2008年07月20日

テレパシー少女蘭第5話「蘭が呼ぶ風」

 まずはいつもどおりにほめておきましょう。やっぱり一瀬さんはすごい。すべてオレンジ色の夕刻シーンに始まり、夜間シーンの青、室内シーンの白、人工照明の黄とめまぐるしく画面全体の色が変化していき、それで時間と場所の移動を知らしめるという大胆な作戦。すごいすごい。まるでピーターグリーナウェイみたい。色彩同士をぶつけるんじゃなくて、こういう風に大胆に色を抜いてしまうこともするのが一瀬さんの一瀬さんたるゆえんですよね。

 今回はといったところで終わり…にはできんか、やっぱり。まあ、みなさんもお気づきとは思うけど。

 すまん、私、爆笑してしまった(^^;

 いや、もちろん監督はそんなつもりじゃなかったんだとは思うけど。あの怪演出は笑うしかなかった。ただまあ、あっけに取られて見入ってしまったので、そういう意味ではOKなのか?

 それにしても、笑ったら花開き、おびえたら触手が出て、悲しんだら塵と消える花??しかも何百キロも電波を飛ばしてエスパーに指令を送る?なんでみんな神妙な顔してるんだよ。いや、ここ笑うとこじゃないのか。あさのあつこの原作がそうなんだろうけど、あまりに設定に無理があるので、つい笑ってしまいます。すまん。

 黒幕が例の「先生」だったというのも。ひょっとしてこの「先生」、蘭の行く先々にご苦労様にも先回りしていちいち出てくるんですか?この先ずっと。

 とはいえ、「私の大好きな碧が死んじゃったあ〜」と蘭が絶叫して碧を抱擁すると愛の力で碧が蘇る…というのは隠す気もほのめかしにする気も全然ないめちゃくちゃ確信犯にしてあからさまなゆりゆり演出で、ある程度超演出、計算のうちなんだろうなあ…そういうつもりならそれはそれで「怪アニメ」として今後も楽しませていただきますが。子供向けNHKアニメでそういうのはアリなのか!(^^;
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2008年07月19日

「となりの801ちゃん3」

 待望の第3巻が刊行されました。

801chan.jpg

 もちろん今回の目玉は、オマケに付けられたチベ君総受けのゲスト同人誌(笑)本体の中身も負けず魅力的で、チベ君と801ちゃんのプライベートについての重大発表もあったりして。家庭持ちの先輩から言わせていただきますと、やーもう大変だよ、がんばってねチベ君(笑)

 当方としては、ヲタクに限らず、別のシュミを持ってる女子と付き合う男子の大変さを日々実感している立場として、いろいろ身につまされるわけで。あたしかさんには実地に見ていただきましたが(笑)やはり今どきの女の子って、多かれ少なかれ「ハルヒ」なんだなあと。「ハルヒ」のアニメ版も、マニアックな内容よりは、女の子描写のリアルさに惹かれた方なので。あ、リアルってもちろんハルヒだけね(^^;

 しかしながら、それよりも何が驚いたって、

801ちゃんついにアニメ化!!

 植田佳奈一世一代のハマり役だったCDドラマ版を聞いた時に、こりゃアニメ化したら楽しそうだなあと思っていたんですが、まさかこんなに早く実現してしまうとは。たぶん801ちゃんはまず間違いなく植田佳奈でしょうが、その他はどうなるか…小野Dのチベ君も結構良かったんで、期待したいところ。それにしても妹役のひなちゃんは誰がやるんだろう。単行本では今回大活躍。表紙にまでなってます。801ちゃん以上に関西弁の娘なので、ネイティヴの声優さんをお願いしたいですね。

 それにしてもあの鉛筆画をそのままアニメ化するのか?まさかね。CGがあるから結構妥当な落とし所が探られるところなのでしょうが。個人的には、15分で2クール見たい(笑)
posted by てんちょ at 12:35| 大阪 ????| Comment(2) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月16日

この夏のアニメも惨敗の模様

 もう少し残ると思ったんですけどねー結局、最初から残ると見越していた「ひだまりスケッチ×360」と「無限の住人」のみ。

 「アンティーク西洋骨董菓子店」
 線はマウスで描いたみたい、背景はモロCG。マイメロ様も大概ヒドいけど、ここまでじゃない。それよりも何よりも、ケーキ屋で素敵なホモ話…って腐女子をゴリゴリにねらいすぎ。

 「ストライクウィッチーズ」
 見ていて「チッ」と舌打ちしたアニメなんてひさしぶりですよ。何かいろいろな男の欲望を無節操に盛り込んだ「何かの店」状態のアニメはもはや作品としての体をなしていないと思います。何より、ここまでバカげた設定って信じられない。

 「薬師寺涼子の怪奇事件簿」
 垣之内女子の線を見事にアニメ化した作画能力は見事。深夜アニメらしく大人の雰囲気を出そうとした音楽もいい。問題は、田中義樹のあまりにも荒唐無稽なストーリーをバカ正直に映像化するととても見るに耐えないものになってしまうということ。「銀英伝」でも「七都市物語」でも、主人公があまりにもスーパーヒーローすぎて何の欠点もなく、面白くないことこのうえない。この薬師寺涼子なんてどうみても探偵というよりは「Sな女王様」の雰囲気で、これまた「何の店だ」という雰囲気。二、三回着替えているうちに自然に事件が解決するという展開もなんだかなあと。こういう作品こそは、「紅」みたいにひねった演出で映像化しないと意味ないですよね。

 「夏目友人帖」
 少女漫画ですがめずらしくホモでない展開(マテ)。絵もキレイだし、妖怪の描き方も愛情深いんですが、何か…うーん。何か見続けたい何かが足りないんですよねーうーん。

 「ワールドデストラクション世界撲滅の7人」
 作画はなかなか美しい。ただ、「世界を壊す」というネタの割には、世界が実にウソっぽくてためらう価値もなさそうなほどペラペラ。こうなると「世界を壊したい」という若い人のご機嫌を取りたい下心が露骨に見えてきてなんか実にイヤ。

 「ウルトラヴァイオレットコード44」
 作画がヒドいです。壮絶なほどに動かない。アニマックスでしかやらないとはいえ、10周年記念でしょ?もうちょっとがんばってほしい。独裁者の手先だったエージェントの少女がレジスタンス側に寝返るというのも別に新味はないなあ。

 「ひだまりスケッチ×360」
 内容はいいんですけど…えっ、今回も地上波は左右カット??また衛星で見直さないといけないの?メンドいなあ…画角研究久々にやらんといかんのかね。
posted by てんちょ at 22:35| 大阪 ????| Comment(2) | TrackBack(0) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月15日

おねがいマイメロディきらら第15話

 今回はちょっと持ち直しました。特に前半はなかなかのできばえで、マイメロ様が冒頭からギラギラ仕様の水着で登場。

 「この水着で海に入るとイカがいっぱい取れるってピアノちゃんが言ってたの」

 ってお前は何をしに行く気だ(^^;

 しかも海岸に着いてみたらいきなり猛吹雪!そんな中敢然と舟を繰り出すピアノちゃん。

 「ま、ピアノちゃんてばこんな天気の中で漁に出るとはさすがプロだわ」

 「プロだったら逆にこんな日には海に出ないんじゃあ…」

 おそろしくシュールなボケ、ツッコむのはそこかというツッコミ、まさしくこれぞマイメロ様の世界。思えば昨年まではそういう展開が連打だったんだから、贅沢な話です。

 そして本編は海ネタですらなく、雪男たちが「夏眠ができん」と騒ぎ出して、よく眠るためにパイナップル狩りに出かけ、きららをパイナップルと間違えて捕獲する…というすさまじくわけのわからない展開。すまん、書いてて自分自身でなんだかよくわからなくなった(笑)

 一応、きららの変身でそれなりの収束はするんですが、それよりも変身後も姿が変わらないマイメロ様が

 「合併した銀行の元の名前が全部いえるようになった」

という展開に驚愕。いや、それマジですごいわ(^^;本編と何の関係もないけどな。

 おおすげえなあ、後半もこの勢いで…と思っていたら後半のシンクロ大会話は全然駄目でした。あう。「賞品は巨大親子丼」って、絶対ぴよが具になるって話だとおもったんだけどな。
posted by てんちょ at 23:59| 大阪 ????| Comment(2) | TrackBack(0) | おねがいマイメロ様 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月14日

無限の住人第1話「罪人」

 いま終わりました。蜂列車史上最速、終了と同時のアップです。はたしてAT−X視聴してくれる方がどれほどいるかわかりませんが…みなさん、この作品は本当に積極的にトラックバックお願いしますね。

 何かもう予想をはるかに超えていろいろすごいので、何から話せばいいか…そうですね。当然のことですが大谷さんの音楽は最高です。どちらかというと土俗的な色彩の強い男性的なリズムが非常に効果的で、華麗な梶浦サウンドをあえて避けたのは正解かなと。何よりも音楽の攻撃的・衝突的な使用方法はまさしく真下印で、信者には大いに楽しんでいただけるんじゃないかと思います。真下はこういう風に、映像と音楽を対立的にぶつけるんですよね。その衝撃力は今回も健在。

 そして真下のもうひとつのトレードマークである色彩。配信の予告映像を見た方は気付いておられると思いますが、例の極彩色の上にサッと薄墨を塗ったかのようなくすんだ画面が非常に特異。なんとも思い切った手段に出たものですが、残虐美よりは耽美を重んじるのが今回の作戦じゃないかと思います。そして今のところ、それはまったく成功していると言っていい。「無限の住人」序盤のウリである人体解体の残虐美を、非常に巧妙な形で改変してみせることによって、衝撃力は失わずに実に想像力を刺激する映像の連打へと化学変化させてしまう。こう来たか。

 さらに一点。断片的な映像を積み重ねることによって、情報量を極限まで引き上げていくスタイルも健在です。ベースは第1話ですが、凛も天津も登場。それどころか吐や百淋(真下番・豊口めぐみ!)まで出てきます。これは予想以上にすごいスピードになりそうだなあ。しかもぜんぜんあらすじっぽくなっていない。原作の物語性を大胆にそぎ落とし、物語を端折るのではなく、断片的な映像の積み重ねとして見せることで、同等以上の効果をあげる特異な演出スタイル、今回も遠慮なくやってくれています。

 映画史的な引用が随所に織り込まれているのも映研出身・真下ならではで、原作では路地裏みたいなところで卍に斬られていた町の夫も、半壊した羅生門で対決することになっている。こういうの、映研後輩としてはワクワクしますね。あの壊れ方、まさしく黒澤明の「羅生門」ですから。

 チラチラ見ていたうちの家族が「エロい」と言ってましたけど、そのへんも同感。でも別に巨乳の巫女さんが空から降ってきたり、獣耳のセーラー服少女がブルマー姿で空を飛んだりするわけではない。ていうか、そういうあからさまに男の欲望を露出させた作品って、見ていてムカつくだけなんですけど(^^;エロって、もっと想像力に満ちたもんじゃないでしょうか。この第1話では、町の肩が見えてるぐらい。ところがこれが異様にエロかったりして。あと、彼岸花がなぜかエロい。そういうのが本当の「映像のエロティシズム」ってもんでしょう。このあたり、映画マニアとしての社長のこだわりを感じますよ。

 なんかもう、すごく濃密で、二週間に一度でちょうどいいぐらいかも、と思ってみたり。ひとまず、来週はもう一回同じもの見てみようかな、なんてね(^^;
posted by てんちょ at 01:14| 大阪 ????| Comment(2) | TrackBack(4) | 無限の住人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月12日

テレパシー蘭第4話「蘭を呼ぶ花」

 今回もしっちゃかめっちゃかだったらどうしようと思っていたんですが、さすがにやや立て直してきましたね。霧の商店街の奥から農民一揆軍団が攻め寄せてきたときは「やりすぎ」と思いましたけど、これってやっぱり原作どおりってことなのかなあ。絵で見せると壮絶にマヌケなんですけど、誰か止める人はいなかったのか。

 まあ、何にしても今回はネタ振りの回みたいなので、いろいろ言っても仕方がない。往年のNHK少年SFドラマシリーズみたいなノリは大いに評価したいので、ぜひ奮起を期待したいところ。これまたあさのあつこの原作がそうなんでしょうけど、蘭たちの能力があまりにも無制限で面白くないですね。この手のエスパーものは、能力が30秒しか続かないとか、特定の条件下でないと発動しないとか制限を加えないとサスペンスが高まらない気がするんですけど。

 そういや、「絶対可憐チルドレン」は結構細かく設定が作りこんでありますね。あれはエスパーが社会に組み込まれている設定だから全然違うけど。

 ただ、エスパーはミステリ的展開が必須だと思うので、そのあたり、配慮をお願いしたいところ。

 今回はなんだか頼んでもいないのに801ちゃんがツンデレキャラまっしぐら。実は蘭に気があるのがバレバレなのに本人だけは気付いていないというイタい展開。そんなに同人誌作らせたいか(笑)んで挙句の果てはゴツい蘭の兄貴に「一目惚れ」…ってありえないですね。どう考えてもあのゴツイ系にひとめぼれってありえない。あの手のキャラは「ダシ」にされる系ですから、蘭に会いたいけど毎回ツンデレしてもいられないので「かくれみの」として兄貴に目をつけたってとこなんだろうなあ、やっぱ。

 そういうビミョーな中にあっても、一瀬色は相変わらず快調。駅舎の青色とか、今回は本当に青ベースの話で、いろいろな青の作りこみが面白い。ヒロイン二人の私服もポイント的な青色の使い方がいいですね。あと、街中と田舎の空の青色が微妙に違うのも芸が細かい。
 ただ、できればいかにも一瀬さんなエキセントリックな配色をもっとみたいです。まあエスパーシーンが増える次回以降に期待かな。
posted by てんちょ at 19:38| 大阪 ????| Comment(5) | TrackBack(1) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月10日

無限の住人最新情報16

 AT−Xでも番組の前打ちが始まりました。見た感じ、非常に重厚で、何より大谷さんのOPがすばらしく印象的。

 んで、さすがにAT−Xでも力入れて、「番宣部長」なるミニ番組で、天津影久役の野島裕史氏が語ってます。内容はまったくないけど(笑)

http://www.at-x.com/html/boss/boss_at-x.html

登場人物は誰も彼も変態で、自分がやってる天津も極めつけの変態。でも声はかっこいいので、がんばってかっこいい声出してる。万次役の関さんは渋い低音で、「男のオレが聞いても『アリじゃね?』とか思ってしまった」って、そんな腐女子が喜ぶようなことを(笑)あとは「凛ちゃんは僕の好みです」とか、そんなこと聞いてないよ!

 ちなみに公式HPは悲しいほど何も更新されておりません。ビィートレサイトのみ、渋々と記念イベントをレポート。やっぱり内容的には何もないんですけど(笑)

http://www.beetrain.co.jp/contents/community/diary/immortal/

 あ、そういえば記念イベントの応募忘れた。まあ、当たったことないしなあ。
posted by てんちょ at 12:43| 大阪 ????| Comment(4) | TrackBack(0) | 無限の住人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月09日

「REC」

 以前、ここでも取り上げたスペインの俊英ホラー映画監督の新作。前回の「ダークネス」は、アイデアは抜群だったもののオチですべてが台無しというかなり痛い展開で頭を抱えたものでしたがさて今回は…

 前回イマイチだったのに今回なんで見ているのかというと、非常に前評判がよかったから。そして上映時間がなんとわずか75分!これはちょっと時間ができればいけますねーというわけで行ってまいりました。難波でしかやってないんで不便だけどね(^^;

 結論から言うと、「ブレアウィッチ」的なハンディカメラによる偽実録ホラードキュメンタリー。悲しいほどの低予算ですが、その低予算ぶりをうまく生かして、非常に直球のホラーに仕立て上げたセンスは前回よりもずっと評価できます。

 消防署の密着ドキュメンタリーを作るはずだったスタッフたちが、急病人の通報を受けて行って見たあるアパートから出られなくなり、ゾンビめいた怪物たちに襲われる…という内容。本当、ド直球ですね。確かに前半はかなりかったるいんだけど、そのことも計算に入れての75分という短さなんでしょうね。いや、後半の怖いこと怖いこと。ネットでもしきりに語られてますけど、屋上の部屋に閉じ込められてからの展開の驚きと怖さはハンパじゃない。最後も本当に直球で、闇の奥に消えていくヒロインがいつまでも脳裏に残ります。

 興味ある人はぜひ。なんせ75分なんだから。実に愛あるB級です。
posted by てんちょ at 13:54| 大阪 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月08日

おねがいマイメロディきらら第14話

 今週のマイメロ様に関しては何も言いたくありません。さすがにそろそろコメントするのが辛くなってきたなあ。このままだと、コメントはよほど面白い回だけにすべきかもしれない。

 ただ、今回は後半のエピソードでムチャクチャ気になった場面が二つありました。

 「きららたちが縄跳びで遊んでいるとき、なぜか意味もなく突っ伏していたマイメロ様」

 「交番の壁になぜか『純喫茶・磯部』のポスターが」

 問題は、スゲー気になるのにそれが今までのようにギャグとして機能していないし、フォローもされてない、ってことなんですけどね。
posted by てんちょ at 12:56| 大阪 ????| Comment(2) | TrackBack(0) | おねがいマイメロ様 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月06日

テレパシー少女蘭第3話「蘭、跳ぶ!」

 この作品、どうもあまり評判が芳しくないようで。私はきらいじゃないんですけどねー少なくとも、一瀬さんの色はすばらしい。「絶対少年」も「デルトラクエスト」も、一瀬さん目当てで見ていたらストーリーに引き込まれたというクチで、結構一瀬さん作品の秀作率は高いのです。「くじびきアンバランス」のように、色彩設計が何よりも自己主張が激しくて、一部の萌えな人々を萎えさせてしまったこともあるようですが、私にはそれすら面白い。

 まあ、それらから見ると、今回はややおとなし目ではあるんですが…それでも夜の校舎の屋上シーンの白を基調とした配色の大胆さには喝采しました。一瀬的夜間配色というと、色を一切抜いてしまう「絶対少年」を思い出しますが、今回のこれはまた斬新です。そこに今回の基調色である「青」が混じりこんでくるあたりがなかなかイキでうならされました。そこに桜の花吹雪が舞い散る、という演出もいいですねえ。桜吹雪はCG時代になって割と定番ですが、夜間の桜吹雪というのはありそうでなかなかない。

 ただ、一瀬さんの全力疾走っぷりに対して、演出は首をかしげる部分が多かったのは確かで…うーん。大丈夫かな。問題の大半はこの夜の屋上シーンにあって、登場人物三人、まあよくしゃべるしゃべる。ほとんど弁論大会的な脚本を、ほとんどカット割りせずに画面を作ってしまっている監督はやはり問題ではないかと。これじゃあ、一人がしゃべっている間、他のキャラがボケーっと聞いているという感じを受けてしまう。

 押井守がよくやりますけど、風景を流し撮りしたり、回想シーンを挿入したりして変化をつけていかないと、緊迫感が著しく削がれる。今回のエピソード、碧が仲間になる重要なエピソードであったにもかかわらず、まずい演出のおかげで台無し。うーん残念。一瀬さんの色はすばらしかっただけに。

 あと、植田801ちゃんが突然関西弁をしゃべりだしたのには動揺しました(^^;関西弁キャラだったから植田にしたのか、植田だったから関西弁をしゃべりだしたのか。もちろん常々指摘している植田姉の関西弁はすばらしいのひとことなんだけど、このキャラでやられるとちょっと…開幕時のドSな悪役イメージが台無しなんですけど(笑)何にしても、もうちょっと悪役っぽい線で引っ張ってほしかったかなーこれではただのツンデレさんです(笑)
 まあ、植田姉のことだから、いつの間にか納得させられるキャラになってしまうんだろうけど。
posted by てんちょ at 11:56| 大阪 ????| Comment(5) | TrackBack(1) | アニメ一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする