2025年05月23日

「阿波連さんははかれない!Season2」#7

青春の修学旅行回。やっぱ、こういうときにこの二人は輝きますよね。



 それにしても、修学旅行先はいまどき東京で、しかも飛行機で行くという。いや、君らどこに住んでんの。ヒロインたちの名前はみんな沖縄風ですけど、どうみても街の光景は沖縄ではないですよね。割と都会っぽいところに住んでいるので……うーん、ひょっとして福岡とか?

 なんだかんだいってネズミランドっぽいところに行って、エンジョイしてしまうって、フツーにカップルしてますよね。むしろ今回は、二人にうらやましさを感じてしまう幼なじみコンビが影の主役なんだろうか。この先の展開にちょい期待。

 ただ、本来のこの作品のセオリーから言うと、お付き合いするようになっても距離感の難しさってのはますますつきまとうはずなので、そこでもう少し話を膨らませてほしい気がする。
posted by てんちょ at 02:12| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年05月22日

「ある魔女が死ぬまで」#8

 今回も涙ナシ! いや師匠、勘弁してください。このままだとこいつ死にますから。



 まあファウストもここまで弟子が何も考えてないお調子者だとは思ってなかったんだろうなあ。ちょっとお灸を据えてやろうと思っていたら、想像以上にこたえてなかったという。

 とはいえ、今回みたいに、まったく手に余る事件でも、平気で飛び込んでいってしまうあたりがズベリーのいいところ。そこにお師匠さまも魅力を感じているからこそ最後に乗り込んでいったんでしょうね。指一本失ってますけど。それでもいいと思うほどに、かわいい弟子なんでしょう実際。アホの子ではありますけど、実直でいいやつなのは間違いない。

 普通、悪魔相手の闘いにノープランで乗り込むかね実際。でもそういう向こう見ずないい奴っぷりが街のみんなから慕われているところなんでしょうしね。
posted by てんちょ at 01:43| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年05月21日

「ラザロ」#7

 今回はビジュアル的には、みんなで海に出かけるリゾート回。ただしそれぞれが出かける場所は違っていて、そこでなんらかの手がかりを探さなきゃいけない。前回宗教団体で見つけたソフトから割り出したのは、4つの座標軸であることが分かり、ラザロチームがそれぞれ出向くことになったのですが、すべて海の上だというのがポイント。



 地球温暖化は現在よりも進んでいて、最後の北極海の海氷が消えた後の世界らしい。それは深刻。スキナーじゃなくても絶望的な気持ちにもなるかもね。現在でも、トランプ主義者の狂気じみた蛮行が喝采を浴びている救われない世界ですものね。地獄に向けてまっさかさま。

 しかしその地でそれぞれ見事な青空と美しい海を見て、スキナーの人類不要論を追体験するメンバーたち。もう完全に手の内で転がされてますやん。小佐内ゆきか。

 ただ、スキナーはここで無痛症の人々と出会い、問題となったドラッグを開発するヒントを得たらしい。どうも「痛み」というのがひとつ大きなキーワードになるのかも。

 ようやく話が動き始めました。しかもなんとスキナーとハーシュの意外な関係が明らかになり……え、二人恋仲だったの?
posted by てんちょ at 01:05| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年05月20日

「小市民シリーズ」#17

 秋篇完結。小鳩君の容赦のない推理で、もはやそこにはいない瓜野君がさらにズタズタに。いや、瓜野くん泣いていい。



 犯人はまあ、そうでしょうねという人。消去法で消していったらこの人しか残らんからね。ただ、小鳩君は割と地道な方法で犯人を絞り込んでいた。瓜野君が校閲や印刷などの地味仕事をサボっていたことに目を付けて、それらの仕事を押し付けられていた同級生を抱き込んで罠を張ったと。

 これ、ボルヘスの某名短編を彷彿とさせる、探偵敗北ものをモチーフにしてますね。まあ、この作品の場合は迷探偵を利用して、真の名探偵が犯人をあぶり出すというなかなか趣味の悪い仕掛けになっているわけですけど。

 そして小佐内さんは、瓜野君をもて遊んだ末にわざと罠にはまるようにミスリードをばらまいていったと。なんでそんなことをしたのかという動機は最後の最後に出てくるのですけど、なかなか血の気も凍る根性の悪さ。生意気な年下の少年相手に恋愛ごっこをしてみたけど、やっぱりつまんなかったので、捨てたんですね。さもありなん。それで小鳩君に「とりあえずキミで我慢しとく」とか面と向かって言うあたり、まさに悪女。小鳩君、まんざらでもなさそうだけどそれでいいのか。まあ、三又彼女は生活推理にドン引きしてましたから、もっと聞かせてと恍惚とした表情で食いついてくる悪女の方が楽しいか。まあだいぶんヤバいけど。

 しかし小佐内さんすっとぼけてましたけど、真犯人と電話でやりとりしてた場面ありましたよね。要するに最初から「こいつを犯人にしてやろう」と煽ってたのは明らかで、真の黒幕はたぶん彼女。

 次回から最後の冬篇なのですが、いきなり小鳩君はひき逃げ事件に遭う。いや、小佐内さん、何を企んでる?

posted by てんちょ at 01:16| 大阪 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年05月19日

「mono」#6

 今週も原作既読者としても見事すぎる面白さでした。今回の道祖神丸さ対決エピソード、本来はすごく狭すぎるローカルな話題なのに、ふんだんにギャグを盛り込んで、実に飽きない展開に仕上げているのが本当にお見事。



 後半のカレーを求めて延々ドライブする話、たぶんあfろさんの実体験を描いただけのものなんでしょうね。まあこういうユルい実録話が挟まるのもこの作品のご愛敬。突然振って沸いた大量の印税を何に使ったかとか、突然急増した所得を確定申告する際にどうやってやりくりしたかとか、そういう話もこの先に出てきます。ファンとしてはそういうのも面白いんですけどね。たぶんアニメの範囲ではそこまでは行かない。

 なんかネット評を見ていると、これだけすごい力の入ったアニメ化なのに、評判はイマイチみたい。その理由は「ゆるキャンじゃないから」というかなり理不尽なもので、これは文句を言っていい話。実のところ、私はゆるキャン自体はあまり好きではないんですよね。無名時代からずっと追いかけていた大ファンとして空前の出世作となったことは本当にうれしいんで、一応単行本は全部買ってるしアニメも見ているけど、実のところ作者の味はかなり薄い。

 あfろさんて基本四コママンガ家だと思うし、そのシュールなギャグが大好きなんだけど、ゆるキャンはしょせんストーリー漫画。monoの本領発揮なギャグ展開に及ぶはずもない。この人天才じやなかろうかと思ったのが「ゆるキャン」前夜に描かれた「魔法少女ほむらたむら」で、ほむらがどんどん変なパラレルワールドの三滝ケ原を巡っていくエピソードで、ほむらは大量増殖する、マミさんは落語家デビューするというとんでもない展開。これだけ作者がビッグネームになったんだし、アニメ化されてもいいと思うんですけどいかがでしょう。

魔法少女ほむら☆たむら 〜平行世界がいつも平行であるとは限らないのだ。〜 1巻 (まんがタイムKRコミックス) - Magica Quartet, あfろ
魔法少女ほむら☆たむら 〜平行世界がいつも平行であるとは限らないのだ。〜 1巻 (まんがタイムKRコミックス) - Magica Quartet, あfろ
posted by てんちょ at 01:27| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年05月18日

「アポカリプスホテル」#6

 わあ、なんてことだ。色彩設計に一瀬美代子さんのクレジットが!



 確かメインの色彩設計は砂子美幸さんという別の方だったはずですが…… これひょっとしてお弟子さんですか? オンライン配信で見ていると、クレジットを入念にチェックできないのがもどかしいところ。でも確かに紫の使い方とか中間色の配置とか、一瀬カラーを感じますよね。かつての「色彩設計 一瀬美代子」と大々的にクレジットされる作品群と違って、かなり脇に引いた印象ではありますが、でも確かに個性は感じるのがさすがというか。一瀬さん、見ておられたらなんか情報ください。

 ちなみにPVで画像が引用されていたのは、今回まで。次回以降はまったく未知の領域になります。今回の猫カンガルー星人も「ハルマゲドン」ということで、容姿に似合わぬ渋い声で、幾重にも視聴者の思い込みを裏切る仕掛けが施されていました。単純に宇宙人のお客様をおもてなしするSFホテルものというわけではなくて、人類が退場した後の地球がどうなっていくかを、かなり長いスパンで描いていく、スケールの大きな作品になりそうですね。

 今回のハルマゲドンも裁定型宇宙人もの、いわゆる「W3」エピソードということで、どんどん変化していく。ほんとうこれ野心作だなあ。真の勝負は、手の内を隠したここから先です。さてどうなりますか。たぶん大きく期待を裏切ってくれそう。あ、でも温泉は沸いたんですよね。
posted by てんちょ at 00:00| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 色彩設計・一瀬美代子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年05月17日

「忍者と殺し屋のふたりぐらし」#6

 突然さとこが巨乳になる話。ここに来てそれですか(^−^;



 しかしここまでデカくなるともはやギャグでしかないので、なにもうれしくないという。実際さとこは目立ちまくってぜんぜん忍べてないといわけですし。それにしても、巨乳になる理由というのが、博士のメカでもまれたからという。なんだそれ。

 そういう人を喰った展開で、なんだかそれらしく話が進んでしまうのがこの作品の特異なところとはいえますね。一応、ロボ子に心を奪われてしまって面白くないさとこが、このはを振り向かせようとする話ではあるんですが、まったくラブストーリーっぽくならないという。

 一応このはもいろいろ悪いと思ったのか、自分の素性についてさとこにしんみり語ろうとするんですが、さとこはデカい胸で視界を遮られ、交差点でこけてしまい、話の腰が折られてしまうという。とことんシリアスにならんなこの話。それにしてもロボ子このまま出てこないのかしら。
posted by てんちょ at 01:55| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年05月16日

「中善寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。」#6

 今期、一番予想外な形で残ってしまった一本ですね。まあ様子見、とか言ってるうちにはや折り返し点。いやまさか結構面白く感じてしまうようになろうとは。



 キャラクターノベルとしての京極堂シリーズは結構うまく再現しているなあとちょっと悔しくなってきた(笑)今回は骨董屋の今川が登場する回で、「〜なのです」と変な口調の今川の達磨みたいなキャラが見事にアニメ化されてる。こういうこともあるんですねえ。

 しかも、今川が事件解決のカギとして大活躍するし、結構いい役回り。その一方で榎さんは相変わらずのマイペースで、乱闘だけはむやみと強い。こんなイカレたキャラを再現し得るとは思いませんでしたよ。実相寺の実写版ではあまり面白いキャラじゃなかったですからね。

 まあ冷静に考えるとミステリとしてはかなりヌルいのですが、まあこれに関してはいいんじゃないかなと思い始めてます。
posted by てんちょ at 01:47| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年05月15日

「ある魔女が死ぬまで」#7

 今回も涙の収穫なし。大丈夫かと心配になりますが、呪いの謎を知る魔女に調べてもらって解く方法を探してもらう方向から探してみることに。なるほど今回はこう攻めますか。



 それにしてもズベリー(この呼び方でもう定着しそう)は本当に肝が据わっているというかなんというか。二つ名をもらって大ハシャギで、町の子供たちにドン引きされながら、スパイダーウォークで追いかけるとか、どんだけおもろい性格しとんねん。

 クールな性格のソフィーもズベリーズベリー言いながらも、威勢よくツッコミを浴びせてくるズベリーが気に入っている模様。確かにこんなんが脇にいたら退屈しませんわね。まあ。

 今回は呪いの謎を知っていそうな謎の魔女・エルドラと、ロリババア(ズベリー談)のぐうたら魔女・クロエ、そしてその影武者を務めるわがままボディの弟子・ウェンディが登場。ズベリーの周囲も一気ににぎやかになってきました。

 とはいえ、千粒ってある意味でサスペンス要素なので、呪いを解いておしまいとかにするとドッチラケになるし、この先どうするのか気になるところ。でも順調に涙を集めていったら単調になるし。まあここまでの工夫のこらされたストーリー展開はなかなか感心しているので、この先も期待できそう。どっちにしてもズベリー、楽しませてくれそうです。
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2025年05月14日

「ラザロ」#5

 今回は、エレイナが生まれ育ち、スキナー博士が若い頃に訪れていた新興宗教の共同体への潜入捜査。宗教2世はタイムリーなテーマとは言えますが、そのあたりはちょいツッコミが弱かったかな。



 潜入の相棒として起用されたリーランドが、自分のチーム内でのヒドい扱いに気付いて衝撃を受ける場面とかがむしろ面白かった。新興宗教潜入では、もう少しひねりがほしいですよね。最後にご神体のAIがしゃべりだす展開もなんかひと昔前のSFだなあと。

 ただ、今回は苦労の末にようやく次へつながる物証としてのデータが得られたようなので、そこから何が出てくるか期待したいところ。本来、こういう戦果がなくひたすら負け続きだったのは若干納得いってなかったので。証拠は集まるんだけど、どうしても本体に迫れないというもどかしさがあってこそサスペンスが高まるというものでしょうに。

 これまでの展開が、今のところスキナーについて何かを解き明かす手がかりとしてはあまり生きていないのですよね。せっかく業師がそろっているチームもあまり連携がとれているとは言いかねますし。オリジナルならではの問題ではありますけど、もうちょいがんばってほしい。後半戦に向けて奮起を期待!
posted by てんちょ at 00:21| 大阪 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする