト」を思い出してしまいましたよ。何年かおきに、思い出したかのように見ているこの長寿企画、そろそろ琵琶湖の対岸にたどり着くチームが出てくるんでしょうか(^^:

 それはそれとして、アホな善役、苦悩する悪役というアンバランスな関係のままここまで来てしまったこのシリーズ。いったいどういう形で決着するのか、そろそろ気になってくる潮時なのですが。まあ、まだ半分をわずかに過ぎたばかり。まだひとやまもふたやまもあるんだろうなあ。

 おそらくは「地上世界は滅亡している」「最終的な敵はオラクル神」というあたりは外せない要素かと思いますが、果たしてどう出てくるか。まだまだ先が楽しみです。
posted by てんちょ at 23:59| 愛知 ??| Comment(2) | TrackBack(2) | スパイダーライダーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月27日

DARKER THAN BLACK 黒の契約者第4話

 いいなあ。やっぱりいい。いかにもハードボイルドの定番のようでいて、微妙に定型を外してきているのが、この作品の面白いところ。普通なら、最後は父子で心中ですよね。炎の中で、最後に娘の正気が戻って、「愛している…」とか言って抱擁しながら火に包まれていく、というパターン。よくあるわけで、あなたもどこかで見たことがあるでしょう。それ自身は別に悪いことじゃないですけどね。でも、この作品はそういう定石を外してくる。

 死ぬのは親父だけ。娘はどこかへ消えてしまうけど生き続ける。どこかで生きていることは、だれの目にも明らか。だって、新しくできた星は流れず輝き続けているのですから。このアイデアもキマってますね。

 そして李君は、今回も「必要以上に女に深くかかわりすぎてしまう」ことで、一人、孤独に傷つく。しかも、別にそこまでする必要はないのに、闘って。この先、もっと強い敵が出てきたら、ボロボロになりそうだなあ。大丈夫か。

 今回の敵は、人体をバラバラに刻む能力、ってずいぶんとありきたりだな、と思っていたら、空気を自由に固体化して飛ばすことができる、それが刃物のようになんでも断ち切ってしまうと。なるほどなあ。こういうほんのちょっとしたひと工夫で、ずいぶんと斬新に見えるもんです。

 今のところ、世界観の全体像はまだ見えていませんが、SF、オカルト、ハードボイルドがあやうい均衡の上になりなっている構図はなかなか巧妙ではないでしょうか。
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2007年04月25日

エル・カザド第4話「狙う女」

 今週も順調に届きました。破雲泥さん、感謝感謝です〜

 いきなり修道院に立てこもる展開から、最後のカーチェイスまで、驚くほど「チャンピオンRED」のコミック版と同じ。これはもちろん、アニメではなくマンガの方が合わせてきた結果なのでしょうけど。もちろん、エリスが寝ぼけてパンツを見せたり、尼さんが裸に剥かれたり、ということはなし。コミック版でのアレンジって、エロ部分だけですか(笑)

 寝ぼけたエリスにしても、座った姿勢のままでいつの間にか床に落ちて行儀よくそのままの姿勢で寝ている、というアニメ版の方が笑いましたよ。カーチェイスシーンも「…聞こえないだろうけど、遺言があったら、どうぞ」というナディのセリフが真下らしくて実に小粋。

 そもそも、今回のキモはむしろナディたちの逃避行と平行して語られる、ブルーアイズの諜報活動。えらく頻繁に入るナレーションがブルーアイズのものであることも、今回初めて明確になります。つまり、ナレーションというよりは、モノローグなんですね。物語の外側に立った特権的存在としてのナレーションではなく、個人的見解としてのモノローグであり、それが作品全体に特定の視点からの見解を固着させる特徴を持っている。

 どういうことなのかというと、この「エル・カザド」という作品は、「エリスとナディの逃避行をブルーアイズの視点から解釈した物語である」ということなのです。どんなにエリスとナディが主人公らしく生き生きと見えたとしても、それはブルーアイズというフィルターを通した世界である、ということを忘れてはならない、ということでしょうか。

 今回は「マクスウェルの悪魔」がテーマであると最初に宣誓されているのですから、「観測」という要素はわれわれが考える以上に重要な意味を持つことになります。その「観測主体」としてのブルーアイズ自身の語りによって、次々と重要な事実が明らかにされていきます。

 まず、この作品のテーマである「魔女」とは、「マクスウェルの悪魔」の能力を持った存在であること、その能力を持つ人間は過去には存在したものの滅びており、シュナイダー博士が遺伝子修復により人工的に作り出した存在がエリスであること。徐々にテーマが見えてきました。

 ただし、シュナイダーは遺伝子工学者じゃなくて、物理学者。これがどういうことなのか、というのは後々まで響いてきそうですね。

 とりあえず現時点で気になったことをいくつか。本来のマクスウェルの悪魔は、より分子の自由度の高い「気体」を想定しており、拳銃とかハイヒールのかかととか、「固体」でも同じ現象が引き起こせるかはやや不明瞭。固体分子はあちこち飛び回らず、ほとんどその場で振動するだけですからね。もう一押し、なんか理屈がほしいところ。それはまあ、そのうち何か出てくるんじゃないかとは思いますけど。

 そしてもう一点。既にエリスは能力を2回も使っていますが、埋め合わせとして記憶をなくしたりしてはいないようです。これはどういうことか。(マクスウェルの悪魔は、熱力学第2の法則に反する代わりに自らの情報を失う)

 シュナイダー博士殺害時の記憶は失われているわけですから、マクスウェルの悪魔の大原則について都合の悪い部分をはしょっているということはなさそうです。そうすると、「周囲で見ている者が観測するという行為によってエントロピーを肩代わりする」という例のパラドックスでしょうか。ただ、その場合はナディがエントロピーを何とかしなきゃならなくなるだけで、エントロピーが消えてなくなるわけじゃないんですけどね。

 ただ、より多くの人が観測にかかわることによって、個々人が失う情報を少なくすることはできるかもしれません。ほとんど気づかないほどにね。

 そうなると、シュナイダー殺害の場面にエリスしかいなかった=誰も観測していなかったので、エリスが大きく記憶を失うことになった、というのは十分にありうることです。

 まあ、これも推測でしかないことなので。まだまだ第4話。先は長いのです。じっくりと読み解いていく必要がありますね。

 今回のリリオ&リカルドはバス移動。そしてLAはバスの屋根で無断ヒッチハイク…笑った(^^;

 そういやローゼンバーグは、「いけるでしょ?あそこのディナー」って、ブルーアイズの内偵には気づいてたんですね。ただのボンクラではないってことか。この二人の腹の探りあいも、今後注目できそうですね。
posted by てんちょ at 15:59| 愛知 ??| Comment(3) | TrackBack(12) | エル・カザド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月24日

NOIR第20話「罪の中の罪」

 ソルダって、結局のところフリーメーソーンのイメージなんですね。なんか評議員の格好とか見てて気がついた。いまさらですが。まあ、実際のところ、本来のフリーメーソンは活動内容が秘密なだけの、ただの社交クラブなんだそうですが(^^;

 ただ、こういう陰謀論的世界に傾倒していくと、この作品本来のハードボイルドなテイストと荒唐無稽なアクションの真下演出な楽しみからは、果てしなく遠ざかっていく。月村氏の趣味に基づくものなのでしょうが。ちょっとウテナっぽいしね。

 やっぱ、所見時にこのあたりから非常にがっかりした気分を抱いてしまったのは故なきことではない気がします。真下作品のベストとして「NOIR」を推す人は周囲でも大変多いのですが、私としては、どうしてもそういう気にはなれない。やはり真下の最高傑作は量子論とガンアクションを結びつけた超感覚演出の極北「MADLAX」。これは譲れません。

 今回、久々に「黒霧香」の目つきを見てしまいましたが、いや、実のところ、はっきり言って吹いた(^^;あんなんだったっけ?なんかギャグっぽい気が…「MADLAX」では、そういうギャグすれすれの表現を、もっと確信犯的にきわどいところで操っている気がしますね。

 ただ、ひとつ発見が。グラン・ルトゥール復活を志したアルテナの少女時代の姿、人形を抱えて内戦の中を逃げ惑う呆けた表情は、あれはどうみてもレティシアの原型ですね。なるほど、そういう仕掛けだったか。ますます「MADLAX」のすごさに圧倒されてきた。

 …それにしても、ヨーロッパは戦後、ボスニア内戦まで戦火に焼かれていないのですから、アルテナ、いったい何歳だという話(−−;まあ、「少し未来の話」という、みんな忘れている設定(笑)もあるので、あれがボスニア内戦、という可能性もないではないのですが、だとしたら「NOIR」の世界はどんだけ未来なんだか。現在とぜんぜん変わらなすぎですね(^^;
posted by てんちょ at 01:20| 愛知 ??| Comment(4) | TrackBack(0) | NOIR | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月23日

おねがいマイメロディすっきり第4話

 うちとマイメロ関連で交流させていただいている桁石スミオさんのところが閉鎖してしまいました。ああ、残念。

 まあ、ちょっと10分展開が厳しくなってきたからなあ。あいかわらずスピード感はあるし、狂った展開は健在なのですが、ストーリーを補強する小ネタとかキャラ解説エピソードとかがないので、ストーリーに奥行きがなくなってしまってるのですね。本当なら、今回も、このゲームマニア親子の異常なヲタクっぷりをこれでもかと掘り下げたうえで、そこに黒魔法発動、と来るはず。そうすると、バトルの不条理さが倍加されて格段に面白くなる。

 第1シーズンをほぼなぞる展開であったにもかかわらず、第2シーズンが十分に面白く見られたってのは、この大量の小ネタのおかげであったわけですよね。まあ、それをやめてしまって、魔法対決に絞ってるわけだから、すごくあわただしい気分になるし、なんだか薄味。

 実は21日に、テレビ大阪にパチンコ玉が打ち込まれて窓ガラスが割られる、という事件があったんですよ。うちの家族曰く

「ぜったいに、マイメロが半分の時間になって許せない、という視聴者の鉄拳に違いないわ!」

っていうんだけど(笑)なにもそこまで思い詰めんでも(^^;

 やはり1・2話のように、2話ワンセットで1エピソードとしたほうが無理がないように思えますね。ふつうにA・Bパートの切れ目で機械的に切っていったとしても問題ないと思うんだけどなあ。あるいは2週に1度放映とするか。スタッフの方もこのブログは見ているはずなので、ぜひご検討を。

 まあ、Wiiネタとか、あいかわらずマニアックで、目のつけどころは絶妙なんですけどね。

 追記。先々週から話題として振っている「マイメロオフ」なのですが、評判が芳しくないのでどうしようかなあと悩み中。

 ちなみにコロコロ変わって申し訳ありませんが開催予定日を変更させていただきます。

5月6日(日)。

諸般の事情で、東京に行く日を変更せざるをえなくなったためです。申しわけありません。夕方5時〜7時ぐらい。東京駅周辺で軽くできればと。ひょっとしたらまた変わるかも…ごめん、もうちょい待って。

さらに追記。

 すいません。日程がかなり混乱してます。また確定し次第、改めてご連絡します…
posted by てんちょ at 18:04| 愛知 ??| Comment(2) | TrackBack(6) | おねがいマイメロ様 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月22日

デルトラクエスト第16話

 さあて困った。実は、あんまりこのコロセウムシリーズに思いいれが感じられないので。タイトル前の諸注意とEDに関しては少々感心できない「改悪」が感じられますが、本編に関しては、それほど変わっていない。ただ、このエピソード、もう少し短くてもいいんじゃないかなあ。途中で出てきた過去エピソードを見て、「いやあのころは本当にワクワクしていた」とか感じてしまいましたから…って、そんな回想してる場合じゃないでしょ、まだ1クール終わったばかりだよ。

 これだけ長丁場のプロジェクトともなると、途中、何度かダレ場はある、と解釈しておきますが。

 それでも、闘技場の奥行きの広さは、実に見事に感じられました。多人数バトルなのに、混乱せずにきちんと頭に入るようにストーリーが組み立てられている綿密な演出力はさすが。こういう緻密さがあるからこそ、このアニメ見てるんですけどもね。

 まあ、最大の問題は原作に忠実すぎる…ことなのかなあ。なにもここまで忠実にしなくても。でも、この先伏線になってくるのかと思うと、無下に否定はできませんけどね。どうみても、あの宿屋のおかみ、善人には見えませんから。女王蜂のドリンク、どうみても「一服盛ってある」としか思えなかったんですけど(笑)まあ、普通のアニメで何か飲むシーンがあったら「盛ってある」のはお約束ですから、逆にそうじゃないのは「スカシの演出」として評価しなきゃいけないのかな。ただ、どんどんとイヤな予感は高まっているので、宿屋のおかみが最終的に何をしようとしているのかは見届けたいところかな。
posted by てんちょ at 21:17| 愛知 ??| Comment(0) | TrackBack(1) | デルトラクエスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月21日

スパイダーライダーズよみがえる太陽第2話

 あれ、ハンター君の声優さん代わったんだったけ?

 と思ったらいつものくまいもとこでした(^^;

 ひょっとしてアレかなあ、27話まで収録終えて一時中断して、ひさしぶりに再開したのがこの28話だったんだろうか?何か変に感じたんだよなあ…まあ、そのうち元に戻るでしょ(^^;

 今回もまたいろいろと「久しぶり」な展開に懐かしくもうれしかったり。ヌウマに向かう途上で王子がすげえ気分悪そうな顔してるからなんだ、酔ったのか、と思いきや、

「スパークルを置いてくるんじゃなかった〜」

って、あなたはなんだかいろいろねらいすぎです。いや、それでこそ王子ですけどね。たっぷり笑かせていただきました。

 そのスパークルも、変わり身の術やら、「行くの〜行くの〜」「いけません」のお約束やら、あいかわらずかわゆくもおいしい。しかも来週は空まで飛ぶのか。やりすぎです(笑)

 そうそう、今回はアクーネが久々に出ましたね。こっちはとことんクールですが。本当、インセクターの人々はシリアスだなあ。どちらが主人公だかわかったもんじゃない。とことん真面目に闘うし。今回も、マシンセクター、けっこう強かったですよね。オラクル神がこれだけ人間に肩入れしてなかったら、とっくに勝ててただろうに。今回も、不条理にヒイキされてしまうハンター君なのでした。そのあたり、今後どういう展開になってくるのか、注目したいところですが。ハンター君は真実に気づけるでしょうか。

 ま、ひとまずは次週のライン河下り(違う)に注目ですね。
posted by てんちょ at 23:19| 愛知 ??| Comment(0) | TrackBack(1) | スパイダーライダーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月20日

DARKER THAN BLACK 黒の契約者第3話

 そろそろこの話もジャンル立てしないと、というわけでやってみました。昨期はこういうシリアスな作品がなくてもの足りなく思っていたので、本当にうれしい。しかし、こういうのに限って、なんで真下祭りとカブるんだろう(笑)

 今回から新章突入。というわけで、ネタ振りが多くて、李君のアクションシーンはほとんどなしなのですが、それでも結構面白く見ることができました。アクションがなくても面白い。こういうのって、やっぱ本物だと思いますよ。

 なんせ、李君がホレボレするカッコよさです。別に中国拳法とかカンフーを使うわけではない。本当に、そのへんに結構いそうな、リアルな好青年の中国人留学生。それが、実は密かな裏の顔を持っていて、快刀乱麻に活躍しているとしたら、うん、カッコいいじゃないですか。これって、実は、「中国人って腹の中で何を考えているか分からない」という、われわれ日本人の差別意識をうまく逆手に取ったものなのかもしれない。そう考えると、素直に喜んでいるわけにはいかないのですが、こういう逆手の取り方は歓迎していいんじゃないでしょうか。ある意味、いろんなことを気づかせてくれるわけだし。「中国人ってかっこいい」とか思えたら、それはそれで成功だと思う。

 本当、中国・台湾のアニメファンの意見を聞いてみたい。当事者としてはどう感じるものなんだろうか。

 私の付き合った限りでは、不思議なことに、中国人留学生というのは、男性はこの李君のように腰の低い好青年が多い。女性はなぜか高飛車なツンデレ(笑)の人が多いんですよ。何でだろう。不思議ですねえ。どうせならそのうち、ツンデレな中国人女子留学生の契約者とかも出してほしいですね。

 ストーリーの方は、例によって李君が「女と深くかかわりすぎてしまう」という、ハードボイルドタッチがうれしい展開です。やせ我慢して「オレは裏切り者でうそつきだ」と言ってるけど、結局弱ってる女には愛情を注いでしまう。その結果として悲しい思いをすることになったとしても。

 というわけで、またしても李君が悲しい思いをしそうな次回の予感。それでも生き方は変えられない。いいなあ、ハードボイルド。ハードボイルドは真下のブランドですが、アニメという表現には、結構ハードボイルドな表現があっているのかもしれない、と思う昨今でした。
posted by てんちょ at 21:51| 愛知 ??| Comment(0) | TrackBack(1) | 黒の契約者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月19日

エル・カザド最新情報18

 チャンピオンREDの6月号買ってきましたよ〜

 コミック版「エル・カザド」の第2話はというと…「待つ女」ではなくて、「狙う女」なのでした。

 これは、アニメ版の次回、すなわち第4話にあたる回ですね。しかも、予告を見る限りではオカマコンビとの対決は次週のごく一部の要素でしかないようなのに、いきなり修道院の中に立てこもったエリスとナディがオカマコンビの襲撃を受けるところから始まるという全編これアクションストーリー

 どうやらコミック版はアニメのため予告編以上の役割ではないらしく、マンガ担当の廣瀬氏は開き直って好き勝手やってます。

 いや、どう考えたって、アニメ版でこんなコマはないよね。

elcazador6.JPG

 「アニメ版は脱がない」「脱いでもあんまりエロくない」ことがみんなわかってきたと思うんですけど、このマンガ版はひたすらエロい路線をつっ走ってくれます。まあ、ここまで開き直ると、これはこれでいいかという気になってくるのが不思議です。これじゃ、ほとんどエロ同人誌ですが。

elcazador7.JPG

 どうみてもアニメ版ではシスターを裸に剥いたりしないと思うし。オカマさんは女性にセクハラしないだろう。やっぱ。これは廣瀬氏の趣味でしょうねえ。ま、好きにやっとくれ(笑)

 そして来月、7月号では、「エル・カザドクリアファイル」と主演声優二人のメッセージ入りCDがオマケに付くそうです。これは次回は「買い」かも。
posted by てんちょ at 23:08| 愛知 ??| Comment(2) | TrackBack(0) | エル・カザド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月18日

エル・カザド第3話「降られた女」

 とても放映地域外に住んでいるとは思えないスピーディな更新。これもすべて破雲泥さんのおかげ。ありがたやありがたや。

 さてさて。今回は物理ネタとしては少々薄め。そこはちょい残念だったかな。ただ、痛快ほのぼの不条理(笑)ロードムービーとしては一級品のできばえです。今度は最初がわかりやすくて、徐々に難解になる路線とみた。「.hack//Roots」型ですね。ただ、あんな風に結末ナシだったら悲しいよな。まあ、それはないと思うが(当たり前だ)

 今回、冒頭でいきなりナディがぶっぱなしてましたが、銃撃はついにその一回きり。んで、その時にちぎられた手錠の片割れが、小道具として最後まで要所要所で実に小粋に使われる。こういう小道具使いのうまさは、まさしく真下節、天下一品ですね。サンショウウオ(あれはどうみてもトカゲじゃないぞ、ナディ)の首に手錠をはめたり、最後は骸骨に「餞(はなむけ)」として手錠を沿えたり、結構静かにジーンとくる。うん、確かに往年のマカロニウエスタンかも。

 んで、今週のリカルド&リリオ。冒頭に登場した警官は実はリカルドの旧友なのでした。アレックス・コックスの「エル・パトレイオ」を思い出してしまいましたよ。一発キャラなのかと思いきや、そうでもないキャラが多いのが、この作品の面白さ。オカマコンビもしつこく登場してますしね(^^;んで、警官に

「子連れなんて、日本のサムライ映画じゃあるまいし」

とか言われてしまうリカルド。やっぱり意識してたか(笑)これは、大五郎リリオがヤンマーニアクションする日も近いと見た。

 LAの「トランクでヒッチハイク」は、みんな指摘しているので、あえて私がどうこう言うことでもないですね(^^;こういう、笑っていいのかどうかよく分からない笑いが要所に仕掛けてあるのが、この作品の特徴なわけで、こういう食えない仕掛けをあえて忍ばせるあたり、さすがは前衛職人。天下一の気まぐれシェフですね(^^;

 ナディとエリスの雨宿りエピソード、同人誌でいろいろこねくりまわしたくなるネタが満載でしたが。これってねらってますか、やっぱり。霧香&ミレイユ&クロエとか、マドラックス&ヴァネッサ&リメルダとか、マーガレット&エリノアとか、今までのレズ描写は陰のトーンが強くエロチックだったのですが、今回は実に二人とも快活で、あっけらかんとしてますな。バスタオル姿で裸にまでなってるのに、あんまりエロくなくて、家族のいるところでも見られる深夜アニメ(でもないか)。

 さて、物理ネタ。あんまり進展がないですが、やはりブルーアイズのナレーションが大きな役目を担っていることは間違いなさそう。もともと、真下は大変なナレーション嫌いで、どうしても使わなければならないときは前後に押し出すとかしてるものでした。それだけに、ここまでナレーションを使ってきたのには驚いた。「ナレーションがうっとうしい」と言ってる人も多いんですけど、たぶん、それは当たってないんですよ。

 今回のナレーションは、ストーリーの外側から特権的に意味づけを行うものではないからです。いや、より厳密に言うとそうではないんだけど、ブルーアイズは、たぶん閉じた世界の外側からナディたちを見ているのであって、ブルーアイズ自身も最終的には物語に回収されてしまうことになる。

「観測している者を観測する者は必ず存在する」

ということですね。ブルーアイズは特権的ではないし、アニメ作品として見ている我々視聴者でさえそうではない。そういう風にメタフィクション的に外側に向けて物語構造を解放してしまうのが、真下流演出。とすると、最終的にマクスウェルの悪魔としてエントロピーを背負わされてしまうのは、我々視聴者ということになるのでしょうか?
posted by てんちょ at 23:09| 愛知 ??| Comment(2) | TrackBack(26) | エル・カザド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月17日

NOIR第19話「ソルダの両手」

 今回のタイトルの元ネタはシオドア・スタージョンの「ビアンカの手」かな?とか思ってみたり。正確に訳すと「ビアンカの両手」になるそうだし。まあ、思いつきです。眉ツバのつもりで聞いていただければ(笑)どのみち、そういう話は月村氏が好みそうな領域ですし。

 今回から、徐々に悲劇的なクライマックスに差し掛かってきて、ハードボイルドで荒唐無稽な殺し屋アクションからは遠ざかっていってしまうのがちょっとさみしいところ。

 ただ、見返してみているといろいろと発見はあるもので、ソルダの写本を持っていたオーストリアの富豪というのが、なんか特徴的な声だなあ、と思っていたら、なんと高木均!!みなさん覚えてますか。ムーミンパパですよ。武村正義じゃありませんよ、ってこっちの方が忘れ去られてるか(笑)確かもう亡くなっていたと思うけど、このときはまだ生きていたんだなあ。確かにこういう場面でフッと登場すると、実に印象的。

 ソルダの写本を捜し求めるエピソードって、月村氏のアイデアだと思うんだけど、なんかクトゥルーものっぽいですよね(笑)これまた月村氏の文芸趣味でしょうか。冷静に考えれば何も写本そのものにこだわらなくっても、ソルダについて知る手段はいくらもあったろうに、それでもそういう方向に行ってしまうのが月村氏なのでしょうか。結果として、今回はやや間つなぎ的な印象を受けます。

 真下節の真骨頂は、クロエと対峙するクライマックス、直接セリフとして語らずにミレイユの両親を殺したのが霧香だと悟らせてしまうところでしょうね。序盤から仕掛けてきた断片的要素が徐々に埋まっていき、次回で完結することになります。こういう展開、真下は本当に超一流ですね。問題は、そのあとまだ6話も残っている、ということなんですけど(^^;

 まあ、そのあたりは見返してチェックしていくこととしますか。
posted by てんちょ at 00:15| 愛知 ??| Comment(0) | TrackBack(0) | NOIR | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月16日

おねがいマイメロディすっきり第3話

 「今度の黒木マリナの主題歌って、エッチよねえ。やたらとすっきり、すっきりって」

 またしてもうちの家族はOPからトバしてます(笑)。いや、そういうこと言うのあなただけだから(^^;

 しかし、今回はむりやり10分でまとめましたね。別に2話ワンセットでもいいのにねえ。桁石さんが「短い」と嘆くのも無理はない。まあ、無駄がないのは確かですけどね。無理にネタを入れて引き伸ばしている印象はないので、スピード感があって無駄はない。それは今シリーズの強みですね。少なくとも軽くなってる印象はないので、これでOKじゃないでしょうか。

 ただ、今回は歌&小暮ラブラブエピソードの最初ですから。もうすこしじっくり見せてくれてもよかったんじゃないかなあ。ファンとしては、そういうさみしさはありましたけどね。

 コゲコゲの料理、ボロボロの食材、本当は萌え要素なんですが(笑)うちの家族によると

「料理のできる人は聡明なんだって」

だと(笑)冷たいねえ。うちは二人とも料理にうるさくて自己流なのでバトルになりますが。暮らしの手帳派VSきょうの料理派(笑)どっちがどっちかはあえて言うまい。

 しかし黒♪が無生物にも憑依できる、というのはなかなかアイデアですね。タコさんウインナーがプンプン言いだして歌ちゃんをフライパンで焼こうとしたのは笑いました。かわいい、と家族も大ウケしてます(笑)

 小暮が「マズくったって夢野が作ったのは食べてやるぜ」と男前なことを言うのは予定調和なんですが。ちょっと予定調和すぎるかな。

 「男の子食べる人、女の子作る人というのは違うんじゃないか」

とうちの家族。まあ、そのあたりは私も同感。どうせ男前なら、
「次はオレが夢野に作ってやるよ」
とかすればよかったのに。
posted by てんちょ at 23:51| 愛知 ??| Comment(3) | TrackBack(10) | おねがいマイメロ様 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月15日

スパイダーライダーズよみがえる太陽第1話

 というわけで、とうとう始まりました。CSオンリーだけど、見られるだけで感謝しませんと。本当、これだけの作品が記録的な低視聴率で打ち切られるってどうかしている。善悪を巧妙に攪拌する、こういうのが本来、日本の子供向けアニメが保持してきたテイストじゃないか、って思うんですけど、あまりに直球すぎて気づいてもらえなかったか。ともかくも、ここから先はわれわれファンの役割。頑張って広めていきましょう!

 んで、半年のブランクを置いて始まった新シリーズですが。何のあらすじもなく、ダイレクトに26話につながる形で始まったのには感動。本当、あくまでごまかしなく全52話なんだなあ。

 いろいろ忘れてたらどうしよう、とか思ったんですけど、見ていくうちにいろいろと思い出してきてなつかしかったですよ。むしろ、真下としては親切すぎるぐらいに分かりやすい第27話。それでも、看板の多視点図法は健在です。真下はあくまで真下。

 第2期に入っても、ハンター君はあくまで単純かつ直球だし、コロナは何かに不安をぬぐえずにいるし、王子は策謀してるし(笑)ヌウマ国に行くかどうか、というのは戦略家としては実に悩ましい課題だと思ったのですが、策略家らしく「飛び込んできたカモを利用して解決」という王子らしい解決方法には爆笑。いや、王子らしいです(^^;

 一方、インセクター側はあくまでシリアス。一人だけおちゃらけているグラスホップさんは、とうとうクビに。殺されることすらなく、ただ追放されてしまう、というのがグラスホップのキャラならではなのですが。それでも「これで終わるオレ様じゃなか!」と雄雄しく再起を誓う千葉繁御大に涙。このあたりが、どこかの独裁ぬいぐるみ国家のゾウ王様との違いでしょうか(笑)なんか、この先、重要な役割を果たしてくれそうな予感。

 しかし、マンテッド様も認めていた唯一の道化役を失ったインセクター陣営は、ますますシリアス化を深めていきそうですねえ。マンテッド様、これを恐れていたのですね(違う)そういえば、今回はアクーネが出なかったな。

 ところでこの放送、CSなのでスクイーズ対応じゃないのですが、上下黒味付きのワイド版なので、まずはひと安心。あーよかった。オリジナルはあくまでワイド版なので、ホッとしました。こういう柔軟さはCSの良さでしょうかね。
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デルトラクエスト第15話

 というわけで見ました。OPVer.1.5とEDVer.2.0.。OPは、よく気をつけてみれば「おや」というぐらいの違いで、特に言うほどのことはないんですが。まあ、追加されたシーンのリーフの配色がなかなか印象的でしたよ、一瀬さん。

 しかし、それに対して冒頭に初登場した諸注意とEDはちょっとなあ(^^;はっきり言って本編の雰囲気をかなり壊してる気がします。本編の芝居はシリアスなままなので、ちょっとかえってキモチ悪い。

 それはそうと、街に入って競技会に参加するまでのいきさつが語られる今回のエピソード。珍しくちょっとテンポが悪かったかも。ルーレットのエピソードはカットしてもいいんじゃないか、とか思ったりしたんですけど、これってひょっとして後半に伏線になってたりするんですかね。

 ただ、後半の宿屋での手続きが淡々と描写されていくシーンは、何か妙にいやな空気をうまく表現していて、最後の閉ざされた扉のシーンにうまくつながっていたと思います。それだけにね、あのEDはいただけない。3人ともシリアスな目つきのまま等身だけ縮められているから、どこかキモチ悪いんだろうなあ、たぶん。ひょっとしたら微調整で何とかなるかもしれません。
posted by てんちょ at 19:45| 愛知 ??| Comment(0) | TrackBack(2) | デルトラクエスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月13日

DARKER THAN BLACK黒の契約者第2話

 いやあ、いいですね。真下作品を除くと、今期一番いいかもしれない。やはり自分はこういう作品に会いたくて、アニメを見続けているんだなと思います。

 深夜アニメって、本来、こういうのが王道のはずですよね。区別のつかない大量の美少女に取り巻かれて主人公ウハウハ、とかいうんじゃなくて(^^;

 謎めいたストーリー、ニヒルでストイックな主人公。あくまでシリアスな展開。特に今回のエピソードで感嘆したのが、最後の戦いの場面。かなり遠慮なく残酷描写もかましてきてますけど、見せ方が実に華麗なので、あまり気にならない。それよりも、個別の能力者の描写が印象的で、かなり独自性の高いアクションを作り上げることに成功してますね。

 特に敵方の「部分的に入れ替える能力」がすごい。まあ、思いつく人はいるかもしれんけど、リアルに見せるのは結構大変。コンクリ壁から手をどけると、入れ替えられた後の肉体の一部が脈打ってる、とか、なかなか忘れがたい画面を見せてくれます。

 これが、ただ「手から光線」をぶつけ合う安直な超能力合戦ものと一線を画す部分。能力を使うと必ず何か妙な行動を「代償行為」としてしなきゃいけない、というのも、いかにもSFらしくて不条理でいい。まあ、個々のアイデアは過去のSFでもどこかで見たことのあるものが多いのですが、これだけ効果的にビジュアルで見せた作品はたぶん初めてだから。

 そしてこの作品、かなり入念にロケハンしてますね。結構背景が印象的。さまざまな東京の現在の顔を切り取ってくれます。これだけ奥行きのちゃんとしたアニメは、あと真下作品ぐらいしかないと思います。CG時代になっても、結構適当に背景処理している作品が多いですからねえ。

 印象的な背景、という点では「秒速5センチメートル」に近いものを感じますが、背景に見合う人物が描けていない、という点では、どうみても新海誠氏の負け。こちらはキャラクターも本当に魅力的ですばらしいですから。特に主人公の際立ったキャラクターは特筆すべき濃密さ。これ、たぶん世界展開することになるんでしょうけど、中国や台湾でどんな風に見られることになるのか、実に楽しみです。
posted by てんちょ at 21:22| 愛知 ??| Comment(2) | TrackBack(4) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月12日

エル・カザド第2話「待つ女」

 なんと今週はもう到着!ありがとう!破雲泥さん。

 今週は結構娯楽色たっぷりでなんか純粋に楽しかった。真下作品で「理屈ぬきに楽しい」なんて思ったのはどれだけぶりでしょうか(^^;

 それでも画面を突然90度傾けてタテにしたり、転地逆にしてしまったりと、奇天烈な演出を仕掛けてくるのが真下ならではなのですが。これが、最後のアクションシーンで抜群の効果を発揮する。お金をかけずに最高の効果を上げるのは真下の必殺技。こういうあたり、さすが「職人」ですねえ。

 二人がダイナーで働くことになって、メイドさんの格好をするとか、妙なサービス精神を発揮してるのも今回の特徴。冒頭シーンでのんびりエリスがシャボン玉吹いているのには笑った。あれ、アニメ雑誌向けのサービスカットじゃないかったんですか(笑)

 期待通りの変態ぶりを見せてくれたのがエル・エーですね。さすが殿&ライトの宮野氏。腐女子が喜ぶわ、このキャラ作り。なんだかいろいろ狙いすぎです(笑)ストーカー、ストーカーと言われる真下キャラですが、かつてここまで開き直ってベタにストーカーやってるキャラがあったでしょうか。まあ、ビデオ見ながらハァハァするところは予想の範囲内でしたけど、車のプラグを引っこ抜いて口にくわえてたところで大笑い。何も口にくわえるこたぁない(笑)

 それはそうと、子連れ狼ウォッチャーとしては、例の親子も気にかかるところ。今回は、リリオ&リカルドとナディが接触です。リリオはヘラヘラ笑ってチョコをせしめただけですが、まあロリっぽくてなかなかよろしいかと(笑)。このコンビも何か隠し持ってそうですけどね。

 隠し持つ、といえば今回も存在感を見せたのが久川綾=ブルーアイズ。一瞬で表情が変わる二面性を持つキャラを巧みに演じ分ける達者さは、真下番キャストならではです。んで、どういう風につながってくるのかわからないのだけれど、この作品、久川さんがナレーションしているんですよね。ナレーター=ブルーアイズなのかどうかもよくわからない。でも、とりあえずそう仮定してみる。

 それで今回気になったのは「エリスにナディを同行させたこと、それが後にエリスに大きな影響を与えることに、なる」
という最後のセリフ。「影響を与えることになった」じゃないんですよね。「影響を与えることに、なる」なんです。つまり、回想ではなくて、現在から未来を見通す形で、ブルーアイズは既に確定した未来を語っている。これはいったいどういうことか。

 おそらくこの先、確実にマクスウェルの悪魔を成立させるための「抜け穴」が語られることになるはずなんだけど、ひとつ仮説として考えられるのは、ブルーアイズが外側から「観察」することによって「マクスウェルの悪魔としてのエリス」を成立させてしまうこと。つまりマクスウェルの悪魔の役目をブルーアイズが引き受けることによって、彼女が観察する閉じた世界としてのエリスの世界ではエントロピーが増大しないことになる。むろん、ブルーアイズも自分が引き受けた「マクスウェルの悪魔」役を誰かに引き受けさせないと、増大したエントロピーはどこかで清算しなきゃいけないわけで。なんか、ローゼンバーグがそのスケープゴートにされそうな気配、漂ってますけどね(^^; 
posted by てんちょ at 01:43| 愛知 ??| Comment(2) | TrackBack(26) | エル・カザド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月11日

NOIR第18話「私の闇」

 「NOIR」は基本的には、ミレイユが霧香を追っかける話だと思うんだけど、これは実に珍しく霧香がミレイユを追いかける話。まあ、よく考えてみれば、ここまでの展開が実に巧妙なので、メイン3人の行動に説得力がある。霧香とミレイユの間に隙間風が吹き始めたのに、その亀裂を押し広げるのはどうにも良心が痛むので、ついつい仲直りの手助けをしてしまう…って、クロエの立ち位置も、思い切り恋敵キャラですね(^^;
 「護君に女神の祝福を!」のエメレンツィアみたい(もっとマシな表現はないのか・笑)

 逆に言うと、これだけ理が勝った表現って、あまり真下らしくない気もしますよね。これは月村氏の脚本の領域でしょうか。その後の「MADLAX」や今回の「エル・カザド」はもっと感覚的な気がしますから。

 逆に交差点でサイレンサーを隠し持って近づく刺客とか、露天の玩具の自動車を分解して殺しの道具にしてしまう霧香とか、そういう突飛な発想はいかにも真下的ですね。思えば、「暗殺」って、この作品の中では意外となくて、結構堂々と銃を片手にターゲットの前に立つ例が多い。もちろん、その方が映像的に映える、ということはあるんですけどね。

 ガンアクションのない、極めて地味な、それだけに深みのある表現が結構印象的でした。ここから先は、一直線にギリシア悲劇的世界へ突き進んでいくわけですが。初見時はそのあたりが不満であまり見返していなかったので、結構未知の領域かも。

 かなりひさびさにこうして再見してみると、その後の真下の歩みを知っているだけに、別の関心を持って見ることができてしまうのは面白い。たぶん、ここまでシンプルな構図に戻ることは、もうないだろう、とは思いますけどね(^^;それはそれでいいと思う。それでこその真下だから。
posted by てんちょ at 23:28| 愛知 ??| Comment(0) | TrackBack(0) | NOIR | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月10日

エル・カザド最新情報17

 東京ではもう、第2話放映したんですねえ。第2話からいきなりメイドさんコスプレとは飛ばしすぎです(笑)

http://www.beetrainfan.org/forum/index.php?topic=348.0

 それにしても、同じ日本にいる私がまだ未見なのに、英語字幕版がもう出回っていて、BillさんのHPでみんな語り合っているとはこれいかに(笑)さすがに放映数時間後に配信された第1バージョンはほとんど意味不明で、数日前に配信された第2バージョンでみんな見直したそうですが(笑)

 ところで、何を考えたのか、公式HPに英語ページが登場してしまいました(笑)

http://www.elcazador.tv/english/index.html

 まだ英語版放映が決まったわけでもなければ、英語圏と同時放映なわけでもないんだけど(笑)

 …うーん。これはやっぱり、北山さんがうちのHPを見て「サービス」を思いついたとしか思えないんだけど(^^;
 これってどうなんでしょうね、Billさん。
posted by てんちょ at 23:42| 愛知 ??| Comment(0) | TrackBack(2) | エル・カザド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする