家族サービスも兼ねて、行ってきました
奈良・興福寺。義母も誘って三人旅でしたが、ハードな一日でしたよ(^^;
まず朝七時に出発、奈良に着いたのは会館時間の午前9時。それでも待ち時間はざっと1時間でした。東京・
福岡ではとんでもない数の人間が殺到したこの展覧会、興福寺ではいつでも阿修羅が見られるのにもかかわらず、ものすごい行列。そういう私も、奈良育ちで
子供のころから阿修羅は何回も見ているはずなのに、結局ここに並んでいるわけで。やはり「お堂で見られる」というのは
東京展とか福岡展とはまた別の意義があるということですね。1500円はちょいと高いが。
でも、もしこれから行こうかなと思っている人は、可能な限り早い時間に来ることをお勧めします。やっと会場に入れる時間には2時間待ちになってた(^^;
んで、見た結果としてはどうなのか。うん、価値は十分にアリです。すげえ。昭和30年代に建てられた、学術的価値はゼロの仮金堂であったとしても、お寺の堂内という空間はやはり別モノ。いつもの宝物庫の安っぽい
ガラスケースの中とはわけが違います。こればかりは見ていただかないと分からないだろうけど、やはり仏像はお寺にあってこそ映えるものとしみじみ実感。次は中金堂が再建される2015年だそうですから、当分先ですね。今見ておくことをお勧めします。
さて。仮金堂に入ると、まず阿修羅はちょうど中央に配置されていて別もの扱い。後段の中央に釈迦三尊像があり、左右に四天王像が二体ずつ配置。前段は阿修羅を中心に左右に広がる形で十大弟子・八部衆像が配置されています。その
立体曼荼羅の左側から行列はしすしずと入っていき、すぐに後方に下がって高い位置からまず全体像を見る形となります。その後前方に出てまず左側の前方をじっくり見ながら進んでいき、いったん阿修羅の手前で後ろに下がり、回り込むようにして少し引いたところから右側を眺め、前に出てきて最後にじっくり阿修羅と対面、となかなか凝った構成。これなら、立ち止まらず流れ作業見物でも、結構心行くまで見ることができます。考え抜かれたコースはお見事。全体でほぼ20分というところでしょうか。個人的なお勧めは、鶏顔の迦楼羅かな。
この後、お堂全体が国宝である北円堂も見ることができます。鎌倉仏師たちの
パワフルな彫刻が楽しめるので、こちらも忘れずに。出口から
そのまま自然に北円堂まで誘導されます。こちらは待ち時間10分ほどでした。鑑賞時間はやはり20分ほど。間違ってもこちらから先に見ようとしないように。待ち時間がさらに長くなってしまいます。
この後、余裕があるようなら、改修が終わったばかりの唐招提寺に
足を伸ばしてみては。まあ、似たようなことを考える人は多いと思うので、バスより
電車がお勧め。バスだと寺の前まで横付けしてくれるから、と甘いことを考えた我々はすし詰め・
渋滞で死にかけました(^^;
とはいえなかなか美しいですよ。天平の甍。うちの家族は境内の池で冬越しのおたまじゃくしを見つけて「唐招おたまだ」とハシャいでましたが。何を見に来たんだあんたわ(^^;
posted by てんちょ at 03:21| 大阪

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