2009年11月12日

ふたつのスピカ(HV版)第18話「マリカとまりか」

 原作は未見なので、マリカの秘密にはかなり驚きました。そうか、こうきたか。後から考えてみれば、当然こうあるしかない話ではあるんだけど。意外と気付かれにくいよう、うまく演出されてたと思います。

 それはそれとして。今回の色の話。各キャラクターが着てた防寒ジャケットの色がすごかったですね。女子は赤紫というか海老茶というか。そして男子は灰色がかった青紫?どちらもすごい。まあ、山歩き用のジャケットは遭難時に目立ちやすいように結構すごい色してるものですけど、現実でも。ただ、一瀬さんの面白いところは、アニメの世界の「現実」の中でも時に浮きあがってしまいかねないスレスレの色を大胆に使ってくることなんですね。そのことで、画面に強烈な色彩の対立感が生まれる。

 その一方でマリカの回想シーンでアップになった顔から色が抜かれていたのは、後の作品での演出を思い起こさせる展開、でありました。ここまで来ると「絶対少年」まではあと少し。

 そしてここで初めて、アスミの回想シーンで「黄色い空に紫の雲」なんてとんでもない配色が登場する。ここで約束事をあえて破ってみたわけですね。って、私が勝手に決めつけとるだけだけど(^^;

 いまさらですけど、マリカの黄緑の髪の毛に赤とオレンジ髪留め、って結構いいですね。実に一瀬さんらしい個性的な配色。
posted by てんちょ at 03:36| 大阪 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 色彩設計・一瀬美代子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月11日

お堂でみる阿修羅展

 家族サービスも兼ねて、行ってきました奈良・興福寺。義母も誘って三人旅でしたが、ハードな一日でしたよ(^^;

 まず朝七時に出発、奈良に着いたのは会館時間の午前9時。それでも待ち時間はざっと1時間でした。東京・福岡ではとんでもない数の人間が殺到したこの展覧会、興福寺ではいつでも阿修羅が見られるのにもかかわらず、ものすごい行列。そういう私も、奈良育ちで子供のころから阿修羅は何回も見ているはずなのに、結局ここに並んでいるわけで。やはり「お堂で見られる」というのは東京展とか福岡展とはまた別の意義があるということですね。1500円はちょいと高いが。

 でも、もしこれから行こうかなと思っている人は、可能な限り早い時間に来ることをお勧めします。やっと会場に入れる時間には2時間待ちになってた(^^;

 んで、見た結果としてはどうなのか。うん、価値は十分にアリです。すげえ。昭和30年代に建てられた、学術的価値はゼロの仮金堂であったとしても、お寺の堂内という空間はやはり別モノ。いつもの宝物庫の安っぽいガラスケースの中とはわけが違います。こればかりは見ていただかないと分からないだろうけど、やはり仏像はお寺にあってこそ映えるものとしみじみ実感。次は中金堂が再建される2015年だそうですから、当分先ですね。今見ておくことをお勧めします。

 さて。仮金堂に入ると、まず阿修羅はちょうど中央に配置されていて別もの扱い。後段の中央に釈迦三尊像があり、左右に四天王像が二体ずつ配置。前段は阿修羅を中心に左右に広がる形で十大弟子・八部衆像が配置されています。その立体曼荼羅の左側から行列はしすしずと入っていき、すぐに後方に下がって高い位置からまず全体像を見る形となります。その後前方に出てまず左側の前方をじっくり見ながら進んでいき、いったん阿修羅の手前で後ろに下がり、回り込むようにして少し引いたところから右側を眺め、前に出てきて最後にじっくり阿修羅と対面、となかなか凝った構成。これなら、立ち止まらず流れ作業見物でも、結構心行くまで見ることができます。考え抜かれたコースはお見事。全体でほぼ20分というところでしょうか。個人的なお勧めは、鶏顔の迦楼羅かな。

 この後、お堂全体が国宝である北円堂も見ることができます。鎌倉仏師たちのパワフルな彫刻が楽しめるので、こちらも忘れずに。出口からそのまま自然に北円堂まで誘導されます。こちらは待ち時間10分ほどでした。鑑賞時間はやはり20分ほど。間違ってもこちらから先に見ようとしないように。待ち時間がさらに長くなってしまいます。

 この後、余裕があるようなら、改修が終わったばかりの唐招提寺に
足を伸ばしてみては。まあ、似たようなことを考える人は多いと思うので、バスより電車がお勧め。バスだと寺の前まで横付けしてくれるから、と甘いことを考えた我々はすし詰め・渋滞で死にかけました(^^;

 とはいえなかなか美しいですよ。天平の甍。うちの家族は境内の池で冬越しのおたまじゃくしを見つけて「唐招おたまだ」とハシャいでましたが。何を見に来たんだあんたわ(^^;
posted by てんちょ at 03:21| 大阪 雨| Comment(0) | TrackBack(0) | アート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月10日

日本たこルカ奉賛会報其之三十三

 というわけで今週もたこルカタグは堅調に伸びてます。しかし、これでも低調な方なんだろうな。ちょっと下がり調子だと思ったらすぐ盛り返すのがたこルカだから。目下、1061件。

http://www.nicovideo.jp/tag/%E3%81%9F%E3%81%93%E3%83%AB%E3%82%AB?sort=f

 そんなこんなで今週もたこランから。「ボーカロイド漫才」は十位でした。うーむ。もう少し上位狙えるかと思ったんだけど。えろ豆先生祭りがまだ続いてますからねえ。



 今週はまずMMDで、なんとも意外な使い方をしたこの作品から。ある意味大胆不敵で、ちょっと実験映画っぽい。マイケル・スノウみたいだな。て、誰も知らないか。



 こいつは脇役ですが、すっかり定着した感もあるたこルカドライバーがはっきりと見られるという点で注目。まあ、たこルカ、ゴールド免許持ってるという設定がいつの間にかついてるもんな(^^;

 

 こちらもたこルカ度は低いですが、MMDの歴史が一望できる力作。まだまだニコ動初心者の私にも優しい企画でした。なんか短期間にとんでもないことが起きたということが分かります。

 

 続いて意外な絡め手。やや動きは修正の余地ありで爽快感が少ないのが残念ですが、アイデアは大変に面白い。改善版がまた見たい。



 こちらもややガタガタしてますが、アイデアの面白さは買いたいので。確かにこれだけ攻撃受けて「無敵」とは、それは「固い」ですね。

 

 逆にこちらは大変手馴れた一品。ルカフラメンコの名作で知られるハバネラPの最新作で、二視点ワンセットの大変凝った作品です。もちろん、我々としてはたこルカ視点の二本目をオススメしたいところです。





 こちらは重音テトとたこルカという意外なコンビの意外に作りこまれた作品。あまりに韜晦が過ぎるのでそれほど伸びていませんが、伸びていないこと自体がギャグというべきなんとも屈折した傑作です。とりあえず見る価値は十分にあり、ですよ。

 

 さて、では今回は歌はないのか。ないなあ。不作。これぐらい?



 あ、これちょっとなつかしいかな。たこルカの姿は出てこないんだけど。



 ただ、ぴとっPの定番作品にPVが出来てたのはうれしかったな。作者はむろん「空飛ぶたこルカのメロディなのよー」でも力作を見せてくれたすけとるんP。どうでもいいけど、すけとるんPてつい、すけるとんPと間違って言ってしまいますね。



 うたうたこルカ三姉妹がかわゆい。
posted by てんちょ at 00:00| 大阪 曇り| Comment(2) | TrackBack(0) | 日本たこルカ奉賛会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月09日

ジュエルペット第32話

 ダイアナとの最終決戦…て、あれ、この作品3クールか?

 とはいえそれだとしてもまだ7話も残っていることになってしまうので、設定ポイントとしては大失敗。まあ、4クールなんでしょ、実際は。

 特撮戦隊ネタが出てきたり、妙にマイメロ様の最終回路線を意識した内容でしたけど。うーん。これでは盛り上がらないよ。だいたい、Aパートの最後で唐突に出崎止め絵になるけど、これが盛り上がらないことすさまじく「えっここで止め絵ですか」という感じ。

 うーん。今回はハズレでしたね。何か全体的に出来の良い回と悪い回の落差がひどい。ちなみに今回は悪い回。こう盛り上がらないんじゃあどうしようもないなあ。そもそもダイアナを出し抜いて先にジュエルペットを回収したのにそれが何の役にも立たないし、その後りんこにダイアナが決闘を申し込むけど、それでダークパワーを使ってたら結果は一緒だろうに。何で誰もそれをツッこまないんだろう。意識しないままなしくずしに魔法合戦になだれこんでいたらそんな疑問を抱く間はなかったはずだけど、わざわざ決闘とか言い出すから荒が目立つ。

 まあ、ママがカマボコになってしまうネタとかは面白かったけどね。なんでここまでカマボコにこだわる。このアニメは(^^;

 それでも次回は久々に宮野君が登場するのか。そういう意味では期待。ダイアナの兄の古き神々(笑)の復活で、何か基本ルールが変更になりそうですけど、果たして?
posted by てんちょ at 00:00| 大阪 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月08日

ささめきこと第5話「friends」

 まあ、ふだんなら速攻一話で切ってたと思います。丁寧によく出来た話だとは思うけど、それほどユリものにこだわりはないし。…って、ポールさんすまん(^^;






 しかしまあ、今クールはすごく本数が減ってしまったので、いくらなんでもさみしいと残しておいたわけですが。少なくとも完成度は高いし時間潰しにはなるだろうと。世の中何がさいわいするか分かりません。いや、この後に及んでいまさらここまで強烈に面白くなってこようとは。

 この作品、ギャグアニメだったんですねえ(^^;

 正樹君が出てきたあたりからなんだか妙な方向へ話が行って、とはいえそれはそれで少女たちの艶やかな恋心を情感を込めて描くアニメ…と言う方向性は変わってないと思ってたんだけど。

 前回、朋絵&みやこのユリコンビが出てきて、美しきユリ少女たちだけが集うユリの楽園「女子部を作ろう」というあたりから話が完全にあさっての方向へ転がりだしてしまいました。

 朋絵は面白いですね。気に入った。背筋をピンと伸ばして「はっはっはっ」と腹式呼吸で笑う、完全なヅカの男役(爆)そんな朋絵が仕切った今回、それはもうハチャメチャなギャグアニメになっておりました。ユリ好きだけどギャグ好きでもあるポールさんがこの作品をどう見たか気になる…っていうか見てないか。見た方がいいよ。とんでもないわこれ(^^;

 朋絵の女子部設立の野望が「アホか」との先生のひとことで潰えてから一週間。まだあきらめてない朋絵は一応主人公の純夏を引っ張りまわして、女子部設立の策を練る作戦会議。しかしなぜか全員メイド服を着てみやこと純夏が料理対決をすることに…料理オンチの二人の対決は当然のことながら爆発オチ!大騒動の一日はいかにして収拾をつけられることになるのだろうか…

 いやあ詰め込みましたね。ギャグを詰められるだけ。鍋からはみだしてにょるにょるとうごめくタコ足とかベタなネタも、ここまで思い切りよく使われると小気味いい。とうしよう、なんか次回がすごく楽しみになってきた…(^^; 
posted by てんちょ at 03:02| 大阪 晴れ| Comment(2) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月07日

DARKER THAN BLACK 流星の双子第5話

 うーん。なんだか感想が書きにくい。いや、面白いんですよ。ただ、シンプルな2話ワンセットの読みきりエピソードだった前回と違って、今回はずっと話が続いているし、監督の手の内もなかなか見えない。






 んで、ここんところは蘇芳の成長物語っぽいトーンで話が進んでいるので、展開が地味目でなおさら書きにくい。むろん、それでもストーリーは引き込まれるし、前回とまったく違った展開を見せて作品世界の厚みを増しているのはすごく好感が持てる。

 蘇芳がゴキブリをライフルでぶちかますシーンなんかは、一見ただのギャグシーンなのですが、ちゃんと意味があることが後で明かされる。こういう巧妙さが今回の見所のひとつですね。追っ手につかまりそうになってホテルを逃げ出した後、河原で野草を鍋にして食べるシーンなんて、珍しくギャグっぽい崩し絵まで導入して「激マズ」ぶりが表現されていますが、それがただギャグに終わらず、それでもみんな平然と「栄養があればいい」と平らげてしまうあたりで、契約者の異質さを表現してみせる。細かいポイントだけど、こういう積み重ねが後々生きてくる。

 ただの背景キャラにしか思えなかった、オカマのママさんと蘇芳に言い寄る町のチンピラ少年も、実もにぎやかしではない。二人が実は親子で、しかも彼らの母親はある日突然契約者になって家から出ていってしまった、という過去が明かされたりするのも面白い。本当に無駄な表現はないんだな。

 とはいえ、やはりこの作品らしいアイデア満載のアクションシーンが出てくるとそれはそれで燃えるものでして。今回もビルの樋を使って水で襲ってくる契約者と黒が垂直面で闘うという刺激的な構図にしびれました。本当、毎回こうもよく違うアイデアが浮かぶもんだ。
posted by てんちょ at 02:41| 大阪 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | 黒の契約者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月06日

コミケ受かりました

 今回はつなさんも阿素湖さんも落ちているというのに…

 コミケ受かりました!まあ夏に落ちてるからねえ。これでやっとファントムについて書ける。ここんとこの真下作品は謎度が薄いので、果たしてどれぐらい売れるか未知数ですが。まあ、来ていただけるとうれしいであります。

 12月31日(木)西る27b「MP」

 それにしても社長の新作はまだ噂も聞かないなー何のリサーチもしてないけどさ(^^;みんな親切にも時期が来たら教えてくれるからいいや。「.hack」の新作はあるようですが、今回はCGアニメってことで、さすがにタッチしないでしょう。もしタッチしたとしてもゲームはもう絶対に触らないから。私は(^^;

 一部の腐女子層にはGUの方がウケが良かったようですが、私はウンザリでしたよ。第一シリーズの四部作がすごい好きなだけに、なんだか侮辱された気分。

 まあむろん、無限の住人の第二シーズン、というのが一番ありそうな可能性ではありますが。そろそろまたオリジナルストーリーものを見たいなあ。やはり。
posted by てんちょ at 01:42| 大阪 晴れ| Comment(2) | TrackBack(0) | 真下耕一 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月05日

ふたつのスピカ(HV版)第17話「サバイバル訓練」

 今回見ていて感じたのですが、なかなか色彩設計に注意を向け続けるのが難しい。ひとつには、ストーリーが牽引力があるのでつい色のことを忘れてしまうこと。そしてもうひとつには、やや個性的とはいえ、ストーリーを押しのけて前面に出てくるほどまだ色彩が強烈ではないということに尽きるのかもしれません。

 今回も、結局印象的な一瀬色と言えたのは服とキャラクターの髪の毛や目の色などの配色ぐらい。それこそありとあらゆるものが一瀬色に染め上げられていくのは、やはりこの後のことであるようです。

 今の一瀬さんなら、今回登場した緊急脱出ポッドとかは、もっとすごい色にするんじゃないかと思いますよ。意外とポッド内部も大人しいし。赤と青のランプが重要な意味を持つわけだから、もっと工夫の余地はあるような気もしました。

 もちろん、過去の作品について現在の視点からああだこうだいうのはルール違反ということは了解してるのですが、ことこの作品については、意味があると思う。だって、途中までしかアニメ化されていないわけで。つい先日原作はとうとう完結しました。となると、当然続編を考えることも視野に入れていいことになる。

 今、この作品を一瀬さんが手がけるとしたらどういうことになるか?これは当然一瀬さんとしても考えないわけにはいかないでしょう。

 どうやらこの作品が一瀬色の出発点という見立てはそれほどトンチンカンではないんじゃないかという気がしてきました。

 それにしても色の切り替えはなかなか巧妙で、今回ちらと一瞬だけ出てくる過去シーンでは、色の使い方が全然違うのがよく分かる。アスミの服とか帽子の色がもっと彩度が低くて普通の色合い。

 あ、そうそう。アスミがキャンプを張るシーンで、後の「絶対少年」ほど大胆ではないけど、色をかなり抜いた画面が印象的でした。
posted by てんちょ at 01:53| 大阪 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | 色彩設計・一瀬美代子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月04日

フレデリック・ワイズマン特集2009「州議会」

 敬愛するアメリカのドキュメンタリー映画監督、フレデリック・ワイズマンの回顧特集。とはいえ、残念ながらほぼすべての作品が見たことのあるものばかりで、唯一未見だったのが最新作であるこの作品。いや、実はさらに新しい「パリ・オペラ座」が、たったいまロードショー公開されているんですが(^^;もちろんそちらも見に行くけれど、とりあえずまずはこちら。

 何でしょうね。ワイズマンはデビュー作からほぼ演出スタイルは変えていないんですが、不思議なことに近年どんどん娯楽性が高くなっている。昔の作品はついウツラウツラしてしまったものでしたが。今回なんて、なんとなんと上映時間218分もあるんですよ。ところがまったく眠くならず、ぐいぐい引き込まれてしまう。思うに、これは純粋に「おもしろいエピソード」をチョイスすることに、ワイズマンがためらわなくなったということなのでしょうね。

 昔は全体としてのバランスの良さを重視していて、ある場面での何げないセリフがまったく無関係な場面への伏線となっていて、全体として通して見ると撮影対象へのワイズマンの見解がはっきりわかる仕掛けになっていた。確かにそれはすごいんだけど、まったく気が抜けず一カットも見逃せないので、すごく疲れる。そのスタイルの頂点が「メイン州ベルファスト」でしょうね。本当に壮大ですごい作品だけど、ちなみにこれ、4時間もある(^^;

 それ以降の作品は結構肩の力を抜いて作っているようで、結構笑えるし楽しい。「DV2」なんて、ドメスティックバイオレンスを扱う家庭裁判所のルポなんですが、当事者の見解がいちいちおバカで笑えた。
裁判長「なぜ、あなたは元妻の車のトランクに潜んでいたのですか?」
被告「はぁ、もともとあれは私の車ですから」
裁判長「そんなこと関係ないでしょ!」

 で、今回はアメリカ南部・アイダホ州の州議会に密着したリポート。かつてのワイズマンなら、南部の陰湿な人間関係とか人種差別をえぐり出そうとしたと思うんですよ。

 でも、実際にわれわれが見ることになるのは、牧歌的で能天気な田舎議会のドタバタ。そこで描かれるのは、何かというとカリフォルニア州に対抗意識を燃やすベテラン議員だったり、特に何の権限もないのに公聴会に出まくって建築士資格制限法案を妨害しようとする正体不明の男だったり(おまえは何者だ!と議員にツッコミを入れられる)、アイダホに住んでるわけでもないのに企業誘致を妨害しようとする都会の寄生地主たちだったり、同性婚を認めるかどうかで延々議論を繰り返す議員たちだったりする。しかもここでまた論議の中心になるのが「われわれはカリフォルニアとは違うから」という論理!そんなにカリフォルニアが大事か!でもシュワ知事は、アイダホのことなんて気にも止めてないんだろうなあ。

 個々の話を見ていると、何ともまあバカバカしくて吹き出してしまう。本当にアメリカ人てヒマだなあと言いたくなってしまいます。でも、全体として感じるのは実はこういうバカげた手続きを踏むことで積み上げられていく民主主義というものの大切さだったりします。むろん、どこでも議会というのはバカバカしいことを議論しているものなのでしょうけど。一見バカバカしい手続きを無視しないことによって、民主主義ははぐくまれていくという気がします。誰も100%満足はできないけど、誰も100%絶望せずに済む社会を作るにはどうすればよいのか。結局、愚直にあちこちに頭をぶつけながら方向修正していくほかない。

 全体としてみればすごく考えさせられたしおもしろかった。「パリ・オペラ座」も近く見に行きますが、楽しみ。
posted by てんちょ at 00:00| 大阪 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月03日

日本たこルカ奉賛会其之三十二

 今週は大波乱のたこルカ。タグ1000件超えたところでちょっと停滞気味かなーと思ってたんですが、そんなことないみたい(^^;目下のタグ数は1045件。

http://www.nicovideo.jp/tag/%E3%81%9F%E3%81%93%E3%83%AB%E3%82%AB?sort=f

 というわけで今週もたこランから。



 何が波乱かて、突然流行りだしたものにたこランが同調するのはいつものことですが、今回はなかなか物騒なものが席巻してまして。



 こちら、えろ豆先生、アップ直後瞬時に閲覧数10万件獲得。もちろんたこラン1位。彼氏彼女がいる人は「リア充」というんだそうで。その「リア充」に「爆発しろ!」とののしるヒドい歌(^^;

 たこルカはあくまで脇ですけどね。他にもふたつもPVが。どちらもランクイン。

 



 もはや今週は席巻された気配すらありますが、他にもいろいろありました。個人的な好みからいうとこれかな。



 あ、こちらもなかなか愛らしい。今週はMMDに秀作が多かった。風船、というのはなかなかアイデアですよね。



 同じMMDでも紙芝居系で。これはなかなかシュールで笑えました。
たこルカの使い方がなかなかうまい。それにしても「わらしべ長者」パロで、ボーカロイド総出演でこんなにもシュールな展開を見せるとは。



 総出演、といえばこちらは力作。以前こちらでも紹介した「チーム巡音」の続編ですね。これは見ごたえ十分。ぜひ三作目以降も。期待してますよ。



 こちら、「たこルカまぐろフィーバー」をシューティングゲーム化してしまいました。やるなー以前ご紹介した「たこルカの大冒険」は2Dでしたが、こちらは擬似3D。



 と思ったらこちらも「画質音質向上版」が出てますね。



 音楽系もなかなか充実。ほんのちょっとですが、たこルカも歌います。なつかしいな、この歌。



 タコーラスといえば、こちら。ていうかこれはすごい。マイクロソフトの「ウインドウズ7」のHPに掲載されてそうなセールストークを歌詞にルカとたこルカが新世界を歌います(^^;なんかやだ、こんな新世界(笑)



 クールなルカさんのラブソング…なんだけど、フラフラゆれるたこルカのストラップが気になる(^^;



 そして今週のトリ。もちろんこちらです。今週は漫才ではなくてフリップトークですか…毎度凝ってるなあ。何よりもアクセス数が急増しているのが、古くからのファンとしてほんとにうれしい。



 今週もランクインしそう。楽しみ。
posted by てんちょ at 02:51| 大阪 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本たこルカ奉賛会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする